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2007年9月27日 (木)

羽織る。

L1000114 ある人の声を聞いて、果てしなく切なく感じ、ある大切な人のことを想い出す。少し冷えてきたけれど体は大丈夫かなぁとか、生活上の忙しさに囚われすぎて楽しみを忘れてないかなぁとか、何よりも笑っているかなぁとか。……本格的に秋が訪れると、一葉が紅葉し始めると、なおさら想い出すのかもしれない。そんな時には僕は決まって、唄うのです。大切な歌を、大切な想いを乗せて、大切な人に向けて。

 昨日は右手になにやら大きな袋をぶら下げて帰ってきたのですが、その中身がこんな輩です。なんとなくやる気のないようなテロテロした空気と、でも実はしっかりとやる気に溢れたような作りが同居した、素敵なジャケット。……とても、僕の今秋の空気にピッタリきました。

 この秋は、力を抜きたかったんです、全体的に。なんといいますか、気を張らずにプライベートは過ごしたい、みたいな。でもユルユルという雰囲気ではなくて、ユッタリという雰囲気のほうで。まさにそれを具現化してくれたような、ジャケットです。……いつも通り、コムデギャルソンオムのウールジャケット。

 今期のオムは、欲しいものが少ないものの、コレは俄然素晴らしい出来でした。色は黒とグレーの2色展開。迷いつつも、様々な兄の提言やら含めて黒に決定。うちはそういう提言は互いにするんですよね。「いや、こっちの色だろう」だの「それはすごく良いから、買うべきだと思う」とか。

L1000116 全体的に薄く柔らかなウールなのですが、風合いはこんな具合。言うなれば、ウールを薄いジャージにしたような、そんな風合い。テロテロでふわふわでありつつも、それなりのハリ感は保ってくれているんです。

 生地が適度にドレープを作ってくれるので、羽織ってとても気持ちが良いジャケットです。ジャケットというよりも、ジャケット仕立てのカーディガンと言ったほうが、近いのかもしれません。……でもそういう表現は、どちらかというと某kolorさんのウールカーディガンのイメージになってしまうんで、避けたいところですが。あれはあれで、良いんですよね。

 オムのジャケットとしては、細身のシルエットに仕上がっています。肩とかもカッチリしているわけではないので、タラーンと垂れるようなか細いシルエット。でも、着てみると力強さは残っていたりして、不思議なジャケットなんですよね。

L1000117 肘にはパッチが付いてます。綿のフェイクスエード。その風合いもかなり面白くて、ウールとの素材の差が良い。でも色は同色になっているので、パッと見はパッチに気付かない。その具合も良い。……グレーはパッチがはっきりする感じが、また面白いといえば面白いのですけれど。

 肘パッチって、たぶん嫌いな人が多いんですよね、着るにせよ見るにせよ。田舎臭いとか野暮ったいとか、そういうイメージが強いのでしょうか。僕はどちらかというと、伝統的なブリティッシュなイメージの方が強いのですけれど。……だもんで肘パッチは単純にすごく好きなんです、僕。

 もう少ししたら、長袖Tの上に軽く羽織ります。さらに少ししたら、ブラウスに重ねて羽織ります。もっと経ったら、ストールかなんかでカバーしてあげます。もっともっと経って真冬になったら、またちょっと上に足して(足すものはまだ買っていませんが、心に決めたやつがいます)着てあげます。薄くても、スリーシーズン頑張ります、コレ。

 この質感は、気に入る方もいらっしゃると思うんで、是非店頭で見てみてください。ギャルソンオムでは他にもう一つ、欲しいものがあります。それはまだ、ヒミツ。

 では。東京事変のアルバムを未だ買っていないというなんとも遺憾な状況。明日にでも、買いに行かないと。それと古着屋もテクテクしないと。探し物は、なかなか見つからないやつですから。

 本日のカップ:アイスオレ。コーヒーを飲まない日はほとんどないこの頃だけれど、本当に美味しいコーヒーを飲む日をもっと増やしたいと思う。     circus

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