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2007年8月 2日 (木)

縫う。

Dsc02417 チープというのは、人によって、また時によって凄く魅力的に感じるポイントだと思うのですが、あくまでそれは狭い範疇の話で、周りには理解されないことも多い気がします。ただ一見チープな感じだけれど、よくよく見てみたり使ってみたりすると、チープという魅力を纏ったゴージャスということも、ままあったりもする。ディテールにしても、その総合のクオリティとしても。もしくは、完全なチープもある。どちらも良いですよね。……価値ってのは、やはり多くの捉え方があるもので。

 本日は絵本を。絵本、といってもいわゆるカワイイ類の本ではありません。どちらかと言えば、詩の本です。長短さまざまな詩に、それに基づいた絵が付いているという感じ。……絵本コーナーにあったのが不思議なくらいですけれど、ある意味で間違ってはいないのです。えーと、『影の縫製機』。

 気になる絵本作家さんの絵本を見に行った際に、チラッと目に入ってしまったこの装丁。もうダメでした、手が勝手に伸びて(笑)。んで、中身を見るとこれがまた……そんなわけで、誰の本やら何もわからず買ってしまったのです。

Dsc02419 紙箱の中はこんな具合。とても良い装丁。このサイズの絵本としては、幾分割高ではありますが、この装丁なら納得してしまいます。シンプルだけれど、非常に凝って作っているのが伝わります。

 ちなみに紙箱は、茶色の他に初版限定みたいなので青箱があったようですが、僕が見たのは茶色だけ。青もたぶんまだ手に入るのでしょうが、茶色が十分素敵なのでいいかな、と。

Dsc02420_2 中の絵の雰囲気はこういうような。どことなくシュールレアリスムというか、マグリット的な絵だったり、日本の絵本にはあんまりないような独特の挿絵。この絵と詩の空気が非常に合っていて、かなり満足できる絵本です。

 んで、買ってから家で誰の本なのか、というのを改めて見て調べていると、M・エンデってアレですね、ミヒャエル・エンデ。あのネバーエンディングストーリーの大元の『果てしない物語』とか『モモ』とかを書いたあのエンデだったんですね、あれまぁ。『果てしない物語』は結局、裁判にもなったりして大変でしたが、それはともかく流石です。

 ついでに他にどんな本があるのか著作を見ていたら、かなり興味魅かれる本が多いことが判明。『サーカス物語』、『はだかのサイ』、『魔法のカクテル』、『まほうのスープ』、『自由の牢獄』に『だれでもない庭』。タイトルもそうなのですが、内容のさわりを見るだけでもかなり面白そう。ちょっとずつ、図書館で漁ってみよう。……岩波の古いものが多いから、ちょっとあるか微妙だけれど。

 シメ。意外なところで意外な人とすれ違っていたみたいで、ビックリ。 僕はあんまり外で知り合いとすれ違っても気がつかないことが多いから、後々聞いて驚くことが多いのです。どこかの店の中ならともかく、外ではなかなか。「circusくんさぁ、あの日~~にいたでしょ」と言われることがしばしば。そして「声かけたのに」と言われることもしばしば。……ひどいな、うん。なんとかしないと。

 本日のカップ:完熟マンゴー。飲み物じゃ、ないな。話題の宮崎産ではありませんが、負けず劣らずの暖かいところの国内マンゴー。去年といい今年といい、相変わらず美味しい。宮崎産って異様に高いですが、どれくらい美味しいんでしょうね。食べてみたい気も、しないでもない。     circus

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コメント

こんばんは~。
宮崎の太陽のタマゴはかなりおいしいって旦那と子供が言ってた。私は苦手で吐きましたよ。。(メロンも嫌い)その後スーパーで安いの買ったら子供の食いつき方が全然違いました。
食べれる人が羨ましい~!

投稿: みゆ | 2007年8月 3日 (金) 21時48分

>みゆさん
こんばんはですー。

やっぱ、違うんですかねえ、宮崎産は……。
僕もメロンは苦手です。特に熟れたのが。
あのなんとも言えない甘苦さと、むじゅむじゅした感じがどうにも。しかも微妙な緑だし。

投稿: circus | 2007年8月 3日 (金) 23時49分

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