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2006年2月16日 (木)

アダルト

Dsc00669 えー、なかなかに売れていて、周りにも読んでいる方が多かった、『光の帝国』ですけれど……とんでもないことに気づきました。読んでみるかなぁ、なんて思いながら、それとは関係なく本棚を漁っていたところ、なにやら一冊の本が。……って、アレ? 『光の帝国』じゃないか、と。そうなんです、どうやら、結構つーかかなり前に、既に読んでいたようです。そういえば、副題のみにつられ、買ったような気もします。うーん、完全に読んだことを忘れていました……。余り、タイトルほど好みじゃなかったんですかね、きっと。気が向いたら、再読しようかなと。

 今日は、CDを。欲しいというか、買うべきCDが溜まっていたので、少しだけ消化したのですが……金欠で4枚ほどしか、買えず。結局、またここ一ヶ月くらいで欲しいCDが増えてしまうので、まさに焼け石に水の状態なのですが……ま、コツコツ買います。

 その中から、我らが林檎姉さんのCD。東京事変の『アダルト』ですね。うーん、未だに初回限定版が買えるとは思っていませんでした。あんまり売れてないのですかね、仕方がない気もしますが。

 さてさて感想としては、かなーり良いです。正直、あまり期待はしていなかったのですが、期待を大きく上回る出来。シングル曲が少ないのも、嬉しいですしね、新しい感じがいっぱい聴けて。東京事変としては『教育』に続くセカンドアルバムなわけですが、私的にはアダルトのほうが好きです。もちろん、教育も悪くはありませんでしたが。

 『教育』はなんとも、定まっていたような、定まっていなかったような、とても微妙なアルバムの印象でした。あくまで僕は。ところが今回の『アダルト』は林檎姉さんのバンドとしてのあり方が、定まった作品に仕上がっている気がします。……全然、個人名義の時とは別物として。

 『教育』の時からは、ギターとキーボードが変わりましたが、それもまた良かったのかもしれません。元々、浮雲さんのギターワークは大好きだったし、テレキャス使うんで、ひいき目がありますけれど(笑)。キーボードはゼットさんがやはり素晴らしかったですが、今の状態を考えると伊澤一葉さんになって正解だったなと。ゼットさんがいると、それなりにゼット色になっていた気がしますし……好きだけど。今は、ギターとキーボがぐいぐい前に出ますが、バンドとして上手く成り立てていると思います。

 東京事変は、それぞれが結構勝手です。すんごいギターが頑張っちゃってる瞬間があるかと思えば、ドラムが激ナリして、ベースが締めてるみたいな。それぞれがめちゃくちゃ巧いだけに、すごいです。けれど、纏まっている。無駄が無い。総てがバンドありきで、回っている。それが事変の、そして何より林檎姉さんと亀田さんの素晴らしさだと。

 林檎姉さん個人のときは、まず何よりも林檎姉さんありきだったので、そういう意味でのスタンスは全く別物ですね、やはり。個人時代では、サードアルバムの『カルキ~』が最高、珠玉です。もうね、非の打ち所が無いです。有名な曲がほとんど入っていないせいか、もしくはタイトルが若干アレなせいか、『無罪~』や『勝訴~』ほど世を震撼はしませんでしたが。……けれど『カルキ~』には林檎姉さんの歌い手、個人としての総てがつまっていると思います。

 事変の『アダルト』は若干、その要素が見受けられます。ただし、個人としてでなく、バンドとしての。良くも悪くも、完璧にオリジナルなバンドが出来ています。だから、良い。個人とは完全に別物だけれど、林檎姉さんの力も、よさも、出ています。あー、かっこいい。

 初回限定には、DVDが付属。ライブでの「秘密」が流れますが、これもまぁ良かったですね。もっと、デューゼンバーグを映して欲しかったですが(笑)。ともあれ、映像はやっぱ素敵。より良く聞こえます。限定版があれば、絶対にこっちを買ったほうがいいでしょう。中についている香水の香りが結構強いので、それを考慮に入れるのもオツですが。

 まだゆっくりは聴けていませんが、総評はやはり良です。これから、じっくり聞きこみます。ちなみに好みの曲は「喧嘩上等」、「ブラックアウト」、「手紙」らへん。どうせ、全部好きになる予感もしますけれど。それもまた、上等ですやね。

 さて、他にも3枚ほど買ったわけで、明日も取り上げたい一枚があります。ま、最近売れてきているみたいなので、ミーハーな雰囲気も漂いますが。まだ聴いていませんが、多分良いでしょう。良かったら、明日はきっとソレを。さーて、ガンガン聴いていかないと、あと3枚……寝るまでにはなんとか。     circus

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コメント

久しぶり~
「光の帝国」最近読んだよ。
個人的にはかなり好きだったけどなぁ~
今、うちにくる営業さんとの飲み会にそなえ春樹さんを猛烈に読んでます。
明けても暮れても春樹さん、春樹さん、春樹さん。
途中に東野圭吾みたいな。

投稿: ミツ | 2006年2月17日 (金) 11時22分

お久ですー。
「光の帝国」……うーん、テーマとかは好きだった記憶が。ただそれ以上の記憶が皆無でして。
いいっすね、春樹さんづけ。いつ読んでも憧れますよ、主人公に。
特に、『ダンス・ダンス・ダンス』の「僕」に。
東野さんは…いまだ読んだことないですね、あまりに本が出すぎてて。何から読んだら見当もつかないんで。

投稿: circus | 2006年2月18日 (土) 00時25分

『ダンス・ダンス・ダンス』は読んだかなぁ(爆)
『世界の終わり~』と『神の子はみな踊る』、『ねじまき鳥クロニクル』を読んでいるよ。
主人公の雰囲気にいつもあこがれるね。
東野さんは『白夜行』を流行で(笑)
直木賞を取った『容疑者Xの~』も面白いらしい。

投稿: ミツ | 2006年2月18日 (土) 12時50分

『ダンス~』は良いですよー、ねじまき鳥と並んで、僕のトップです。
『世界の終り~』もいいっすね。ハードボイルド側が好きですけれど、特にサンドイッチが(笑)
『白夜行』かぁ、機会あらば読んでみます。直木賞は、リアルに苦手な感じが多いので、避けようかな。

投稿: circus | 2006年2月19日 (日) 00時27分

改名しようかなぁと思っている今日この頃。
『ダンス~』は今の春樹さんが終わったら読んでみるね。
『世界の終わり~』はあたしもハードボイルド側!
サンドイッチが食べたくなって次の日食べた~
直木賞、前に言ってたよね。
今回は結構いい感じだとおもうけどなぁ~

投稿: みつ | 2006年2月19日 (日) 11時49分

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