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2006年7月12日 (水)

ジョイ・ポップ

Dsc01432 GINZA、FUDGEと読みましたがうーん、なかなか。FUDGEはアントワープ特集がメインでしたね。これからもっと、じっくり目を通そうと思います。GINZAでは、まずソニアさんのお店、シューズ&シングスが載っています、クツもたっぷり。……なんだか、僕の記憶していた価格とは若干違うクツもちらほら。記憶って、アテになりませんね。特にオリジナルでないブーツなんて、高いと記憶していたら案外手ごろ。欲しいなぁ……履けないけれど。他のバッグ特集もなかなか。いいですね、この2冊はやっぱり。

 今日は大学帰りに、損保ジャパン東郷青児美術館(以下東郷美術館)へ。現在、東郷美術館では「ポップアート展」が行われています。リキテンスタイン、ウォーホルから最新の若手まで、というテーマですね。そりゃあ、ここんとこアート熱再燃の僕としては、行かざるをえないでしょう。……結構良いタイミングで入れたのか、空いていて見やすかった。僕が出た後から、ちょいちょい混み出してましたね。

 では、恒例の気になったモノの感想。全体としては、まぁスペースや予算の関係上、思ったとおりそれ程点数が多い展覧会にはなっていません。全部で78点。ただ、終始ポップアートを詰めているので、逆にこのくらいの量のほうが、食傷ぎみにならず良かったのかもしれません。……実際、とりあえずは飽きることなく、疲れもでず見れました。

 さて個別。初めにお出ましがリキテンスタイン。うーん、マンガをアートに高め、業界的評価も得た効績は伊達じゃありません。もろにポップです。中でも、実をいうと僕はマンガのコマの色とかラインを巧く仕上げた趣向の作品よりも、そうでない方が好みだったり。……まぁ、個人として素晴らしく思ったのが「ブラッシュストローク」。ラインの太さ、色感、なによりドットがやっぱりたまりません。そして「雄牛Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」。番号が進むにしたがって、より抽象的により幾何学的ポップになっていきます。この感覚を仕上げるのは、どうやってもやはりアートですよね。あとは「おでかけ」がなかなかグッときます。女性のストッキング部辺りのドットや、ソファーの丸み、水色がとてもキレイ。

 次に来るのがウォーホル。当時としてはリキテンスタインのほうが先に認められたわけですが、僕はどうしてもウォーホルのほうが好きです。なんだろうなぁ……ポップなんだけどシックなんですよね、凄く。モンローやキャンベルの発想はやはり別格。コレをはじめて見た当時の人は、ビックリだったでしょうねぇ。現代の僕ですら、ちょっとドキっとするのですから。他の作品もほどほど。ただ、点数がやはり少ないです……リキテンスタイン並には集めて欲しかったかな。

 リチャード・セラの「クララ・クララⅡ」。これは震えます。黒と白の絶妙な捉え方、縁の擦れ感、総てが僕好み。おそらくは時間を経てこの質感になった気がしますが、コレはヤバイです。是非、注目。そしてスーウィリアムズの「スーパーフラットなんたら」。タイトル忘却です(笑)。コレも良かった。流線、曲線に鋭さがあって単純に家に飾ったら美しいだろうな、と。でかいけど。

 そして今回、僕の中での最高傑作がヴィック・ムニーズの「化石―誕生の絵画―」です。まだ若手だそうですが、あまりの良さに驚き。この人はちょっと変わっていて、絵を仕上げるとソレを写真に撮り、絵そのものはその後に壊してしまうそうです。だもんで、残る作品は写真のみ。けどねぇ、凄かった。土とサイなんですけれど、もうたまらんです。コレは見ないと伝わりません、が、見れば強さが分かるはずです。サイ好きであるかどうかは、別として。ホント、最高点。

 キース・へリングは2つしか来てません。「グローイング」と「無題」。無題の側はピンクが刺激的で好きです。グローイングはまぁ……キースですね、って感じ。そもそもそれ程好きなわけではないので、こんなものかなと。続いて良好だったのがクリストファー・ウールだったかの花柄の作品。いやー、持って帰りたいです。もしくはそのままパクって誰か布地やらにしてください。最高のテキスタイル。

 最後のほうでムムムと唸らされたのは、パメラ・フレイザーやらの「スプリンクラー」。白地にカラフルな花っぽい柄が控えめに描いてあるのですが……惹きつける何かがあります、この作品。足を止めた時間では、一番長かったかもしれません。

 ここに書いたモノ以外も、ポップで面白い具合でした。退屈はしないと思います、かといってすっごくトキメクって感じでもありませんが。ポップ好きは見てくださいね、とりあえず。あとは常設として「ひまわり」とかも見れるので。あ、セザンヌの「りんごとナプキン」はかなりキてますよ。あんまし見る人いないので、じっくり腰をすえて観察しちゃってください。

 長いですね(笑)。画像はちなみにジュニア用のブックレットパンフ、300円。大人用が500円、カタログが2000円で売ってましたが、カタログはそれほど急ぎで欲しい出来ではなかったのでスルー。んでブックレットなのですが、ジュニア用がとってもポップでかつ面白かったので、大人用でなくジュニア用にしました。大した値段じゃないので、是非。

 ではこれで終わります。まだ行きたい展覧会が溜まっています。暇が出来たら、行かないと。さて、もう一度FUDGEたちを読み返します。ついでに惰性で買ってしまっているメンズノンノ、ポパイも読み返します。あー、ジュンヤ秋冬……なんだか疑わしくなってきました(笑)。

 本日のカップ:ジンジャーエール。ペットボトルを飲むわけですが、ビンが飲みたいです、実に。思いっきり、辛口のやつ。カナダドライはジンジャー風味も無いなぁ……ま、それはそれで好きなんですけれど。     circus

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