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2007年4月17日 (火)

割烹

Dsc02257 知識だけで生きていけるもんでもないし、かといって経験だけで生きていけるもんでもない。生まれ持った才だけで生きていけるもんでもないし、努力だけで生きていけるもんでもない。要は世の中は非常に単純そうに見えて、実は複雑で。複雑そうに見えて、実は純粋なものなんだと思います。……僕に欠けているものは本当に多いけれど、そういうことを想える僕自身を、僕は案外好きなんですよね。

 買う雑誌のデフォルトを少し変えているこの頃、メンズファッション誌を買う代わりに買うことになったのはコレ。そうですね、松浦弥太郎さんが編集長の『暮しの手帖』です。……ヘタなファッション誌なんかよりずっと面白い。

 なんかこれを買っていると、さらに自分が主婦よりの趣味になってきている気がして、若い男子なのに大丈夫なのかと不安になったりもしますが、ソコソコに面白いから仕方が無い。でもアレです。正直、松浦さんが編集長になるまでは買おうと思っていませんでした、あまりにも渋すぎて。なんというか、僕の感覚に合わない路線で渋さをキープしすぎてたんですよね。……松浦さんになってからは、その辺が柔らかく広くなり、自然に好感を抱ける雑誌になりました。

 最近は、こういう暮しの雑誌とかナチュラル指向の雑誌とかが、溢れんばかりに刊行されているわけです。自分で言うのはおかしいですが、僕はかなりまともな雑誌をチョイスして買えていると思います。クウネルだろうがアルネだろうが、暮しの手帖だろうが、ほかモロモロも含めて。なんというか、僕が見向きもしない雑誌が悪いとかではないんですけれどね。ただ、えてして僕が立ち読みすらしない雑誌は、何がしたいのかよくわからないんですよね。ただ流れに沿って、「こういう感じが好きなんでしょ、きっと」みたいなノリで雑誌が出来ているように感じて。……どの雑誌がそうだとは言いませんが。

 ところで暮しの手帖の27号の最後のほうに、ツバメのノートブックの工場のレポートが載っています。コレ、面白いですよ。中でも、すんごい古いジンガーのミシンを使って、今でも手作業でノートを綴じているところなんで、相当良い雰囲気です。ツバメノートって、定番だし、見た目も使い心地も結構好きなんですけれど、ここ何年かずっと手にしていません。……久々に買おうかな、と思わせてくれる記事でした。

 あ、ちなみに僕が暮しの手帖が好きな理由は、美味しそうだからです(笑)。料理のページが結構な量あるんですけれどね、簡単なものvばかりなんですが。そのページに載っているモノって、どれも美味しそうでたまらないんですよ。しかも、自分でやってみようと思える具合に。半ば、それが好きで買ってるようなところもありつつ。

 ともあれ、もちろん特集も純粋に面白い感じになってます、最近は。ちょっと自分の興味とは範囲が異なる事柄であっても、何かしら発見であったり、趣を見出せるような記事に仕上がっているので。……そういうわけで、これからはこれがレギュラーです。外れたのは某メンズファッション誌(笑)。

 シメ。セクシーボイスアンドロボ。漫画は知りませんが、ドラマを見ています。今現在、唯一見ているドラマです。ハッキリ入って好きなんですが、何がって別段話がうんぬんではなくて。主役の女の子のほうなんですがね、異様に演技が巧いのはなんなんでしょうか。そのせいで、ついつい見てしまうんですよ、本当に。……表情の変化の仕方とか、声の張り方や消し方とか、すごく好き。僕が純粋に好きなんて評価をするのは、かなり珍しいことです、女優において。それくらい、彼女の演技は素晴らしい。人を惹きつける何かがありますよ、オーラというかね。あ、そういえば今日は懐かしのムラジュン―これは失礼だろうか―が出るんじゃないですか。見ますけどモチロン。

 本日のカップ:ポカリスエット。明日は、豆を買いに行こうと思います。朝きちんと起きれて、朝ごはんも食べれて、やる気が十分に溢れて、部屋が順調にカオスから脱却できれば(笑)。今回のカオスは強敵だなぁ……ていうか、モノが多すぎて部屋に収まらないんですよ、物理的に。どうしろってんだ。     circus

 

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コメント

こんにちはー。
暮らしの手帖いいよね。あまり買わないけど店頭でよく中を見ます。ノスタルジックな雰囲気も好きだし。
私は「帰ってきた時効警察」見てます。
前回見て無くって、再放送でオダギリの魅力に気づきました。
やっぱかっこえーよ。31なんだね。ちょうどいいお年頃です。
全くありえない設定がドラマには必要だったりしますよね。

投稿: みゆ | 2007年4月18日 (水) 10時16分

>みゆさん
こんにちは。

暮しの手帖、結構僕のピントと外れた記事も多いのですが、そこにも面白さが潜んでいたりして、なかなかお気に入りです。
ノスタルジック、まさしくそうですね。どことなく、懐かしい。

オダギリジョーはかっこいいですよね、かなり。
昔に比べて段々と貫禄が付いてきたので、あと一息でトップに立てるんじゃないかなと。
そのためには、もっと謙虚に控えめな心を持つことだと思いますが。どうでしょうね。
目立てているうちにそれに気付くと、ここからがまた良くなる気がするんです。

ドラマと言えば、最近映画を撮りたい人の気持ちが分かるんです。
僕も映像にしたい自分の文章があるので。
ただ、すごく退屈で、すごくゆるやかで、たぶん撮るのが異常に難しいはずだから、出来ません。
でも、良い映像を文章に付けてあげたいと、じんわり思ってしまうんですこの頃。

投稿: circus | 2007年4月18日 (水) 11時20分

ですねぇ。謙虚な心は大事ですよね~~。
この間「僕らの音楽」で蒼井優が「自分の力ではなく監督のお陰です・・・」と控えめに言っていてかなり好印象でした。
沢尻みたいになっちゃうと周りのスタッフとかも見てるから
(あぁいう業界人って口軽いから・・・)あっという間に悪い噂広まっちゃいそう。。
関係ないけど沢村一樹が下ネタ言ったらすんごい嬉しいし。
あんな男前なのに!みたいな。かなり変態レベル高いけど。
オダギリには期待したいよねー。

映画ですか。知り合いがプロの映画監督目指してたけど
諦めて地元に帰って違う形で映画に携わっていくと
決心したみたいで・・・
その人の映画観たことあるけど映像がきれいだし
カメラワークも好きだったのになぁ。
いい画が撮れるまで待ったりするのも楽しい時間みたいですね。

いつか大事にしている文章にあう映像が撮れる日がくると思いますよ。
そして、きっとはまりそう!!

投稿: みゆ | 2007年4月19日 (木) 21時54分

>みゆさん
そうそう、沢尻さんなんかあの態度のせいで、僕はどう考えても好きになることはありません。
蒼井優さんはその辺分かってらっしゃるんですね、好印象。
沢村さん(笑)。確かに変態レベルは高いですよね、面白いからいいんですけど。

そうですね、絶対に楽しいと思うんです、撮ると。
でも、正直カンタンな話ではないし、努力も必要ながらそれよりもまず美的才能がモノを言ってしまう世界ですから。
僕にそれが伴っているとはどうしても思えないので、やらないんですよね。

映像、写真、抽象画、歌、詩、小説、洋裁、料理……どれもすごく好きだし、どれも自分なりにやろうと思えば出来ると思うんです。
ただ、欲張りすぎると、中途半端になって満足できるモノができなくなりそうで。
今のところはセーブしている面が強いです。
ただ、やっぱり映像をつけたい文章はあるんです。
いつか、出来ることを願って。

投稿: circus | 2007年4月19日 (木) 23時22分

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