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2007年2月23日 (金)

故意・濃い・恋

Dsc02156 傘を失くしました。無印のドットの明らかなレディス用っぽい傘ですが、愛用していたのです。すっかり失くしてしまいました。そうして思うのは、「やっぱり高い傘を買うわけにはいかないのだなぁ」ということです。僕の場合、たとえそれがエルメスでもヴィトンでもワイズでもブリッグだとしても、きっと失くしてしまうことでしょう(笑)。……そもそも傘ってのが性に合ってないのかもしれませんね。はるか昔から形や方法は変わりない傘、誰かどこか、エポックメイキングなことをしないですかねぇ。

 発売日から少しだけ経っていますが、ようやく買いに行くことができました。林檎姉さんこと、椎名林檎×斎藤ネコの「平成風俗」。斎藤ネコさんといい、録音が井上雨迩さんといい、完璧な組み合わせじゃありませんか。……早速、ガンガン聴いています。

 それにしても、カッコよすぎる。あまりにもカッコよすぎる。オーケストラにさえも負けない、林檎姉さんの歌、そしてその姉さんにも負けないネコさんの編曲。そしてソレをCDとして巧く成立たせている、井上さんの手腕。総てを総合して、カッコイイ。既存の曲がけっこう入っている上、明らかな「さくらん」のためのアルバムなので、どうなることかと思っていましたが、僕が心配する必要など何一つなかったようです。……素晴らしいでしょう。

 既存の曲たちは元々僕の好きな曲だったのも大きいのかもしれません。茎、迷彩、意識、浴室、ポルターガイストなどなど……うーん、良い。えてして、セルフカバーみたいな感じになった場合、どうしても原曲には及ばなくなってしまうのが多いですが、林檎姉さんは全く別。ま、それはこれまででも分かっていたことですが。……しっかりと、原曲の良さを抽出しつつ、新しい音世界を広げてくれます。

 英語の歌詞の歌が多いですが、不思議なものです。林檎姉さんの英語歌詞は、というよりも語呂の運び方はとても心地良く、ある種日本語を聞いているような錯覚を覚えます。それは発音がヘタとかではなくて、メロディーとの合わせが巧いのでしょう。どれも文句なく、良い。

 アルバムとしての評価は正直いって、もの凄く高いです。カルキには及ばないまでも、かなり匹敵する良さがあります。少なくとも、東京事変になってからのアルバムの中では、最も好きです。色としては、カルキとアダルトの中間に、琥珀色を足した感じでしょうか……分かりづらいか(笑)。……唄い方は若干、映画に使うようにオーバースペックに唄っている部分もある気はしますが、それすらもカッコよく聞かせてしまう林檎姉さんはやはりスゴイのでしょう。ああ、もうステキだわー。

 このCDはパッケージも良い。最近買ったCDの中では抜群に完璧。コースターやらステッカーが付いてきていましたが、それはこのパッケージに意味を付与するためのもので、別にソレをただ付けたくてオマケとしてつけたわけではないでしょう、きっと。

 うーん、もう大好きなのだ、としか言いようがありません。是非とも、多くの方に聞いてみてもらいたいですよね。そして出来うるならば、このパッケージが素晴らしい初回盤ですか、を手にしていただきたい。……って、これじゃ宣伝じゃないか(笑)。

 なんて聴いていたら、フジテレビにて僕らの音楽が。イチローとか対談がやっております。イチローの語ることって、正しい感じが多いんですよね、僕的に。「一人一人、自分が第一っていう人間が集まるチームってスゴイ強いと思うんですよね。自分の大切に出来るからこそ、周りも大切に出来るんじゃないでしょうか」などと言っております、うーん、僕もそう思う派なんですね。林檎姉さんの話題が少ないけれど、面白いからいいか。

 では。僕はギター弾きだからかもしれませんが、多少なりピアノコンプレックスがあるようです。ピアノを巧い人は何故だか無性に尊敬してしまうんですよね。ステキに見えてしまう。ピアノも弾けるようになりたいなぁ。けれどそれは高校生のころから考えていてずっと実行できないこと。結局、ギター弾いてるのが楽しいや、ってなってしまう。かつてドラムもベースもギターもシンセも総て自分で弾いて、曲を録音しようと考えていた頃がありましたが、それだって結局「ギターの一本で成立たないと、僕が弾いて生で歌えないじゃないか」なんて思い、やめましたし。……うーん、ま、全部やりたいことをやっていたら、体も頭も金も心も、いろいろ持たないので、きっと自分なりに調節しているのでしょうね。

 本日のカップ:玉露。飲んで思うのは、普通の煎茶の方が好きです。玉露はそれだけで十分に甘くて、十分に深くて、十分に香りを楽しめるんですが、いかんせん強すぎる。その強さを楽しみたいときはともかく、日常でその強さに触れるのはいささか危険です。というか、あり余ってしまいます。     circus

 

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コメント

自分もたまたまour musicみてました。確かにイチロー話しすぎかも笑。

投稿: toshi | 2007年2月24日 (土) 12時50分

こんばんは。
林檎はかっこええですねぇ。
あの人歌うとき微動だにしないでしょ。
他のアーティストはどうしても手を上下したりして
音程とかとってるのに林檎はしないですね。
動かないで声出すのって難しいよね。
あれ見たとき鳥肌立ったもん。
ろうそくの前で炎を揺らさずに歌う練習とかやってんのかな。
きっと林檎ならペペロンチーノ喰った後も
周囲にニンニク臭をばれることなく会話できるに違いないです。

ところでディズニーのゲームが超おもろいです。
はまりました。http://www.disneygames.jp/puzzle/index.php
助けてください・笑
あなどれないです。

投稿: みゆ | 2007年2月24日 (土) 22時15分

>toshiさん
話しすぎですよね(笑)。
しかもなんというか、林檎姉さんに話す必要があるのかどうかが、なんとも微妙な話も多くて。
ま、悪くはないんですが。
林檎姉さんが本当に、バッターボックスに入るテーマを作ったなら、最高にカワイイ曲にするんだろうなぁ、あえて。なんて考えてました。

投稿: circus | 2007年2月25日 (日) 00時29分

>みゆさん
こんばんは。
確かにテレビとかでは特に動きませんねぇ。だけど声はしっかりとカッコよくメロディーを揺らし、刻んでいるのでスゴイですよね。
ろうそく、そのうえぺペロンチーノ(笑)。なんか別の超人のようです。
僕は昔も好きだったは好きだったんですけれど、何より『茎』を唄う姉さんを見て、呆れるほどに感動したのを覚えています。

ディズニーゲーム……結構難しくないですか?
僕がいろいろ鈍なだけなのでしょうか(笑)。

投稿: circus | 2007年2月25日 (日) 00時41分

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