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2006年11月 4日 (土)

ある種の完成形

Dsc01887 風邪の予兆の予兆がします。別にどこも辛くないし、痛くもだるくもないんのですが、このまま放置しておくと、若干の気だるさや熱っぽさがきっと僕を襲い、その頃には対処したところで、いつもの風邪に発展するでしょう。……だもんで、今回は予兆の予兆がせっかく分かったので、早めのパブロンをします。いやー、よく眠れるんですよね、飲むと。手足が地味にしびれもするんだけど(笑)。

 またG-SHOCKがうちに増えました。なんか、定期的に増えている気がします。きっとこれからも増える気がします。……でも、コレ、僕のじゃないんですよねー、家族ので。AWG-500ですね、はい。でも最近のカシオさんの頑張りで、すっかり機能性が頂点に達しています。ある種の完成形すら感じます。

 というのも、コレに限らずですが最近のちょっと良さげなGは、機能3拍子が揃っています。ソーラー電池、電波時計、そしてもちろん普通には絶対壊れない。これ以上、ある意味においては時計に何を望めと言うのでしょうか? 当然、「ある意味で」とつけているのは「デザイン」という要素は除いて考えているからです。デザインを入れたら、完成形なんてありえませんからね。

 ただただ、機能性に関して言うならば、アナデジですらあるコイツは、もはや日常生活の頂点でしょう。水もガンガン使えるし。こと、山に登ることを考慮すると、プロトレックの方が実用性は高く、あるいはスントのヴェクターやら、バリゴあたりもいるので頂点とはにわかに言いづらいですが。……しかしながら、コレが2万やそこらで買えてしまうんですから、現代ってすげぇなと感じてしまいます。

 現代には多くのモノやコトが溢れています。それはもう、よりどりみどりで。それでふと思ってしまうのは、「もう少し昔の、微妙に狭い限定性のある時代に生きるのも、きっと楽しかっただろうな」ということ。そのほうが、一つの感動に対する想いが、より強い気がしてしまうからです。……現代は、見ようと思えばなんでも見れます、絵だって建物だって、動物だって世界だって。現代は、食べようと思えばなんでも食べれます、白トリュフでもイベリコ豚でも、香草でも昆虫でも。現代は、行こうと思えば何処にでも行けます、ジャングルさえ砂漠さえ、北極さえ宇宙さえ。……そうしたら、相対的な感動は薄くなりますよね、必然的に。そりゃあもう、絶対的な強さの感動はあるにせよ、そういうものは決して多いわけではないですし。と、なるともう少し相対的な感動が大きい時代も楽しかっただろうな、とか。……でもそれはそれで、ある種の絶対的感動に出会う確率が低くなるというコトでもあるので、考えれば考えるほどに複雑な気分になります。結論は出ません。……もとい、結論は出ますね。いくら考えようとも、僕は現代を生きるしかないわけです、その中でもがくしかないわけです。僕は僕なりに、いろんなトコロで、いろんなコトに対してもがいて生きていこうと思います。

 うわ、なんでしょうね、このキモチ悪い熱い語りは。書き出すと止まらなくなってしまいました(笑)。でも、コチラはもうひとつのブログのほうとは違い、こういうことを語る趣旨は薄いので、相当抑えました。そろそろ、もう一つのブログのほうに、力を多く注ぐべき時なのかもしれません。……たとえ、誰が望んでいることとかじゃなかろうとも。

 あ、今日の本来の趣旨は、G-SHOCKがいかに日常生活における頂点を極めているか、だったのです。欠点は、ベルトが切れることくらいなもんですので。みなさん、もう一度G-SHOCKを見直してみてくださいね、日本の誇るべきモノの一つであることは、疑いようのない事実ですから。

 それでは。ダンス・ダンス・ダンスをまたも読み返している―一体、もう何回目なのか、マジで不明なほどに読んでいる―のですが、今でもなお、引き込まれる。それは村上春樹の小説のほとんどに言えることだし、短編でもエッセイでも時々言える。そしてその後に安部公房―コチラの作品の多くも、一体何度読んだか分からない―を読むのですが、今でもなお、打ちのめされる。……こういう作家に、また出会いたい。これくらいに、僕に影響を与えてくれる作家に。あ、カフカとか外国人は除いて―既に影響はされてしまっているし―。すごい人、いないかなぁ。

 本日のカップ:ファンタオレンジ。風邪の予兆の予兆のせいで、無性に喉が渇き、痩せようかねぇと思っているにも関わらず、最大の敵を飲み干してしまいました。……なんて脆い意志なんでしょうか(笑)。いや、ま、結果的にはいつもうまくいくからいーんですけれど。少なくとも、3は落としたいところ。     circus

 

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コメント

奇遇ですね。
海辺のカフカを読み返していました、ここ3日ほどで。
ごく控えめに言っても、とても体力を消耗しました。

腕時計、今年4月に「欲しいなぁ」と思ってから今までずるずる。
circusさんの文章を読んで、無性に欲しくなってきました。
どうしたものか。

投稿: りやう | 2006年11月 5日 (日) 00時11分

>りやうさん
海辺のカフカ、僕は大島さんがもの凄く好きです。
この作品に限って言えば、主人公よりも好きかもしれません。
僕としては村上さんの作品では珍しいことです。
長いですものね、なんやかんやでカフカって。ねじまき鳥ほどではないにせよ。

僕は早くあこがれの時計にたどり着きたいところです、時計。
40万ほどなので、遠い遠い道のりになりますが(笑)。
でもたぶん、ソレを買ったとしても、G-SHOCKはつけ続けるのだろうと思います、はい。

投稿: circus | 2006年11月 5日 (日) 23時03分

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