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2005年12月13日 (火)

マーク・ロスコ

Rothko1_3 見ていて面白い絵を描く画家とか、ため息が漏れるほど綺麗な絵を描く画家とか、好きな画家は何人もいるのですが、その中でも特に大好きなのは、「マーク・ロスコ」の絵です。

 ちなみに僕の中では、3大画家というのが勝手にいます。フォービズム、野獣派の雄である「アンリ・マティス」、シュールレアリズムまたダダイズムを語る上では欠かすことのできない「サルバトール・ダリ」、そしてこの「マーク・ロスコ」です。(ピカソはと言うと、彼はもはやそういう対象には成り得ません。ずば抜け過ぎていて……そういう人は多いと思いますが……)。

 他の二人についてはまたの機会にするとして、ロスコは本当に素晴らしいと思います。この色彩感覚とバランス感覚に初めて出会ったのは、4~5年前のことですが、今でもあの衝撃は忘れられません。もう、この絵が眼に飛びこんできた瞬間、僕は色の世界というものに完全に魅せられてしまいました。オレンジの鋭さ、イエローの包容力、そして中にあるホワイトクリームの柔らかさ、空虚さ。全てが驚きでした。今までに無かった世界がそこにはあったのです。

 僕が思うには、やはりそこまで魅せられた理由には発色の利だけではなく、バランスの力が大きく作用している気がします。オレンジがもっと少なかったならば、このような鋭さを持った威圧感は生まれず、イエローがもっと多すぎたならば、このような包容力を持った安定感は生まれてこないのではないでしょうか。そして何よりポイントなのは、真ん中よりほんの少し上に、さりげなく配されたホワイトクリームです。この色があることにより、総てが纏まり、結果として全体的に「派手そうなのに落ち着く優しさ」よいう世界観が出来上がっている……そんな気がします。

 ロスコはもちろん、この他にもとても多くの作品を残しています。この作品のように、いわゆる発色の良いものを組み合わせたものから、晩年に多く描かれたようなグレーや深緑などを基調とした、少々歪んだ風にも見えるものまで、どれも感嘆ものです。いつだったか、bunkamuraミュージアムでどでかいロスコを前にした時は、もうそこに20分くらい居座ってました、ホントに。いずれは欲しいですね~、ロスコ。一つのサイズがすっごいでかい訳ですが……頑張ります!何を……?いや、何を何でも!!

 さて、ロスコに少しでも興味が出てくれたならば、これ幸い。はまりますよ、結構。ポスターの販売のサイトになってしまいますが、こちらでなかなかの数が見れるので、ご覧になってみてくださいな。<グレイスアートコム>

 というわけで、初のきちんとしたネタがいきなり、わけ分からぬ感じになっちゃいましたが、この調子でいろんなモノを載せていきたいと思います。それでは、本日お開き……。     circus

 

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