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2007年3月 7日 (水)

おススメ

Dsc02170 知り合いの方がライブをやるそうで、とても行きたい気持ちでいっぱいです。その人とは、さほどとりわけ仲が良いわけではないのですが、僕のある種の手本となってくれた一面のある方です。……あー、行きたいなぁ。それでまた、刺激を受けたい。

 さてBRUTUS。今回はコーヒー特集です。ところがコイツ、これまでの他雑誌のぬるいコーヒー特集に比べ、かなりまともです。コアです。読む価値があります。出ている人達も、書いている人達も、記事もどれもソコソコ良い出来なのです。……コーヒー、いいですよ。コレは記事にするつもは無かったのですが、最近コーヒー道に踏み入れてくださった、MusTさんにバリバリ刺激(この記事とかこの記事とか)されて、記事にして語っちゃおうかな、なんて(笑)。だもんで、MusTさんにトラックバックいたしませう。……って受けつけてないや(笑)。ま、いいか。

 さて、MusTさんとこのコメントでも言ってしまいましたが、僕は普段、珈琲工房ホリグチというところが輸入しているニュークロップのストレート生豆を、ホリグチさんの弟子みたいな方がやっているとても煎りが巧いお店で買っています。これまで、何処で豆を買っているかはヒミツにしてきたのですが、まぁいいでしょう。……よく考えたら、ヒミツにする意味もないし(笑)。

 ストレート(品種や取れる国、あるいは農園などに交じりのないもの、対称的なのがブレンドです)、とりわけニュークロップ(その年度にとれた豆のことを指しますね)の分野に関しては、ホリグチさんとこの生豆(まだ煎っていない豆)の右に出るコーヒー屋はないでしょう。これは確実です。あ、でも丸山さんとこもスゴイのか、うん。とにかく、それくらい優秀なニュークロップを仕入れてくれています。だもんで、ひいきにするわけです。BRUTUSにもしっかり登場していて、というか今回のBRUTUSはホリグチさんと、これまた有名な方ですが丸山珈琲の丸山さんで出来ていると言ってよいでしょう、だからまともなんだけれど。……あとはバッハの田口さんの理論がつけばパーフェクトでしょう。

 さて、ニュークロップでは、と銘うったのにはワケがあります。まずコーヒーはニュークロップが総てではないということ。僕は好きだからニュークロップばかり飲みますが、それが総てではないのです。例えばエイジド。つまりは豆を長年熟成させた状態で保ったコーヒー。これの代表的なのが、銀座のカフェ・ド・ランブルさん。すごい期間熟成させたコーヒーを出します。……かつては、外国人が飲んでこんなのはスペシャルティ(要は素晴らしいコーヒーかどうかってことです)じゃない、なんて酷評したそうですが、今となっては完全に評価が高い。コレはある意味、ホリグチさんのコーヒーとは真逆のコーヒーでしょう。

 そしてブレンド。ホリグチさんとこもブレンドはやっていますが、やはりブレンドで欠かせない存在はカフェ・バッハさんでしょう。つまりは田口護さんです。この方の理論的ブレンドはすごいものですし、彼の言う「ハンドピック(不良な豆や、アンバランスな豆をはじくことです)の重要性」は確かなものですし、その精度はハンパじゃありません。……ここもある意味で、ホリグチさんとは違う分野のコーヒーと言えるでしょう。

 さて、BRUTUSにはホリグチさんがドリップ、丸山さんがプレスで淹れているのを見せています。どちらが優れているかと言われると、それは一概には言えません。プレスはコーヒーのダイレクトな香り、とりわけ油分が逃げないので豆そのものを楽しめる感じはあり、かつ淹れ方が単純に出来るのでラク。ドリップはコーヒーの繊細な香りや味、とりわけ雑味をはじける(巧く淹れればの話です)ので、バランスを楽しめる感じがあります。それが良い点。……逆に欠点は、プレスだとどうしても一定以上、粉は取り除けないし、ダイレクトすぎるため雑味が混じることもあります(それが良さとも言えなくもないですが)。ドリップは手間としても金銭としても、面倒なことでしょう。

 ちなみに僕はドリップ派です。淹れる作業が楽しいし、繊細な香りが心地良いので。しかし、それが一番おいしいと思うわけではありません。僕の場合、その上にネルドリップの存在があります、これ最強。はっきり言ってネルの管理がめんどくさすぎるのでやらないのですが、すごいコクと甘みが出て、僕は一番好きなんですよね。でもまぁ、腕さえ上げればペーパーでも近いコクは出せるので、普段はペーパードリップ主義なわけです。……それぞれ飲んでみることをおススメします、本当に味が全然違うので。

 あ、長い。この辺にしときましょうか。BRUTUSに沿った話題だけで。煎りであったり、豆であったり、挽きであったり、淹れ方であったり、飲み方であったり、まだまだ語りたいことも学びたいこともあるのですが……ま、少しずつ。これまでもちょいちょい話してはいるけれど、あまりにも取りとめがないのが気がかりですが(笑)。つーか本気で、コーヒー専用のブログを作ろうかな、と思案中です。近いうちに、実現するかもしれません。

 シメ。こんな偏った更新ですいません(笑)。それだけコーヒーは奥深いということで、許してください。僕はまだまだ未熟なのですが、兄がより一層オタク化してきているので、ソレを学ばねばなりませんね。オタクだよなぁ……家でマジなカッピングなんてしないですよ、普通。それに付き合ってる、僕も僕だけど。

 本日のカップ:エチオピア/イルガチェフェ村/コーヒー。クセがあるコーヒーの分かりやすい例でしょうね。ブルマンなんかとは真逆。別にブルーマウンテンを非難するわけじゃありませんが、アレはおいしいから高いわけではなくて、ただ量が取れないから高いんですよ、はい。まぁ、クセが全然なくてスッキリとした酸味だから、日本人の舌に合うのは、分かるんだけど。……ソムリエの田崎さんじゃないですが、「クセがある方が、本当は楽しいしおいしいですよ」なんて思ったりもします。     circus

 

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コメント

ども〜。毎日更新されているブログだと、ちょっと間が開いただけでもコメントするのがとっても久しぶりな感じになりますね(苦笑)ご無沙汰です。
コメント管理たいへんそうですね。たとえこれまでと勝手が変わろうとも僕は楽しみにしてます、はい。出来る限りコメントもさせてもらいます。よろしくお願いします。

久しぶりにかな〜りコアなコーヒーネタが来たのでかなり食いついとります。
実は先月念願のみるっこ買いました☆もうこれ以上の存在はないだろう、きっと数年以上は保つはず…という考えもあって高額投資です。
あの安定感はたまらないですね。挽き目にしても、見た目にしても安心感が抜群です。
で、ガンガン飲もうと思っていた矢先に高熱&花粉症に見舞われて、味覚が乱れてしまいかなりブランクがあいてしまって残念…。
でも今日からコーヒー再開しました。

…BRUTUSもコーヒー特集に手を出してきましたね。最近は色んな雑誌で取り上げられていて本当に世間にコーヒーブームが到来中を思わずにはいられません。
そんな中、就職活動という、世間を深く見つめ直し、企業や自分と向き合う作業をしていると「広い目で見ると、まだまだ日本という国はお茶なのだ。」と痛感しているのであります。お茶も好きですけど、もっともっとコーヒーも認められても良いと思うんですよね。
本当においしいコーヒーを初めて飲んだときに受けた衝撃は忘れられないのです。缶コーヒーの文化よりワンランク上のコーヒーって実現できないもんでしょうか。


…うわ〜、とりとめもなく長ったるいコメントですね;
久々&コーヒーネタが絡んでくるとまだまだ語れそうです…。
コメント欄なのに、すみません。

投稿: tantan | 2007年3月 8日 (木) 00時34分

あぁ、トラックバック、すみません(笑)
あまりに微妙なトラックバックが多いもので閉じちゃってます。。

僕が今回買った豆は、まさに本日のカップ、イルガチェフェでした。
しかもナチュラル。クセが強い食べ物、飲み物は好きなので、
抵抗感は特に感じませんでした。味と香りは未体験ゾーンでしたけど。
逆に、ブラジルの柔らかさを認識する結果です。
コーヒーブログ、勉強になりそうですね。
このエントリだけでも、かなり上乗せできたと思いますが。

投稿: MusT | 2007年3月 8日 (木) 09時43分

いっそ、エキサイトに移転しちゃいましょう☆
画像デカイし、画像デカイし、画像デカイ・・・
なんて簡単に言うけど、使い慣れた所が一番なんですかね?

投稿: Diamond_Dog | 2007年3月 8日 (木) 22時09分

>tantanさん
お久しぶりですー。凄いんですよ、スパムコメントが(笑)。
一日放置しただけで150件以上貯まるという。

みるっこ、実際良いでしょう? うちにもようやく、近々―といっても一ヶ月以内くらいに―やってくる予定です。
みるっこを持つと、またさらに上が見えるというか、突き詰め方も変わるので楽しみです。
tantanさんも、淹れまくって楽しみましょう。

そうですね、日本はコーヒー文化は弱いです。弱いというか、特殊です。コーヒーとタバコがペアの認識が強いですから。
それはそれで確かに、カッコイイし悪くないんですが、もうちょい確かに味の底上げが欲しいところではありますよね。
僕としては、地味に周りに広げるのが良いかなぁ、と。
そうすることで、長い期間かけて変わっていくような気がします。

長いコメントは大歓迎です(笑)。
コーヒーブログ、本当に作ったらソチラでも。

投稿: circus | 2007年3月 8日 (木) 23時20分

>MusTさん
あ、やっぱりそういうの多いんですかぁ、僕ももう面倒になってきてるので閉じるのも考えてます、トラバ。

イルガチェフェのナチュラル! アレ、強烈ですよねー(笑)。
まず豆の段階で、明らかに匂いが香水みたいに強いし、淹れるともう凄すぎて……飲みたくなってきました。うちは最近、ウォッシュトしか飲んでないので。
ブラジル美味しいですよね、まず単純に。さすがコーヒー大国って感じで。
ブラジルでも、品種や農園の差、あとピーベリーなんかも面白いのでいろいろ楽しいですよ。

コーヒーブログ、作りたいんです、本当に。
その際は、兄にもいろいろ協力してもらおうかなぁ、なんて考えています。

投稿: circus | 2007年3月 8日 (木) 23時25分

>Diamond_Dogさん
そうなんですよねぇ、エキサイトも使い勝手は良さそうですし。
画像デカイ……もの凄いポイントですか(笑)。
画像はココログでも僕次第で俄然大きくできるんですが……なんか画像の下手くそ具合が露骨に出そうで、怖くて出来なかったり。

うーん、更新方法はともかく、過去ログの移転が面倒で。
僕の場合、過去にもそこそこ、オーソドックスだったり普遍の意思を持つモノも載せてきたと思っているので、大切にしたくて……。
要はこれからいらっしゃる人にも、ゆっくり過去ログを読んでほしいんですよね(笑)。
その手軽さが確保できれば、マジで移転はしたいんですけれど。

投稿: circus | 2007年3月 8日 (木) 23時29分

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