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2007年4月 7日 (土)

仮想現実

Dsc02187 役割という存在を僕に教えてくれた、高校生のころのアルバイト先の人は、やはり今でも慕ってしまいます。もう、つながりは全く無いんだけれど。人にはそれぞれ、その場で成す役割っていうのがあって、ひいては生活においてもその人なりの成すべき役割があると思うのです。自分に対しても、人に対しても、社会に対しても。……僕はそれを、もう見失うこと無いように生きたいと、常日頃心がけていたりします。

 最近はお弁当を毎朝作っているので、だんだんと覚えたことも増えてきた僕です。そんな僕ですが、パスタというかイタリアンはやはりこの人しかいないでしょう、と思います。ラ・ベットラの落合務さん。コレは著書の『パスタの基本』です。

 なんだろう、この人は面白いし、単純の料理のセンスが抜群にあるんですよ。はっきりいって大して複雑なことをしていなくても、この人が作るととても美味しそうに、素晴らしく見える。そして、現にそれは美味しいんだろうけれど。……きっと好きな人は多いのでしょうね。

 テレビでもよく見かけますが、今のテレビってそれはもう沢山の料理家やシェフがいるのです。イタリアンにしたって、そうです。その中でも落合さんはずば抜けている。料理から出ているオーラが違うわけです、はい。食べたくなる感動がそこにはあり、作りたくなる魅力がそこには溢れているわけです。

 んで、こんな本も買ってみたりしているのですが。この本に載っているレシピはどれも、正直すごく簡単なモノです。まさに、ド基礎と言ってもいい。でもでも、不思議なことですが美味しくできるんですよね、しっかり。素材の甘さや酸味やコクを生かしたレシピを集めている感じです。……うん。

 ド素人でもこれを見て作れば、そこそこの味のパスタが作れます。それにしてもアレだったのが、冒頭に載っている素パスタ。ええ、そうです釜揚げパスタみたいなもんですよ、茹でるだけ。それに極単純な塩味だったりを付けたり、チーズを焦がして絡めたりするだけ。他にもチョイチョイ載ってますが。それで十分、軽い一品が出来るわけです。……そういえばアリだよなそんなんだって、と思わせてくれます。要は美味しく満足できればいいわけなんですから。何もいつもいつも手をかけることは、ない。

 ……って、なんかどこぞの主婦ですね、これじゃ(笑)。まぁでも、何でも言えることですが、「ここからは男の領域、ここからは女の領域」なんてのは、出産とか然るべき区別以外のいわゆる趣味の部分では、全く意味のないことですから。そんな下らない領域を決めて生きて、何が楽しいってんでしょう。やりたいことをやればいいんです、周りに迷惑をかけない範囲なら。そう、僕は思いますね。

 それでは。最近、仕事の影響で、ニーシングの指輪を外していました。久々に長い間。でも、ふと4日目くらいのころ、「プライベートでも外しているのは、なんか違うな。僕は僕なりの意志と理由をもってこの指輪をつけているのだから、仕事でない場では絶対につけよう」と感じました。……すると、いろいろ余裕が出てきました。やっぱり、僕にとって意味のあることなんです。それは単なるきっかけだったり、意志の小さなかけらかもしれないけれど、そういうことってありますよ。

 本日のカップ:ルワンダ/コーヒー。なんだコレ、やばいくらい美味しいじゃないか。つい少し味見をして、人に渡した後、振り返って「うわ、コレすんげぇうまいな!」と叫んでしまいました。この感じを、毎回出さなければなりませんね。そこそこのクオリティで満足はしちゃいけない。……でも、暇な人間だなぁ(笑)。     circus

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