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2007年12月 3日 (月)

グレー

Photo 新しい一歩を踏み出すことは、厳しくもあり悲しくもある。けれど、新しい先には、また何か素晴らしいものがあるかもしれない。そういう希望や光があるからこそ、踏み出すことは喜ばしい。……また、かつては理解が難しかったことが、今振り返ることで僅かなりとも理解が深まる。そして、それが更なる高みに繋がることが確かに伝わる。そんな唐突な感動があるからこそ、理解というものは美しい。

 さて、この間ようやく『東京奇譚集』を読みました。ようやくというか、村上さんの作品、とりわけ新作に関しては「読む準備やタイミング」みたいなものが僕の中にはあって、出たからすぐ読もうという気にはならないんですよね。……この間はそれがようやく訪れて、奇譚集。

 概ね楽しんで読むことが出来ました。「ハナレイ・ベイ」という物語だけは、僕としてはどうも受け入れがたい文章でしたが、その他はどれも村上さんらしくて非常に面白かったのです。以下、内容に関する記述が含まりますので、ご了承ください。

 初めの「偶然の旅人」。驚くほどにドラマチックというわけでもないし、どうしようもないほどに感動するような話ではないのだけれど、どことなく「僕もこういう瞬間が訪れるならば、それは凄く素晴らしい瞬間なのだろうな」と思いました。決して良い話ばかりではないというか、むしろセンテンスは暗いものなのですが、総合的に暖かい。こういう話を書ける(ノンフィクションに近い物語らしいですが)のは、羨ましいとすら。

 「どこであれそれが~」は、村上さんの日常と非日常をマーブルにするような得意な感じで。特に階段における女の子との会話は、とても良く。ミスター・ドーナッツがでてくるのはちょっと現代を感じてしまって、ダンキンはもう出てこないよなぁそりゃ、としみじみ思いますが。ドアだか、雨傘だか、ドーナッツだか、象だか……の象がやはり村上さんらしくて素敵で。

 「品川猿」もとてもらしい作風。ただ、これまでの村上さんの動物が話す作風の中では、ちょっと劣ってしまうかなぁという印象。アシカであれ、羊であれ、あるいはカラスであれ、どれもどこか良い人格というか話しぶりがあったわけですが、猿はそれが少し弱くて。まぁでも、面白いには違いないような。

 最も素敵で、心震えたのは「日々移動する腎臓のかたちをした石」で。ぐうの音もでないほどに、叩きつけられたような感覚。村上さんの短編では、時折こんな風に長編並みに強さがある作品があるから、やめられない。詳しくは、読んでください、何度も。

 これを読み終えた今、川上さんの作品を読むモードに入っています。少し離れていた川上作品に、これからまた浸れると思うと、なんだか嬉しい。村上さんの後だと、ちょっと物足りないかもしれないけれど。

 ではでは。今年ももう、12月。もう1ヶ月もないんですね。その間に、また僕の中ではいろいろと動くことがあるわけですが、なんにせよ幸せをテーマにこなしていければ。……多かれ少なかれ、このブログにもなにかしらの動きがあれば、またそれも一興。

 本日のカップ:レモンアップル。カップでは、ない。けど、ほどよく厚くもなく薄くも無い程度にスライスしたリンゴに、レモンをたっぷり(それはもう、たっぷり)絞る。それをレンジでチンするだけ。これが異常に美味しい。上司から教えてもらったのだけれど、これは良い。僕は勝手にグラニュー糖を入れたり、蜂蜜をかけたり、ヨーグルトと混ぜ合わせたり、もろもろのアレンジはさせてもらっているけれど、非常に良い。ぜひ、やってみてください。     circus

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2007年11月23日 (金)

醸す

Photo_2 何か具体的な目標をその日に掲げることにより、モチベーションを高く維持できることが、ままあります。今日は、そんな日で。いろいろと、面白かった。そんな中気付いたのが、僕は周りみんなに柔らかく接しようと思っているのだけれど、どうやら心から柔らかく接しているのは、要は僕が気に入っている人に対してだけなのかもしれない、と感じました。……なんか、ちょっとイヤな感じだけれど、それはそれで正直なわけだから、悪くないかもとか、思ったり。

 ここ最近、めっきり虜になっているのは、コイツらです。とっても愛くるしいキャラクター、麹菌ことA・オリゼー。すっかりはまってしまって、日常的に「菌ってすごいよね」とか「醗酵って偉大だよ」とか思ったり、口に出したりしてしまっています。……『もやしもん』。

 非常に面白いのです。もちろん漫画ですから、ワキャワキャしてるのですけれど、非常に真面目な部分も強くて。ちょっと間違えてる部分や誇張表現もあるけれど、それでも菌や醗酵の楽しさを見れたりもして。というか、何より早い話が、菌たちのキャラクターがあまりにも良いってことで。

 いまや、デスクトップの背景もオリゼーら幾つかの菌達に占領されました。スクリーンセーバーにしても、然りで。漫画は毛嫌いされる傾向の強いものの一つですけれど、これはバカ姉弟と張るくらいに、読んで面白いもんだと思います。未読の方は、是非とも手に取ってみてください。

 たしかそろそろ、最新の6巻がでているとか出ていないとかなはず(追記・まだなんですね、待ち遠しいけれど)。初回の限定版には、A・オリゼーのぬいぐるみが付くとあっては、これはもう何とかするしかありません。そしてまた、12月からはUFOキャッチャーにて、3ヶ月連動で3種類のぬいぐるみが出るそうで……これも何とかしないと。オリゼー、オリゼーと言ってきましたが、何気に一番好きなのは清酒酵母だったりします。

 では。あんまりにも寒いので、流石に仕事用のコートがなければならんと、微妙な決意。初めはまぁ適当なアレでもよかんべ、と思っていたものの、ちょっと身近にそうはいかぬ人もいるだけに。結局はなんとか頑張ってしまおうかと。……にしても、こんなんじゃ一向に貯金が出来ない。そもそも、普段着の機会が減ったのに、普段着を大量に買っていることが問題な気がする。……って言っても、やめようもないんだけれど。

 本日のカップ:ジンジャーエール。ウィルキンソンを出す料理店があっても、いいじゃあないか。別にカナダドライに比べて、それほど高いってわけでもなし。どうなっているんだろう。ところで、かたや外国ではコーラに次ぐ飲み物が出てきているとか。マックが既に契約を交わしているそうなので、そのうち日本にも入ってくるんでしょうね、楽しみ。願うのは、ドクペのような存在でないことだけ。     circus

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2007年11月20日 (火)

食べて、寝て、過ごす。

L1000009 気がつけば、もう年末のようなもので、今年もあと僅か。一ヶ月もすればクリスマスが訪れ、そこから何日かすると大晦日が訪れ、ここまで以上にあっという間に今年が過ぎ行く。今年は早いなぁ、本当に。……今年はあと二山くらい、何かしらあるかもしれない。

 一週間も空くと、妙な感じがしますね。書きたいことやらモノやらはちょくちょくあるのですが、どうにもベクトルが書く方向に向かず。かつ、時間もうまく取れず。そろそろ、前のようなペースに戻したいところですが、どうなるやら。……今月のクウネルは、賛否両論。

 中身うんぬんの前に、カレンダーが付いてきます、今回。クウネルのマスコットと一言格言みたいなのが書いてある、シンプルなカレンダー。ちょっとしたスペースに画鋲で留めるような感じで。特にこれといって特別良いものかどうかはなんともですが、このカレンダーを見ていると、「カレンダーも年末に来年のを万年筆かなんかで手書きするのも、オツだなぁ」なんて考えてしまいます。面倒だけど、そういう習慣を年末に作るのも楽しいかなぁ、なんて。

 実際作ると成れば、風合いの好きな紙、それに見合う万年筆、インク、作る時間と、もろもろの準備が必要になるので、結構難しい話ではありますけれど……もし紙に出会い、万年筆に出会ったら、ちょっと本気でやろうかなぁ、と。

 さてクウネルの中身ですが、一長一短。人に焦点が当たっている印象が特に強い今月ですが、幾分分散しがちです。それぞれが、薄め。でもソニアさんの部分は、やはり見入ってしまいました。リネンのコートも、ジルのシューズも、ドリスのブーツも、藍のスモックなんかも素敵で。ショッピングマニュアル2がより楽しみになってしまいます。……巻頭の堀井さんのところも面白いのですが、もっと記事自体が多ければ、なお良かったのに。

 いつものコーナーが続き、後半ではレンコンの特集が。これは、非常に素敵。もっと意外なレンコンの使い方があっても面白いと思うけれど、どれも頷ける料理だったりしますし。何より、レンコンが好きですし(笑)。……いやー、レンコンは偉大ですよ。美味しさの、塊。

 また、ラスト辺りの革小物の手づくりはなかなか。「そういえば、結構気軽に出来るよなぁ、革だって」と思い直してしまいます。今年の残り少ない期間で、革に手をつけるのはちと無理そうなので、来年の早々にでもいろいろやってみようと思います。あ、でもその前に布系もいくつか仕上げないと……うーむ。

 ではでは。ちょっと真面目に、酒というものを嗜んでみたいと思う、この頃。あとはチーズなんか。あからさまにとある影響を受けているわけですけれど、酒はやはりもっと絡んでも良い分野だろうな、と感じます。ただ焦っても良いことはないので、ゆっくりと身近な酒から初めて、結論としてはやはり日本酒うんぬんにたどり着けば良いかなぁ、と。日本酒、すんごい苦手なんですけどね、今は(笑)。

 本日のカップ:グァテマラ/コーヒー。ポットが、そろそろ古めかしくなってきました。もちろん味が出ている状態として使うのもアリなんですが、新しく欲しい気持ちも強く。一時、銅のものが欲しかった時期がありましたが、やはり琺瑯が好きかもしれません。……ただいずれにせよ、通常の月兎よりも、もっと口が細い琺瑯が欲しい。どっかだかの別注でかつてあった気がしたけれど、また手に入らないものか。……んー。     circus

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2007年10月28日 (日)

petunia

L1000205 なんというか、無言の力というのは、僕にとっては大いなる脅威であるようで。言葉に出さないことこそ、畏怖を感じてしまうわけで。さてさて、どうなるやら。……もう、どうにも。

 そんな昨今、心を癒すは植物なり。昔はそれほど花だとか草だとか、そういうものに癒しを感じたり、魅力を見出したりすることは少なかったのですけれど、ここ数年で、そんな感情もガラリと変わって。……植物から、様々なインスパイアも受けるし、すごく刺激を感じます。無論、癒しも。

 植物を中心としたライフスタイルを提案する、planted。初めは人に教えられてみてみたのですが、これが素晴らしい雑誌で。特に今出ている♯5は、かなり良い。表紙の写真が優れているのもそうですが、香木の特集だったり、麻の特集だったり、他もろもろの特集も面白くて。……そしてまた、数々の写真が良いのがポイントで。

 正直、これまでのplantedもかなり面白いものだったにも関わらず、「買いだしたら、ずっとだものなぁ」なんて思ってしまい、手を出していなかったのです。主に人のを見たりしていて。ただ、今こうしてみると「んあー、やっぱり♯1から総て買っておくべきだった」なんて後悔してしまったり。……古本って形ならまだ手に入るかもしれないし、地味に在庫が書店に余ってたりするかもしれないので、ちょくちょく当たってみようと思います。

 種が、付いてきます。植物のきっかけ。これがまた良いのです。ただ文章や写真だけでスタイルを提案するだけでなく、実質的なアプローチをつけている。ちなみに、今回の種は「ペチュニア」。花言葉が「あなたがいれば、心が和らぐ」。いい言葉ですね。……色とりどりに彩ることが、出来ればいいですね。

 植物なんてなぁ、と遠ざけずに是非とも見てみてください、planted。サイズが大きくて、持ち歩くのは大変ですが、何かこう、心がほっとするので。

 ではでは。旅立ちの唄だけでなく、カップリングバージョンのいつでも笑みをもCMで流れている。どちらも自然と笑みがこぼれる様な、心をくすぐる唄。うーん、頑張らないとなぁ。

 本日のカップ:ディスカバリーズ・ミラノ。やはりこれが、基本的に美味しいとは思う。明日は豆を買いに行こうと思う。いつものところと、また違うところでも少し買おうかなぁとも思う。あと、アレ。     circus

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2007年10月27日 (土)

豊かに。

L1000203 時折、今この場所に自分は居るべきではないのではないか、などと感じたりします。そういった時はひどく暗い気持ちになり、どうしたらよいのか途端に不安になり、心が固まる。……だからといって、現実の表層に影響が激しく出るのかというと、そういうわけでもなくて。だからこそ、嫌な感じのスパイラルはなかなか終わることもなくて。そんな折に、ひそやかに笑いを生み出す人がいると、すごく救われたりする。

 暮しの手帖は、普段もリニューアルしてからというもの非常に心くすぐられるようになったわけですが、別冊はやはりまた格別だったりします。キッチンものに続き、同じ空気の別冊「私の好きなインテリア雑貨」。

 それぞれの人が紹介しているものは、新しいものもあれば古いものもあり、分かりやすいものもあれば非常にマニアックなものもあったりします。また、様々な方のインタビュー的なページも面白くて。中でも安西さんだったり、なんたって小林聡美さん。

 小林さんのページがあるからこそ、なんの悩みもなくサックリ買って読んでいるようなもんで(笑)。実際ページ数はほんのわずかですし、映っている写真も少ないのですが……すこぶる素敵なんですね、すこぶる。なんでしょう、とても柔らかくて、ふんわりとした空気に包まれるというか。ま、ただ単に好きなだけだろって話ではありますけれど。

 また終わりのほうにある、大熊健郎さんが選ぶ「新定番インテリア雑貨50」は、確かに新定番が多いです。うちにあるものももの凄い頻度で入っているし、「まぁ、そうですよね」と頷けるチョイスもあったりします。ベタっちゃあベタが多いっていう意味でもあるわけですが、少なくとも「定番」という名に合ったモノが紹介されているので、チラッとでも見てみると良いかもしれません。

 そういえば、関係ないですが天童木工PLYさんで、柳デザインの家具展をやっています。行かなければ。これまでの定番はもちろん、どうやら新作もあったりするとかなんとからしいので、うーん確実に行かなければ。気になる方は天童木工PLYさんへ、是非。

 では。いやー、ドラクエがやりたい。かといって次の9には恐ろしいほどに期待していないこの頃なので、3,4,5あたりをやはりじっくりとやり直そうかなぁと、思ったりします。中でも僕は3が一等好きなわけで。あー、パルプンテが使いたい。

 本日のカップ:アイスコーヒー。昨日から、コーヒー漬け。かなりの量を飲んでいます。飲みすぎると逆に体に良くないとか聴いたような気もするので、飲みすぎは避けているのですけれど、つい選択肢にあると選んでしまう。……んー、新しいマグが欲しい。     circus

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2007年10月15日 (月)

コンテンポラリー

L1000174 八方美人って、世間的には悪いイメージがつきものですけれど、僕としては八方美人にも3パターンくらいあって、一概に悪いとは思わず、むしろ凄いことだと感じたりもします。「周りの人々総てに媚びて、取り入ろうとする八方美人」、「ただただ、皆と仲良くしたい八方美人」、「様々な人と交流を交わし、なおかつ自分を示す八方美人」。……いわずもがな、初めの一つがいわゆる悪い八方美人だと思いますし、二番目は良い人の雰囲気、三番目は凄い人。……これまで三番目のタイプは3人に出会いました。そしてそれもっと高次に飛び越えた人が1人。僕も、そんな人間になりたいと思ったりします。

 今月のPEN。PENを買うのは久々です。雑誌の選りすぐりをしっかりするようになってからというもの、大概PENは立ち読みで十分という対象。しかしながら、今回はまぁ買っても良いかもしれない、と。……現代アート特集。

 PENの特集って、タイトルは毎回良いんですが、いかんせん毎度毎度内容が薄すぎるので、買わない対象になっていたんですよね。今回も濃い、とまではいきませんがサッと読むに面白く作られているなぁという印象。もちろんすごく大雑把に現代アートを切り抜いていくわけですが、それはそれでまた現代アートという形に沿っているような気もして、アリじゃないかなんて。

 現代アートって、良くも悪くもやはり面白いんですよね。単純に可愛いとか、綺麗だとかも感じられるし、なおかつ不思議な心持ちも体験できる。無論、正統派というか現代アートに括られないアートもそれ以上の楽しみがあったりするわけですが、それとはまた違う趣で。……現代アートはワケわからんって人も多いと思うんですが、それはそれでそのワケわからなさを楽しめるかどうか、というトコロなのかもしれません。

 それにしても、ディア・ビーコンってメチャクチャ面白そう。そして奈良さんはやはり素晴らしい。そんなこんなで、今回のPENは面白いです。

 ではでは。だんだん、今年の冬のイメージが膨らんできました。あ、えーと、冬服ってことですけれど。コレを着て、ぬくぬくして、アレを着て、ボーっと歩いて。そういう感じで。今年の冬の気分は、ふんわり。全体的に、ふんわりした空気で、歩けたら良いなぁと。……キッチリと見えるよりも、しっとり。

 本日のカップ:オレンジジュース。なんというか、頭を切り替えるのが難しい。要領を良くするのが難しい。落ち着くことが難しい。オレンジジュースで、気持ちだけでも、切り替える。     circus

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2007年8月12日 (日)

融合

Dsc02433 一度は諦めたことを、他の方からのもっともな意見により、諦めたことをまた考え直しています。とても、難しい選択。自らの意志とそれに反する現状。……どれくらいの無理を通すべきなのか、あるいは全く通さずにやはり諦めるべきなのか、ジレンマに陥る。

 さて、今日は雑誌を。といっても、まだまだ刊行されて間もない、一年に2冊というペースでこれから発刊していくそうな雑誌。とある方から教えていただき、読んでみました。……街と山のあいだ、『murren』という雑誌。

 そのサブタイトルと通り、まさに街と山との間の環境やモノ、空気を楽しんでみませんか、というスタンス。一回目のテーマは、ズバリ「取って、食べる」。山菜だったり、道端の草だったり、あるいは木の実だったり……とにかく自然を取って食べよう、というもの。……うーん、すごくイロイロ思い出します。

 僕も小さな頃、タンポポを食べてみたり、桑の実が大好きだったり、ザクロを見つけては喜んだり……そんなことをしたこともありました。もちろん、東京で育ったわけなので言ってもそこそこ都会なわけです。山がそこらにあったりとか、そういう環境じゃあない。でも、ところどころを見てみると自然が隠れていて、それを見つけ出した瞬間の面白さ、そして取って食べたときの楽しさ。……まさに街と山のあいだ。

 そんな昔があるから、余計にこの雑誌が素敵に感じるのかもしれません。すごく良いのです。写真とテキストの量のバランスや、記事の構成の仕方なんかも巧くて。決して盛りだくさんな内容ではないのだけれど、十分な満足感を与えてくれます。……最近はこういう小さな雑誌も増えていますけれど、これくらい良いのは久しぶりな気がします。

 ただ、誰にでも面白いかと問われると、また微妙なところです。正直、山だとか自然だとかはどうでも良いというスタンスの方にはまずちょっと合わないかもしれませんし。けれどもしかしたら、こういうところから何かきっかけになって、変わることがあるのかもしれないし、そこは複雑でしょうが。……取り扱いはほとんどABCとかになってくるので、機会がある方は見てみてください。

 シメ。もっと、飄々と世の中を渡れる人間になりたいなぁ、と憧れることがあります。我関せず、という空気を身に纏っているような。またそういう空気を持ちつつも、実は非常に人との関わりあいを大切にしているような。そういう人って、たまにいるんですよね。僕もこれまで二人ほど、そういう人に関わってきました。そういう人達には、僕という人間がどう映っているのか、非常に気になります。……だから、どうってこともないですけれど。

 本日のカップ:アイスラテ。笑い話を交わしつつ、さりげなく大切なことを教えようとしてくれている方に、頭が下がります。僕はアイスラテを飲みながら感じたのです。いつか僕の淹れた美味しいコーヒーを、この方に飲んでいただきたい。いつか僕の作った歌を、この方に聴いていただきたい。いつか僕の紡いだ服を、この方に着ていただきたい、なんて。     circus

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2007年8月 2日 (木)

縫う。

Dsc02417 チープというのは、人によって、また時によって凄く魅力的に感じるポイントだと思うのですが、あくまでそれは狭い範疇の話で、周りには理解されないことも多い気がします。ただ一見チープな感じだけれど、よくよく見てみたり使ってみたりすると、チープという魅力を纏ったゴージャスということも、ままあったりもする。ディテールにしても、その総合のクオリティとしても。もしくは、完全なチープもある。どちらも良いですよね。……価値ってのは、やはり多くの捉え方があるもので。

 本日は絵本を。絵本、といってもいわゆるカワイイ類の本ではありません。どちらかと言えば、詩の本です。長短さまざまな詩に、それに基づいた絵が付いているという感じ。……絵本コーナーにあったのが不思議なくらいですけれど、ある意味で間違ってはいないのです。えーと、『影の縫製機』。

 気になる絵本作家さんの絵本を見に行った際に、チラッと目に入ってしまったこの装丁。もうダメでした、手が勝手に伸びて(笑)。んで、中身を見るとこれがまた……そんなわけで、誰の本やら何もわからず買ってしまったのです。

Dsc02419 紙箱の中はこんな具合。とても良い装丁。このサイズの絵本としては、幾分割高ではありますが、この装丁なら納得してしまいます。シンプルだけれど、非常に凝って作っているのが伝わります。

 ちなみに紙箱は、茶色の他に初版限定みたいなので青箱があったようですが、僕が見たのは茶色だけ。青もたぶんまだ手に入るのでしょうが、茶色が十分素敵なのでいいかな、と。

Dsc02420_2 中の絵の雰囲気はこういうような。どことなくシュールレアリスムというか、マグリット的な絵だったり、日本の絵本にはあんまりないような独特の挿絵。この絵と詩の空気が非常に合っていて、かなり満足できる絵本です。

 んで、買ってから家で誰の本なのか、というのを改めて見て調べていると、M・エンデってアレですね、ミヒャエル・エンデ。あのネバーエンディングストーリーの大元の『果てしない物語』とか『モモ』とかを書いたあのエンデだったんですね、あれまぁ。『果てしない物語』は結局、裁判にもなったりして大変でしたが、それはともかく流石です。

 ついでに他にどんな本があるのか著作を見ていたら、かなり興味魅かれる本が多いことが判明。『サーカス物語』、『はだかのサイ』、『魔法のカクテル』、『まほうのスープ』、『自由の牢獄』に『だれでもない庭』。タイトルもそうなのですが、内容のさわりを見るだけでもかなり面白そう。ちょっとずつ、図書館で漁ってみよう。……岩波の古いものが多いから、ちょっとあるか微妙だけれど。

 シメ。意外なところで意外な人とすれ違っていたみたいで、ビックリ。 僕はあんまり外で知り合いとすれ違っても気がつかないことが多いから、後々聞いて驚くことが多いのです。どこかの店の中ならともかく、外ではなかなか。「circusくんさぁ、あの日~~にいたでしょ」と言われることがしばしば。そして「声かけたのに」と言われることもしばしば。……ひどいな、うん。なんとかしないと。

 本日のカップ:完熟マンゴー。飲み物じゃ、ないな。話題の宮崎産ではありませんが、負けず劣らずの暖かいところの国内マンゴー。去年といい今年といい、相変わらず美味しい。宮崎産って異様に高いですが、どれくらい美味しいんでしょうね。食べてみたい気も、しないでもない。     circus

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2007年6月28日 (木)

カットボール

Dsc02404 暑いですねぇ、このところ本当に。せっかくならこのまま暑くなって、八月末には涼しくなってくれればいいのに。でもきっと、九月末くらいまで暑いんでしょうねぇ。4ヶ月くらいが夏となると、季節感としてはあんまり配分が良くない気がします。……子どものころは、もっと分かりやすかったのになぁ。

 雑誌の比率を下げているこのごろです。今月のFUDGEの恐ろしいほどのつまらなさには、「せっかく、いい具合になっていたのになぁ」とガッカリしたり、ある種の雑誌の「細かそうに思えていたけれど、実は結構浅い感じ」だったことに気がついたり、なんだか雑誌熱が冷めているのですが……アルネはまだ買い続けています。

 ただ、今回のの号は特集はあんまり面白くありません、個人的には。その合間合間に訪れる、小さな記事が好み。グラスであったり、古いワンピースのカットだったり、かき氷だったり、そして冒頭が芥川だったり。蜘蛛の糸に関しては、有名どころか知らない人の方が少ないくらいでしょうから、今更これもなぁ、と感じなくもないですけれど、やはり文章が巧いのは伝わりますし。……というか、これは宝島社の宣伝なのかなぁ、一応。でも、アルネに沿った載せ方がしっかり出来ているので、好感を持てます。

 それらの記事の中で特に気になる事項がありましたが、イマイチ実態が分からないので、今度実際に足を使ってみたいなと思っています。しかしながら、先立つものがあまり無いだけに、何処まで手を出せるかは未知数。必要経費というか、現状を乗り切るための経費が、いかんせんかかり過ぎる。……どうなっとるんだ。

 アルネも20号まで来ました。初期のころからは想像が出来ないくらいに、取り扱う店も増え、扱い自体も良くなり、嬉しい限り。昔は、結構ひどかったですよねぇ(笑)。買い切りの雑誌だからって、ボロボロのアルネが各号一冊ずつくらい、もの凄い端っこに置かれたりする店もしばしば。今のように、生活系雑誌のど真ん中に置かれるなんて、飛躍の度合いがハンパじゃありません。……なんとか、ネタが尽きずに続いて欲しいものです。

 シメ。今現在、長渕剛のDVDが家で垂れ流しになってるのですが、うーん凄すぎる。何度聞いても、何度見ても、凄いとしかもはや言えない。どうやったら、あんなにギターが巧くなれるねん、と。どうやったら、あんなに良い曲が書けるねん、と。……最近、ギターがあんまり弾けてないから、余計に感じます。

 本日のカップ:麦茶。サウナに行きたい。次の休みにでも、行きたい。でもそんな余裕はいろんな面でたぶんない。家でサウナとか出来ないかなぁ。     circus

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2007年6月 6日 (水)

仮定・過程・家庭

Dsc02367 白くまの小さいバージョンが100円で売られていました。いつから出ていたのかは知らないけれど、ありがたい話です。というのも、通常バージョンはいささか大きすぎると感じることもあるので。……んで食べましたが、味は全く一緒、というもんでもありませんでした。練乳の混ぜ込み方―100円はかけているのがベース―が違ったり、やはりそこは仕方が無いのかもしれません。でも、基本の味は一緒ですから、楽しめます。夏はこれにお世話になるでしょうね。

 さ、別冊。現実的に料理をしていると、正直いつもいつも手間ばっかりかけていられないのが事実。サッと作れるに越したことはないし、それでいて美味しければなお更。もとより不器用な人間なだけに、料理は未だに全然巧くならないんですが、考えることは結局そういうことになってしまうわけです。そんな日常の料理の本……アルネの別冊『家で食べる料理が一番、アルネのかんたん料理』。

 もともとアルネに連載されている料理コーナーを取りまとめた本です。連載で載ったのをベースに、その関連ごとに一つ二つくらいずつバリエーションを足して、一冊に纏め上げています。ぶっちゃけた話、凝った料理は何一つ載っていません。レストランのような料理も、載っていません。でもその代わりに、気軽に美味しそうな料理が載っています。……家庭料理が。

 ま、アルネが好きな人にしか、もしかしたら売れないのかもしれませんが、僕としては嬉しい本です。この本に載っているまんまではなくとも、アルネを参考にモノを作ったこともあるので。この本を見ていると、「あー、こんなカンタンでもありなんだなぁ」と思ってしまいます。でも、日常なんだから確かに良いんですよ、よくよく思えば(笑)。……カンタンだからって、美味しくないわけじゃないし。

 この本の中で最もアレなのが、「ごま油炒めご飯」でしょう。そのまんま、白米をごま油と塩で炒めるだけ。ふふふ、凄いですねこりゃ。落合さんの、素パスタと同じ具合。いやー、流石にそれ一品をもくもくと食べるわけにはいきませんが、悪くないですよね。

 では。自転車が欲しいです。どこのを買うのか、いろいろ調べてはいるんですがピンと来るのは未だに一つだけ。今更ルイガノとかプジョーはイヤだし、日本ブランドの質が良いのは分かるけれどなんかパンチに欠けるし……いいのないかなぁ。今一つだけ心に響いているのはヨーロッパ系。……ただ、もっと他に心響くのがあるような気がしてならないんですよね。うーん、難しいなぁ。

 本日のカップ:こんにち葉/煎茶。ここんとこ、夜に煎茶をよく飲みます。新しい急須が欲しかったりもします。うおがし銘茶にて、「これ、カワイイなぁ」と思ったのがあったんですが、悩みどころ。今のも良い急須だし、全然問題なく使えるからなぁ。……でも、欲しい(笑)。     circus

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2007年5月27日 (日)

吝かでない。

Dsc02348 だんだん、僕らしくなってきたような気がしてきています。未だに全くダメな部分ばかりだけれど、少しずつ僕の取るべきリズムが見えてきたようで。それで巧くいくのかは別の問題とはいえ、何も見えなかった頃よりは、幾分楽しい。……そして僕は周りに恵まれるなぁ、と強く感じています。

 今日はコチラを。見たことがある人も中にはいらっしゃるかもしれませんし、実際にモノを―これ自体もこれのテーマのモノも―持っている方もいらっしゃるかもしれません。NORMAL(ノーマル)のコンセプト・イメージブック「静かな時にだけ聞こえる音」。……キレイな表紙ですね。

 グラフィックデザインを行うところの、Tシャツのブランドなわけですが、なかなかに面白い具合です。なんでもないTシャツなんだけれど、どこか風味がある。大げさなモノではないんだけれど、微かな良い匂いがする。そんな感じのTシャツ達、この本はその2007年モノの写真集みたいなものです。……ABCやユトレヒトさん、国立新美術館、ツタヤ六本木とかで買えるようです。

 Daily Lifeという柄のTシャツは、見たことある方も一部いらっしゃるはず(たぶん)。とてもシンプルなんですけれど、文字とかのバランスが絶妙。白地に黒も素敵ですが、白地にパステルカラーが、なお素敵。そして表紙のターゲット柄、あるいはただ大きく円を描いているだけの柄、どちらも潔い中になんとも唸る色合わせ。……ありそうでない、というか、やろうと思ってもあんまりやらないようなTシャツバランスと言いますか。

 でも、僕は買えないんです。というのもサイズが微妙すぎて。メンズとレディスのワンサイズずつなのですが、レディスだと流石にキツそうだし、かといってメンズは幅が広すぎるんですよね。……なんと残念なことか。まぁ、幅くらいならいっそガマンして買ってしまおうか、とも思うのですが……ふむ。幅が広いTシャツも、嫌いではありませんし。

 このノーマルさん、SLEEPなんかともコラボしたり―というかYUKIのコンサートTを作ったりもしたみたいで―しています。なんとなく、空気が通じる部分ありますものね、それを知ったとき「あー、そうなんだ」と妙に納得してしまいました。SLEEPとのコラボものはもう売っていませんが、初期のころの復刻Tや現在のモデルなんかは、Ray BEAMSや国立新美術館や、zozotownでも購入できるようなので、気になる方は少し見てみてください。

 この本も、ただただ女の子がTシャツを脱ぎ捨てたり、ポーズとったりするだけの構成なんですが、ついつい見てしまうし、パラパラとめくりたくなる不思議な本です。最後の数十ページは無地の色紙が付いています。意味がありそうで、ないような、なさそうで、意図があるような……。とにかくどう使うのかもその人次第だと思いますが、僕はこういうの好きです。そのうち、色紙はなんかに使おう。

 それでは。休みの前の夜が、すごく好きです。休みの日そのものよりも、好きです。でもそれと同時に、休みの前の夜は切なくもなります。「もっと、頑張らなきゃならないな」と。

 本日のカップ:黒糖ラテ。ドトールの飲み物ですが、すごく微妙なんですよ。美味しいけれど、足りない。パンチがないんでしょう、きっと。とはいえ、ドトールに行くことが妙に増えているこの頃、頼むことは多くなりそうです。     circus

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2007年5月16日 (水)

やめたい甘え。

Dsc02321 甘えている。あらゆるところに、寄りかかっている。もちろん人間だから、全く何にも誰にも寄りかからずに生きることは出来ないと思うけれど、だからといって四六時中寄りかかるのは間違ってるはず。……って、そんなことは頭では分かっているんですけれど、どうにも成り立たない。さて、頑張ろう。頑張るというか、精一杯いこう。結局僕は、僕なりにやれることをやるしかなくて。それでダメだったら、仕方無い。ダメにならないように、懸命になる。単純にはいかないけれど、それでいく。とにかく、そうしてみようと感じた、今日の昼。

 川上弘美さんを、読む。今更読み始めたわけです。タイトルには魅かれたり、人にすすめられたりしていたものの、頑なに手をつけていなかったのですが、ここんとこ読んでいます。クウネルの連載なんかは、そりゃチラチラ読んでましたけれど、まともに読むってことで。……何冊か読んで、今は『センセイの鞄』の最中。

 まぁ、なんというか面白い。『物語が、はじまる』にせよ『蛇を踏む』にせよ、いわゆる初期の本の話なんかは、安部公房的な世界感と言ってもいいかもしれません。ある意味で濃すぎるくらいの話を、読ませてくれる。少なくとも、似通った空気を感じました。だから無論、なかなか好きでサックリ読んでしまいました。

 それらとは異なる雰囲気で、『小道具中野商店』だとかエッセイなんかを読んで、なんとも不思議な感じがします。まだ読み始めて浅いからかもしれないけれど、随分とパターンというか色が入り混じっている人に思えてしまいます。それはきっと、発刊された順番とかを完全に無視して、タイトルで読みたいものを読んでいっているせいかもしれませんけれど……。

 デビューが遅い分、ひとまず読める本―評論だとか選集なんかは除く―に関しては、ここ一ヶ月かそこらで全部読みつくせるでしょう。その時にまた、どういうイメージの作家さんになっているのか、想像があまりつきません。ただ言えることは、「案外、好きだなぁ、マジで」ということ。

 読まず嫌いってのも良くないものですね。僕はいかんせん、そういうのが多いのです。文体であったり、設定であったり、あるいはタイトルであったり、そういうものにすごく惹かれないと読まない。いやー、良くないです、本当に(笑)。だってねぇ、考えてみれば、もの凄い沢山の小説だったり作家さんに触れないと、物語について語れないし、批評も出来ないですもんね―というのが、僕の考え方だし―。……反省いたします。これからは読まず嫌いせず、もう少しイロイロ手を広げようと思います。

 でもアレです。僕の中での三大作家、安部公房、村上春樹、宮部みゆきの地点まで川上さんが食い込んでくるかといえば、果たしてそれは無いとも感じます。それくらい、この三方の文章は尊敬しているので。この三方に食い込むような作家さんに、出会いたいとは思うのですけれど、なかなか。……すごい方がいたら、教えてくださいね、是非。

 シメ。まとめなければいけないモノがあるのですが、次の休みあたりになんとかしようと思います。あんまりにも、ぐちゃぐちゃしてしまっているので、なんとも。そのために、何かお気に入りのハンディサイズノートをまた買わないとなぁ(笑)。……って、そこを楽しみにしてどうするのか、って話ですけれど。いつも通りなら、無論モールスキンに落ち着くわけですが、なんとなく今回は変えてみたい。となると、アレかアレ―もし分かる方がいたら、驚きですが―かな。丈夫なわけじゃないけれど、うん。

 本日のカップ:ポカリスエット。パブロンとのコンビは、もう定番です。早めのパブロンの調子が良いのか、やはり熱は出ていないように感じます。測ってないから、なんともいえないですが。でも、これで夜きちんと寝れば、明日には程よく復活できているかもしれません。冒頭に書いたとおりだから、意地でも健康だけは保たないと。それがこれまでの僕のやり方だったし、その部分はこれからも絶対に変えたくないし。     circus

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2007年5月15日 (火)

やさしさが降る瞬間に、頬は綻ぶ。

Dsc02317 このタイミングで、今年初めての風邪を引くってのは、一体全体どういう流れなのでしょうか。この前の体調不良は、風邪ではなかったわけですが、今回は完璧に風邪でしょう。なんたって、喉がすんげぇ痛いし。鼻水も止まらんし。……まぁでも、風邪に関してはガマンが効くので引いちゃったモンは、かまわないですけれど。

 料理の本。ホントは違う本を買いに行ったのですけれど、ついコレを買ってしまいました。以前チラッと、とある大型書店で見かけて、ガンガンに惹かれていたものの、ガマンに成功していた一冊。……でも、ジュンク堂にしてやられました。

 池袋のジュンク堂さんでは、この本を大々的に取り上げていました。写真をパネルにしたて、説明の文も軽く添えている。その雰囲気がとても巧かった。あれをやられちゃ、買ってしまいますね。だってそもそも、この本の写真は凄く雰囲気が良いし、載っているメニューも良いのですから。……米沢亜衣さんの『イタリア料理の本』。

 とても、やさしいのです。取り上げている料理も、その撮り方も、本の出来も。自然と、頬が綻ぶ。素晴らしい出来の料理本だと思います。帯には「見た目ではない、味なのだ」とあります。そうです、そう思います。僕が思うに、料理本も似たようなところがある気がします。懇切丁寧にレシピが書いていれば良いってもんじゃないし、ただただ小奇麗に写真を撮れば良いってもんでもない。あるいは、カンタンであることを強調すれば良いってもんでもないし、異常にこだわれば良いってもんでもない。……そういうことだと。この本は、見事にその調和が取れているんです。

 見ていて食べたくなるし、何より作ってみたくなる。それって料理本としては最高ですよ。この本を作りあげたアノニマ・スタジオは素晴らしいと思います。そういえば、同じアノニマから出ている高山なおみさんの本もステキですよね。というか、アノニマスタジオの料理本は、僕好みが多いのです、ツボ。いやー、これからもチョイチョイ買うでしょうね、やっぱり(笑)。

 この本の雰囲気、すごく好きだろうなと思える方がいるので、是非とも見せたいところ。ま、その人のことですから、きっと既にチェックはしていると思うんですけれどね。そういえばどことなく、この本の写真の雰囲気はその人に近いなぁ。なんだろう、無理のない素朴さとか純粋さというか。……うん。

 てなわけでシメ。これからスーパーに行こうと思うんですが、まだ開いているのかナゾです。お砂糖が切れてしまったので、なんとかしないと。明日の朝はフレンチトーストにするので、いくらなんでも砂糖が全くナシは厳しい。さっさと買いに行くか。……というか風邪を引いてるのに、そんなことしている場合なのだろうか?

 本日のカップ:ダイエットコーラ。うーん、良いイメージはないのに炭酸を飲んでしまうのはなんなのでしょう。またちょっと、今日から炭酸断ちを開始してみようかな、とも思います。あ、でもファンタがあるからソレを飲み終えてからだな。ファンタは妙に好きなんですよ(笑)。……ようし、やるべ。     circus

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2007年5月12日 (土)

やれやれ

Dsc02314 職場はいろんな意味で大変だけれど、それと同じくらい良い環境にも恵まれているのかもしれない、と感じます。良い経験をしていけそうだというか。これまでのアルバイトなどとはまた別種の感じで。もちろん、責任の重さであったりが付きまとうわけですけれど、それはそれとして。……とりあえず、マニアな方も多いですし(笑)。

 僕はジュンク堂がなんだかんだ言って好きなんですけれど、この間も池袋のどてかいジュンクへ行きました。本当は雑誌をちょいちょい見るだけのはずだったんですけれど、「ちょっとだけ写真集を見るかね」なんて上の階に足を運んだのがいけなかった。……結局、上から降りていく形で欲しい本がわんさか出てきてしまう。

 そんな中、もう返品の効かない古い書籍たちとかなのでしょうが、「自由価格本フェア」をやっていました。ジュンクさんでは結構定期的にこのフェアをやってくれているわけですが、毎度チラッとチェックしてるんです。今回もモチロン。

 大概はマニアックすぎる風土本だったり、専門書だったり、あるいはちょっと買う気は起きない全集なのですが、そんな中この一冊が。えーと、世界規模の大きな家具の見本市である、ミラノサローネの特集本『発想と形』です。……2003年の特集なので、幾分古いわけですが、デザインって別に時代がちょっとずれたからって風化するもんでもないので、「買っておいてもいいやねぇ」と購入。……本来は5000円くらいのものが、1500円と格安だったので。

 中には見知った名前も多く登場し、まぁ良いかなという程度。ただし正直、定価でコレを買うことはないと感じます。冊子の作り自体は良いのですが、紹介の文章も短く大雑把だし、写真も殊更キレイでもなければ多くもない。本当に、ミラノサローネの超手軽なカタログって感じです。しかもかなり限定した人達だけを引っ張ってるわけだし。

 じゃあ、なんで買うのか。えーとDVDが付いてるんですよね、コレ。それはトクだな、と。まだ見ていませんが、様々なレセプションやエキシビジョンをズラッと撮ってくれてるみたいなんで。映像で見ることってそれほどないので、良い機会です。なんか世界的なこういうイベントって、NHKなんかでは時折特集を組んで、有名どこをベースにしながら番組として流してくれたりはするんですが、それでも稀な気がしますし。……近いうちに時間をとってゆっくり見ます。

 DVDだけの価格で、本が付いてきていると思えばやはり非常にナイスな価格。ジュンクも価格付けが巧いなぁ。つい買ってしまう。ただ、ジュンク堂は毒です(笑)。行くと大変って意味で。図書館みたいに長居したくなるし、それだけ出費の確率がグングン上がるし。ま、仕方がないか。画集に写真集、詩集にファッション集、小説にノンフィクション、雑誌にムック、見ていけばキリがありません。……はあぁ。

 シメ。最近、自分のブックカバーを頻繁に使ってるんですが、妙に心地良い。すこぶる調子が良いんです。そりゃあ雑だし、特に便利な昨日はないけれど、素材選びが良かったみたい。本を読む楽しみが、倍増する感じです。……ここんとこ、人のススメもあって読まず嫌い―別に嫌ってはいなかったけれど、手をつけなかったという意味です―だった作家さんの本を読んでいます。非常に面白いし、雰囲気が良い。

 本日のカップ:アイスラテ。美味しい。ようやく、体調が戻ってきたようです。そろそろ、いける。明日辺り、しっかりコーヒーを飲んでみよう。     circus

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2007年5月 9日 (水)

野生

Dsc02311 休みの日に精力的に動くのは、気持ちいいけれど正直疲れますね。それにしても、図書館に行く際の自転車での道のりは、非常に心地良い。自転車って本当にステキです。……そんな途中に、近所で実は気になるパン屋があることに気付く。今度、買ってみよう。

 今日は朝なんとなく起きるのが億劫だったのですが、逆に起きた瞬間「あー、コルベール行かなきゃ」なんて思いました。森ビルで先だって行われていた企画展は、見に行くことが出来ていなかったので。……かなり良いとすすめられていたので、一路お台場、ノマディック美術館『Ashes and Snow』へ。

 平日だけあって、なかなかに空いていました。それでも、映像作品のイスは足りていなかったけれど。まずは総評として、「僕は非常に素晴らしく想った」って感じです。万人ウケが良いかは微妙なところですが、少なくとも僕はかなり好きでした。ある種の奇跡が見れるというか、それがまた美しくて。

 入場料は1900円と正直高いです。1900円なのに、作品数は多くはないし、解説とかがあるわけでもない―それは意図的にだそうです―し。興味を持てなかったりした人にはきっと、文句があるくらい高いわけで。僕みたいに気に入れば、全く文句はありませんが。でも入場料は仕方のない面があります。移動式の美術館であるゆえ、スペースや設置、その材料なんかも総て現地調達なわけですから、コストがかかります。入場料でそこはペイしていかないと、利益が確保できない。続けられないですからね。慈善的な側面があっても、それを維持するにはしっかりとした基盤がなきゃ出来ませんもの。

 ゾウとヒトから始まり、オランウータンやクジラ、あるいはヒョウやコンドル。総てが奇跡的な状態を捉えています。モチロン、合成だったり直していたりはしていません。すごく不思議な気分になります。ヒトと動物の位置関係が、とても心に染みる。動物は賢い、ヒトを包み込むような動きや暖かさを見せてくれます。……ある意味で、ヒトも動物も本来は絶対に対等で―決して平等ではない―、大いなる自然に生きていることを思い知らされるというか。

 そういうこと意外にも、純粋に美しい写真や映像。僕としては、ゾウのシリーズとコンドルのシリーズが好きです。コンドルなんて、かなりカッコイイ。映像でも写真でも力強さを感じます。……うーん、黙って見入ってました(笑)。また、ゾウにせよヒョウにせよ、目が凄かった。目のアップを撮っていた写真は、惹き込まれます。コレは是非とも体験してもらいたい。

 あ、映像作品は短いのが2つと、一時間くらいのが1つです。しっかり見たほうが面白いと思います。だいたい半分くらいの方は、途中で席を立ってましたけれど。映像を見た後の写真は、また趣が違います。僕は一度写真と映像を見た後、再び入り口まで戻り、もう一度総てを見返してみました。……他にもそういう楽しみ方をしている方もチラホラいらっしゃいましたね。たぶん、あの場に行けばそうしたくなる気持ちも分かると思います、はい。

Dsc02304 ショップでは写真集をはじめとして、多くのモノが売られていました。300万とかする写真集セットやら、うん十万の写真やら。……パラパラ漫画的な写真だったり、ポスターだったり。

 んで、この展覧会としての写真集―本屋でも売ってるんですが―がなんと16800円……た、高いっつーの。メチャクチャ悩みました。本当に買うべきなのか。限定つっても一万部だから、後でも手に入るし……。でも写真そのもの、そして写真集の創りの風合い、そんなのが相まって買うことにしてしまいました。

Dsc02307_1Dsc02308_1  いずれ買うことになる予感はしたし、コレは持っておいて間違いはないと感じたので。……なんか、いろいろ付いてきました。別売りで結構なお値段で売っていたDVDに、ノート。このジャーナルノートは、輸入の際のアクシデントかなんかで数があまり確保できなかったそうで、一般売りは止めになったそうです、ソールドアウト扱い。……その代わり、ある分を写真集買った人にプレゼントしているのだとか。

 ちなみに画像奥が写真集、手前左がDVD、手前右がノートです。……このノートが素晴らしくて、これだけで欲しいと思います、マジで。表は写真集などと同じで、天然蜜蝋を引いたネパール産の手漉き紙―この風合いがたまりません―を使い、中はイタリア製の耳付きのままの手漉き紙―和紙と同様な具合―で、紐はハイビスカスの葉で染めたものだそうな。紐は染めた後に、やはり蝋引きされているよう。しかも手綴じですって、あれまぁ。

 写真の感じは画像の通り、いいですねぇ。ノートの中も画像の通り。ちなみに、ノートは三色ありましたがちょっと変わったワイン色を選びました。

Photo_21 ポスターももらえて、この柄を選びました。最も宣伝に使われていたヤツですね。ま、実物見て普通に良かったので、迷いなくこれかな、と。これも結構なお値段で売っていたわけですが……うーん。なんか抱き合わせ商法みたいだけど、大丈夫なのかこの販売法は(笑)。というか、そもそもポスターとかノートとか、ましてDVDなんて、全然コストかかってないってことなんですかねぇ? もしくは、写真集がもとより必要以上の暴利だったり? ま、納得して買ってるんだからいいですけれど。

 ともかく、物販はさておき、肝心の展覧会自体は本気でステキなので是非。若干割高な分、目一杯見てやりましょう。それにしてもあのコンテナだと、雨とかどうするんでしょうねぇ……あと猛暑とか。あ、それ以前に今日はかなり暑かったか……それで平気なんだからあと一月は余裕ですかね。期間中に、是非足をお運びください。

 今日は久々に長くなりましたね、シメ。そういえば、森美の次の展覧会はコルビュジェだそうな。こりゃあ、見ないといかんですよね。しかもその後は、またクロッシングをやるみたいですし。うーん、力入れてますね、ミッドタウンに負けまいと必死なのでしょう(笑)。にしても、今日はかなり久しぶりに美術に触れた気がします、これだけでなく他にもイロイロと。やっぱり良いもんですね。

 本日のカップ:野菜ジュース。メロンパンと共に、すごく楽な感じに。今日ほどユルユルにお昼ご飯を食べたのは、いつぶりでしょう。大したもん食べてないのに、やたら幸せに感じたなぁ。ユルユルって甘美ですね(笑)。     circus

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2007年5月 4日 (金)

Dsc02300 眠いです。徐々に体のリズムも変わってきたようで、随分早い時間から眠くなるようになりました。良いコトやら悪いコトやら。やることはたくさんあっても、睡眠を削ると大変なので、そこだけは無理せずにいこうと決めています、この頃。

 今日は銀座のとあるお店に行く予定だったのですが、下調べするとなんとも休みだったのです。いやー、珍しく調べてよかった。「毎日開いているわけではないので、気をつけたほうがいいですよ」と助言を受けていただけに助かりました(笑)。……だもんで、予定を変更してもんのすごい久しぶりに自転車で地元の図書館へ。

 ある種の特定の資料を探しに行ったわけです。何冊か該当するような書籍があり、「さぁさぁ、借りるべ」なんてしていたら、なんと返していない書籍があったことが判明。……全然、憶えてなかった。一度家に戻り、本棚を捜索し、本を発見。捨ててなくて良かった。

 んで資料は無事借りてきたのですが、それ以外にもチラホラ借りてみました。買おうかどうか迷っている書籍、なんてのが現実にはあるので、そういうのを中心に。その中の一冊がコレ、『Tシャツ・ブック』です。アシェット婦人画報社より出ている本です。その名の通り、Tシャツに特化した本。……年代を通じながら、時代背景と共に生まれてきた様々なTシャツを載せ、解説しています。なかなか、面白い。

 中の写真の多さなどから考えると、決して高くはない本なんですが、いざコレを買おうと思うと「うーん、ほかを優先したい」なんて思い続けてきました(笑)。なので、借りて読んでしまえばきっと十分だろう、なんて思ったのですが……大きな間違いだったようで。……これまでよりもっと「手元に一冊、置いておくのもいいなぁ」なんて思ってしまった僕。うーん、バカだ。

 結局、近いうちに買うと思います、普通に(笑)。それじゃあ借りている意味がないという意見もおありでしょうが、むしろ「これで良いのかな」とも思います。というのも、つまりは「図書館では迷っている本を借りて、それでも欲しいようなら買えばいい」、そんなスタンスで利用するのが賢いのかな、と。無駄遣いが減るし、無駄遣いを防ごうと気になる本に触れる機会を失くすこともない。……今更、この年になってそうするのも遅い気はするけれど。

 とにかく、これからは図書館に行くことが増えそうです。既に予約している資料も数点あるので、定期的に足を運ぶことになるわけですが。ただ、地元の図書館は蔵書がすごく多いとは言えないのが欠点かもしれません。静かで、雰囲気は結構悪くないんだけど。……あ、でもアレを置いているのには驚きました、その点はすごいかも。「アレ」はそのうち、ブログ内で記事にします。でっかい本なんです、実に(笑)。

 この辺りで。仕事の勉強をしているんだか、趣味を広げているのか、なんだか不思議な気分になってきています。資料を読んでいても、「おー、これスゲー」とか「うわー、これキレイだなぁ」とか言ってるもんで。まだまだひよっこにも達していないだけに、そんなペースでやってる場合じゃないんですけどねぇ……。ま、いいか。

 本日のカップ:煎茶。そういえば、伊勢丹の中の「うおがし銘茶」も当然リニューアルされましたが、あれだけお茶部門がきれいに固まると、きっと商売大変でしょうね。まさしく、商品で店の色を出すしかないですから。うちの場合はもう買うトコロを決めて動いているからいいけれど、良く考えれば決めていない人は迷いますよね。そういう意味では、伊勢丹の試みは親切なのかどうなのか、これからの展開に注意してみないといけませんよね。     circus

 

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2007年5月 3日 (木)

ヤサイノサイ

Dsc02299 年の功って、多かれ少なかれやっぱりあるものなのかなぁ、と感じます。よく考えたら、それって凄いことで。年の功と評される人は、それ相応に何かがあるから年の功って言われるわけですよね。……何年経っても変わらないことは多いだろうけれど、その中で得るものは確実にあるのでしょう。

 ずっと前から買おうと思っていた雑誌を、つい最近買っておきました。psikoという雑誌の増刊らしいんですけれどね、面白い雑誌です。タイトル『キャベツ』ですから。しかも余計な装飾は一切ない表紙。……すごく好感だったんです。

 さらに一発目の特集が「キャベツ」ってのもツボ。これは企画立てた人、素晴らしいですよねぇ。キャベツって昔から身近な野菜―野菜の中でもとりわけ―であるし、便利なんですよ、しかも美味しい。けど、実のところよく知らない部分も多かったりするという、なんとも不思議な野菜。……それを特集とあらば。

 キャベツのアートワークや、様々なレシピ、そして当然キャベツそのものの解説。その上、若干キャベツの絡んだ食の話であったり、または関係ないちょっとした食のコラムなんかも。……とても良い雑誌に仕上がっていると思います。これで580円は、結構スゴイなぁと。最近の雑誌って、めちゃくちゃ広告を入れまくっているのに、妙に高かったりするんですけれど、コレは良いです。

 中でもやっぱり、レシピのページは秀逸。もう明らかに美味しいであろう料理がガンガン載ってます。モチロン、キャベツがベースで。キャベツの美味しさに助かっているお弁当暮しの現在、これはありがたいのです。……キャベツって優秀ですよ、手を込めて料理したら高級な感じにおいしいし、ただただ気軽に茹でたり炒めたりするだけでも、素晴らしい味を出してくれる。……うーん、偉大。そういくと、野菜はやっぱり強いですよね。タマネギにせよ、ナスにせよ、ニンジンにせよ、カボチャにせよ。そして何よりジャガイモなんて。

 次の特集は「マグロ」だそうですが、この分なら期待が出来そうです。今回のキャベツ含め、気になる方は本屋で立ち読みしてみてください。安いから、買ってもいいと思いますけれど。

 シメ。明日はお休みなんですけれど、ちょっと行きたいお店があります。わざわざ仕事でもないのに銀座へ行くのは、なんとなく気が引けたりもするんですけれど、今となっては。せっかくだからランブルなんかにも行きたいけれど、思えば今はゴールデンウィークですよんね。人が多いから、無駄足はかけないようにしよう。

 本日のカップ:オレンジジュース。健康重視と言われました。確かに、お弁当と共に野菜ジュースを飲み、休憩ではオレンジジュースをチョイスしたら、そう思われるのも無理はないかもしれません。それにしても、今日は暖かかったですね。むしろ、暑いくらい。     circus

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2007年4月17日 (火)

割烹

Dsc02257 知識だけで生きていけるもんでもないし、かといって経験だけで生きていけるもんでもない。生まれ持った才だけで生きていけるもんでもないし、努力だけで生きていけるもんでもない。要は世の中は非常に単純そうに見えて、実は複雑で。複雑そうに見えて、実は純粋なものなんだと思います。……僕に欠けているものは本当に多いけれど、そういうことを想える僕自身を、僕は案外好きなんですよね。

 買う雑誌のデフォルトを少し変えているこの頃、メンズファッション誌を買う代わりに買うことになったのはコレ。そうですね、松浦弥太郎さんが編集長の『暮しの手帖』です。……ヘタなファッション誌なんかよりずっと面白い。

 なんかこれを買っていると、さらに自分が主婦よりの趣味になってきている気がして、若い男子なのに大丈夫なのかと不安になったりもしますが、ソコソコに面白いから仕方が無い。でもアレです。正直、松浦さんが編集長になるまでは買おうと思っていませんでした、あまりにも渋すぎて。なんというか、僕の感覚に合わない路線で渋さをキープしすぎてたんですよね。……松浦さんになってからは、その辺が柔らかく広くなり、自然に好感を抱ける雑誌になりました。

 最近は、こういう暮しの雑誌とかナチュラル指向の雑誌とかが、溢れんばかりに刊行されているわけです。自分で言うのはおかしいですが、僕はかなりまともな雑誌をチョイスして買えていると思います。クウネルだろうがアルネだろうが、暮しの手帖だろうが、ほかモロモロも含めて。なんというか、僕が見向きもしない雑誌が悪いとかではないんですけれどね。ただ、えてして僕が立ち読みすらしない雑誌は、何がしたいのかよくわからないんですよね。ただ流れに沿って、「こういう感じが好きなんでしょ、きっと」みたいなノリで雑誌が出来ているように感じて。……どの雑誌がそうだとは言いませんが。

 ところで暮しの手帖の27号の最後のほうに、ツバメのノートブックの工場のレポートが載っています。コレ、面白いですよ。中でも、すんごい古いジンガーのミシンを使って、今でも手作業でノートを綴じているところなんで、相当良い雰囲気です。ツバメノートって、定番だし、見た目も使い心地も結構好きなんですけれど、ここ何年かずっと手にしていません。……久々に買おうかな、と思わせてくれる記事でした。

 あ、ちなみに僕が暮しの手帖が好きな理由は、美味しそうだからです(笑)。料理のページが結構な量あるんですけれどね、簡単なものvばかりなんですが。そのページに載っているモノって、どれも美味しそうでたまらないんですよ。しかも、自分でやってみようと思える具合に。半ば、それが好きで買ってるようなところもありつつ。

 ともあれ、もちろん特集も純粋に面白い感じになってます、最近は。ちょっと自分の興味とは範囲が異なる事柄であっても、何かしら発見であったり、趣を見出せるような記事に仕上がっているので。……そういうわけで、これからはこれがレギュラーです。外れたのは某メンズファッション誌(笑)。

 シメ。セクシーボイスアンドロボ。漫画は知りませんが、ドラマを見ています。今現在、唯一見ているドラマです。ハッキリ入って好きなんですが、何がって別段話がうんぬんではなくて。主役の女の子のほうなんですがね、異様に演技が巧いのはなんなんでしょうか。そのせいで、ついつい見てしまうんですよ、本当に。……表情の変化の仕方とか、声の張り方や消し方とか、すごく好き。僕が純粋に好きなんて評価をするのは、かなり珍しいことです、女優において。それくらい、彼女の演技は素晴らしい。人を惹きつける何かがありますよ、オーラというかね。あ、そういえば今日は懐かしのムラジュン―これは失礼だろうか―が出るんじゃないですか。見ますけどモチロン。

 本日のカップ:ポカリスエット。明日は、豆を買いに行こうと思います。朝きちんと起きれて、朝ごはんも食べれて、やる気が十分に溢れて、部屋が順調にカオスから脱却できれば(笑)。今回のカオスは強敵だなぁ……ていうか、モノが多すぎて部屋に収まらないんですよ、物理的に。どうしろってんだ。     circus

 

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2007年4月 7日 (土)

仮想現実

Dsc02187 役割という存在を僕に教えてくれた、高校生のころのアルバイト先の人は、やはり今でも慕ってしまいます。もう、つながりは全く無いんだけれど。人にはそれぞれ、その場で成す役割っていうのがあって、ひいては生活においてもその人なりの成すべき役割があると思うのです。自分に対しても、人に対しても、社会に対しても。……僕はそれを、もう見失うこと無いように生きたいと、常日頃心がけていたりします。

 最近はお弁当を毎朝作っているので、だんだんと覚えたことも増えてきた僕です。そんな僕ですが、パスタというかイタリアンはやはりこの人しかいないでしょう、と思います。ラ・ベットラの落合務さん。コレは著書の『パスタの基本』です。

 なんだろう、この人は面白いし、単純の料理のセンスが抜群にあるんですよ。はっきりいって大して複雑なことをしていなくても、この人が作るととても美味しそうに、素晴らしく見える。そして、現にそれは美味しいんだろうけれど。……きっと好きな人は多いのでしょうね。

 テレビでもよく見かけますが、今のテレビってそれはもう沢山の料理家やシェフがいるのです。イタリアンにしたって、そうです。その中でも落合さんはずば抜けている。料理から出ているオーラが違うわけです、はい。食べたくなる感動がそこにはあり、作りたくなる魅力がそこには溢れているわけです。

 んで、こんな本も買ってみたりしているのですが。この本に載っているレシピはどれも、正直すごく簡単なモノです。まさに、ド基礎と言ってもいい。でもでも、不思議なことですが美味しくできるんですよね、しっかり。素材の甘さや酸味やコクを生かしたレシピを集めている感じです。……うん。

 ド素人でもこれを見て作れば、そこそこの味のパスタが作れます。それにしてもアレだったのが、冒頭に載っている素パスタ。ええ、そうです釜揚げパスタみたいなもんですよ、茹でるだけ。それに極単純な塩味だったりを付けたり、チーズを焦がして絡めたりするだけ。他にもチョイチョイ載ってますが。それで十分、軽い一品が出来るわけです。……そういえばアリだよなそんなんだって、と思わせてくれます。要は美味しく満足できればいいわけなんですから。何もいつもいつも手をかけることは、ない。

 ……って、なんかどこぞの主婦ですね、これじゃ(笑)。まぁでも、何でも言えることですが、「ここからは男の領域、ここからは女の領域」なんてのは、出産とか然るべき区別以外のいわゆる趣味の部分では、全く意味のないことですから。そんな下らない領域を決めて生きて、何が楽しいってんでしょう。やりたいことをやればいいんです、周りに迷惑をかけない範囲なら。そう、僕は思いますね。

 それでは。最近、仕事の影響で、ニーシングの指輪を外していました。久々に長い間。でも、ふと4日目くらいのころ、「プライベートでも外しているのは、なんか違うな。僕は僕なりの意志と理由をもってこの指輪をつけているのだから、仕事でない場では絶対につけよう」と感じました。……すると、いろいろ余裕が出てきました。やっぱり、僕にとって意味のあることなんです。それは単なるきっかけだったり、意志の小さなかけらかもしれないけれど、そういうことってありますよ。

 本日のカップ:ルワンダ/コーヒー。なんだコレ、やばいくらい美味しいじゃないか。つい少し味見をして、人に渡した後、振り返って「うわ、コレすんげぇうまいな!」と叫んでしまいました。この感じを、毎回出さなければなりませんね。そこそこのクオリティで満足はしちゃいけない。……でも、暇な人間だなぁ(笑)。     circus

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2007年4月 5日 (木)

感謝の念

Dsc02232 なんか携帯からも見れるようになったらしいですよ、ココログ。でも僕のブログは止めたほうがいいでしょう、きっと大変だから。ところで、僕は相変わらず協調性と社交性に難がある人間なのかなぁ、と思ったりします。生活や仕事に支障が及ぶほど酷くはないにせよ。……でもまぁ、僕は結局僕なりにやるしかないんだけど。

 今日はコチラ。一週間くらい前だったかに、このブログでも時折話題にしてしまう、大切な知人の写真家さんと会った際に、「この本、面白いですよ。装丁もカワイイし。というか谷川俊太郎さんって良いですよね」ということで薦めてくれた雑誌。……詩の投稿誌『未来創作』です。創刊号ですね。

 自らウダウダと詩を書くことが多い―歌詞だったり、純粋に詩だったりするけれど―僕ですが、こんなの出ているのは知りませんでした。ああ、なんと無知なることかな。ということで表紙を確認し、中をペラッとめくった瞬間、買い決定。……買ってから結構読んでます。

 まぁ、つまりは詩の本なわけです。んで、トップで谷川俊太郎が詩を書いています。詩というかもはやエッセイというか、谷川さんはかなりの散文なのでそういうのが多いですけれど、雑誌掲載とかになるともちろん。『コヨーテ』であったり、他雑誌なんかで何気に結構読むので、もとより好きなんですが。……長編詩ってのもいいなぁ。

 谷川さんがやはり中心なんですが、他にも有名な方の詩だの写真だの、漫画だのエッセイ風なものだの、イロイロな文章が読めます、基本は詩として。んで、投稿誌ということなので、当然一般投稿から選ばれた詩もたくさん載っています。一般投稿つっても、ソコソコ名のある人も出してるっぽいけど。……僕にはまず起こりえない文体や表現がたくさん見れるのは面白いですよね。

 久々にこういうまともな様々な文章の集まりを読んだ気がします。非常に良かった。僕も今、なんとなく幾つか書いています。気が向いたら、たぶん掲載されるようなことはないでしょうが、『未来創作』に投稿しようと思っています。あわよくば、ってのはモチロンあるけど(笑)。とにかく、次の号も買います、たぶん。

 コレを何気なく薦めてくる写真家の彼女は、相変わらずセンスがよろしい。おそらく、僕が今まで出会ってきた人の中でも、トップクラスです。むしろ5本指にも入るでしょう。やはりこれからも、最大限に大切に接していきたい人ですね。センスだけでなく、人格的にも素晴らしいし。……ええ、たぶんアレでしょうね。最近、ようやく僕自身も認識できてきたようです、アレ。弥勒さんはきっと、お分かりでしょうね。

 では。今夜、寒すぎじゃないですか? 冬かと。花冷えと捉えても冷えすぎだろうが、と。あ、でも別に暑がりな僕としては別にいいんですけれど、「花冷え」って単語を使いたかっただけです(笑)。好きなんですよね、響きが。そういえば、「花冷え」って曲も書いたなぁ。……これも、いい曲なんだ。

 本日のカップ:杏仁豆腐。カップじゃないか。この前、ジェラートで杏仁豆腐味ってのを食べて、改めて杏仁豆腐の美味しさと偉大さに感動したものです。杏仁豆腐って、いわゆる素を使って作ったりはしますが、素ナシでもきっと作れますよねぇ? 夏前にはやろう。     circus

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2007年3月31日 (土)

奥底から湧き上がる何か。

Dsc02215 今日は長くなるかもしれません、はい。知人を尋ねて、写真を見せていただきました。その写真には、やはり少なからず感ずるところがあり、あるいは多くの刺激を受けることが出来たわけです。またその知人の考え方や言葉にも、いろいろ感ずることはあったのです。……でも、僕はまたしても上手く僕の想いやら感覚やらを、示すことは出来ませんでした。

 どうやら僕は、そういう自分自身の感覚に基づく思考や思想なんかを、大っぴらに特定の他者に伝えられるようになるには時間がかかる人間なようです。よく考えてみれば素直に分かり合うまで、ある友人は2年ちょっとかかったし、またある友人は3年半はかかった気がします。時にはその時間軸を無視して、無理くりその間を飛び越えることもありますが、えてしてその場合は結果として、何か間違ってしまった空気が取り巻くのです。……今日の知人に、自分が思うような事柄を出来うる限り真摯に正確に話すには、もう少し時間がいるようです。勿論、現段階における最大限の真摯さでもって、言葉は紡いでいるのですが、絶対量が少ない。そして質も低い。申し訳ない気持ちがあります。

 それでも、今日の知人に関しては、僕はそれなりに深い想いを持っているつもりです。僕の人生の幾つかの側面に影響を与えてくれているし、それが必然か偶然かはどうでもよいけれど、僕自身がそれを望み、幸せを享受しているのは確かなことです。……僕が知人にそういう類の何かを与えているとは、あんまり思えないけれど。それでもとにかく、僕は僕自身の言葉を紡げるように、ゆっくりとこのまま少しずつ繋がっていければ良いなぁ、と思っています。そうありたいなぁ、と。……なんか個人的感情すぎる前置きですね(笑)。

 その知人、このブログはたぶん見ていないのではないかと思われますが、写真のタイトルをいろいろ考えていたようで。僕なりの見解を勝手にこの場に示しておこうと思います。意味ないけれど、万が一見ていたらアレですし。えーと、僕としては『境界域』・『ランドマーク』・『シンボライズ』なんかが個人的にはシックリきました。「庭」という存在は社会と家、いわば外界と内界を結ぶ独立した存在でありつつも、けれどどちらにも成り得る柔軟性や良い意味での曖昧さを含んでいます。それは外から見ても、内から見ても。だからこそ僕らは、「庭」に外にある自然の落ち着きを求めると共に、内との調和を同時に求める。その意味において「庭」は特有の範囲を持った外と内との心地良い境界であり、あるいは特有の形を持った外と内との交じり合う象徴ではないか、そんな風に僕は写真を見て感じたわけです。……だから『境界域』とか『ランドマーク』とか『シンボライズ』。いかかでしょうね、ていうかたぶん見てないだろうけれど。いずれ纏まった状態で写真を見たときに、このイメージは伝えましょうかね、いずれにしても。

Dsc02215_1 さて、もはや前置きだかなんだか分からぬ長さですが、本題。きっと画像もお忘れでしょうから同じものをもう一度(笑)。もう読んだ方も多いのではないでしょうか、チャンドラーの名作を村上春樹さんが翻訳した『ロング・グッドバイ』です。そしてその下にあるのは、これまでの翻訳、清水俊二さんの『長いお別れ』。そうですね、要は同じ内容の別訳なわけで。

 大筋はモチロン一緒です。でも、正直作品としてはかなり違います。50年ほど前の清水さんの訳は、当時の事情なんかもあるでしょうが、様々な部分が端折られているし、ある意味において現代的ではないし、結構サッパリした感じです。ところが、村上さんの訳ときたら、これがなんともヤバイ。それが良いことなのか悪いことなのかは判断しかねますが、村上さんの訳には確実に村上さんの空気が纏っています。

 マーロウの言い草ひとつとっても、もしくはセリフでなく状況描写の部分などをとっても、村上節が。シニカルでアイロニーの含んだ面白さ、そして多くの具象。それは明らかに清水さんとは異なるモノです。果たしてどちらが原文に近く、適した訳なのかは英語原文を読んでいない僕としては分かりかねる―清水さんが文章や表現を多少省略しているのは確かとはいえ。村上さんも多少の脚色があるとはいえ。―のですが、どちらも面白いのは間違いありません。……きっとそれが、チャンドラーの巧さなのでしょう。

 それぞれのキャラクターが、たとえほんの僅かな登場とはいえ、それぞれに背景とストーリーがあり、総てのキャラクターが各々の位置で光っています。主人公であっても、脇役であっても変わらぬクオリティを持っています。そして練られた構成。最後の方は若干成り行きがわかってしまう一面はあれど、素晴らしい物語です。どちらの訳も名ミステリーでありましょう。ま、清水さんのほうは昔図書館で読んで以来、今回改めて買って読みましたが。……個人的にはやっぱり村上さん訳が好きですかね(笑)。そりゃ、この訳を読めば村上ファンはそう感じるでしょう。

 「To say goodbye is to die a little.」 僕はギムレットは飲めないけれど、このセリフは味わえる。僕はこれから先どれだけサヨナラを言うだろうと考える。出来うるなら、それは少ないほうがいいかな。サヨナラで学ぶこともあるけれど、やっぱりね。

 それでは。いやー、長いね、前置きがアレですものね。ところで、ちょっと真面目に文章を書こうと思っています。制限付きなので、いささかいつものように気軽には書けないんですけれど、ちょっとだけ。それと幾つかの文章に手を加えます。もう一つのブログのほうでは、近いうちに新しく書く文章―たぶん800文字前後―をそのうち更新します。その前に、詩を一つ更新しますが。どちらも僕の大切なモノ。そして紛れも無く僕固有のモノです。いいっすよ、それなりに。

 本日のカップ:コーヒー。喫茶店のいわゆるベーシックなブレンドコーヒー。でも思ったのは、UCだったりキーコーヒーだったりしても、やはり店によって味が異なるということ。たぶんそれは、コーヒーを淹れる人の心持ちであったり、意志みたいなのが関係してると思うんですよね。あとは、飲む環境とか。今日はかなり良かった。     circus

 

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2007年3月24日 (土)

終わって欲しくない。

Dsc02199 「君、それはアレ―アレはご想像にお任せします―だよ」と言われました。確かにそうかもしれません。僕は確かに、そういう状態にあるのかもしれません。でも、自分でも正直よく分からない。何処までが正しい感情で、何処までが錯覚なのか。どれが愛すべき感情で、どれが割り切るべき錯覚なのか。……さて、どうでしょう。僕はただただ、大切な想いを抱えているだけなんだけれど。

 さて、今日はとても日常離れしたような、でも幸福感とまったり感に溢れた日でした。更新すべきモノはマジでちょっと溢れているんですが、今日はどうしてもそのことを書かなければなりません。……うん。

 都内某所で、花見じゃないんだけれど、ピクニック的な感じに楽しんできました。すごいわ、うん。尋常じゃないくらいにマッタリとした雰囲気。周りにいる人々や集まり、あるいは子ども達の誰よりも、僕達は和んでいました。それはどう考えても僕の力なんかではなくて、やっぱり共に集まる人達―つっても今日は二人か―のおかげによるもの。総ての空気を、彼女らが作り出してくれました。

 僕はいつもそうなってしまいます。幸福感を、享受するだけ。意識して提供することが、全然出来ない。だから、申し訳ないなぁ、とかなりの確率で感じることになります。ただそれでも、享受しても良いよ、という優しい人々がいるからこそ、僕はこうして幸せでいられるのだ、と思います。……うん、冗談じゃなくてね。

 二人とも、僕にとって現段階において、素晴らしく大切な二人です。たとえ向こうが僕をどう思っていようが、それは動かしようのないことです。この二人が、もしも何かで窮地にあるとして、そして僕が僕の意志でどうにかできるというのならば、僕は迷わずおおよそのことは何でもしてしまうでしょう。それが、僕の持ちうる中枢のポリシーと、人間的常識に反しない限り。そう想える、間違いなく筆頭の方々です。

 芝生っていいものですね。すごく暖かいし、柔らかい。そこに思い切り寝転がるだけで、心を安らげることが出来る。一人の方曰く、「ピクニックの定義は、食べて寝ること、だそうです」とのこと。あー、もう完璧ですよ。完璧に忠実に実行してやりましたとも。ちょっとだけ、寒かったけれど(笑)。

 ブーランジェピシエ―バゲットはやっぱり美味しい―やコンビニ、あるいは地方特産や酒―黒糖梅酒ってジュースみたいで美味しい―などで食物を固め、真面目なことも軽めのことも、あるいはちょっとマニアなことも話しながら、留まる。僕らの世界に存在する幸福に包まれた時間に、留まる。留まることが常に良いとは思いはしないけれど、たまにこういう時間があると、すごく心が豊かになります。

 三人して寝転がっていると、子どもがいぶかしげな好奇心旺盛な目でコチラを見てきます(笑)。でも、全然オーケー。むしろ笑顔で迎えます。親が「すいません!」なんて、すぐ遠ざけるんだけど。まぁ、アレですよねぇ、ちょっと不思議な光景ですもんね。そんな中、とても可愛らしいステキなポンチョ―クマっぽいんだな―を着た男の子がいて、「今日のヒーローはあの子ですね」なんてナゾの発言をしたり。「オレオでおびきよせるんだ」とか不適切な発言もしたり。……でも、ホントにスゴイ似合っていて、最高でした。僕が「うわー、ポンチョ欲しいわー、マジで―似合わないのは承知の上で―」なんて言っていたら、明らかに似合いそうな人が自分は似合わないからなぁと仰られたので、心の中で「いや、あなたは絶対似合うから。死ぬほど。」としんみり。

 とにかく、要は楽しかったんです、久々に。こんな風な幸福感はなかなか、ない。もうすぐ僕も他の二人も、ある意味で忙しさにまみれた社会に、多少の時差はあれども飛び出す現状で、こういう幸福感を今のうちに少しでも得られることは、非常にありがたいことだと感じました。……また、やりたいなぁ、こんなの。ていうか、動物園行きてぇ、水族館も可。

 んで、画像のクウネル。今月号は読んでいて、頬が緩む良さなので是非ご覧下さい。台所用品も、他の記事も。中にちびクウネルなるものが付いていて、さらに和みます。子どもつながりで、今日の画像。本来は桜の画像にしようかとも考えていたのですが、桜を見ていて妙に美しくて、「なんか、携帯のカメラで撮らずに、僕のイメージで残しておきたいな」と感じ、撮りませんでした。いずれどうにか、そのイメージは何かしらの形を成すでしょう。

 自然に触れ合うのは、良いです。久しぶりにそんなことを、本気で想った一日。その後にDIGAWELにも行きました。それはまた今度。

 それでは。おめでとうございます、安藤さん。金メダルです。いやね、今回はやってくれると想ってましたよ、マジで。4回転をせずにまとめたのは、作戦といはいえ残念ですが、優勝してのあの笑顔と涙を見れたら、それでもう満足です。あー、良かった。

 本日のカップ:黒糖梅酒。名前は不思議なんですが、飲むと独特の甘みで美味しい。梅の風味よりも黒糖の風味がちょいと強い感じですが、ジュースみたいに飲めてしまいます、キケン(笑)。次はシャンパンを持っていくのも良いですね、うん。     circus

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2007年3月21日 (水)

大いなる影響力

Dsc02195 更新が滞って申し訳ないです。長年勤めたアルバイトを辞めるにあたり、本当に感謝してもしきれないように、送別会を開いていただきました。懐かしい人達もいたり、パワフルな人達もいたり、その場で触れ合うことはほとんどない人もいたりしましたが、紛れもなく、僕らは同じ空間にいて、ある程度同じ気持ちを抱いて、十分にその意味と幸せを感じることが出来ました。こういうことは、素晴らしいことです。……僕は恵まれている人間です。

 そういうわけで、イロイロなモノまで頂いてしまいました。僕のことを考えてくれたモノであったり、美味しいモノであったり、リラックスできるモノだったり、最高に面白いモノだったりしました。その中で、恐ろしく感動してしまったのがコレです。……えーと、許可なく書いているけれど、いいかな。

 頂いたのは写真集。どうやら、古屋誠一さんの展覧会の際に作られたものでしょうか。「ちょうど展覧会もやってるんですよ」と言っていたので。今日になって、しっかり見させてもらいました。「写真集とかには好みが多分にあるので……」ということを仰っていましたが……十分に刺激を受けられます。先入観を一切排除するために、前置きの文章などは無視してまずは見てみました。

 無論、総てが総て好みなのか、と問われると果たしてそれに100パーセントでイエスと答えることは出来ないのかもしれません。けれど、やはり幾つもの写真にハッとさせられるものを感じたり、息を飲んでしまうような瞬間がありました。それは好き嫌いとは別次元の話なのかもしれません、僕にとっては。僕の場合、たとえ好きな画家や写真家であろうと、その人の作品を総て盲目的に絶賛してしまうような人間ではないので。しかしながら、確実にこの写真家には写真集には、何かがある。それを感じます。

 この写真集は、「本当に近いのだけれど遠い感覚」、あるいは「届いていて手の中にあるのだけれど何処か違う空間にソレが浮遊してしまっている感覚」、ひいては「心が温まる瞬間にそびえる、ひそやかな冷たさや寂しさ」、もしくは「目の前に確かに存在するものの絶対的な儚さ」……そういう空気が感じられました。笑顔満面で見る写真集ではないのだろうけれど、僕は結構気に入りました。せっかくなので展覧会も見てみたいところですが、いかんせん今やっているのはちょっと遠いトコロみたいなので、それがいささか残念です。

Dsc02196 感動してしまったのは写真集によるものだけではありません。その、パッケージ。画像にあるような紙に包んでくれていたのですが、これがお手製。古い雑誌のページを剥ぎ取り、ランダムな感じに、けれどどことなく整然とされるように貼り付けてあります。そして上に乗っている匙と共に黒の麻紐で結ばれていました。……麻紐からは良い香りがしていましたし。

 この作業は、感動します。「こういうことが好きなんですよ」とは言っていたけれど、それはともかく嬉しさが大きい。それはたぶん、僕自身も何かを創ることに魅力を感じていることもあるだろうし、モノを創る時に込める想い―この包みには僅かかもしれないけれど―というものの、大切さや暖かさを知っているからでしょう。

Dsc02197 ちなみに僕も、多くの仲間とお別れする際に様々な人に感謝のしるしのモノを、手渡したのですが、その中で数人の方には、自らの手で作った包み布を使いました。ソレがコレ、まぁどのようにでも使ってくださいってことで。……この間、チェック&ストライプで買った麻布を使用、裏表ですね。急いでいたのはこのためなのです。あまりに急いで相当枚数を作ったので、こだわれるポイントも省略し、さらには雑な面も出てしまいましたが、想いはすごくこもっています。

 この写真集をくれた方には、すごい乱暴な形でこの布と飴を手渡す結果になってしまったので、その方がこの布に込められた想いを感じてくれていることはないかもしれません。それは明らかに僕の自業自得なわけですが。……少しでも、何かを想ってくれていると僕としてはすごく嬉しいけれど。

 この方は、尊敬できうる人です。なんというか、とてもしっかりしてらっしゃる。僕は非常に好感を持っています。前に書いた「ドイツの薬ビン」もこの方から頂いたし、「知人の大きな卒展―この方は写真―」というのもこの方。うーん、感嘆するしかない。……しかもね、好みがかなり近いみたいだから、なおさら。話していても、かなり彼女なりの考え方を持ち、かつそれを表現しようとし、その上でまた考えているのが伝わってきます。それが心地良い。僕は言葉で表現するのがヘタなので、余計にそう感じるのかもしれません。

 長くなりましたが、そういうことです。尊敬している人とは、たとえそれがいかなる形であれ、繋がっていられたら素晴らしいだろうなと想います、切実に。そうすることによって、僕も少しずつ成長できるのも確かですし。今の段階で、周りに数人そういう風に強く想う人がいますが、彼女はその筆頭です。……なんか、すごく個人的な更新になってるけれど、大丈夫かなコレ(笑)。

 それでは。長々と読んでくれた方、ありがとうございます。個人的な更新だけれど、想いという意味においてはすごく普遍的なことを語ったようにも思えます。いずれにせよ、何かを感じていただけたなら幸いです。二日分の想いがこもっているから、長くなってしまったのかなぁ。……ま、僕らしいといえば僕らしい。

 本日のカップ:三ツ矢サイダー・レモン。マジでこれにハマっているみたいです。近々、記事にもしてしまおうと思います。もう一つの名作と共に。うちにこのペットボトルがゴロゴロしてるのは、壮観です(笑)。     circus

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2007年3月16日 (金)

終わり無きもの、それは欲望。

Dsc02189 知人のライブへ行きました。僕にはまず起こりえないコード進行であったり、アレンジであったり、あるいはメロディーであったり。民族音楽のようなニュアンスが含まれているため、当たり前ですが。それにしても、良かった。僕の尊敬している人の一人なのですが、イマイチ彼女を目の前にすると、そういうことは一切言えなくて、どうにも。……うーん、まぁ、いずれ伝えられる日がくることでしょう。確実に、僕の在り方を変えてくれるような影響を与えてくれた方です。……リスペクト。

 今日はすごく歩きました。知人のライブの地は青山。よってそこに辿りつくまでにたくさんの寄り道。スタートは恵比寿。

 恵比寿……まずガーデンプレイスへ。目的のモノをそそくさと入手し―そのうち記事にします、美味しいものです―、グルっと反対側のリムアートさんへ。もの凄い久しぶり、恵比寿ってほとんど足を運ばないので。欲しい書籍が幾つかあったのですが、地味に高いため断念。一つは月を使ったアート本、一つはマルセル・デュシャンの本、もう一つは植物の本。うーん、欲しいな、特にデュシャン。……一応ちょっとしたモノだけ購入し、すぐそばのアンティークス・タミゼへ。この路線の古食器系を考えると、ここより凄いトコロはそうそうないでしょうね、やはり。かなり古いモノでも状態良いのがあったりしますし……その分そういうのは高いんですけれど。

 そして、小腹が空いたというか純粋に昼ごはんなので、そのままヘキサゴンカフェへ。ていうか、ヘキサゴンカフェは実際に寄るのは初めてなんですよね(笑)。行きたいと想いつつも、恵比寿は大概休憩やご飯と無関係のときに来てしまうので、なかなか。……食べたのはハニーマスタードのチキンサンド。かなり美味しい。家でも頑張れば美味しく作れそうだなと思い、今度チャレンジしようと決意。それにしても、ピクルスウマイな。

 まだ恵比寿。そのまま少し歩いて、チェック&ストライプへ。なんでしょう、このアウェー感(笑)。明らかに男が一人で突入する場所ではないことは百も承知ですが、それにしたってアウェー。まぁ、狭いから勝手にそう感じてしまうだけなんですが。……そこでちょいと購入。ソコソコ納得できるモノです。

 代官山……もちろんここまでずっと徒歩。先を見越して、最低限の選出。その中でやはり光ったのがアーツ&サイエンス。正直言って、ものすんごい良いモノがあって、勢いで買ってしまうところでした(笑)。そこで滅多に出てこない、僕の中の冷静さの天使が必死になだめてくれました。「……ちょいちょい、待ちねぇ。確かに良いものだけれど、ほんの少し予想価格より高いだろう? しかも、今はそういう日常のモノを買ってばかりいる状況ではないじゃないか」と。でもね、もんのすごい素晴らしいんですよ、マジで。……ある種の完成形を見たような気さえしました。デザインも生地感も色も完璧。4月の中旬くらいまで残っていたら、確実に買います。……あー、ホントに欲しい。

 他はちょっと割愛して、青山へ向かう道すがらオルネ・ド・フォイユへ。欲しいモノがわんさか。でもやはり脳内の天使がいろいろと正しい歯止めをかけます。アスティエのSSノートを見ては「使ってないノートがたくさんあるじゃないの、まずはそれを使いなさい」と。魅惑的なビンを見ては「今の君の部屋の、何処に置く場所があるっていうの、今は耐えなさい」と。古い糸を見ては「まだ全然洋裁なんて上手くないのに、こんなに良い糸を使う意味はないじゃないの、とりあえず安いので頑張りなさい」と。……他にも多々(笑)。いやー、しかもそれが総てごもっともな理由。こんなに歯止めがうまく利いたのは久しぶりです。ホントはどうしても欲しいシーリングスタンプがあったんですけれど、希望のアルファベットがなくあえなく断念。

 青山(一度目)……一度目の青山は通り過ぎること中心。プレスシックスとデルフォニクスにはとりあえず寄り。プレスシックスにて、シーリングスタンプの変わりになりうるリボンテープがあったのですが、それもあえなく希望のアルファベットがなく……って、どれだけこのアルファベットってレアなんだと(笑)。まぁ、あんまり使わないっちゃ、使わないかもなぁ、普通は。僕にとってはすごく重要なんだけれど。デルフォニクスは収穫無し。というか、青山のデルフォニクスはあんまり面白いモノがない。渋谷や、系列の新宿、池袋の方が面白い。

 原宿……ビームスプラスなんかによりながら、一路kurkkuへ。期待が大きかったkurkkuだったのですが……なぁんかイメージと合致しない。置いているものは間違いなく僕の好きなモノが多いのですが……いろいろ引っかかる。雑貨にしても書籍にしても。なんだろう、見せ方が性に合っていないのかなぁ。せっかくの良いものも、あまりその雰囲気を引き出し切れていないというか……。まだまだこれからの頑張りに期待がかかりますね、うん。

 その後原宿の名所というか定番ドコロをウダウダ回りながら、もう一度青山へ。

 青山(二度目)……妙に時間があるので、暇なのでシューズ&シングスへ。ま、買うべきものはまだありません。単なる目の保養でしょうか。とある雑貨屋へ寄ろうとするも、なんだか閉まっている感じ。僕、あいているタイミングに来たこと無いなぁ……相性が悪いのだろうか、いやただ単に間抜けなだけか。

 その後にいろいろウダウダ歩き回り、それはもう必要以上に歩き回り、終いには行ったことない道に飛び込んで、どこが何処に繋がっているのか迷ってみたり……つ、疲れた。なんかいろいろ行った割に、歯止めが利きすぎて収穫が異常に少ない……良いことなんだけれど、もう少し浪費しても良かったかなぁ……いや、ダメダメ、冷静になろう。僕はまだ、所詮学生なんだ(笑)。

 というわけでライブで一日シメ。いやー、歩いた。それを無事に乗り越えられたのは、ギャルソンオムのブーツが思いのほか頑張ったということでしょう。初夏前までしか履けないというか履く気が起きないので、今のうちに頻繁に履きませう。……それにしても、良く眠れそうだ。

 では。明日も早起きです。やることがイッパイある。新たに急遽作らなければならないモノが出来てしまったし、安藤裕子さんのライブもあるし。……ちょっとスケジュール詰めすぎだな。ひとえにモノを作ることが悪いのですが、やめられません。あー、そういえば歌も少しやらなきゃ。今度、唄うんです、ほんの少し。

 本日のカップ:スターバックスディスカバリー、キャラメル。まぁ飲みますよ、そりゃ。コレを飲んでしまうと、他のキャラメル的な安いラテは飲めなくなりますね、美味しい。ヘタすると、そこらのお店よりもまともな味なんじゃないでしょうか。好き嫌いは分かれると思うけれど、優秀なのは確かだと思います。     circus

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2007年3月14日 (水)

お嬢様

Dsc02188 ストックが切れかけているので久々にパパブブレに行くと、既に整理券配布終了と宣告……えーと、いつからそういうお店になったんでしょう? この前の兄のときの完売といい、飴屋とはとても思えません。気軽に買えて、気軽に食べてあの美味しさだから良いのに、並んで買うとか考えられません。というか、それじゃ楽しみが半減するというか。なんだかなぁ。人気が出るのも、やはりいろいろ大変な面はあるものですね。まぁ、他にも美味しい飴はたくさんあるし、これからも見つけるでしょうし、パパブブレもタイミング次第では普通に買えるようになるでしょうし、気にしないことにしましょう。……情報過多による、過度な人気状態ってのは、あるものですからね。クリスピークリームのように。そういえば、出来立てのころのドーナッツプラントもかなりの人気だったですよねぇ、今は待たずに買えるけれど(笑)。日本人って、そういうもんなのでしょう。

 さてFUDGE。もちろんGINZAも共に買っていますが、今回は完全に軍配はFUDGEでしょう。どちらかといえばFUDGEが強いというよりもGINZAが弱いという感じもありますが。FUDGEはここ最近通りのクオリティでしょうか。どうやら毎月発行になってから2周年記念らしいです。……僕がきちんと見始めたのはいわゆるその月刊化してからだったような、その少し前だったような気はしますが、一時期の微妙な感じを乗り越え、現在はある種の方向性として良い雑誌になったなぁ、と感じます。

 vol.1とかの頃は、もっとアートよりというか、全体の雰囲気がもっと芸術チックなファッション誌だったそうですが―人から聞いた情報によると―僕は見たことないので、なんとも。というよりは、その頃からレディス雑誌は買っていたので、かつ表紙はなんだか憶えているので、きっと見たことはあるのでしょうが内容は一切記憶に無い(笑)。……ま、別にそういうコレクターとかじゃないからいいんですが。

 今月号。表紙の写真を見た瞬間、特集ブランドが分かりました、そりゃそうだ。「あ、トリコやんけ、今月」と。この特集がとても好きでした。というよりは、今期のトリコそのものが案外ツボというか。いいですねぇ、写真の具合も。時間をかけて撮った雰囲気は全く見えませんが(笑)。……ギンガムも、無地も、もちろんドットもどれも良い。そして実物はさらに良いときたもんですから、今期トリコはスゴイです。トリコはいろんなトコロに入っているので、その度に「あー、やっぱいいわぁ、欲しい」なんて呟いてしまいます。

 そのほかの部分も、特集の組み方の大枠はともかくとして、載せているモノであったり載せ方そのものはなかなかに好感が持てるので、やはり面白いです。綴じ込み付録的なやつも、雑貨の欄にリムアートさんとオルネ・ド・フォイユさんを選ぶ辺りが流石です。

 ちなみにオルネ・ド・フォイユさんは場所が微妙すぎて出かけるたびに行くわけではありませんが、めちゃくちゃ好きです。全然買わないんですけれどね(笑)。かなり押してます、僕の中では。基本的なモノのチョイスが非常に巧い。それと見せ方も。……初めて店を訪れたのは去年の夏前とか結構最近だったように思います―代官山から青山まで歩く道のりの中で―が、それ以来かなりのお気に入りです。行ったことがない方は、まず一度足を運んでみることをおススメします。……地味に何処からも遠い場所なんでアレですが。

 明後日あたり、もしかしたらその界隈、青山やらそこらに繰り出すかもしれません。行きたいトコロもあるし、丁度青山に用事もあるので。たぶんアレです、恵比寿から入って中目黒に回り、代官山を経由して青山に抜ける。もちろん総て徒歩。……け、結構キツイな。ただ、今行きたいところを総合するとどうしても結果はそうなってしまうのです。うーん、端折れるとしたら中目黒くらいだろうか。DIGAWELさんで春物が入荷したりしたら、また話は変わってきて大変なんですがね(笑)。

 そいでは。知人の写真展では、「クオリティとは、どういうものなのか」や「偶然性と意図の比重」や「商業性と芸術性の比例関係」などを考えました。そして、僕自身について「写真を撮りたい想いはあるけれど、僕には見るほうが合っているのかもしれないな」と感じました。知人の写真はモノクロームでしたが、モノクロにすべき必要性を感じられたので、感心しました。他の方の作品にも、ちょいちょい意見を書き残してみたりして。……その後に用事がてらの買い物で伊勢丹へ言ったのですが……目に毒です、ある意味(笑)。欲しいスニーカーが4つ決まりました。どれも良い。でも選べるのは最高でも2つまで。……うーん、どうするか。

 本日のカップ:エチオピア/コーヒー。スターバックスのかなり前のエチオピアの残りが少し出てきたので、淹れてみました。恐ろしいほど新鮮さは無いので、やはりなという印象。まぁ、相当工夫して淹れたので、不味くはないし、むしろ一般的に言えばたぶん美味しい評価を受けるくらいには淹れられたのですが。……うーん。     circus

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2007年3月11日 (日)

オンパレード―個人主義編―

Dsc02182 昨日の前置きに続いて、モノを買う側、売る側。今日はその両極端を、改めて目撃したというか、経験したというか。それにしても、お金をもの凄い勢いで叩きつけて置く人は、一体何を考えているのでしょうか、商品もしかり。ソレを、逆に自分がやられたらどう思うか、考えたことがないのでしょうか、甚だ疑問です。……きっとアレだなぁ、接客とかを全く知らない人がそうなりがちなんだろうなぁ。たとえ接客を知らなくても、ちょっとした意識の転換で、自分の生活にあてはめて考えて、その乱暴な行動がいかに下らなくて愚かなことなのか、気付くと思うんですが……あぁ、愚痴っちゃってすいません(笑)。

 さて今日は、違う意味でのオンパレード。なかなかに良いムックを買いました、ちょっと前に。えーと、暮しの手帖の別冊「わたしの好きなキッチン用品」です。暮しの手帖といえば、編集長が松浦さんに代わってからちょいちょい経ちますが、やはり僕としては明らかに良くなったように感じます、はい。……こういうムックも良い雰囲気で出てくるし。

 たくさんの方々の、自分なりの愛すべきキッチン用品を紹介してくれています。それこそ、いかにもデザイン的だったりそういう類の定番だったりするのもあれば、全くもって平凡なものまで……でも、すごく気持ちが良い。というのも、そこには「人の想い」が詰まっていて、この雑誌はそれを巧くまとめてくれているからです。

 人が勧めたり、紹介する力はとてつもなく大きいものです。僕は昔からソレを主張してきました。……なかなか首を縦に振る人はいませんでしたが(笑)。でも、絶対にそうです。少なくとも僕らは、例えば「あの人が使ってるなら間違いないかもしれない」とか「あの人が勧めてくれているから、使ってみようか」なんて思うことが多々あるわけで。……ちなみにソレを「自分の意思が無い」なんて言うことはナンセンスです。人から勧められようが、誰かが使っていようが、結局最終的に選ぶのは自分なんです。というか、いろんな経験から「自分の意思」なんてものは生まれてくるわけで、その過程の中では、人を尊敬し参考にしたり、あるいは模倣だってするべきだと僕は思うので。

 あ、話ずれましたね(笑)。とにかく、要するに人の力は大きいってことで。この雑誌はそれをきっとわかって、ともすればソレをもっと分かってもらいたくて、作られているような気がします。モチロン、「人それぞれに、自分なりの満足があればいいんだよ」というメッセージが込められているには違いありませんが、僕はそれよりも、「人の介在する意味」みたいなものを出そうとしているなぁ、と感じたのです。……なんか、真面目。

Dsc02183 ページはこんな感じ。これはルクルーゼの片手鍋ですね、色がとてもステキです。ルクルーゼの発色は、鮮やかなのは深く鮮やかで、淡いのは優しく淡いのでたまりません。……きっと、日本では販売されていないような色もあるので、出来うるなら海外にいって、全部見てみたいトコロですよね。

 このページ意外もなかなかにステキで、多かれ少なかれそれなりの思い入れがある。うーん、こういう雑誌は良い、非常に。これぞ、松浦さんパワーなのでしょうかね。

 人の勧める力、といえば。僕はアルバイト先にて、それをアピールしたことがありました、バイトのくせに(笑)。わざわざ長ったらしい企画レポートまで書いて。でもそれを、とある上司が読み、さらにはそのままではないけれど僕の意向を汲んでくれたような企画を、やってくれました。その企画が今、どういう評価を受けたのかは知りませんが、もっと長いスパンで「人の力」を使って欲しいな、なんて想います。……それにしても、いい上司ですよねぇ。バイトの考えまで、しっかり捉えてくれるんですから。

 そいでは。無性に野菜とジャガイモを食べたくなり、たまらない気分でした。夕飯の際に、野菜はそれなりに満足できたものの、ジャガイモが無かったので、不完全燃焼。固めに茹で上げたジャガイモを、塩コショウで、あるいはオリーブオイルなども交えて、食べたいのです。あー、食べたい。……明日は、絶対にジャガイモだなぁ、こりゃ。

 本日のカップ:ジャガイモのスープ。どうしてもジャガイモのガマンが出来ないので、インスタントのジャガイモのスープを飲んだのですが……やっぱ無理。これで満足しようってのが、大きな間違いだった。そもそもスープじゃ、求めている食べ方の食感じゃないし(笑)。でもまぁ、冷静になれば、これはこれで美味しい。パンと非常に合う感じで。     circus

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2007年3月 7日 (水)

おススメ

Dsc02170 知り合いの方がライブをやるそうで、とても行きたい気持ちでいっぱいです。その人とは、さほどとりわけ仲が良いわけではないのですが、僕のある種の手本となってくれた一面のある方です。……あー、行きたいなぁ。それでまた、刺激を受けたい。

 さてBRUTUS。今回はコーヒー特集です。ところがコイツ、これまでの他雑誌のぬるいコーヒー特集に比べ、かなりまともです。コアです。読む価値があります。出ている人達も、書いている人達も、記事もどれもソコソコ良い出来なのです。……コーヒー、いいですよ。コレは記事にするつもは無かったのですが、最近コーヒー道に踏み入れてくださった、MusTさんにバリバリ刺激(この記事とかこの記事とか)されて、記事にして語っちゃおうかな、なんて(笑)。だもんで、MusTさんにトラックバックいたしませう。……って受けつけてないや(笑)。ま、いいか。

 さて、MusTさんとこのコメントでも言ってしまいましたが、僕は普段、珈琲工房ホリグチというところが輸入しているニュークロップのストレート生豆を、ホリグチさんの弟子みたいな方がやっているとても煎りが巧いお店で買っています。これまで、何処で豆を買っているかはヒミツにしてきたのですが、まぁいいでしょう。……よく考えたら、ヒミツにする意味もないし(笑)。

 ストレート(品種や取れる国、あるいは農園などに交じりのないもの、対称的なのがブレンドです)、とりわけニュークロップ(その年度にとれた豆のことを指しますね)の分野に関しては、ホリグチさんとこの生豆(まだ煎っていない豆)の右に出るコーヒー屋はないでしょう。これは確実です。あ、でも丸山さんとこもスゴイのか、うん。とにかく、それくらい優秀なニュークロップを仕入れてくれています。だもんで、ひいきにするわけです。BRUTUSにもしっかり登場していて、というか今回のBRUTUSはホリグチさんと、これまた有名な方ですが丸山珈琲の丸山さんで出来ていると言ってよいでしょう、だからまともなんだけれど。……あとはバッハの田口さんの理論がつけばパーフェクトでしょう。

 さて、ニュークロップでは、と銘うったのにはワケがあります。まずコーヒーはニュークロップが総てではないということ。僕は好きだからニュークロップばかり飲みますが、それが総てではないのです。例えばエイジド。つまりは豆を長年熟成させた状態で保ったコーヒー。これの代表的なのが、銀座のカフェ・ド・ランブルさん。すごい期間熟成させたコーヒーを出します。……かつては、外国人が飲んでこんなのはスペシャルティ(要は素晴らしいコーヒーかどうかってことです)じゃない、なんて酷評したそうですが、今となっては完全に評価が高い。コレはある意味、ホリグチさんのコーヒーとは真逆のコーヒーでしょう。

 そしてブレンド。ホリグチさんとこもブレンドはやっていますが、やはりブレンドで欠かせない存在はカフェ・バッハさんでしょう。つまりは田口護さんです。この方の理論的ブレンドはすごいものですし、彼の言う「ハンドピック(不良な豆や、アンバランスな豆をはじくことです)の重要性」は確かなものですし、その精度はハンパじゃありません。……ここもある意味で、ホリグチさんとは違う分野のコーヒーと言えるでしょう。

 さて、BRUTUSにはホリグチさんがドリップ、丸山さんがプレスで淹れているのを見せています。どちらが優れているかと言われると、それは一概には言えません。プレスはコーヒーのダイレクトな香り、とりわけ油分が逃げないので豆そのものを楽しめる感じはあり、かつ淹れ方が単純に出来るのでラク。ドリップはコーヒーの繊細な香りや味、とりわけ雑味をはじける(巧く淹れればの話です)ので、バランスを楽しめる感じがあります。それが良い点。……逆に欠点は、プレスだとどうしても一定以上、粉は取り除けないし、ダイレクトすぎるため雑味が混じることもあります(それが良さとも言えなくもないですが)。ドリップは手間としても金銭としても、面倒なことでしょう。

 ちなみに僕はドリップ派です。淹れる作業が楽しいし、繊細な香りが心地良いので。しかし、それが一番おいしいと思うわけではありません。僕の場合、その上にネルドリップの存在があります、これ最強。はっきり言ってネルの管理がめんどくさすぎるのでやらないのですが、すごいコクと甘みが出て、僕は一番好きなんですよね。でもまぁ、腕さえ上げればペーパーでも近いコクは出せるので、普段はペーパードリップ主義なわけです。……それぞれ飲んでみることをおススメします、本当に味が全然違うので。

 あ、長い。この辺にしときましょうか。BRUTUSに沿った話題だけで。煎りであったり、豆であったり、挽きであったり、淹れ方であったり、飲み方であったり、まだまだ語りたいことも学びたいこともあるのですが……ま、少しずつ。これまでもちょいちょい話してはいるけれど、あまりにも取りとめがないのが気がかりですが(笑)。つーか本気で、コーヒー専用のブログを作ろうかな、と思案中です。近いうちに、実現するかもしれません。

 シメ。こんな偏った更新ですいません(笑)。それだけコーヒーは奥深いということで、許してください。僕はまだまだ未熟なのですが、兄がより一層オタク化してきているので、ソレを学ばねばなりませんね。オタクだよなぁ……家でマジなカッピングなんてしないですよ、普通。それに付き合ってる、僕も僕だけど。

 本日のカップ:エチオピア/イルガチェフェ村/コーヒー。クセがあるコーヒーの分かりやすい例でしょうね。ブルマンなんかとは真逆。別にブルーマウンテンを非難するわけじゃありませんが、アレはおいしいから高いわけではなくて、ただ量が取れないから高いんですよ、はい。まぁ、クセが全然なくてスッキリとした酸味だから、日本人の舌に合うのは、分かるんだけど。……ソムリエの田崎さんじゃないですが、「クセがある方が、本当は楽しいしおいしいですよ」なんて思ったりもします。     circus

 

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2007年3月 4日 (日)

欧米

Dsc02167 すごく暖かい一日でしたね。あわよくば、ブラウスで外出も可能ではないか、と思ったほどです。この分だと、3月の末には僕の好きな気候に突入するような気がします。……ジャケット下とかではなく、着たいブラウスがたっぷりあるんだ。

 さて、今日は計画通り非常に早起きをしました。といっても、6時半とかなので、ビジネスマンの平日からすれば至って平常ではあるのですが(笑)。でもほら、学生の日曜日にしてはスゴイことだよねぇ、なんて。……すげぇ、眠かったけれど。

 んで、起きたら一仕事した後、忙しくて先月末に終えられるはずだったのが伸びてしまったシャツ作りの続きを少ししたのです。もうすぐ、シャツはひと段落付きます。……ま、それは置いておいて、朝っぱらからした一仕事は「パンケーキを焼くこと」です。

 チャプチーノのおかげか、非常にパンケーキにハマッっているこの頃、自分でも創りたくなってしまったので、サクッと。画像ではあんまり、色もふっくら感も伝わりませんが、実物は結構上出来。そりゃ、お店なみに膨らませることは出来ませんが、それなりに食べて満足できる感じで。

 クリームチーズつけたり、榮太郎のみつをつけたり、ツナマヨを包んだり、いろいろ遊んで食べました(笑)。それらをやって思うのは、「やっぱりチャプチーノのパンケーキは、かなり美味しかったよなぁ」ということ。アレくらい作れるようになれば、商売が出来るんだなぁ、と。……ていうか、配合のレシピを知りたいなぁ……個人利用しかしないから教えてくれないかなぁ。

 ちなみに今回パンケーキを作るさいに、参考にした書籍がコチラ。御馴染み―僕の中では―堀井和子さんの『モーニングブレッドとパンケーキ』です。立ち読みでテキトーに済まそうと思ったのに、あんまり良さげな本だったので、ついつい買ってしまったのです。……アルネ好きにとっては、堀井さんはパンってイメージですが、それ以外にもガンガン面白いんですねぇ。高山なおみさんほどではないけれど、結構好きみたいです。

 この『モーニングブレッドとパンケーキ』、なかなか良いので、パンケーキやパン系お菓子を作りたい方は是非。パンケーキって美味しいですよー、甘く食べるだけではなくて、しょっぱさも交えて食べる。完全に食事です。おやつじゃないんです、もちろん(笑)。……簡単だし。外で食べるパンケーキも良いけれど、またたまに家でも作ろう。

 シメ。スーパーに、なんでもない生クリームのプチシューがあるんですが、それが妙に美味しいのです。まず何よりも、プチシューって響きもたまらんし。ついついバカ姉弟のノリで、投げてしまいたくもなりますが。でも、よく考えれば、プチシューも俄然自分で作れますよねぇ……オーブンさえ……くぅ。簡単なヤツでもいいから、さっさと欲しいわ。

 本日のカップ:タンザニア/テック農園/コーヒー。うーんこれはこれで甘みもあるし、酸味も悪くないんですけれど、タンザニアはやはりブラックバーン農園が最高でしょうね。次のニュークロップまではこのテック農園なんかでいくのでしょうが……ちょっとなぁ。あのブラックバーンのコクと甘み、そして繊細な酸味を飲んでしまったら、他のタンザニアは正直少し霞んでしまいます。いや、ま、淹れ方も上がっているので、十分全然美味しいコーヒーなんですよ、モチロン(笑)。普通のコーヒー屋であるとか、家庭ではなかなかこのレベルは無いだろうってくらい。まぁ、置いといて……あー、さっさとブラックバーンに戻らないかなぁ。もしかしたら、スターバックスがブラックバーン買占めなんてことも、なくはない話だけれど。それだと、日本に焙煎工場がないと、勿体無いですよねぇ、はぁ。     circus

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2007年3月 2日 (金)

おこのみで

Dsc02165 今日はある意味、忙しい一日でした。それはあとがきに書くとして……。更新は地味に遅れた理由は、ひとえにコーヒーとビデオにあります。兄の家で、死ぬほど豆を前に並べ、香りや色や形を見比べること数時間……おいおい、と。そして数種カッピング、暇ですねぇ。そしてさらに兄の家のレコーダーを覗くと、当然「今日の料理」が録画されていて、高山なおみさんの回に見入ってました。高山さんはとても大好きな料理家さんです。といっても、数ヶ月前まで名前は覚えておらず、書店などで見かけるたびに「この人ってさぁ、いいよね」と言っていたのですが(笑)。……この前、友人と書店にいる際も「この人、いいですよね」と言おうとしたらば、その友人が「あぁ、この人、Sさん―僕がかなりセンス溢れると思っている子です―が良いって言ってたわぁ」と呟くので、ビックリしました。……うーん、サスガです、センス溢れる。……ともかく、そういう関係で遅くなりました。

 さて更新はコチラ。最近、どうもファッション系の類の更新が続いてしまっているように思いますが、まぁいいでしょう。こんな本を、ついつい手を伸ばして買ってしまった次第です。ずばり「マーガレットハウエルの家」。本当に別に、マーガレットハウエルが殊更好きなわけでも、というかむしろハウエルの服は一切持っていないくらいの関係にも関わらず、何故か面白そうに見えてしまったり。……普段は、こういう本ってあんまり買わないんですけれどね。

 でも見てみると、ソコソコ面白い。僕の好きなタイプの家具であったり、生活が並んでいるわけではないのですが、概ね好感をもって見る事ができました、不思議なのですが。それはたぶん、内容はともかく、この本を作った編集者であったり、写真を撮った写真家であったり、また何よりもマーガレットハウエルそのものに、少なくとも良いと思わせる何かがあるということなのだ、と思います。

 コレを見ると、「ああ、ハウエルのフェイバリットシャツのシンプルなのを買っても良いなぁ……」なんて感じたりしてしまうのですが、それとこれとは別問題だぞ、と自分に言い聞かせている次第です。今、買うべき状況でもない上に、他にも注目しているモノが貯まっているので。いろいろ消化しつつ、巧いことベストチョイスをしなければならないわけです。……カジュアルとしても、ビジネスとしても両面において。

 ハウエル好きは当然、既にこんな本は持っているのでしょうが、そうでもない方にもちょっとおススメできます。こういう本をたまに見てみるのも、悪くありません。この類の本の中では、相当に良く作られていることは、間違いありませんし。……あー、海外、行きたいなぁ。

 ではでは。今日は忙しかった続き。シャツの仕立てに飛び出したり―詳しいことは出来上がってから―、ついでになんだかでっかい買い物をしちゃったり―まさか二桁を衝動でいくとはなぁ、と―、その上また注目のブランドに目をつけたり……うーん。それにしても思うのは、一つをそろえると、また何か一つのモノを求めてしまうこと性格は、あんまりよろしくないのかもしれない、ということです。まだまだ、スニーカーだって革靴だって、カバンだって財布だって、シャツだってパンツだって、もろもろ必要と感じてしまう。……必要には違いないんだけれど、必然かと問われると少し悩んでしまいます。全部ではキリがないし、そろそろ先を考えた金銭処理をしていかなければならないわけで。

 本日のカップ:スラヴェシ/コーヒー。うーん、スターバックスの豆でも、みるっこで淹れると比較的美味しく入ります。というか、スターバックスで淹れている味とソックリに。ま、同じ豆使ってんだから当たり前なんですが。……このみるっこでのクオリティなら、まぁスターバックスの通常の豆でも確かに悪くはありません。あくまで、悪くはないということですが。豆の自力はあるのだから、あとは新鮮ささえ伴えば……と考えてしまうのは、毎度のことですけれどね。     circus

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2007年3月 1日 (木)

想いを胸に。

Dsc02163 やたらめったらお腹が空いてしまっていて、どうしたもんか食べても食べても、「あー、なんか足らないんだよね、満足感として」なんて思ってしまう今夜、一体何が起こったんでしょうかね。……量の問題よりも、食べているモノの性質の問題が絡んでいる気はします。

 今日はとっておきを更新です。相当、素晴らしいです。それがまさに画像のコチラのリトルモア刊の絵本『BROOCH』です。まずもう、表紙からしてたまらんです。絶妙な配置と色、まぁなによりイラストの雰囲気が好みなわけですが。……すごくたくさん、贅沢に柄を使っているのに、ぜんぜん煩くなっていないし、むしろ落ち着いている。ていうか、リトルモアって実はかなり好きみたいです。……うーん、頑張ってるなぁ。

 変哲もない絵本……ではありません。ただしそれは、この表紙に魅かれたり、あるいは人に勧められたりして、本を開いてみなければ分からない良さが潜んでいます。きっと書店などには、見本が展示してあるはずなので、是非とも開くことをおススメします。

 特徴はまず色彩。派手ではないけれど、鮮やかな色が目に飛び込みます。そしてそれと共時にシックな色も感じる。そのバランスがかなり優れています。そして、もうひとつの特徴である、「あること」の影響でその色彩にまた幾つもの味が加えられ、多重の世界を感じることが出来ます。……うーん、カワイイ絵本だ。

 カワイイけれど、内容とかからすれば大人向けです、きっと。いや、こどもが見てもその色や、「あること」のおかげで相当お気に入りになること、うけあいでしょうけれど。要は、大人が見ると、何故か惹かれてしまう雰囲気ってのを持っているわけですね。……いろんな人に見せたくなります。

Dsc02164 最大の特徴の「あること」とは、使われている紙のことです。えと、ハトロン紙―トレーシングペーパーのほうが分かりやすいのかなぁ―に描かれているんです。つまり、下が透ける。……その透け感を見事に活かして、絵本を成り立たせているんです。これがもう、素晴らしいのヒトコトに尽きます。

 ちなみにこの画像は、結構気に入っているページです。うーん、画像じゃあんまり伝わりづらいんですけれど、上のほうの柄は、黒とかは透ける状態で見え、特殊な色達は手前で見える……その具合が、すごく良いんですよ。もちろん、次のページにいくと、今度は黒が主体として見えて、また下の何かが見え、その良さが出てくるというわけです。……軽く感動。

 誰もが考えつくことがあることかもしれないけれど、誰もがなかなか巧く実現することが出来ない絵本。そんな感じがします。開いてみると、僕の言っている意味も、なんとなく分かっていただけるように思います。……手元に置いておきたくなりますよ(笑)。

 ちなみにコレは日本語版ですが、英語版も出ています。表紙の色使いのベースが黒ではなく青であることと、内容の文字表記が英語であるという違い。たぶん、他は全部一緒なんですが、翻訳等々の関係もあってか、英語バージョンは1000円ほど割高になります。……えーと日本語版が1800円くらいなんで、英語版が約3000円ほどだったかなぁ。ただ、英語版を買う気持ちは分かります。英語表記がイラストと結構合うんですよね。両方そろえるのも良いかもしれません。

 とにかく、近頃の本の中ではまず最大の評価、おススメです。パッと見かけた瞬間、「コレは買うしかないな」と決めてましたから。このハトロン紙形式は、もっといろいろあっても良いだろうな、と想います。もちろん難しさもあるんですけれど―保存に関しても大変ですしね―、もっと人気が出て、もっともっとたくさんの良作が出来ると嬉しいですね。……うん。

 シメ。パリコレレディスがほとんど画像見れるようになりましたね。近いうちに、久しぶりにレポでもしたいところ。サクッと、おおまかな感想だけ言うと、個人的に良かったことも微妙なこともある感じです。なんにせよ、ヨウジさんは好きだったかな、と。ヴィトンのモノグラムを皮肉る感じでパロっているのも他のブランドがやるよりもすごく上品に、かつある種の下世話感も持たせつつ出来ているし、そういうパロ以外の部分がもっと良いんですよね。……まだまだ、枯れてませんね、やっぱり。

 本日のカップ:カップヌードルチリトマト。コレ、案外美味しい。というかカレー味とかよりも断然好きなんですけど(笑)。レギュラーにしちゃって欲しいなぁ。シーフードと張れますよ、レベルとして。ただもうひとつ出ていた、クリーミーチキンはあまりにもアレで困りました。日清にも、いろいろあるんだなぁ、なんて。     circus

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2007年2月25日 (日)

怖がってはならない

Dsc02158 前置きは短く。僕はもう少し、アクティブかつマニアックな側面を強化しなければならないのではないか、なんて感じています。具体はまだ見えないけれど、ぼやけた群像が見える。

 今日はいろんな予定ズレはあれど、なんだか良き一日でした。今日の主目的はとある場所で行われていた、美術系大学の卒展にいくこと。知人が参加しているので、しっかり鑑賞してきました。

 それにしても規模が思いのほか大きく、とても沢山の絵、写真、プロダクトなどを見ることが出来ました。もちろん学生作品なので、クオリティの差は人により大きくもあり、さらには雑多なニュアンスが入り混じっている感じ。でも中には、明らかに才がある作品もあり、今すぐにでもプロとして活動できるだろうという方、今すぐにでも商売を始めた方が良いだろうという方もいらっしゃいました。……人により好みがあるので、僕の感じ方が重たいとは言えませんが、僕は少なくとも比較的「才あるモノや人がわかる能力」は自分にあると思っています。それはいわゆる驕りだとか、錯覚とか、欺瞞とかではなく。……なんというか、僕がダメだと思ってもよくなる例も当然あるけれど、僕が良いと思ったら「どうにかなっていく」確率が高いということで。ま、勝手に思い込んでるだけなので、スルーして下さい(笑)。……それと、もうなんというか突っ込みとか、ダメだしとかをしたい作品や人もいました。それは感性の問題ではなく、そもそものテーマや捉え方、表現の仕方の不適切さなどにおいて。

 そして、知人当人の作品もしっかり。どことなく周りのほかの人達の作品とは、異なる路線でした。かつ、深層的にコンセプチュアル。知人だからといって、僕は決して無駄な持ち上げや贔屓などはしないのですが、思ったのは、その作品にはじわっとした善さの空気を纏っていました。……ソレがすぐにそのまま、商業ベースに乗るのかどうかなどは別問題としてですが。見た瞬間は、強い衝撃は少なかったのですが、いろいろ見た後にそしてまた後から思い返した時に、じんわりとした「何か」があったのです。おそらく「何か」は「心」であり「探究心」であり、「人工美」であり「自然美」でもあり、また「色彩美」であり「形質美」であるように想います。……当人の前では、そんな感想を言うことは出来なかったんですけれど。

 とにかく言えるのは、「どうにかなっていく」感じが少なくともある、ということです。今のままだけでなく、また多くの日々や人々を通過することによって。ソレを僕は知人としてではなく、一芸術家として、また一人間として期待しているし、希望していることです。……いずれ僕自身が、自分の将来像や夢を手にできた頃、きっと「どうにかなっている」状態で関われることを。ええ、それはもう、切実に。そういう人、他にも少しいらっしゃいます、身近に。……もちろん、これも当人には言えない部類のことですが。

 その後はいろんな変更を駆使しながら、あるものを買ったり、ちょっとした挫折なんかを潜りながら飲みにいったり、節約を意識しながらまたあるものを買ったり……とにかく長くでも早い一日だったように感じます。長く早いのは良いことです。僕の中では、そういう時こそある種の濃さがある。それが心情的に満足かそうでないかの微差はあれど。

 んで、画像はHUgEです。DIGAWELさんのタグを乗っけてます。というのも、またしてもDIGAWELさんがHUgEに。今度はモノ撮りの一部ではなく、完全に独立1ページ。あれまぁ……。こりゃまた、注目されてきますね、さらに。でも僕は、変わらぬスタンスで。きっとそれが、DIGAWELさんとの最高の距離感であり、最高の敬意だと思うので。……んー、どんどんきますねぇ。まだ一年も経っていないというのに……あ、来月のうんぬんくらいで一年ですか。その頃、「おめでとうございます」と挨拶しよう。

 HUgEには随分良いモノも載っていました。まず、ラフシモンズのレザーシューズ。あまりにも形も質感も美しすぎて、身震いしました。51ページのマルマルさんのスーツ、こちらも完璧に素晴らしい。ラルフのマドラスチェックジャケットも良さそう。フットザコーチャーのスリッポンも秀逸。また、66ページのラフのシューズもカッコイイ。……ヤバイのが102ページのマックィーンのスタンドカラーブラウス……素晴らしすぎる、異常。いろいろヤバイポイントはあるんですが、長くなるので割愛します。また、工房のレポートや様々な計測器の特集が面白いです。ワクワクするというか(笑)。

 あ、んで何故美術の感想とこのHUgEを一緒に記事にしたかというと、ある種の共通点があるからです。それは、モノクロ写真。モノクロ写真はカッコイイです、確かに。美術として良い作品も世の中には溢れるほどあるし、雑誌にモノクロ写真を使う意味もあるとは想います。でも。でもです。……まず展覧会においては、写真のスペースにモノクロ写真が多すぎる。モノクロをやりたい人が多いキモチは分かるけれど、なんだか現代のモノクロ評価に甘んじて、逃げているように見える作品が多かったのは事実です。とりあえずモノクロだとカッコイイし、ソレっぽいし、みたいな。そしてHUgEもある意味、同じ部分が見え隠れします。モノクロだと確かにページとしてはカッコイイのかもしれません。でも、伝わるべきことが伝わらない。かつ、モノクロにする必然性もあまり感じられない部分が多い。……ま、あくまで感性の問題なので、僕のひとりよがりとも言えますが。

 そういうわけで、ちょっとした意味を含めて同じ記事にしてみました。ちなみにタイトルは、今日一日を通してみて、僕が最も重要視すべき事柄だと感じたことです。作品から、人から、出来事から……掴み取った今日の最大の教訓は「怖がってはならない」でした。それは、僕にとってとても重要なことであるのは、明確なのです。

 そいでは。あと一月やそこらで、また僕の動く環境は大いに変わってくるわけですが、若干不安が伴います。その不安をうまく消化し、先につなげていけたら、さらにその先が見てくることは分かっています。今、出来ること、すべきことをやるしかないですね。

 本日のカップ:ルワンダ/コーヒー。昨日も飲みましたが、良い豆です。酸味に特徴があります。エチオピアほどの飛びぬけた独特の香味ではないですが、スッキリした酸味の中に確実に香る複雑な香味。なんとも、言葉では形容しづらい。コレをうまく形容できる人が、コーヒーを語る職業になれるんでしょうね。     circus  

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2007年2月21日 (水)

コンセプト・カオス・ファクター

Dsc02155 うっぷ。二郎が近くに出来たもんで、食べてしまったのですが……もう、しばらく食べなくていいなぁ。正直、もともと美味しいと感じるわけではなくて、量と価格と野菜のみためを重視して食べることが多いのですが、今回、ちょっと気持ち悪くなったので。……この年にして、なぜか既にかなりの体質変化が見られ、明らかにこと食事に関しては趣向が、一般的にいくと年配の傾向にシフトしてきています(笑)。だって、肉よりも断然、野菜と魚を美味しく感じてしまうので。鳥と鴨に関しては別格ですけれど。

 なんだか本末転倒な気分を持ちながら、やはりそこは一応、アパレルであるとかに感心がある人間としては、好きか嫌いかは別として、目を通しておくべきだと思い買ってみた「honeyee mag」。表紙にこんなにデカデカと藤原ヒロシさんを載せるのは、いささか売上の面でソンをしてしまうのではないか……といらぬ邪推をしつつも、とりあえずの感想としては「コンセプトはともかく、これからも出るなら読むなぁ」というところです。

 中身は完全にVISVIMとかHPPとかSOPHであるとかTAPSとか、勿論ハニカム関連の方々寄りで、かつ完全に藤原ヒロシ中心で回っています。それを毛嫌いする人も中には、というか結構いらっしゃるかもしれませんが、僕としては別に構いません。藤原ヒロシを特別追いかける、なんてことは一切しませんが、周りのいろんな雑音とか偏った見方を排除して客観的に彼を捉えた場合、どちらかといえば好感を持てるからです。……それは昔から。

 最近の彼の流れに見える、「自らのブランドとその周りのブランドの絶対的高評価パターン」だって、彼が局所的に目立つ存在であるからこそウダウダ言われてしまうだけで、冷静に考えれば至極自然なことです。そんなのは多かれ少なかれ存在しなければおかしいし、周りが腹を立てる意味なんて何一つないわけで。誰だってある程度、自分の気に入っている周りには、高評価を与えたいものです。……そして次に「無難なハイブランドのチョイスで、なおかつ冒険のないカラーチョイス」だって、同じことです。先のことに加え「良いモノは無難だろうがなんだろうが良いわけだし、カラーなんて好みの問題」なわけです。誰もがみんな前衛的なファッションでは気持ち悪いし、誰もがみんな祐真さんや野口さんみたいな合わせをしていても辟易してしまいます。……また、「いわゆる藤原ヒロシ全否定」みたいな人もいます。まぁ好みに合わないことをグチャグチャ言いはしませんが、全否定はしないほうが良いんじゃないかなぁ、と。彼や彼の周りが作ったムーブメントは、ごく控えめに言っても大きなモノでしたし、今のNIGOであるとかアンダーのJONIOさんであるとか、ひいては日本のファッション界を語るにおいて、彼を無視することは不可能だからです。他にも彼の主導で動いてしまっているコトはなかなかにあるわけだし。……なんかベタ褒めしてるな。そういうわけじゃあないんですけれど(笑)。

 話はマガジンに戻します。個人的な趣向としては、載っているモノ達や人達はドンズバでグッとくる、とかそういうことはあまりないのですが、気になるモノとかはポンポン出ていました。それと同時に、今時のメンズ雑誌ってなんだかモノとかアートとか音楽とか総てがカオスで過飽和に詰め込まれていて、ゆっくりするスペースがないイメージなのですが、コレはコストの関係なのかあえてスペースを意識してなのか、多くの意味で紙面でも情報の種類としても「ある種の読む側のための楽なスペース作り」が出来ている気がします。……単純に言うと、読みやすいということか(笑)。

 んで、冒頭に書いた本末転倒な気分ってのは、分かる人には分かるでしょうね。ハニカムって、そもそも紙雑誌媒体ではなく、ウェブ媒体だからこそ出来ることを追求し、新しい雑誌を目指すとかなんんとか、そういうコトだったわけです。ところがどっこい、結局は紙媒体に戻ったという。集大成という感覚で定期的に出すのであれば、逆にその集大成こそウェブの形でどうにか表現できなかったのか、と思ったりはします。……その辺は確かに気になってしまうのですが、純粋なファクターとしてこの雑誌を捉えると、読むという結論に達します。

 気になったモノなんかも少しだけ書いておきます。なんかそうじゃないと、すごいカタイ更新になってしまう(笑)。バートンのidiomのタータンは好感です。初めてidiomで欲しいかなぁとか思いました。VISVIMに関しては着るほうの素材とかのクオリティが気になるところですが、好きな人がいるのは頷けます。スリッポン、いいなぁ。SOPHは昔の方が好きです、はい。TAPSに関しては、やはり価格相対が非常に合っているイメージ。KONAシリーズは良さそうです。……ナイキのスーツはともかくとして、実にNIKEのアパレルは頑張りそうです。僕としてはNIKEが狙っているファッション的なほうでなく、ちょっとずれたNIKEのアパレルに惹かれているところなのですが。リゾネイトを買うことはないでしょうが、本家のグッドイナフって今どうなっているのか気になります(笑)。……結局一番良い感じのモノは、表紙でヒロシさんが着ているジャケットなんだよなぁ、とか思いますが。

 うわ、長い。しかもなんかマニアな更新。たまにはいいか。詩を考え込んでいる曲が、あまりにも良い曲なので自分で手放しで驚いています。ここ一年くらいは本当に、リズムが良い。僕の歌そのものは別問題として、曲だけを取ってみれば何処に出しても恥ずかしくないほどに。まぁ、ボツにした曲も含めるとこれまで100以上も作ってくれば、そういう感じにもなりますかね、少なくとも自分にとっては。……あーでも、シックリする詩が浮かばない。浮かぶまでじっくり攻めよう。

 本日のカップ:黒ウーロン。初めて飲んだ気がするんですが―ひとえに二郎のラーメンの油が凄すぎたからです―、コレ普通のサントリーのウーロン茶より俄然好きなんですが。あの茶色いラベルのウーロンって、僕にはどうしても味が濃すぎて飲みきれないんですよ。酒とかで割ることも用途に入れているから、濃い目なのでしょうけれど。黒ウーロンはさっぱりしてて、むしろ美味しい。これからウーロン茶を飲むときは―あんまりないんですけれど―コレにします。     circus

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2007年2月20日 (火)

こっくさんみならい

Dsc02154 必要とされるうちが華だよなぁ、とか思う反面、必要とされなくなった時に、いかなる行動を自分がとり、どのような心境になるのだろうと考えてしまいます。……自意識過剰なわけではなくて、僕はこれまでそれぞれの区切りの期間、すなわち小学校、中学校、高校、大学といった期間では、どの期間でもそれなりに人に必要とされて生きてきました。小学校や中学校は、ある種自らの意志ではない力が働いていたこともあれど。少なくとも、身近にも目上も、あるいは後から続く人も、ある程度僕という人間を、それなりの形で必要としてくれました。……僕はそのように生きたいと自分では思っているので、思うように生きてこれたということでもあります。当然、そうでない瞬間はあっても。これから、どうなるのでしょう。僕はどこかで必要とされるのでしょうか。……うーん、難しいけれど、なるようにしかならないのかもしれません。あ、決して受動的になっているわけではないですよ。僕は僕としての、社会へのアプローチをした上でのハナシです。

 さ、前置きが長くなりました。こんなのを集めることにしました、はい。もはや定番というか、一つの形式として成立された、デアゴスティーニより「服部幸應のしあわせcooking」です。んー、デアゴスティーニ的なのが始まったばかりの頃―あの頃はクラシック音楽とかのが出てましたね、懐かしい―から、テーマ選びが巧いとは感じていましたが……これはサスガ。

 なんというか、まともに料理なんて勉強したことはないわけです。勉強どころか、教えられた試しもないというか。デザートにせよ、一品にせよ、作るときは「たぶんこんな具合でいいだろ。レシピとかの分量とかとは大分違うけれど。」とか「きっと美味しいから、勝手にいろいろやっちまえ」みたいな具合なので……。正直、基礎を知らないとまずいよなぁ、と思っていたわけです。

 いや、まぁ一番だしのとり方だとか、トマトの湯むきだとか、それくらいの基礎知識はあっても、案外ないのが調味という意味での基礎知識。ドレッシングを作るにしても、今までは勘で総ての分量を配合していたわけです。でも、絶対に「こうすると、こうなる」みたいな基礎があるんですよね。「それを知らずにやるのと、知っていてやるのではきっと違うんだろうな……ほら、僕ってそういうことを常に言ってる人間だし」、という考えの下、コレで始めることにしたのです。

 今は4巻まで出ているみたいですが、結構一冊にたくさんの品が載っているんですよね、ビックリ。創刊号の100円はともかくとして、480円とかするのですからそうでなくては困りますけれど(笑)。それにしても、見ているとやっぱり創りたくなるのが僕の性格です。だって、コレに載ってるのってどれも案外簡単なのに、そこはかとなく美味しそうだから。……服部先生ってスゴイわぁ、ある意味。

 本屋に行くと料理本やお菓子本に死ぬほど心惹かれて大変なので、コレでしっかり学んだ後にウダウダ手を出そうと思います。お菓子は、オーブンが復活し次第で。あいやー、楽しみで仕方がない。そういえば、服部先生が無免許騒動なんてのもありましたが、笑えましたよね。そりゃ、そうだろ、あの人が免許発行の問題作ってんだもんよ、って。……もの凄い早いうちから知っていたので、なんともアレでしたが。

 では。シャープ、すげぇな。液晶だと強いですねぇ、結局。60コマのところを120コマですか……うーん、これで液晶の動きに対する弱点は大分緩和されるのでしょうね。僕は光らせ方の都合で、液晶よりもプラズマの方が好きだなぁとか思うんですけれど、プラズマはもうひと頑張りしないと、液晶にまた持ってかれそうですね、流れを。……っておいおい、立体テレビってマジですかい、日常生活で出来るんですか、ヤバイな。

 本日のカップ:カナダドライ。久々に飲むカナダドライは、どうにも妙な味に感じてしまいました。アレだな、ドクペなんかも日常的に飲めば美味しく感じるのかもしれない、なんて思ってしまいました。小さい頃ドクペを飲んで、世の中にこんな飲み物があってよいのか、とカルチャーショックを受けたのを思い出します。     circus

 

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2007年2月10日 (土)

Dsc02132 傾向として、僕の服はコムデギャルソンオムがかなりのスペースを、場所という意味でも存在という意味でも、あるいは一期に買う配分も、占めているわけですが……今期はちょっと変わりそうです。というのも、未だにオムに心惹かれるのが出てこないというのもありますが、他に惹かれまくっているのです。その筆頭はプリズナーリサーチ。他、もろもろ。結局のところ、半袖ブラウスなんかは結局オムで買うとは思うんですが、他は今回いろいろ浮気しそうです。

 さて、春の雑誌はどうしてこうも素晴らしいのでしょう。心躍る、胸が高鳴る、出費に頭が痛む(笑)。んで、ポパイだのメンノンだののメンズ雑誌は軽やかにスルーして、もちろん買うのはギンザにFUDGE。……今月もなかなか。特にギンザが良いですね、うん。

 今回はちょっと感想の趣向を変えて、気になったことをもの凄くストレートに羅列しようと思います。まずはギンザ編。

 アローズ別注のシルバーのニューバランス576はカワイイです、レディス仕様のワイズに調整されているとか。アレを女の子がサクッと履いていると、ほぼ最高。アンティパストのレースコートがステキ。どことなくレトロな幾何学な雰囲気、フォルムだけど、すごく今っぽいディテールがいいです。……ところで、ステラは完全にステラのスタイルが確立してますね、良い傾向。うーん、春はブラウスやワンピースがたくさん載るので、楽しいです。

 ヴィトン、やれば出来るじゃないか、面白いバッグ。ショッピングバッグをモチーフにレザーを編むとは。……うーん、高くても良いですね、エルメス的なのは明らかですが。それでもここしばらくのヴィトンの新作では、最も好きです。うん、やっぱりトリコのリボン柄はカッコイイです。Tシャツとかでも、欲しいなぁ。……それにしても、アーツ&サイエンスでコムシャツを置いていたのは、企画なんですね。川久保さんの選んだアーツのものをコルソで売り、ソニアさんの選ぶコルソのものをアーツで売るという。楽しい輪ですね。……でもコムシャツはコルソじゃないんだけどね(笑)。トリコのレザー×キャンバスのバッグがすこぶる良い、安いし。リビング・モティーフには行かないと……欲しいものがあるので。うーん、ソニアさんのショップセレクトはなかなかです。

 長らく行ってみたいと感じている食事処が載っていました。代官山や中目黒ついでに、今度行こうと思います。ってなところでギンザ終了。えーと、ギンザを買って読むと、この感想が分かりやすいです(笑)。載っている順番に沿って書きました。今月は面白いので、ギンザも買ってみてくださいね。

 さてFUDGE編。COCCAはすごく好みな予感がします、近いうちに訪問します、きっと。マーガレット・ハウエルはやはりレディスはなかなか。着たい人の気持ちがよく分かります。ポールハーンデン、良いけど高すぎです。せめてあと2割安ければ、現実的に手が届くのに。アン・ヴァレリー・アッシュはちょっとキてますね。他の雑誌でもちょいちょい見かけますが、どれも具合がいい。チェックしないと。……スピック&スパンのスニーカーがめったくそカワイイ。アレは買いでしょう、確実に。何気にスピック&スパンは好きです、実は。

 相変わらず、suzukitakayukiは強いです。早く、メンズを本格的にはじめて欲しいところですね。SCYEのブラウス達が秀逸。コレをメンズでもやってくれたら、申し分ないんですけれどねぇ……どうなるんでしょ、メンズ。SCYE BASICやらもどうなるのか、まぁ静観しながら待ちましょう。ってわー! ワイズの赤ジャケットがもの凄く僕好みで! うはー、身頃のウェーブ感、裾のドレープ感、肩の膨らみ具合、ボタンの染まり方……どれもが素晴らしい。欲しい、欲しい、きっとサイズ的にも着れる、欲しい。プリズナーリサーチとめちゃ迷います。

 セレクトショップではやはりビームスボーイがステキです。ビームスそのものはアレですが、ボーイはいつでもカッコイイ。すんごいラグジュアリーなライフスタイル系雑貨が連発……全部欲しいとは思いませんが、バスティッドやペリカン、アスティエあたりはやはり惹かれます。特にアスティエ。プレート一枚とカップくらいは買っておきたいなぁ……。

 な、なにー、バーガーキングが今夏日本に上陸かもだと。やった、やったよママン、ついに僕の念願がかなったんだよ。ワッパーさ、ワッパーなんだよ、時代は。フレッシュネスに対抗すべくは、バーキンしかありませんよね(笑)。あー、早く来い、夏。……あ、グッドなカフェが載ってる。4つ中の1つは僕のど真ん中でしょう。行くしかない。うおぃ、ヴィヴィアンとマルコム・マクラーレンのDVDってか。これは……すごい。けど値段が書いてないなぁ……あんまり高いと、買えないなぁ。

 てな感じでFUDGEを網羅。コレも買って読むと、感想の感じがわかります。いやー、いろんなブランド、モノ、ショップ、カフェから声が聞こえました。ギンザからも当然。こんなに声が聞こえたのは久しぶりです。うん、いい具合にまた足を伸ばせそうです。そのぶん、出費も激しそうです(笑)。一番困っているのは、やはりワイズでいくのかプリズナーでいくのか、という点。その上、きっともう一つ例のDさんが候補に加わるので、今期はいっぱいいっぱいです。どうしよう、ブラウスだって買わなきゃならんのに。

 そいでは。コンバースのアメリカのサイトだったかどこかに、ジャックパーセルヴィンテージのホワイトを見かけました。アレ、日本ではいつ出るんでしょうかね、欲しい。前のヴィンテージのネイビーもカーキも良かったのだけれど、あまり僕のイメージではなかったので……ホワイトはドンピシャ。楽しみです。

 本日のカップ:フルーツミックスジュース。春が近づくと、フルーツをやたら食べたくなります。もう少ししたら、毎日のようにフルーツを求めるでしょう。……んー、陽気な気分になってしまうからなのでしょうか。春にフルーツって、本来は旬とかがほとんどない気がしますけれどね。     circus

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2007年2月 1日 (木)

これからがある喜び

Dsc02121 昨日紹介したファジル・サイはやはり凄すぎました。オリジナルや、彼なりの変奏もさることながら、異常に良かったのがモーツァルトを弾いたもの。別にジャズ風にとか変えていないものです。……凄かった。こんなにまともに気持ちよく、クラシックを聴いたのは久しぶりです。

 さて、PENって雑誌はソコソコ特集は興味引かれる題をつけていたりします。でも、これも買い始めるとキリがない上に、あまりにも内容が薄すぎる場合があったりするので、普段は買いません。……と、そんな中ついつい手を伸ばしてしまった、ルーヴル美術館特集。

 1冊まるごとって割には、そこはやはりPENなので連載や定番コーナーなど他の記事が半分くらいあります(笑)。でも、こういう風に堂々と銘打ってもらうと、なんか読みやすい。このPENを読んだからといって、はっきりいってルーヴルの風を感じることはないし、特別詳しくなれるわけでもないし、殊更珍しい事柄が羅列されているわけでもありません。それなりにいろんな角度からルーヴル美術館に触れよう、という心は伝わりますが。

 そんなPENの特集を見ていて感じるのは、「僕はまだまだ、何もしらないんだよなぁ」ということ。そりゃ、そうです。専門的に美術を学んでいるわけではないし、意気込んで毎日のように美術館に通うこともほとんどない。興味を持たない人間よりも、ほんの少しだけ美術に触れているに過ぎない。……でも、実はそれが嬉しい。

 というのも、「これからの喜び」がたくさんあると思えるからです。まだまだ、知らない凄い絵がたくさんある。まだまだ、感じたことのない表現の仕方がある。まだまだ、衝撃を受けるような対象がある。まだまだ、僕なりの解釈をするスペースがたっぷりある。……要するに、「これから出来ること、楽しめること」がもの凄いあると思えるということです。……うーん、前向き。

 いわば、村上春樹の小説を初めて読んだときの感覚が、ずっと続いているような感じ。「これから3部作を読んで、ダンスを読んで、幾つかの長編があって、多くの短編、ささやかなエッセイも楽しめるのだ」という感覚。そういうのってメチャクチャ嬉しいですよね。……別に小説や美術に限らず、いろんな類で同じことが言えるけれど、僕はごく控えめに言って、たぶん興味の対象が多いタイプだと思うので、その楽しみがスゴク多いと感じるんです。……それって、幸せでしょう。

 って、なんかドコゾのエッセイみたくなってしまいましたが、PENでは面白いモノというか、欲しいモノもちょっと見つかりました。とてもカワイイのです。そのうちに手に入れたら、記事にしますね。たぶん、デザイン系の雑貨を見まくっている人にとっては「ああ、それね」って雰囲気でしょうけれど、すごく僕好みなんで。……原宿、行かないと。

 そいでは。ここんとこ思うんですが、僕のブログっていわゆるナニブログなのだろうと。ファッションってほど服飾に偏ってもいないし、かといって食べ物ばかりでもない。本はたまにしか書かないし、美術もそんなに多くはない。……うーん、分からないけれど、このブログが僕の一部を表していることは疑いようのない真実だから、きっとこのブログは僕ブログってことでいいのかもしれません。……なんか、ユルイ結論ですね(笑)。

 本日のカップ:マンデリンフレンチロースト/スマトラ/コーヒー。とても素晴らしい。でもやはり、今の設備というか器具では、頭打ちというか限界に達していることが日に日に顕著になってくる。もっと上を目指すには、ソレ相応のモノがなければならない。正しい進歩の仕方を辿っている気がする。……でも、上はまだまだ、遠い。     circus

 

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2007年1月24日 (水)

テンプル

Dsc02108 99.999パーセントというのは、どれくらいのものでしょうか。それは、クロロホルムを嗅がされると眠ってしまうくらいでしょうか。いや、違うかな。クロロホルムを嗅いでも眠らない人は、たぶん1パーセントはいるだろうから。それと同様に多くのことは、だいたい1パーセントくらいはあると思うんです、僕は。……そんな中、0.001パーセントというのを、何故か感じて表現してしまった僕は、矛盾だらけかもしれません。

 半年に一度くらいは必ず特集になります、モノマガジンにおけるメガネ。新しいメガネを買う予算を、たとえ全然捻出できないとしても、メガネに対する想いは深いので、チェックはかかせません。……物欲だけやたら高まるのが、最大の欠点ですが。

 最近は、メガネもブランドがもの凄い多いですね。「コレ、明らかにパクリだらけやんけ」なんていうブランドがあったり、「奇抜だったら何でもいいってわけじゃないよねぇ」と考えてしまうブランドがあったり、「どう見ても質と値段のバランスが取れてないんですけど」と感じるブランドがあったり……って、なんで毒を吐いているんでしょうか(笑)。でもそんな中でも、やっぱり欲しいメガネはあるわけです。

 世間を見渡すと、メガネブームなのか、ただただ日本人全般が目が悪くなったせいなのか、メガネっ子は非常に増えましたよね、ここ何年かで。しかもどちらかといえば、デザイン的なのが増えたり、ダサカッコイイ感じを狙うようなセルフレームが増えたり。……別に悪くないとは思うんですけれど、個人的にはちょっと飽和状態すぎて、普通にメガネを掛けている―視力矯正という意味で―人間からすると、「そんなに気負ってメガネを掛けられてもねぇ……、もっと自然にいきましょうよ」とか思ったりすることもあります。

 次に買うメガネはコレ、なんて大分前からずっと宣言しているのですが、未だに全く買えていません。でも、基本的なネライにぶれはありません。ブレはないけれど、ちょっとした浮気心はあたりするんですけれどね(笑)。ちょっと真面目なフレームが欲しいなぁ、と。今も十分、比較的にみると真面目なフレームを掛けているわけですが、なんというか、もっとお堅い感じの。……いいですねぇ、胸が躍ります。すっごい真面目な固いメガネを掛けているのに、随分とカジュアルな格好をしたりするのが楽しそう。……うーん、欲しい。

 誰か、くれないかな、メガネ(笑)。

 ではでは。半年くらい前から感じているのですが、長嶋一茂さんっていますよね、茂雄の息子の。とりだてて野球も巧かったわけでもないし、別にすごい頭が良いわけでもないし、何かのマニアなわけでも、呆れるほどにプロフェッショナルなわけでもないんですけれど、ここ一年くらいの彼の考え方や、発言は、とても個人的に好感なんです。僕の考えとかとは、相反することがあっても。……すごくソリッドで正直で、回りくどくないし、それでいて多くのことをキチンと自分なりに考えようとしているのが分かるし、ものごとに対する真摯な姿勢も見える。その上、言うことは無駄に世間を意識して媚びへつらったりしていないし、かといってただ過激なことを言うという下らないこともしない。すごく自然に、ピュアに、けれど熱く、彼は今生きているような気がするんです。だから、非常にカッコよく見えるし、純粋に好感を抱くことが出来ています。……ってベタ褒めすぎるか(笑)。でも、ホントのことなんですよね、コレが。

 本日のカップ:お休み。本日はビックリするくらいに特殊な液体を口にしていません。ひたすら、水。時々、こういう日があります。ま、水だって、僕にとっては重要で意味のある液体ではあるんですけれど。     circus

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2007年1月20日 (土)

点火

Dsc02104 嬉しいことと悲しいことを、知らず知らずのうちに天秤にかける。大概、悲しいことの側に傾く。一体、いくつの嬉しいことが重なれば、一つの悲しいことに対してつり合いが取れるのだろうか、とも感じてしまう。……けれど、それは大きな勘違いであると、ふと気付く。嬉しいことと悲しいことは、同じ天秤にかけようと思っても、かかりようがないものだと、気付く。傾いていたように感じたのは、ただただ、自らを慰めるための錯覚に過ぎないと、気付く。……天秤は、なんでも量れるわけじゃない。

 さて、バイト先の同僚さんに「今月のクウネルは表紙がステキなんですよ」という情報を聞き、さっさと買ってみました。クウネルは最新が出れば、無条件で買うんですが、いっつも発売日に買うことはないんです、何故か。発売してから少し経ったときに、書店をフラフラしていると、新しいのが出ていることに気付き、手を伸ばす。……すんごいゆるいスタンス。でも、クウネルっぽくていいな、と感じたり。

 表紙、最高です。ああ、もうどうしてこうも色というのは素晴らしいのでしょう、と感嘆。しかもこれ一つ一つがお菓子なわけですから、なおさらです。んでも、なんかどっかで見たことあるような、ないような……と思っていたら、アレです。もうかなり有名な「オーボン・ヴュータン」の特集でした。表紙になってるこれらもいいんですが、何より素晴らしいのはやはり焼き菓子。……タルトタタンをはじめ、オレンジとかも最高。あ、タルトタタンって要は焼きリンゴのタルトなんですが……作り方がいわゆる普通のリンゴのタルトとは異なるんですよね。

 タルトタタンは、本来は失敗作なんです、実は。んでも、美味しかったからありだろ、みたいな。……リンゴのタルトを作ろうとして、パイ生地を敷くのを忘れたんですよ、はい。すると焼いたり煮たりしたリンゴだけじゃないっすか、ねぇ。でももう置いちゃったから、「しょうがないから上からパイ生地被せちゃおっか」というノリで、焼き上げて出来たのがタルトタタン。逆なんですよね、早い話が。

 って、そんなこと当然だろって話ですが、正直最近まで知りませんでした(笑)。僕が去年の春から一方的に尊敬しているパティシエさん―テレビでもひっぱりだこですね―が語っておられました。尊敬しておいて、未だ買いに行ったことがないという、最悪の状況。でもね、もうこのパティシエさんは明らかにヤバイんです。絶対、マニアだし、センスが異常に溢れている。近々、サスガにそろそろ買いに行こうと。……約一年越しのアコガレ。

 は! 肝心なクウネルのことを全然書いていない……えーと、なんか安定感があります、クウネル。一時買わなくなったりしたこともありましたが、最近は妙に安定感が増したように思います。なんというか、何かしらアタリがある、みたいな。手づくりとかナチュラルとか、そういうもの総てを礼賛する気はございませんが、やはり僕は好きなことは事実。……ロハスとかスローライフとかそんな考えは一切、本当に微塵もありませんが、むやみに傾倒してしまう人間がいるのも、理解はできます。僕はそういう傾倒の仕方は、イヤだけど。

 それでは。バカ姉弟の収集をしっかりと開始しました。久しぶりに一巻を読んだのですが、これはセンセーショナルだよなぁ、と改めて感じます(笑)。だってあれですよ、イキナリまともに呼ばれるのがそもそも「バカ姉弟」なんですから。はぁぁ、おねいのかわいさにやられます。

 本日のカップ:アールグレイ・インペリアル/マリアージュ・フレール/紅茶。相変わらず、コイツは素晴らしい紅茶。何故かタカノのイチゴ満載ケーキがうちにあったので、がっつり頂きつつ、アールグレイ。いやー、タマラン。でも本当は、あっついシンプルなダージリンの方が合う気がするんだけどな、なんて。     circus

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2007年1月10日 (水)

定理

Dsc02091 ある二つの状況があるとして、そのどちらもが同じくらいに幸せを感じうることが出来るとして、さらにどちらかを選ばなければならない時。そんな時、僕はたぶん、より必要とされる方を選びます。それは、いろんな角度から言うと、たまにはずるくもあるし、卑怯でもあるし、臆病でもあるのかもしれません。……でも、僕は決めているのです。僕は僕なりにやって、それでいて必要とされうることを選ぶ。必要とされなくなったら、きっと、一気に方向転換することもあるでしょうし。

 コマ大の本が出ているので、「ちょっとアレだよ、グダ○ダ」とか人に言われつつもとりあえず買って読んでみました。中身は置いといて、まずは装丁。好感が持てる表紙ですよね。無駄に飾るわけではないけれど、安っぽくテキトーなわけでもない。この手の本としては、加えて数学の本として括っていいならば、紛れもなく正解な装丁でしょう。……無印っちゃあ、無印的ですが。

 ところで肝心の中身はというと、数学丸出しって感じはしません、はい。基本はビートたけしと竹内さんの対談。もちろんテーマは数学を中心として、映画だとか考え方、あるいは物理とかも交えて対談しているのですが、そこで話されていることは、大して珍しいことでもありません。……ビートたけしの映画感だとか、その辺を数学的に話したり、ごくわずかですが完全に数学寄りに会話が回っているときは、とても面白いですが。

 問題もたくさんではありませんが、載っています。もちろん、テレビでキチンと見て憶えているのもありました。問題を解くのは楽しいですね、それはもう。僕の場合、基本的に正解を出すことはできるんだけれど、イマイチ順序をすっ飛ばしたり、発想がありがちだったり、もっと美しい解法があったりします。まだまだですね。……純粋な計算スピードだとか、瞬間的な思考転換の連続とかで解いてしまう。悪くないけれど、良くもない。

 本の中で4桁問題が出ています。アレですランダムな4つの数字を、足し引き掛け割りで10にするってやつ。電車の切符の数字でよくやりますよね? 僕はやるんです、毎回。んで、死ぬほど慣れているので、本の中に出てきた軽い問題なんて、ほぼ見た瞬間に方針が決まり、サクッと解ける。だからなんだってハナシですけれど。

 ケプラーやアインシュタイン、モーペルテキュイ、ファインマンなどの関連問題は普通に面白いです。ただ、少なすぎる。果たしてこの本を買ってやるべきか、悩むのもわかります。もっとノーマルに数学の本を買ったほうが、楽しいような気もしてしまう。……一応、一番面白かった問題は、六角形と円の問題。答えは無理くり出せたんですけれど、正解の美しい解法がヤバイ。是非、見てみてください、そこは。

 ま、なんにせよ思ったことは「僕にはまだ、もう少しいろんな数学的基礎―といっても計算力などではなく―が足りていない」ということ。別に公式丸覚えしとけとか、この定理をしっておけとかそういうことではなくて、そういった定理や公式の礎となるべき考え方の知識が若干不足している、ということです。勉強、しなきゃな。せっかく数学が好きなうえに、現代はそこそこ数学を学びやすい環境にあるんですからね。……とりあえず、今度は完全に数学丸出しの本を買おう。

 そういえば小さい頃、小学生の低学年とかですかね。黄色い数学の本が大好きでした。あ、数学というか算数かなぁ、正確には。「算数なぜなぜ事典」とかそんなんだった気がしますが、今でも売っています。アレは良い本です、小さい子に。といえど、たぶん普通に小学生とかが読んでもきっと楽しいとは思わないでしょうし、まず理解が出来ないかもしれません、数学的にも文章のアイロニーや面白さも。僕はそういう意味で変わり者だったのでしょう、やたら読んでいたので。

 そいでは。コンビニで、不二家のペコちゃん棒付きキャンディーを発見し、あまりの懐かしさや商品としてのポップな楽しさに、つい買ってしまいました。しばらくは持ち歩いて、ことあるごとに人にあげたりしようと思います。当然、自分でも食べますが。でも、このキャンディーの良さを理解してくれる人は、なかなかいないかもしれません。

 本日のカップ:野菜ジュース。ちょっとまた、野菜ジュースを摂取する生活にしようかな、と考えています。数年前の一時期は毎日飲んでいたものですが……。それにしても、最近の野菜ジュースは随分と美味しくなりましたよね、フルーツっぽく。それで昔よりも野菜が取れてるっていうんですから……ホントなのかなぁ。     circus

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2007年1月 7日 (日)

徹夜の覚悟

Dsc02087 久しぶりにビデオなんてのが活躍中です。とある番組を録画しています。チューエイさんが特集とあっちゃあ、録るしかありませんよね? アコースティックギター弾きにとっては、死ぬほど有名でも、一般にはさしてでしょうが。そういう人はいっぱいいますよね、中川イサトさんもそうだし、打田十紀夫さんも然り。押尾コータローとか若いあたりくらいですか、一般にも多少認知されそうなのは。……今も見ながら書いているんですが、それにしてもヤマハでもしっかり胴鳴りするギターですね。一本、欲しいわ、あれくらいのレベルを。つーか、日本人でホーミーをリアルに出来る人、他に知らないわ。

 今日は、この後少し夜更かしをしてしまうらしいです、僕は。最近にしては珍しくものごっつ眠たいにも関わらず、どうやら抗いようのないことらしいです。だってほら、こんなに読みやすいサイズの『アフターダーク』がこんなところに転がっています。……文庫化されてけっこう経ちますか。

 実はアレなんですよね、読んでないんですよね、単行本(笑)。村上春樹さんは、とにもかくにも最大級にリスペクトで好きなんですが、何故か「今すぐに、この新しいのを読まねば」とかそういう雰囲気にはならないんですよね。そこそこに気を留めておいて、時期が来たら単行本を手にすることもあるし、文庫化されるまでその時期が来ないこともある。……でも、そういう僕なりのリズムというかスタンスで、村上作品とは接していたいというか、なんというか。

 まだ、全然はじめのほうしか読んでいませんが、僕が常日頃思っていることをとても明確な言葉にしてくれました。そういう部分も、好きなところの一つでしょうか。「交換可能な匿名的事物」という言葉。別に珍しい言葉でも概念でもないんですが、僕の考え方にすごく馴染む言い回しなんです。……良い意味でも、悪い意味でも。

 それにしても、村上さんの文章を読んで思うのは、「僕が真面目に書く文章は、やはり村上春樹の影響を大いに受けているのだ。それと同じくらい、安部公房にも影響を受けているのは確かだけれど」ということ。このブログは違いますよ、もっとラフに、軽く書くように決めているので。……それはそうと、やっぱり小説はいいですね。「小説なんて、読んだところで、いくばくの意味があるものか」なんて言う人も少なからずいらっしゃいます。もっと辛辣な言い方もあるでしょう。けれど、僕はやはり読むのは良いなぁ、と感じるんですよね。小説として象られている何か、それを考えたり、感じたりするのは素晴らしいことだと思っているので。

 安部公房がこう言っています。「小説に、筆者が意図した決まった意味があるのだとしたら、誰も小説なんて書かない。それなら、これはこうこうなんだ、と書いてしまえばいいのだから。意味なんて、書いた本人にも分からない部分があるものなのだ」みたいな。全然言い回しは違いますが、内容はそういうことを言っていたとか。僕も、そう思いますね。極論、読む側が自分としてのその小説の意味を見つければいい、あるいは作れば良い。……あ、なんか話ずれてますね(笑)。

 とにかく、サクッとアフターダークを読んでしまいたいところ。たぶんその後には、僕の中に何かしらの衝動が芽生えると思うので。でも今、すげぇ眠いんですよね、冗談抜きで。

 それでは。本屋を歩いていて思うのですが、昨今は本当に本も雑誌も種類が増えたもんだ、と思います。ジャンルという意味で。本そのものは売れなくなっている時代なので、ちょっとかすみがちでしょうが。「あ、こんなムック出しても売れるのか」とか「うわー、こんな雑誌、なんでもアリやんけ」とか「文学誌は肩身狭いなぁ、もはや」とか、ね。選択肢が多いのは僕としては良い気がするんですが、あまりに多すぎると辟易してしまうのも事実。……んー、出版業界も難しいですね。

 本日のカップ:小岩井コーヒー牛乳。めっさ、ハマっています、コーヒー牛乳。ラテとか、そんなシャレたもんではなく、純粋にアマアマなコーヒー牛乳。メロンパンを食べたくなるような、コーヒー牛乳。紙パックもよく合うし、ビンもすごく合う、コーヒー牛乳。決して身体に良いような雰囲気はしない、コーヒー牛乳。……マジでいけてる。しばらく、この流れは続きそうです、はい。     circus

 

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2006年12月22日 (金)

ナンバリング

Dsc02074 帰り道、若い男の人がやたら熱心に、それはもうダッシュでこちらに向かってきて、横を通り過ぎようとしたので、ついつい「青春ですね」なんてギリギリ聴こえるんじゃないかってくらいに呟いておきました。……別に青春していたわけではないんでしょうがね。

 アルネが出ています。これでもう18号。この雑誌に出会ってから、長くなります。はじめてアルネを手にしたとき「あぁ、こういう雑誌もオーケーな時代になっているのだ。そしてこの雑誌はイロイロなことを本当によく分かっている」なんて、もっともらしく感激していたものです。……なんで上から目線なのかはナゾなんですが(笑)。

 最近のアルネに、初期ほどの輝きは薄れてきていると言えども、それはそれで「そういうものかもしれない」なんてこのところ想います。人間だって、体調や気分の良し悪しがあるように、なんにだって良いリズムのときとあまり芳しくないリズムの時とあるんですよね、きっと。……今回のアルネは、つまらなくはないけれど、パンチに欠ける印象でした。吉本ばななにエッセイを書いてもらうのは、確かにスゴイかもしれないけれど、やっぱり村上春樹さんの時のようなインパクトはないですものね。

 中で茶碗蒸しを作る記事がありますが、茶碗蒸しも良いな、と感じます。おいしいのは、すっごくオイシイから。出汁の具合はおそらくは決め手なのでしょうが、作りたいところです。ここんとこ、妙に料理願望が強く、本来ならばまともに飯を作りたいなんて考えます。……たぶん、やればソコソコ上手いと思うんですよね。それは天才的にとか直感的にとかでなく、あくまで建設的に順序的にという意味合いで。

 アルネはこの先、何番まで出すことができるのでしょうか。モチロン、大橋さんの都合によるところが大きい上に、経済的にいつまで成り立つ売上をキープできるか、が重要なのでしょうが。僕個人としては、出来うるなら30号までは絶対に続いて欲しい。そんな風に思っています。理由は様々ですが、ひとつ挙げれば「一日一冊で、一ヶ月くらいをずっと楽しめるようなライフスタイル雑誌があってもいいじゃないか」なんていう分かりづらい理由。もっとウダウダ理由は本当にあります、はい。

 ではでは。これからちょっと考え事をします。といっても、もの凄いどーでもいいことを(笑)。でもそのどーでもいいことが、明日の何かに関係したりして、いつの間にか良い具合に繋がったりするんですよね。そんなことを強く感じる、このごろ。

 本日のカップ:エチオピア/イルガチェフェ村/コーヒー。今日はエチオピア臭さがもの凄く強く出て、ある意味では良さを最大限に出していると言えるとはいえ、現実にオイシイにはもう少し控えめが良かったり。このほかにも紅茶を2回も飲むなど、液体漬けの一日。     circus

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2006年12月12日 (火)

ゼロからの始まり―祝・一周年―

Dsc02048 ありがとうございます。今日で、このブログ正式に一年間も続いたコトになります。ホントに、いろいろあった一年でした、ブログに関して。一応、毎日更新といういわば無理難題を掲げて始めたわけですが、ソコソコ実行できたことには、ひたすら驚いている次第です。……休んだのって、のっぴきならない2回と、ココログのメンテナンス時だけですからね。感慨無量。

 この一年の間に、様々な人がブログを見てくれて、なおかつ一部の方はコメントもしてくれたりして、すごく嬉しかったりしました。ブログをしていたおかげで、DIGAWELさんと出会えたり、いろいろな方からの影響をより感じることが出来、なんとも良かったなぁ、と。……もちろん多くのモノを得ました。考え方が変わったこともあります。とにかく言えることは、「ブログを始めて本当に意味があった」ということです。

 当然、途中で止めようかと思ったりもしました。こんなことを書いていて、リアルに誰かが見てくれているのか、リアルに何かを感じてくれているのか、リアルにきちんと書けているのだろうか、そんなことを考えて。でも、続けました。それが僕のやり方だと、認識できたからです。無意味かもしれないけれど、それでもいいじゃないか、やりたいなら、というスタンス。……やはり、間違ってはいなかった気がします、切実に。

 一周年ってことで、さらにはなんだかしおらしい文章なので、「これで終わりにします」なんて言葉も出てきそうな勢いですが、もう少し続けようと考えています。更新のペースは果たしてどうなるかは、分かりません。やれるだけ、やります。モノだとか、ネタだとかは常に転がっているというか、意識しているもんなので。……どうぞ、これからもよろしくお願いします。

 ということで、今日は今更ながら画像の雑誌が届いていました。Numeroの準備号。年間モニター応募をしたら、とりあえずってことで届いたみたいです。モニターの抽選はまた別とのこと。……選ばれるといいんですがね、せっかくなので。男で応募してる人って、たぶんあんまりいないでしょうし。

 しかしこの準備号……褒められません。このままの形態で創刊がされてしまうのだとしたら、ちょっと厳しいと思います、正直。他雑誌を差し置く魅力は、今の状態ではありません。どことなく「不自然」すぎるのです。なによりもページの置き方というか、展開の仕方があまりよろしくない。一般に広告と紙面の関係性においては2パターンあると僕は感じています。「明らかに紙面と広告が別世界のもの」と「紙面と広告が近い相互関係で成り立っているもの」です。どちらが一概に良いとは言えません。それこそ雑誌のポジションや空気感に関わることなので。……しかし、このNumeroはアレです。方向性でいくと明らかに後者の広告関係性を狙っているのがわかりますが、歩み寄り方がなんか違う。広告を紙面に寄せる感覚ではなく、紙面を広告に寄せてしまっています。

 広告が広告と分からないように紙面を構成することは、難しいながらも出来ないことではありません。やり方として、A-magazineのようにあからさまに広告に手を加えることも出来るし、そうでなくても紙面の記事の流れで、広告を記事と錯覚させることは大いに可能なわけで。……実際、勘違いすることもあると思います、普通。なにも勘違いさせたり、面白い広告が良いと言っているのではなく、そういう状態にあると比較的流れ良く読めることが良いという意味です。……でもNumeroは確かに広告と紙面の関係性は近いけれど、「記事が広告に見えてしまう」ような雰囲気になってしまっています。コレでは、ツライ。なにがって、そもそも見通すのが。魅力的な記事も、かすんでしまう。たぶん、文字のフォントとか配置、写真のキレイさや大きさ、ピックアップする順番など、ただただ記事の構成や広告だけでなく、多くが絡んで僕の感じてしまう「不自然」さが生まれているのだとは思いますけれど。というのが、僕の感想です。あくまで、完全に個人的見解なので、あしからず。

 もっと良くなることを期待しています。きっと、創刊号は買うので(笑)。

 Numeroのゼロ号にちなんで、このブログもゼロからの始まりを意識して、やっていこうと思います。これからはもう少し、もう一つのブログのほうにも力を注ごうと思っています。気が向きましたら、ソチラもすっごく時々更新するので、見てみてくださいね。

 それでは。親というか、家族のありがたさや偉大さを感じました。すごいですよね、マジで。無条件で。ところで、次のドラクエが発表されました。……おいおい、まさかDSだとは……PS3じゃねぇのかよ、と。どうやら7のようなチビ体形で8システム的かつアクション、さらにいえばパーティー制というよりもソロが基本でWIFI利用でパーティーになりうる感があります。ていうかコレ、ドラクエって言えるのか、と。……あー、WIFI活用とか、僕は要りませんけれど。あんまり期待しないことにしました、次のドラクエは。なんだかなぁ。

 本日のカップ:こぶ茶。久々に飲みましたが、やはりオイシイ。日本的な旨みってのは素晴らしいですね。うまみをあまり感ずることが出来ないと言われている欧米の方々は、もったいないですわ。

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2006年11月29日 (水)

ルーキー

Dsc01984 嬉しくもカニが送られてきたので、もくもくと食べました。うーん、ことさら大好きってほどでもないですが、やっぱりウマイっちゃウマイですよね。でも殻をガシガシやっていると、食べ終わる頃には微妙な達成感とそれ相応の疲労が感じられます(笑)。……体力あるときにしか、食べれないですね、ある意味。

 さーて、今月は何気に雑誌がソコソコ当たり月な感じがしていたので、期待を高めて装苑ですが……むぅ。いやね、新人特集ってのは分かるんですよ。そういうのもやらないと、これからが育たないし、その中にも光るものを感じたりすることもあるのですから。……しかしねぇ、なんか数打ちゃ当たるみたいに、次から次へと羅列ばかりされると……悪い意味でお腹が一杯になってしまいました。

 それでも、冒頭のMCQ。2シーズン目に入るわけですが、次のシーズンはとても好きみたいです、僕。なにより、装苑曰く「イギリスの曇り空のような色の薄手のデニム地」ってのが、すっごくステキです。あ、いや、そのフレーズじゃなくてモノがですよ(笑)。それ以外も良いのがサクサクと。……んー、こりゃ勢いに乗れる気がしますね。

 格好そのものとして好きなページもありました。僕は自分自身は重ね着しまくるのは苦手でも、人がしているのはものごっつ好きという、ナゾの性格です。そんな僕に響くページが。中ごろくらいかな……はい。そういえば、ニットとかも、自分自身は苦手でも人が着ているのはたまらなく好きという、不思議な人間です。

 ただただ、今月の装苑が全体として面白かったのか、と問われれば、僕としては輝きに欠けるとしか言いようがありません。それは僕の好みによるところが果たして大きいとしても、そしてその好みの思考を外して考えたとしても、です。……ま、それでも他雑誌よりは読む気が起きるわけですが。

 そういえば、今月からメンズノンノをスルーしています。というか、ソレがなくなると純粋にメンズファッションの雑誌は、HUgEしか買っていないことになります。レディスの方が、断然多くなる。……あれま、近くそうなるだろうなとは思っていたものの、ホントになっちゃいましたね。だって、面白いですもんね、レディス雑誌の方が基本的に。

 シメです。甘いものブームが続いている昨今ですが、個人的にしおっけブームもきつつあるようです。なにより、どうしようもなく「あの」おかきが食べたくて仕方がありません。そんな中、コンビニで懐かしくもあり、かつ新しくもあるモノが売っていました。早く、食べてみないといけません。

 本日のカップ:いちご味サイダー。可もなく、不可もなくというところ。飲んでソコソコ飲めるし、悪くはないけれど、次も進んでコレを買うかというと、とてつもなく疑問って風な。でもイチゴって大好きなんで、たぶん次も見かけたらそこの文字面だけで買ってしまうのかもしれません。     circus

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2006年11月26日 (日)

感慨

Dsc01979_1 またやっちまいました、ラストでの記事全消し。気を取り直して。数ヶ月前から、時折「なんだかアレなんですけど」みたいな具合になることがあります。言うなれば「目が回っているわけではないのに、その時のグワングワンした状態だけ感じる」みたいな。……周りからソレは「貧血」ではと言われましたが、この栄養過多な人間が貧血って。ま、一応頭には入れておこうと思います。

 さて、最近は辛口の評価をしまくっていたHUgEですが、今回、イけます。特集のニューショップうんぬんに関しては、個人により興味あるポイントが違ってくるでしょうが、まぁあれだけ特集していれば、どこかしら魅かれるトコロはあるのではないでしょうか。……しかし、そこだけが良いのではありません。

 中盤辺り、なんとまぁ「DIGAWEL」載っちゃっています。スゴイですね。オープンして半年ちょっと、怒涛の勢いと言って良いかと思います。嬉しいことです。日々是さんのおかげで、幸いながらオープン当初からこれまで、すごく身近な感じで経過を見ることが出来ましたし、僕なりの絡み方をしてこれたと思うので。……これからも、長く付き合っていきたいお店であり、人であることに違いありません。ただ、これからもっと混みそうですけれどね(笑)。その中で、僕は僕なりのスタンスで接していけたら良いな、と感じます。

 他にも幾つか良いモノが。それはブラウスであったり、ブーツであったりするわけですが、とてもとても手を出せる感じではありません。もとい、今はそういう気分でもありません。しかしながら、良いモノや好きなモノを見ることによる経験や知識、はたまたその時の思考なんていうものは、先々においてムダになることではないと思うので、しっかり受け入れようと決めています。……実際、服やモノからインスパイアされる感情や物事も少なからずあるわけなので。

 とあるモノが僕の注目を掴んで話しません。かなりの理想通りの冬モノ。無印のアウターに関しては完全にスルーすることが決定したので、それ以上に取って代わるヤツです。僕が着たときの状態の想像が果たして全然出来ませんが、ソレがあればソコソコ満足いくように冬が越せる気がします。……えー、特に高かったり、誰しもに良いもんではありません(笑)。あくまで、僕の理想にピッタリであるというだけです。

 東屋のノートが載っています。これはいつだったからか相当に良い、という評価が僕の中であるので、さっさと手にしてしまいたいところです。ノートとしての佇まいが素晴らしい。確固たる姿勢を感じるとともに、使いたくなるのです。……ま、ノートの類はうちに溢れてしまっているんですがね(笑)。そういうことは最終的に気にしないのが、僕です。

 それでは。バレーを見ているのですが、どうしてこうも日本のメディアはつまらないのでしょうか。外国側が素晴らしいトスやアタックをしても、全然リプレイしてくれない。……日本の場合は、さほどではなくともリプレイしたり、妙に鼓舞する発言を連発するのに。スポーツにおける愛国心の大切さは分かりますが、あまりそこに傾倒しすぎるのは、逆にスポーツの意義とか楽しみを潰してしまっているようにしか思えません。だって、良いプレーは見たいじゃないですか、敵だろうがなんだろうが。……ソレを見て得られる何かもあると思うのですがねぇ。

 本日のカップ:マンデリン/某コーヒー店の豆。いやー、結局妥協してしまい、近所のコーヒー屋で豆を買っちゃったんですがね、あはは、笑えます。コーヒーとしてのコク、香り、酸味、良い意味での苦味、キレ、豆の特徴、あらゆるものがありません。あるのは、微々たる一般的なコーヒーっぽさと、豆の古さからくる酸味などだけで。……それで価格も大差ないのですから、ちょっと首を傾げますよね。やっぱりいつものトコロまで、ひとっ走りするしかないようです。あ、結局今日のはミルクたっぷり入れて飲みました。そういう意味での使い方なら、良い気がします、アリ。     circus

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2006年11月22日 (水)

ムーミン

Dsc01964 ちょっと勢いよく食べ過ぎたせいか、お腹が痛く、若干気持ち悪いです。やっぱり食べ物は、腹八分目が正しいですね。ただ、鳥が出てしまうと、もうどうにもなりません、はい。それにしてもサイのちっこいのって異常なくらいカワイイです。……んー、生で見たいわー、サイっこ。

 さて、遅ればせながら、いつもの感じです。今月はクウネルも出ているので、楽しみが多いですね。しかもクウネル、表紙と副題がヤバイです。「ムーミンのひみつ」ですって……もだえます(笑)。これといって、ものすごくムーミン好きとかではないんですが、何故だかたまらない気分になります。あ、でもムーミンの見た目は大好きかもしれません。

 そんなクウネルはムーミンネタ、松浦弥太郎さん絡みのレザーシューズネタ、そして靴下ネタ、ラスト辺りにある革小物ネタ、そこらはなかなか面白いです。昔ほどの輝きはやはり無いにせよ、今でもそれなりに楽しめる雑誌には違いありませんね、買ってソンはしません。……あー、プレゼントコーナーのムーミンママの置物がめっさ欲しい。カバンがポイントですよね、あとエプロン。

 GINZAには気になる記事がありました。なんたってあの巨匠のプロデュースしたものを、少しだけ手軽に楽しめるかもしれないからです。なんにせよ、12月が楽しみですね。あの巨匠って、そりゃあスゴイのは分かるんですけれど、学生身分ではまだまだ手の出せる雰囲気は無いですから。……あ、名前はいいません。ていうか、GINZA見れば分かるので、興味ある人なら。

 FUDGE。モノの観点から見ると、最高に良出来です。KAPITALに関しても、ちゃんとソレっぽい雰囲気を出しながらFUDGEっぽい絵になっていますしね。やっぱり基本的にFUDGEは優秀だなぁ、と感じます。あ、そういえばかのモリカゲシャツも載っていましたね。……雑貨屋の特集もチラホラ。リムアートさんとかサンクとかはもう言わずもがななんでアレですが。それにしてもFUDGEを見てやはり思うのは、ビームスボーイは強いということ。ホント、頑張っていると思いますよ、セレクトもオリジナルも。オリジナルには人により反発もあるでしょうが、ビームスボーイに対しては、僕は好評価です、うん。

 今頃これらの雑誌について書いてますが、もうすぐまた雑誌ラッシュですねぇ……。HUgEだの装苑だの。時折思うんですが、いい加減に定期購読にしちゃえって話なんですよ。ただ、イキナリ切ることが出来なくなるのが痛いので、しないんですが……。うーん。

 それでは。ポンチョが欲しいんです。そして欲しいポンチョはもう決まっているんです。でも、果たしてメンズサイズがあるのかが疑問なのです。さらには価格も全然知らないんです。ウール。根津。ちょっと寒い日に、スポンとポンチョを被るって、めちゃくちゃシビれますものね。僕は男ですが、女の子なら更に。

 本日のカップ:きりたんぽ鍋。これがいけないんです、これに鳥が入っているから。そりゃもう、鳥ときりたんぽを重点的に狙うじゃないですか、いち早く。それで頑張りすぎたわけです。……もうしばらくお腹一杯の感覚はいりません(笑)。     circus

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2006年10月30日 (月)

コンプレックス

Dsc01866 複雑な感情や想いといった、いわゆるそういう類のものを、どうにも上手く表現できないことがもどかしく感じます。たとえ、僕が人よりも少しメロディーを創ることが出来たとしても、僕が人よりも少し熱く何かについてこだわれるとしても、それでは補いきれない場合ってのがあるのです。……もちろん、手段として役に立つことは事実だけれど……肝心な時には、無力だったりしますねぇ、うん。それはそれで、人生の面白さの一部ではあるけれども。でも、そうは言っていられない瞬間も、あるわけで。

 さて今日は、手短に。コレ、買ってみました。ビームス30周年にかけて出された、ポパイの別冊「ビームス・トリビュートカタログ」です。なんか、豪勢ですね見た目が。金色の箔押しですか。……「どうせやるなら、ビームスのロゴマーク部分のオレンジもちょっと加工しろよ」なんていうツッコミはやめましょう(笑)。オトナには、いろんな都合があるのです、コストとか、コストとか……コスト……あと編集の趣味とか。

 中身は結構良いです。現代のプロダクトを通して、ビームスの30年を振り返っているという流れ。こうしてみてみると、ビームスってのはやっぱりスゴイね、と思えます。かなりの多くのモノを、日本に持ってきてくれました。そういう意味では、現シップスのミウラも相当なのでしょうが、こと僕くらいの年代だと、ビームスの存在感は圧倒的です。……よく通ったわぁ……中学生の頃。当然、お金ないからあんまり買えなかったけれど、見ているだけでも刺激になりました。そういう人、多いですよね。

 懐古ばかりを特集しているわけではなくて、現代のビームスの姿勢やモノもしっかり載っています、というか反映されている気がします。個人的には、若干方向性が僕の趣味とはズレてきたこのところではありますが……。でも、魅力がないわけじゃあない。現に、「コレ、やっちゃってくれてるわぁ」みたいなのもありますし。

 ステキなものですねリストには、一つ二つほど新たなモノがこの雑誌のせいで追加されましたが、あくまで追加されただけで、目処は全くありません(笑)。だってねぇ、欲しいもん全部買ってたら、キリがありません。いろんな現在の状況を見越しながら、取捨選択をせねばなりません。うーん…………悩んでいるフリ。大抵は決まってるんですよね、どうするか。

 とにかく、それなりに読める出来な雑誌に思うので、ビームスに思い入れが少しでもある人は、見てみるといいかもしれません、何処かしらに、食いつく部分はあるでしょうね。それが服なのか、雑貨なのか、カフェなのか、スタイルなのかは、それぞれあるとしても。

 それでは。とりあえず、あるイベント用の曲は、総てが完成しました。あとは歌いこまなければいけません。なぜなら練習のときに、100パーセントの出来では、ダメだからです。練習では120パーセント、いやそれ以上を創らなくてはいけません。そんで、本番では80パーセントくらいの実力が出るもんです。だから、100パーセントの底上げをして、よりよい80パーセントを目指さなければならぬわけで。……時間、ないけどね。

 本日のカップ:ウェルチ・グレープ&ベリージュース。結構な期待のもとに飲んだのですが、期待通りの結果にはなりませんでした、コレ。うーん、僕は基本的にグレープにはあまり縁がないんですよね、単に、無条件に好きとかではないからかもしれませんが。ファンタのグレープはある意味好きなんですけどねぇ、あの無駄な潔さが。     circus

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2006年10月28日 (土)

ハイテンション

Dsc01858 踊る大走査線シリーズの、弁護士のアレを見ていたのですが……何気に面白かったです。個人的には、連続で放送していた4つの中では一番良かったし、ついでに言うと本編を入れたとしても、かなり上位に食い込む面白さでした。……というか、メンツの雰囲気が好きってのもあるかもしれませんけれど。

 さてふた月に一度の、恒例日。えーと、装苑にハイファッションですね。もちろん、買っています。レジの人には毎度毎度、「コレ……読むんですか?」みたいな訝しげな目で見られますが、僕からすればその疑問が、不思議でなりません。だって、面白いモンは読むでしょ、そりゃ。

 実はまだ、装苑しか見ていません。けれど、今月の装苑、なんか好きなんですけど。細かく言うと、東京コレクションや物撮りの部分はもう少しあっさりとしていてもいいんじゃないか、なんて思いますが。んでも、全体でいくと、ココ何回かでは一番ステキ。

 まず心惹かれるのは、スタイリング。中には宣伝用ってのも当然あるわけですが、それさえもなかなか良かったり。ランバン、ティアラ、チェーンと続いた初めの方の特集は、素晴らしい。なんでしょ、服飾ってやっぱり綺麗だし、良いものだな、なんて思ってしまいます。……それは、自分が身につけられるかどうか、なんてのは全くもって別次元のモンダイで。

 ニューストピックでも、面白そうな話題が幾つか。ワイズがマンダリナ・ダックと組んで、すごい構築的なバッグと衣服の一体化みたいなラインを立ち上げることや、もっとグッときたのがレース工房ソルスティスの写真集記念の展示のトピック。んあー、めちゃめちゃ見たい、展示。パーティーで展示されたということですが、いいですねぇ、セレブは(笑)。……というか、写真集そのものもまず欲しいな。でもでも、やっぱり日本版とかで欲しいのが事実。だって、フランス語も英語も、頑張れば理解できるとしても、それで疲れちゃいますから。……と言いつつ、この手の写真集を見るときは、ほとんど解説なんて無視なんですけれどね、写真見て刺激を受けることを重視しちゃって。

 他にもグローブトロッターのすごく古く渋いモノが載ったページがあったり、レースペーパーってステキだよね、なんて思ったり……。なんというか基本的に、僕のテンションが上がりやすい記事が多いのです。雑誌や写真集や本で、ハイテンションになれるってのもちょっとアレな気はしますが。……でも、良い記事や写真、まして文学や美術写真なんかになると、テンションは上がって当然ですよね、ねー。

 最後のほうにデサントと文化がコラボしているプロジェクトの記事があって、大賞とかが発表されていますが、大賞の出来は正直、かなり良いと思います。Lilyですって。ペンギンさんは、マジでこの感じを行ってハイクオリティのモノが出せれば、マジで売れるんじゃないかなぁ、と思います。あなどれませんねぇ、文化学生。他にもいろんなイベントの優秀賞やらが記事にはなっているんですが、思うのは……「僕はこういうデコラティブだったり、デザインチックな洋服は、好きだけれど作る気にはならないなぁ」というコト。僕にはある種の才能があったとしても、間違いなくそういう才能ではないのだ、と感じます。もっとね、オーセンティックに生きたいですね。

 ということで、今月の装苑はとても好きです。人によっては逆に、ツマラナイと思う人もいるでしょうが……まぁ人によって、感ずるトコロってのは違いますからね。でもでも、とりあえず立ち読みでもなんでも、目を通して欲しいですな、うん。……これからハイファッションも読まなきゃ。あ、あともう一冊魅力的な雑誌があるんですよね、近いうちに買います、はい。

 ではでは。コーヒー豆を仕入れてきました。今回はブラジル、タンザニア、グァテマラ。いやー、御馴染みのトコロに頼った感じですね。んで、全部当然淹れてみたんですが……ブラジルがトップの良さ。他二つとは新鮮さのレベルが違いました。うーん、グァテマラとは今年は本当にタイミングが合わない。生豆そのものも、少し例年よりは劣るとはいえ、このタイミングのずれの連発はどうにも。……バランスが一番好きなんだけどなぁ。

 本日のカップ:ブラジル/コカリベ農協/コーヒー。コカリベのブラジルは非常に良いですね。香りのクオリティが高い。しかもタイミングよく、確実に煎りたて中の煎りたてを買えているので、それも良さの要因。このコーヒー、もっと多くの人によさを知ってもらいたい、そんな風にも思います。     circus

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2006年10月27日 (金)

海外逃亡願望

Dsc01854 モノを捨てるという行為は、やはり多くの意味で大変なことです。よく「ふんぎりつけて捨ててしまうほうが良い」なんてことを、いわば世間では言われますが、果たしてそうでしょうか? ……みんながみんな、その状態になってしまうのは、はっきり言ってつまらないし、それこそ未来がない気がするんですよねぇ。

 本日は変わり種。こんなものを見つけて、やたらめったら海外に飛びたいキモチが膨れてしまって困っているのです。いいですよねぇ、アジア旅行。行きたいけど、僕の場合は旅行に多くを割く余裕がないんですよね。……国内の狭い範囲での生活を楽しむだけで、まだ精一杯。逆に言えば、そちらの楽しみを割けば、海外に行く余裕も出来るんですがね、たやすく。

 海外に限らず、旅行やなんやらに行ったら写真はつきものです、ええ、日本人ですし。残しておきたい思い出なんてぇもんは、やっぱり出来るわけですよね、そりゃ。そんな時によく思うことは、「写真のいわゆるプリントの状態じゃなく、もうちっとマトモな状態にしてみたいよなぁ」ということ。……少なからず、思う人いますよね。

 だから、してみました。っていうのがコレなワケで。つっても、僕が行った旅行じゃないんですけどねぇ……その辺がもの凄い虚しいトコロです。でもコレを見て、キチンと形に出来てると、きっと思い出の楽しさもヒトシオ、と感じます。

 こんなことを商売にしちゃうフォトバックさんは、スゴイと思います。結構やってみたいと思うけれど、なかなか誰もが出来ないってことを、簡単に出来るようにしちゃったワケで。しかも、そんなに費用がかかってしまうこともなく。……んー、賢い。それに、旅行じゃなくても、こういうアルバム状態にしたいコトってありますものね、時に。ひしひしと、現代技術の良さを感じます。

 フォトバックさんが、ビジネス的に成功しているのかどうかは分かりませんが、それはさておき、商売自体のチャンスはふとしたところにもあるものだよ、と思うのです。僕としては、日本の都心ビルや都営地下鉄とかは、さっさとあの長い距離のエスカレーターのベルトに、広告を載せてしまうべき、なんて考えていますが。絶対、やれば儲かりそうなんだけどなぁ、初めは大変な面ばかり見えるだろうけれど。……広告に注目しすぎてケガをする、なんていう問題も起きそうですねぇ(笑)。でも、悪くない気がしますがどうでしょう。

 ハナシがずれましたね。フォトバック、試しにやってみると面白いですよ、マジで。このページは見開きでいこうかとか、ここにはショートセンテンスを入れようとか……エセ編集の気分が味わえます。あー、それにしても海外に行きたいなぁ……ドイツかフィンランドか、インドかイギリス。

 そいでは。昨日の夜に、ちょっとマスコミに対する熱弁を家で語っていたりしたんですが、熱くなりすぎました。いや、なんというか、日本のテレビのニュースコメントやらワイドショーのコメントやらって、本当にくだらないよねぇなんてウダウダ言っていたわけです。ほとんどが、世間道徳になんとか反感を買わないように、あるいは一見善い感じに思えるように、コメントがされるんですよね、結局。時折、その逆を行こうとすると、たとえ一理あったり若しくは正しそうなコトであっても、押さえつけられたりね。……ま、いいか。今度もう一つのブログのほうで書こう、全然更新してないし。

 本日のカップ:ニューギニア/シグリ農園/コーヒー。ついにこの間仕入れた豆が、総てショート。うーん、今回は異常に早かったですね。結構な量買ったのに、一週間ちょいしか持たなかった。美味しいうちに飲めたから、それは良いことではありますが。……でも、このペースだとコーヒー代がバカにならないですねぇ(笑)。     circus

 

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2006年10月11日 (水)

MVP

Bakakyodai メンズノンノって、どうなんですかね。いや、まぁ見るっちゃ見るんですけれど、ことここら一年、いや二年ほどちょっとアレな感じがします。とはいえ、案外情報が早い時もあったり、なにより白黒ページの占いがやたら当たるので、外すわけにはいかなかったり。……でも、もうちょいどうにかならんかなぁ……せめて、若手のよくわからんスタイリスト達を使いすぎるのは、果てしなくモノも企画もツマラナイので止めて欲しいんですけれど。

 本日はコチラ。僕がマンガをおススメするってのは、このブログにおいては猫村さん以外に無かった気がしますが……コレはもの凄いキてます、はい。安達哲さんの「バカ姉弟」です。いやー、表紙からしてヤバイですわな。ちなみに画像は4巻の表紙。……うーん、おねいがカワイイ。

 てっとりばやく言うと、表紙に映ります右側の「おねい(正式には地主御寧崇らしいですが)」ことねいちゃんと、左側の「おとうと」くんが織り成す、商店街やら近所やらイロンナ場所や人達を巻き込んだ日常を描いたマンガです。……いや、マジで言葉では説明しづらいんですよ(笑)。

 もうねぇ、面白すぎて大変です。んで、面白いと笑っていたら、ふと切なくなったり心を打つようなストーリーが出てきたり。とにかく、ハマります。ねいちゃんがすごいんですよ、本当に。何がなんだかっていう雰囲気もなきにしもあらずですが、そこが逆に魅力的なのです。……うーん、こんな姉弟が身近にいたら、最高だ。

 現在は4巻まで出ているみたいですが……揃えてしまおうかな、と思っています。今は人に借りて読んでいる状態なのですが、コレは家に置いておくに値する素晴らしいマンガなので。コレを読んでいると、なんだか素直に幸せな気持ちになれますしね。あ、ただ電車内とかは注意かもしれません。普通に微笑ましくなったり、時にフフっと笑いが出てしまうので、怪しい人に思われかねませんから。

 いやもう、読んでみてくださいって感じです。読まなきゃ、このすごさはわかりませぬ。きっとツボな人がいるはずです、おねいワールドに引き込まれますよ。フルカラーのコミックスなのに900円とかですから、ぜひぜひ。……んぁー、書いていたら、また読みたくなってきました。僕はもはや、マンガ内に出てくる商店街などの人達と同じ感覚なのかもしれません(笑)。なんか姉弟が気になるんですよ、カワイイし。

 ちなみに僕は「おねい」は一等好きです。そりゃもう、果てしなく好きです。土偶に似ていたって、カワイイもんはカワイイのです、はい。

 それでは。そろそろGINZAやらFUDGEが出ますかね。毎度ながら、楽しみにしております。秋冬のレディス雑誌ってのは、本当に面白いので。あ、そういえばスニーカーの特集雑誌も見てみないと。あんまり期待はしていませんが、もしかしたら良いのがあるかもしれませんからね。

 本日のカップ:グァテマラ/極深煎り/コーヒー。深煎りも新鮮さが欠けてくると、ちょっと飲みづらくなりますね。コレはミルク投入コースのほうが正しいかもしれません。うーん、仕方が無いことかなぁ。     circus

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2006年9月25日 (月)

趣のベクトル

Dsc01731 ホワイトカレーってやつを食べたんですけれど、思いっきりシチューだと思い込んで一口目を突っ込んだので、あまりの驚きと微妙なすれ違いに、ふとドキっとしてしまいました。……ま、美味しいっちゃ美味しいんですが、僕は純粋にシチューのほうが好きです、断然。

 草木染めがなかなかである、とのことでちょいと楽しみにしながら買った今月号のクウネル。表紙の果物やらなんやらの並び具合が、なんともごろごろしていて良い雰囲気だったもんで、今日の画像に。

 ところで肝心の草木染めの部分―ラストの辺りです―なのですが、思いのほかページ数は少なく、最低限のやり方などを載せています。個人的な注目としては「びわの葉」による染め。これがスゴク良いんですよ。緑の葉っぱからは想像しがたい、びわの実のような淡いオレンジ的な色に染まっています。……んー、コレやってみたいかもしれません。あと、びわでこんな感じならば、ざくろならもっと赤っぽくなりそうですし、果物の葉というのは、とても面白いテーマな気がします。いずれ……ね。

 染めに関して、目下やりたいのはやはり「バラ」です。絶対に良いと思うんです。ただ、色止めなどの調整を何で行うか、が微妙なところです。クウネルではミョウバンを用いて、色の薄さを調整すると共にアルミニウムやカリウムを含むため、色止めとして使っています。ま、日常でいくと最も手に入れやすいので、それでいくのがセオリーなのでしょうが……。個人的には「錫」が入ったモノで色止めをしてみたいんですよね。……基本的な色味としてはミョウバンと同じ方向性になるようですが、色味が鮮やかになるっぽいので。あ、ちなみに含む金属の種類によって、同じ自然染料でも色が全然変わるんですよ、マジで。銅とか、鉄とか。鉄はあんまり良い色になる気がしませんが、逆にくすむ色にはうってつけなのかもしれません。……あくまで、シロート考えです。

 さて「染め」の話題は置いておくとして、気になった記事が二つ。まずひとつは米沢亜衣のトコロ。画像の果物たちも、この方のセンスによるものです。その後に載っている、たまねぎ料理が素晴らしい。じっくり、じーっくり焼かれたたまねぎを、オリーブオイルと塩で食べるそうなのですが……めっちゃくちゃに美味しそうです。これほどまでにたまねぎに魅力を感じることは、滅多にありません。是非、食べてみたい。コレはチェックしてみてください。

 そしてもう一つの記事が「私の選ぶ1枚」という企画。何人かが、自分のお気に入りの絵を紹介しているのですが、大橋歩さんがポイント。この方、ご存知の方が多いでしょうが、アルネの編集長であり、超有名なイラストレーターであるわけです。その大橋さん推薦したのが、なんとロスコ! あの僕の大好きなマーク・ロスコです。……そういうえば、このブログもロスコから始まりましたしね。ホント、僕は素晴らしく大好きです。

 そしてその僕が好きなアルネの作者が、またしてもロスコ好きときたらもう……。やっぱり趣のベクトルってやつはあって、それなりに近いところが輪で繋がったりするもんなんですよね、それも意識せずに自然と。村上春樹などもそういう類ですし、安部公房なんかもそうです。ダリもマティスも。尊敬する人やモノ、好きな人やモノ、ほとんどがそういう感じ。なんか、僕の周りというか様々な環境は、自然と繋がります。アレとコレ、コレとソレ、ソレとアレ……うーん、不思議なのですが、事実そうなのです。今回のことなんて、ほんのほんの小さなことですけれどね。コレはとても面白く、嬉しく、幸せなことだな、と思います、本当に。

 ま、何はともかく、それとなくこれからは米沢亜衣さんに、ちょいと注目したりリサーチしたりしてみたいと思っております。気になる人は、きっとまたどこかへ繋がっていることでしょう。……あー、しかしたまねぎが食べたいですね。

 ではでは。長渕さんのDVDが見たくなってきてますが、アレは一度見だすと止まらないので、どうしようか悩み中です。彼が19歳の頃に作った歌を聴くと、いろんな意味で衝撃を受けます、毎回。それは感動でもあり、自分に対するカタパルトにもなりうるのです。

 本日のカップ:変わったお茶。なんか、飲むと痩せるらしいですが、あからさまにお腹の調子が悪くなる雰囲気なので、ごく少量のお試し。にしても、美味しくないです。そもそも、楽して痩せようって根性が気に食わないので、常飲することはございません。     circus

 

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2006年9月17日 (日)

塩梅

Fudge10 体調が底抜けなほどにすぐれません。やっとのことで倒れずに乗り切った一日でしたが、もう、バイト時は大変でした。……そんなわけで今もグダグダです。喉の奥がやたらとキツイ。そして胃が死んでいます。少しだけラクな更新を、温かく見守りください。

 GINZA、FUDGEは月上旬の楽しみなわけですが、今月号のFUDGEさんはアレです。気分が沈んだときに、元気をくれます。何がって、チェック柄がです。もんのすごいチェック押し。……しかもきちんとトラディショナルも忘れないという理解ある特集。チェック好きはとりあえず、買っておきましょう。英国好きも7割がた買うスタンスで行きましょう。

 チェックでもやっぱり個人的には好き嫌いはあって、なんでもかんでもオーケーってわけではないのですが、見ていて楽しいのは事実です。特に赤系、黄色系。心を揺さぶるモノもポンポンありました。……大方は僕にはふさわしくないモノですけれど。

 そんな中、際立って活躍が目立っていたのがビームスボーイです。ま、あくまで僕と兄の間での話ですけれど。とにかく、頑張っちゃってます、マジで。赤のストールのコストパフォーマンスは良いし、クレイジーパターンのチェックブラウスなんて、素晴らしい出来です。……サイズさえあるならば、本当に欲しい。

 そこで思い返すビームスボーイ。昔から、何気に良いんですよね。というか好みなんです、基本的に。「ビームスボーイ企画の服や雑貨を、そのままメンズ展開してビームスに置けばいいのに……」ということは、ずぅっと思っていました。だもんで、今でもビームスといえばインターナショナルとボーイをチェックするのが常套。……POVは別物感覚です。というか、あそこはなんだか統一感が無くて正直キライです。

 話は戻りましてFUDGE。きっと、僕好みであろうお店を一店載せてくれているので、なるべく近いうちにチェックしてしまいたいところ。そして、ロンドンでもスナップ。ステキなスタイリングをかましている方が数名。ただ、気になるのは「McQは大丈夫なのだろうか?」ということです。なんつーか、まぁ、賛否が最高に分かれそうな感じを受けます。ニットは結構良さそうに見えますが……。セカンドラインが足を引っ張らなきゃいいんですがね。

 それでは。もう、ダラダラな更新で情けないですね。思うことはあれど、雑誌ばっかり記事にするのはホントはイヤだし、他に書きたいことやモノもあるんですが、体調はモチベーションをすっかり奪ってしまいます。これが一番ラクにいけそうだったんですよね、うん。……あぁ、今日は温かくして寝ます。

 本日のカップ:ふかひれスープ。ちょっと豪華な食事になった今日なのですが、久々に飲みました。美味しいですよね、ふかひれがというより、ふかひれスープという括りのスープの味が。別に春雨でも構わないから、この味ベースのスープを安く飲みたいんですけど、なんて思ったり。     circus

 

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2006年9月16日 (土)

アポリア

Dsc01697 僕はやっぱり、人ゴミと呼ばれる人が過飽和の状態は受けつけないようです。それがビジネスの延長としてならば、そりゃあ仕方無いですし平気であろうと、日常をそれで過ごしたいとは思えないのです。……ところで、ユニクロさんに過度な期待はいけませんでした。シアタープロダクツものはほぼ、見てガッカリ。かろうじて、ニットとロンTがマシでしたが、それでも思わず手が伸びるレベルではありませんでした。ま、価格が価格なんで、それを考えれば妥当ではあるのですが。

 今月も当然のように雑誌づくめですが、アルネも出ました。表紙が久々にすごい良い雰囲気―古いボタンですが、いいですね。こうして飾りとしてもいけます―を放っていたので、期待しながらの熟読。メイン特集がカウブックス、松浦弥太郎さんの移動古本屋ということも、ツボですし。……感想としては、タイトルのような感じです、アポリア。まさにこの言葉がシックリきます。

 今回のアルネは写真だけでなく、文字もすごく多くて、そういう構成は僕がとても好きな構成だったりするのですが、おいそれと手放しで好評価できません。……いや、もちろん一定レベル以上には面白いんですよ、少なくとも。

 記事としてはどれも結構興味深いモノが多いのです。カウブックスをはじめ、大貫さんのロングインタビュー、月光荘のスケッチブックもステキですし、ごはん特集は個人的にどツボです。あかね会のマフラーは素直に一枚欲しいと思いますし、他の恒例のクッキングなどの記事も悪くない……のですが……。そう、ですが……なのです。

 何か一冊としての総合的な印象や風合いが、落ち着きません。昔に比べ明らかに記事の種類も増え、記事の書き方としても成熟しているのは、確かです。それに、昔からの柔らかい質感や記事の温かさも、幾分のベクトル変更は感じられても、本質的には大差はない。……しかし、最近のアルネは総合体として何か強さ、突き抜ける良さが薄いのです。一つ一つの記事は、良いのにも関わらず、です。

 もしかしたら、僕がアルネそのものに慣れすぎたのか、とも考えました。でも、それは違う。僕は一冊一冊に対して、常に新鮮な気持ちで目を通します。二度目、三度目に読む際だって、そうするくらいです。もう一つ考えたのが、一冊の中での記事の幅が広がりすぎたのではないか、ということ。……あながちハズレでは無い気もしますが、昔だって幅が広いコトもあっただけに、なんとも確証は持てません。

 アポリアです。結局、それを打ち破るような納得できる思考は、未だに引き出せていません。それだけ、雑誌作りというのは、奥が深くて、なおかつ尋常でないほどに難しいということでしょう。……作るだけなら誰でも出来ますが、人の心を打ち、残り、その状況を維持することは並大抵ではない。ま、雑誌に限らずではありますけれど。

 なんだか酷評みたいになりましたが、それでもアルネは買いの雑誌です。薄いのに500円だし、紙も折れたりするし、それでも買いきりだから返品できない―あ、これは書店側の事情ですかね。この手の雑誌はえてしてそうなんですが、実際はどうなのでしょうか―けれど、まだまだ良質雑誌です。……僕も時々、雑誌作りっていうものを考えますが、これだけまともに良い雑誌を作るのはスゴイと思います。実際、費用とか記事構成とか考えると、メチャクチャに悩むし上手くいかないんですな、ええ。あはは、予想外に長くなっちゃいました(笑)。

 これほどで。煮えたぎるアート熱を、放出できないでいます。鑑賞するにしても、見たいモノを思い通りのペースで回れないし、自らの創造にしてもタイミングがズレズレ。……ひとまず落ち着いて、最も身近で最も出来うる、音楽や文学をじっくり見直せば良いのかもしれません。美術に関しては、とりあえずは二つを優先。我が尊敬の対象のダリ、そして人からの紹介の個展です。どちらも楽しみで仕方ありません。

 本日のカップ:タンザニア/ブラックバーン農園/コーヒー。もう、完全に新鮮さはありません。淹れ方でカバーしても、酸味の一定以上のコントロールが効かない範囲です。だもんで、すっごい珍しく途中から黒砂糖を入れて飲んだのですが……コーヒーに黒砂糖って良いですね。純粋にウマイ。今度は、新鮮な豆でも試してみようと思います。     circus

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2006年9月13日 (水)

ブルースター

Dsc01695 巷やブログ界は、新しいipodたちの話題で持ちきりですね。シャッフルはクリップみたいに小さく、nanoが驚異の8G、そして80Gのベーシック。……うーん、確かにスゴイです。個人的には80Gがステキです。nanoはまぁ、4Gの今のでとりあえず満足―新しいほうの再生機能は欲しいですが―ですし、シャッフルは僕には使い道が合わないので。……それより気になる電子機器として、アレ―ソニーのプレーヤーではございません―があります。黒船みたいなモンです。早く、実物が見たいのです。

 「そのカフェに行くと誰もが、やさしいほうの自分になれた」、九州福岡のとあるカフェをめぐる胸がギュッとするエピソードたち、『some tenderness』という本です。DIGAWELさんがおススメしていたのですが、カフェといえば心が揺らぐ僕ですから、モチロン買って読んでみました。……これは、良い本です。

 なんていうのでしょう、すごく表現が難しいです。この本に対する僕の感じたモノが。ただ単に、「あたたかさ」とか「ほのぼの」とか「やさしさ」とか「ゆるやか」とか、そういう言葉じゃ括れません。今挙げた言葉達は、どれもこの本の要素となっているけれども、どれもそれだけではない。そっと、心に染み込んでくる本です。……ああ、そうです、僕の中でヒトコトで表すならば……「しっとり」ですかね。

 いろんな雰囲気の話があり、お菓子や料理も紹介されていたり、イラストページがはさまれていたりもするのですが、総てに流れている空気がなんだか「しっとり」しているのです。とてもなめらかで、柔らかい、まさに「しっとり」。たぶん、ワケがわからにでしょうね(笑)。でも、それが僕の最大の賛辞です、はい。

 この本は、多くの人に読んで欲しい。そして出来うるならば、買って欲しい。というか、自分の周りの一部に置いて欲しいって感じです。こういう本が、手元にあるってのは、結構良い気がするんですよね。……そういう本は他にもあります。本だけでなく、そういうタイプのモノってあると思うんですよね。あぁ、また謎の発言しちゃってますな。

 とにかく、趣が溢れる本です。カフェ好きであろうとそうでなかろうと、ほどよいエピソードに触れたい方はぜひとも。薄い本なので気楽に読めますし、後悔はしないと思います。ウェブで福岡のお店から買ってもいいし、DIGAWELさんでも少し売っているので。……なんか宣伝しまくりですね(笑)。いや、でも、そうしたくなる本なんです、実際。

 それでは。僕は弱い人間です。同時に、愚かな人間です。力不足なことばっかりだし、しょっちゅう幼すぎる思考が脳をよぎります。でも、誇れることはあります。僕はそれなりに僕自身も、僕の生き方も好きだということです。……そして同時に、尊敬したり憧れる対象が周りにいて、僕はそれを認識できることです。なんて、真面目モードで閉じます。

 本日のカップ:コーンスープ。秋の気温でしたね、今日は。いい感じです。温かい飲み物が恋しくなる季節。さっさと豆を買いに行こう。     circus

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2006年9月 5日 (火)

根気のかたまり

Dsc01673 とあるトコロでもの凄くステキなマフラーに出会いました。これまで今年の候補に挙がっていたマフラーを、サッと忘れてしまうような、柔らかさと強さが内在したマフラー。……ベタ褒めしちゃってます。もしかしたら、今年のマフラーはそれで手を打つかもしれません。価格もまぁまぁですし。

 今日はコチラの本です。文化出版局から出ている「男のシャツの本」。リュウイチロウシマザキオムで懐かしい感じがする、嶋崎隆一郎さんが著者ってことで。以前から良さそうと狙っていたので、買っておきました。

 20パターンくらいのシャツが載っていて、襟やカフスなどのディテールの解説が書かれたりしています。それ自体ははっきり言ってどうってことありません。メチャクチャ詳しく載せているわけでもないし、珍しいモンでもありません。……では何で買ったか。

 この本のポイントは、実物大のパターンが付いてくるコトです。それがとりあえず良かった。僕のかねてからの夢の一つとして、自分で服を作るってのがあります。とりわけシャツ、ブラウスを。でも、僕は作るという面でいくと、全くのド素人。基礎の基の字すら、知らないと言っても過言ではないわけです。……でも、やりたいモンはやりたいわけで。

 そういうことで、いい加減ソロソロやってみるか、と重い腰を上げたのですが、つまずくポイントは多々。ミシンうんぬんやら、生地うんぬん、それ以前に僕の不器用さうんぬん……たっぷりです。そんなある日、ふと行き詰るのがパターン。なぁーんの知識も経験もないのですから、「こんなブラウス作りたい!」なんてデザインしていても、どうしたらいいかワカランわけです。そうしたら、まずはとりあえず作ってみるしかないだろう、と。

 そこでこのパターン付きってのに、手を伸ばしてみました。自分の思い描く形やディテールではないにせよ、まずはこれで作ってみれば、どうしていけば良いかが分かるハズ。そういうモンです。……少なくとも、僕はこれまでそうしてきました。作曲をするときも、とりあえず型にはめて作ってみたりしたし、文章をまとめるときも、とりあえずガムシャラに書いてきたのです。……じゃあ、シャツだってまずは何かを作ってみればいい、理想はその後で追う。そういうことなのです。

 ということで、いつになるやらわからぬ、「シャツ作り」の目標が出来ました。全然まだ手をつけてないんですけれど、出来うるならばぐちゃぐちゃでもいいから、一つ形にしてみたいところです。……つっても、まだ試し用の生地とかボタンとかも、何も用意してないんですけどね(笑)。先の長い趣味です、はい。

 あーでも、こんなブラウスが良いというデザインやディテールは積もる一方です。本当に、夢は広がります。一つ二つ作ることが出来たら、勝手にイロイロパターンをいじって、自分の形にしたりしたい。……ええ、周りからは、「無理無理」って言葉が聞こえますけれどね。いーんです、ゆっくり進みます。

 そいでは。誰の夢でもそうでしょうが、夢の実現には、とてもリアルにお金の問題が絡んできます。それが微々たるものにせよ、莫大なものにせよ。大変ですよね。お金は使ってナンボという意識の僕にとっては、なおさらです。でも、いずれはなんとかしたいものです。

 本日のカップ:ジャスミンティー。ジャスミンティーを飲むとき、僕は口に含む瞬間は、息を止めたりもします。そんで、後で鼻に空気を通す。すると、もんのすごく頭のてっぺんまで香りが回るんですよね。ジャスミンティーだと、その効果がすっごくあります。ビバ、リラックス。     circus

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2006年8月30日 (水)

インペリアル

Dsc01653 秋冬の計画をアレコレ立ててはいるのですが、なんとも大変そうです。いえ、完全に趣味がって話ですけどね。なんとかそれぞれのクオリティを下げないようにしながら、新しいことを始めたい。……ワガママですね。でもそれぐらいのモチベーションで物事は始めないと、つまらないのです。

 本日はとあるムック本。兄が突然買ってきていて、ついつい読みふけってしまったのですが、「サービスの花道」だそうです。サービスに関しては持論ももちろんあるので、結構面白いです、コレ。

 既に3刊目みたいなのですが、相当なリッツ押しです。あ、リッツカールトンですよ、ホテルのね。そりゃ、もうリッツのサービスといえば、ビジネスに興味がある人間にとっては、もはや常識ですがね。……相変わらずキてますよ。僕は帝国ホテルだって負けてないとは思っていますけれど。業界の中では、やはりリッツにおされ気味なようですね。両方とも相当にトップでの争いって話ですけれど。

 そのほかにもスタバなどの話をのっけてみたりしていて、いろんなサービスを覗き、学び、自分なりに考えることが出来ます。こういうのを雑誌形式で出すってのは、スゴイですね。流石の講談社と言わざるをえません。雑誌形式なので、当然キャッチーな俗っぽい企画もあったりしますが、情報量としては少なくない。十分、買うに値する出来と思います。

 分厚い単行本で、ある特定の企業のサービスやあり方を見る、というのはとても面白いですし、タメにもなりますが、時にはこういう全体主義的な視点で見るのも一興です。純粋な楽しみとしても。

 サービスというのは非常にデリケートで難しいモノです。僕だって最高のサービスをしてみたいとは思いますけれど、そう上手くはいきません。また、TPOによって最高のサービスってのは違う、と僕は思います。例えば、マックや書店、ガソリンスタンドなんかで、リッツカールトンばりのサービスをするのも、なんか違うなと思うのです。その環境によって、適切があるというか。

 個人によっても良いサービスってのは捉え方が違うので、さらに難しい。ある人にとっては最高のサービスでも、ある人にとっては単なる迷惑になりうることだってある。……見極めは究極の難しさです。僕はまだまだひよっこです。いろんな意味で、まだまだ未熟者です。でも日々、自分なりにサービスというものは考えるのです。がんばらねば。

 ところで、僕の最大の持論は、「最高のサービスとは与えるほうだけでは成り立たない、受けるほうも最高の受け入れをしなければならないのではないか」ということ。すごく良いサービスを受けたのに、受けた側が何の感謝や想いが無かったりするのは、僕は大嫌いです。僕は絶対にそんなことはしません、したくありません。「良いサービスは、良い消費者が作るものである」とも思っているからです。もっと俗っぽく言えば「良い店が良い客を作り、同時に良い客が良い店を作る」……そういうことなのではないか、と。……うん、譲れない持論ですね(笑)。

 だから僕は時々、店などでちょっと気分が悪くなることがあっても、僕は良い対応をしようとしたりします。そうすることによって、相手が何かを思い、もしかしたら次に来るときには、もっとグッと来る素晴らしい接客になっているかもしれないからです。……ま、いつもではないですけれど。でも、そういうことを考えたりしてます。

 熱くなりましたが、これにて。aikoのアルバムは想像以上に良いみたいです。当たりです、僕にとって。ただ欠点は歌詞カードです。僕って、見易いのが好きなんですよね。写真の上に文字とかって、実は苦手だったりします。文字がしっかり見えれば、それでも構わないんですけれど。

 本日のカップ:ウィルキンソン・ジンジャーエール。なんとなく飲み物の決定に悩むときは、コイツに頼ることが多いのです。サイズ的にも、丁度良く飲みきれますし。でもやっぱり、ビンが飲みたいなぁ……とかも感じちゃいます。     circus

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2006年8月28日 (月)

タイムマシン

Dsc01652 最近、休みとかになっても、イマイチきちんとお出かけをする気になりません。近場で済ませてしまう日々が続きます。おそらくあと一週間ほどで、その雰囲気も一掃されるのですが……ね。そういえばIKEAにいい加減行かないとなぁ……うん。

 ということですが、しっかりチェックは欠かしません。今日は文化出版社デーです。装苑にハイファッション。もう装苑はしっかり根付きましたね、毎月に。この調子じゃ、購読雑誌が増えるばかりです(笑)。

 さて装苑なのですが、とっても懐かしい具合です。原宿、青山ですって、かつての。いやー、懐かしいですね、裏原。だっていきなり大川ひとみさんですから……あいやーって感じです。僕は一応ギリギリで裏原の全盛期を知っている世代なのです、はい。

 とはいえ、ど真ん中ではないのも事実。ど真ん中の頃ってのは、僕はほんの中一とかでしたから。流石に中学生では憧れたり、情報を集めたり、見ることは出来ても、そうそう買うことが出来ないわけです。……でもあの頃の原宿は異常でしたよね、空気感が。今とは、やはり違う気がします。今はなんか、ちょっとよくわからないですよ、あのノリ。なんか違うだろみたいな。……ま、人によりけりでしょうが。

 ヘッドポーターが出来たころ、ミルクボーイに魅力を感じたころ、レディメイドに行列が出来ていたころ、バウンティーハンターが激混みだったころ、トランスポートやスティルシークエンスに惹かれていたころ、タップスが40%だったころ、エイプがまだ小さかったころ、アンダーカバーを東京コレクションで見ていたころ……うんうん、イロイロ時代の流れはあれど、すごい懐かしいです。あの頃に大学生とかだったら、間違いなくハマっていたでしょうね。いや、まぁ中学生でもある程度ウダウダやってたわけなんですけれど。

 その後に僕が高校生になったあたりから、原宿に少し変化があったと思います。なんというか、つまらなくなりました。何処を見渡しても、似たようなスタンスばっかり。その頃から、明らかに原宿に行くペースが下がりましたね……。

 ま、昔話は置いておいて、ともかく装苑は結構面白いです。原宿うんぬんだけでなくて、スタイリングとかもすごく好きです。ファンタジーがそこにはあるし、そこから垣間見えるリアリティが心地良い。やっぱり、良い雑誌ですね。……ところで初めのほうに載っているsuzuki takayukiの服はどうしても素晴らしいです。もう、僕の心に突き刺さりまくります、見るたびに。うーん、きてるな。それにUK JACK OKは非常に楽しみになってきました。マッキントッシュのコートはいつ見ても良い。それの裏地がユニオンジャックですからねー……むむむ。

 てなわけで、実はまだハイファッションは読んでいません(笑)。装苑に付きっきりになってしまいました。これから熟読いたします。目次を見る限り、やはり装苑と被っている記事もありそうですが、それはそれ、コレはコレ。同じ文化出版局が、違う雑誌で、同じ企画とかをどのように変化させて捉え打ち出すのかが、また楽しいわけです。……オタク的発想。

 ではこの辺で。欲しいCDが2つほどあります。近いうちに買ってしまいたいです。丁度良いことにタワレコのポイントも貯まってますし。2つとも女性です。ソロです。名前だけの芸名です。早く、聞きたい。

 本日のカップ:フリースタイル。これって、さして運動していないのに飲んでいていいのか、多少不安にはなるんですけれど―かつてのアクエリアスのように―、なんだかんだ美味しいんで飲んでます。運動した後なら、もっと美味しいんでしょうね、やはり。     circus

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2006年8月24日 (木)

端正な美しさ

Dsc01642 ニンテンドーDSにて、とりあえずマリオはひとまず全クリ―もちろん完全コンプリートではなく、エンディングまでということです―したのですが、なんとなくそのせいなのか、DS熱が地味に冷めてきてしまいました。……まだギリギリ他にやりたいゲームもあるので、買おうという気持ちはあるのですが、PSPに逆に惹かれています。というのも、ストゼロが出てたんですね、PSP。そりゃ、ヤバイです。ゼロ3だったので、衝動は低いので助かりました。これがゼロ2、もしくは普通に3だったら即買いしていた恐れが……って書きながらゼロ3見てたら、これはこれでめちゃくちゃ面白そう……PSPに流れるかなぁ。

 さてHUgEが出ましたけれども、これがまぁなんともドレス的です。これだけテーマをガチコンと固めてくる月刊誌もあまりありませんが、表題通り中身はほとんどドレス、テーラーです。……アメカジとかアウトドアなんて、ごくごく少しの香りしかしません(笑)。でも、おそらくやはり、今あるメンズファッション誌では面白い部類ですね。

 ガンガン、ジャケやらスーツやらが出ているので、当然自分の中に響くのもありました。えてして値段が恐ろしかったので、響いた瞬間に「購入」の選択肢は粉々に砕いておきましたが。……それでも仕立てが良かったり、生地があからさまに上質だったりする服を見るのは、気持ちが良いです。美しさが感じられる。

 特に気になってしまったのが、ジルサンダーがオーダーメイドを始めるとのコト。ジルサンダー・サルトリアルだそうです。これはとてつもなく良い雰囲気が漂います。青山、御堂筋、新宿伊勢丹で展開するらしいですが、ちょっとヤバイくらいに興味津々です。最低でも30万超えということですが……はぁ。

 他にも気になるスーツがチラホラ。というか、ここ何ヶ月かの間、すごくスーツを仕立ててもらいたくて仕方がありません。もちろん、スーツだけでなくシャツも。幾つか狙っているというか、作るならココだよな、という候補はあるのです。ぜひとも、学生らしい活動が上手くいった暁には、作ってしまいたいトコロ。麻布テーラーとかだったら、全然安いのでいつでも作れますが、それはちょっと……。

 スーツというのは、本来、端正で美しくとてもカッコイイもんです。それはモーニングとか燕尾とかタキシードもそうです。そんなスーツの一張羅ってヤツを、持ってみても良いなぁなんて思っているわけですね、はい。それを普段も着るような感じで。今持っているスーツだって、たぶん一般サラリーマンからすれば相応に悪くはないのですが、普段から着たくなるような美しさ、惚れるオーラが無いんですよね。……あー、仕立てて欲しい。

 もの凄いスーツは無理としても、少なくともシャツくらいはオーダーしたかったり。実はそんなに高くないですしね、生地によりけりではあるものの。日本製の生地なら、普段のブラウスよりも安く出来たりもします。イギリス、イタリア製になるとそうはいきませんですけど。……むぅぅ、熱は高まるばかりです。

 それでは。ドーバーストリートマーケットが、9月には青山にオープンしますが、どうでしょうね。おそらく記念的なモノはたっぷりリリースされるんでしょうが……行きますけどね、結局。ただ流石にオープン当日はもの凄い人でしょうから、微妙に外して行こうと思っています。それでモノが無ければ、別にいいかなというスタンスで。

 本日のカップ:午後の紅茶スペシャル・ミルクティー。何を飲もうか、なんて悩んでいたらいつのまにか我が手の中に納まっていました。相当、ミルクと紅茶に飢えていたのでしょうか。十分美味しいので、良いっちゃ良いんですが。     circus

 

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2006年8月21日 (月)

クオリティとクオンティティ

Dsc01630 日々是さんのリンクのおかげで、なにやら今日はもの凄い来訪者数になっているようです。ソレを期に初めて見てくれた方、これからもよろしくです。……さて、その記事のモノのDIGAWELさんのポロなのですが、初おろしとなりました。えーと、めちゃくちゃ良すぎです、マジで。着心地もそうですが、形も。最高に満足ですね。

 本日はちょっとだけ出かけましたが、日用品の購入にとどめました。地味に魅かれたTとかもあったのですが、我慢我慢です。そんな中、ムックをまとめ買い。枻出版社のリアルデザインです。

 コレ、今年に2冊ほどムックとして出た後、月刊化したのですが今回まとめてちょっと購入。というのも、正直なところ今までは完全に無視していたからです。「どうせ、流行の感じのくだらないモノの羅列で、やたらとカッコつけてるんだろうよ、勘違いな方向で」なんて思っていたのです。ところがどっこい、今日パラパラ見ていたら案外そんなこともなく、むしろ巧い雑誌でした。……モノの羅列ってとこはビンゴですけれど(笑)。

 とりあえず3冊。一番初めの欲しいデザイン、8月号の永久所持品大全、最新のブラックデザインです。他のも良いのですが、流石に5冊とか一辺に買うのははばかられたので、とりあえず。んで、どの辺りが良いかと申しますと……もちろん初めのほうのタイトルどおりの特集も、結構良いモノは載せているのですが、ポイントは中盤以降。

 中盤以降のところにやたらと心惹かれる特集が組まれます。バング&オルフセンを10ページ以上にわたってまとめてみたり、ブラウンのオーディオをまとめてみたり、ポラロイドSX-70に食いついてみたり、ソニーのウォークマンをベタに追ってみたり、すごいオーソドックスにジャケットや生地の解説をしてみたり……なんだか最近の雑誌にしては「なかなかやるなぁ」というポイントを付いてきます。それも、ただただ商品載せて終わりとかでなく、それなりにインタビューや歴史にも触れています。うーん、枻出版社って感じですね。

 似たような感じでは、やはりモノマガジン系のワールドフォトプレスさんが挙げられますが、そちらがいかんせん不調な気がしていたので、こりゃしばらくは枻出版社の独壇場かもしれません。もとより、まるごと一冊テレキャスターとか、そっち系のムックなどは面白かったですしね。他の家具系のムック、文庫も。……枻出版社ってのは非常に好みなのです。

 おそらくあと3冊くらい、リアルデザインは出ているはずなので、まぁ気が向いたときにでも買い足すと思います。それで、これからは結局毎月チェックですね。買うかはその時次第として……。ちょっとこれ以上、無条件に買う雑誌が増えてしまっては困るので、その辺までは落ち着いて行動しなければなりません。あー、買いすぎです。

 とはいえ、いろんなモノを見ておくって悪くはないと思うんですよね。モチロン、実際に生で見るほうが良いには決まっていますが、いろんなモノの情報や知識を持っていれば、いざ何かを要り用になった際、方向性を定めやすいですし動きやすくなります。……一からリサーチばかりしていては、大変ですから。見れるうちに見とけって話です。ま、ごちゃごちゃこだわってリサーチする人ばっかりってわけじゃないでしょうが(笑)。ただ僕はそういうのは気になるタイプなので、吟味したくなるんですよね、その場ノリだけで決めるのでなく。時折、その場ノリもかましますけれど。

 では。そろそろ暑いとは言うものの、秋の雰囲気が少しずつしてきました。ほんの夕暮れのときの香りとか、涼しくなる瞬間の空気とか、そういうのが。もう少しして、9月に入ったらきっと、より秋を感じることでしょう。さぁ、春の次に好きな季節です。

 本日のカップ:ダイエットコカコーラ。うーん、なんとも。これだけ様々なノーカロリー飲料が充実してしまうと、ダイエットコカには物足りなさしか憶えません。コカももうひと頑張りですよね。あの異様なベタベタ感を無くせれば、相当良いと思うんですがねぇ。     circus

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2006年8月11日 (金)

慎重な姿勢

Dsc01602 ファッションでも音楽でも食でも文学でも、世の中の多くのことには、それだけ多くの考え方や捉え方や趣向があります。僕と誰かは違うし、誰かとまた誰かは違う。「幅」があるのです、何事にも。その中で、主張することは確かにとても大切だと思うのです。僕だって、自分の意思をそれなりに信じていますし。……けれど、最近のなんというか、ちょっと勘違いしてるんじゃないか的な若者たち―もちろん自分もその世代で、端からみればその範疇に括られているかもしれませんけれど―はどうにも「幅」の感覚が足りていない気がしてしまいます。「自分の信ずるコト・モノ・人以外は無価値」みたいな。それってイヤな感じがします。というか、そんな世界つまらないですよね。……いろんな人がいて、いろんな考えがある。それで様々な面白いコトやモノ、また人が生まれると思うんですよね。うまく言えないけれど、僕は多くを受け入れてみたいのです。

 さ、本日は一応、もの凄い歩いてみました。ザーッと長く振り返り。まず銀座へ。主目的は銀座中条にて、豆乳おかきです。結構、買いだめしときました。他にも当然のように茶銀座、スターバックスとあったのですが、ソレゾレさっさと適当に流してしまいました。……なんせ、先が長い歩きになるとわかっていたので、体力の関係です。

 そしてDIGAWELへ。今日は中目黒から行きましたが、やはり坂を上るのはしんどい。祐天寺から下っていくほうが好きですねぇ。今回も様々な話を。いろいろ情報なり、個人的興味のアドバイスを頂いたりして、なんとも和みます。……んで、一つ購入。ですが、ちょいと訳あって今は手元にモノがありません。近いうちにご紹介します。

 そのまま諸所の古着屋やショップ等に寄りつつ、代官山へ。ここでの主目的はアーツ&サイエンスにて入荷された、後染めのニュースペーパーバッグ。ところが、なんだか染めの具合が個人的に納得いかず、結局買わずじまい。その代わりベージュのブラウスに魅かれたのですが、こっちはサイジングに納得がいかず、買わずじまい。んー……なんだか今日はシビアに見ていたかもしれませんね、いつもより。良いことではありますが。

 ほんでまた諸所のショップ―最近のお気に入りの、あるショップはなかなかです。でも場所がキツイんですよね―を転々としつつ、なんだかんだで歩きのまま青山へ。クレイドルなんかにもブラブラしながらコルソ。ここでもバッグを検討しつつも、ある一部がどうにもシックリこない……。ただ、もう少し秋が近づけば印象が変わるかもしれません。それまで、待ち。

 で、またいろいろ見ながら原宿まで。狙っているグレーのシューズを物色。履き心地が素晴らしいのは確定しているので、悪くはないのですが、どうにも心が定まりません。コレも結局保留。今、ちょっとアイデアがあって、ソレをやろうか考え中。上手くいけば理想的なグレーシューズになるのですが……失敗の可能性も高い。

 んでまた回りつつ、後に一路池袋へ。ここでもリブロだのなんだの歩き、帰宅。えー……歩きすぎでグロッキーです。単純に道だけを歩けば、大して疲れないのでしょうが、店を回ると結構大変ですよね。今日はそんな大変さの割に、シビアに行き過ぎたのか収穫は極少。ま、いいです先への貯蓄ですよ、はい。

 長いですが、画像は毎月恒例のFUDGEにGINZA。FUDGEでは先月では大きく、今回も少し、僕の目下最注目ブランドをのっけてくれています。うーん、イイですねFUDGE。特集テーマの「流行る」とかうんぬんはどうでもいいって感じしますが。GINZAは分厚さに対してはちょっと不発。んー、紙面が単調です。ま、そういう時もあるでしょうね。

 ストップしますか。もし、学生らしい活動に一息がつければ、新しいコトを2つほどきちんと始める予定です。独学で進めるのは大変かもしれませんが、やってみないことには。これまでは簡単な部分しか触れていませんでしたが、絶対楽しいですからね。

 本日のカップ:ウィルキンソン・ジンジャーエール。刺激が弱いとはいえ、コンビニでウィルキンソンが簡単に買えるのはやはり嬉しいですね。ビンを初めて飲んだときはビックリしたなぁ……昔。だって、ジリジリして舌が熱いんですもん、ある意味。

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2006年8月 6日 (日)

アメリカ小僧

Dsc01576 前置きを少々長めに。今日はパンツの裾上げに行き、髪を切りって感じだったのですが、その後気になっていたTを見に伊勢丹へ。本館2階のタグラインにてですが、SLEEPのパンジーで動物をかたどった柄のT。バックにはSLEEPのプリント。この伊勢丹ウェブカタログに載っております。コレ、たまらなくステキです。えーと、SLEEPってのは……説明しだすとまた長くなるので、太朗さんのブログへ丸投げします(笑)、ごめんなさい。

 んで、そのTなんですけれどかなり良かった。写真で見ていたよりも、ボディは洗いがかかっていて柔らかく、プリントも少々くすんだ色味。んー、最高に好みなんですが……いかんせんレディスのワンサイズのみ。残念。いくらレディスが着れるとはいえ、大きめ前提。ワンサイズとかでは到底無理。だもんで諦め。んー、値段以上に良いのですがねぇ……。太朗さんとかどうですかね? SLEEP好きですし、レディスも全然いけそうですし。ま、柄は好みだからアレですけれどね(笑)。あの出来なら、早めに売れてしまう気もします。あー、着れないのが悔やまれる。

 さ、では本題。昨日言っておりましたムックがコチラ。メイドインUSAカタログ2006です。アメリカファッションのブランドあたりが次々と並びます。ブルックスにオールデン、シェラデザインにレッドウィング、ベンデイビスにフィルソン、ニューバランスにコンバース……挙げればキリがありません。ちょっとオイオイというブランドも載っていますが、正直今あらためて見るとアメリカはやはりすごいわけです。……アメリカなしに服は語れませんやね。

 ドレスにしろカジュアルにしろアウトドアにしろ、アメリカがファッション業界に与えた影響というのは大きいですよね。それを個人が好きになるかどうかは別次元の話として。ちなみに、僕は大好きです。ポロカラー、ネルシャツ、ブーツ、スニーカー、バックパック、ものごっつ好きです。

 よく、アメリカってだけでいろんなコトをひっくるめて非難する人がいますが、それは僕はいただけません。アメリカってすごい国ですよ、力としてもある種の文化としても。そりゃあ、深い意味でいう伝統は薄いかもしれませんが、その代わりなんというかこう、胸元をくすぐる青さや新しさがあるというか……はい。

 紙面構成がイマイチだったり、中の芸能人コーナーみたいな要らない企画もありますが、概ねこれだけ一辺にアメリカを集めてくれてるのは好感です。もちろんのことながら、欲しいモノも幾つかありました。ま、どれもある程度オーセンティックなモノなんで、急いで買おうって感じはありませんけれどね。……一つを除いては。

 古き良きブランドから、新しいブランドまで載っているので「なんかアメリカ見たいんですけど」、みたいな人にはおススメです。広くすっごく浅く見れます。

 このくらいで。うーん、伊勢丹ついでにコーナーも見学。オムは相変わらず品は増えていませんが、悩んでいるのがあるのでしっかりチェック。3回目くらいの入荷しだいですかね。ま、完売はそう無いのでオムは安心です。シャツの革は……微妙。プリュスも買うには至らず。ジュンヤも然り。……良かったのがケイシーのジャケットにUNITYのツイードジャケット。これはちょっと検討の余地ありです。

 本日のカップ:アイスミルク。なんだか最近軽い飲み物が多いです。んもー、僕としたことが。これだから夏はどうにもなんですよ……なんて、人のせいにしてみたり。でも、一つの理由であることには違いないんですよね。     circus

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2006年7月19日 (水)

買い込みたい欲求

Dsc01486 ちょっと予想外の予定が、急に土曜日に入り込み、いろいろと都合を合わせなくてはならなくなってしまいました。うーん、どうしよう。なんとか弊害は最小限に抑えないと。

 本日はコチラ。以前に紹介したプチグラパブリッシングのあたらしい教科書シリーズ、1番の「雑貨」です。4番の「定番」がすこぶる面白いんだか、不思議なんだか微妙なところだったので、買うかは悩みどころだったのですが……結局、買っておきました。またしても完全意教科書チックです(笑)。

 とはいえ、やはりコチラのほうが先に出されていたためか、定番よりはなんとなく食いつきやすいポップな感じの紙面な気もします、あくまでなんとなく。それでも、眠くはなりましたが。

 ちなみに中身はと言いますと……これまた微妙。いや、ケメックスとかバブーシュとか、柳宗理とかオクソーとか、ステッドラーとかファイヤーキングとか、何気なくヘキストマスのメジャーが登場していたり、選択しているモノは悪くないんですけれど。なんか、一味特徴がたりません、モノに。書くスタイルとしては特徴あるのに、少し勿体無い感じですね。

 とはいえ、それなりにイロイロなジャンルの雑貨を網羅はしているので、「ベタな雑貨もブランドも含めた、モノ系文章を読みたい」なんて方には、良いのではないでしょうか。僕もいずれはこういうモノの選択をしてまとめてみたいですね、自分なりの。きっと、楽しい。

 さてそういえば、ここのところやたらと欲しい本というか雑誌、ムックが多いです。雑貨モノでも幾つか良さそうなのの目星がついているのですが、もっと魅かれてしまっているのが料理本。いわゆるノーマルなレシピ本から、デザートもの、そして最近よく出ている料理家などの個人に注目した料理本。いっそ、気になるのを総て買い込んでしまいたいくらいです。……いくらになるのか、想像すらしたくないですけれど。

 そして雑貨本関連で、前回号かな? そのあたりのPenの文房具特集は、結構面白かったですね。雑誌の文房具特集では久々の良い出来だったんじゃないでしょうか。欲を言えば、そりゃまだまだポイントありますけれど、なかなか。まだ大きい書店なら置いているでしょうから、まだ見ていないって方は是非。

 それでは。さーて、そろそろまた買い物に行きたくなってきました。週末か週明けといったところでしょうか。プラッとしますかね。たぶん、素晴らしい成果があると思います、ええ。

 本日のカップ:マンゴージュース。グァバにまけじと主張するマンゴーくんです。マンゴーってどうしても苦手な人もいますよね、香りが少し化学的なニュアンスがあるので。でも僕はかなり好きです。あー、完熟マンゴーが食べたい。その欲求を、ジュースで解消です、ングング。     circus

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2006年7月14日 (金)

猛暑巡り

Dsc01439 このまま8月になったら、一体どうなってしまうのでしょう、日本の夏。暑いとかじゃなくて、もはや気持ち悪いです。ぐぇ。

 今日はそんな中、ようやく総てのギャルソンラインが立ち上がったので、巡りです。伊勢丹とかで全部見ちゃえばいいのに、わざわざ良く行くいきつけ巡りです、バカです。

 もちろんある程度買ったわけですが、爆発予定があまりの一部の微妙さに、爆竹程度の威力となりました(笑)。買ったものは明日以降に記事にいたします。無難な、立ち上がり結果ですが。……ちなみに画像は最新のアルネ。ギャルソンつながりです。中にいつもながら少し載っています、ポロシャツにドットブラウス。

 では、メンズ・レディス総てあわせてレポ的感想、行きましょう。きっとヤバイくらい長くなるので、覚悟でお願いします。

「プリュス」:モノはすごくステキです。ブラウスはともかく、ジャケもコートも。けれどコレは僕には着れません、案の定まったくにあわないのです。そしてエバグリのバイアスはまだまだこれからですね。ポリエステル縮絨―実際は製品染めですけれど―などは無難に良かったです。エステル縮をもっていない方は、買いかと。ブラウスは今ひとつ……色味が薄いというかパワーが無いです。ストライプジャケットも悪くは無いですが、すこぶる良くもない。やっぱり今後に期待です。総じて言えば、無難な立ち上がりでしたね。似合う人は買う、みたいな。前期のストーンズみたいにインパクトはないですが、地味に良い。えーと、ラバーソールは僕的に無しです。厚底オールスターも然り。イチオシは本ラインでコート、エバグリでエステル縮。

「シャツ」:ビーズが付いたブラウスがとても可愛かったですが、洗濯とか考えると手は伸びませんでした。シャツラインはほんの少し値が落ち着いたのでしょうか? ブラウス類はそれほど高くなかった気がしますね。ジャケット類はいまひとつ、パンチが無いです。ところで、フレペとのコラボはまだ続いているわけですが、またしても「うーん」と逆唸り。……これなら他のポロ買うよなぁ、と。あー、最初の色味や蛍光が懐かしい。もう一回、それを作ればいいのに(笑)。イチオシはビーズブラウス。

「ジュンヤマン」:一番の爆発予定だったM-65、完全に不発。いや、パッチ具合とかはいいんですけれど、全体の形がイマイチなのと、色が少し期待とは違いました……はぁ。あれに11万は出せません。それよりも他のジャケットたちのほうが出来が良かったです。生地感も悪くないですし。アレはオリーブ、カーキ好きなら買いかも。……モッズコートもモッズ好きなら買いかも。パッチだったらPコートの方が良好です、縦の統一感がキレイなので。迷彩モノは個人的に完全スルーです。なんか、燃えません。……ラコステが迷彩ってのは響きは面白かったですが。あ、得てしてパンツ類は良かったです、値段さえ無視すれば(笑)。イチオシはシンプル系のジャケット。

「オム」:えー、僕としてはかなり高得点です。パッチジャケは流石にスーツ過ぎてシック過ぎましたが、パッチブラウス、カットソーが良い出来。コレは正直、買いです。ブラウスも結構種類あるので、ひとつは好みがあるかと。シームに柄テープジャケットもなかなか。そして裏チェックジップジャケットは秀逸です。生地が固めなのがちょっとネックですが、もしかしたらいくかも。同じ類でモッズコートがありましたが、ちょっとデカイかな……どっしりしてる感じ。……そしてゴアもの。Pコート最高です。目下、欲しいものランクに食い込みました。ただし、まだ時期が時期なので待ちます。もうちょい入荷を見て、比べてみてというところ。いざとなったら、取り寄せすればいいので。……あとクツや小物も地味に良いです。好きな人は、食いつきます。イチオシはパッチブラウス。

「プレイ」:なんか人が群がってました、どこでも。「うわー……」と止まってしまいましたよ。ポロは大人気みたいです。まぁ、着易いですしね。緑のハートは可愛くないので、あんまり好みではないです。とはいえ、しっかりチェック(笑)。プレイは賛成派ですから。……なんかTシャツの生地が更に安くなった気が……気のせいかな。うん、気のせいにしておきます。イチオシは……推しません。

 ここからレディス。

「コムデギャルソン」:圧巻です。カッコよすぎます。僕は惚れました。メンズ仕立てのジャケットにコルセットというか、そういうレディス的な付属……かー、ホレボレ。ジレみたいなのもあったりして、凄く良かった。服からパワーがあふれ出ています、強い。Tシャツとかもグッとくる。んまー、前期のブリティッシュチェックにもグイグイでしたが、今期のスーツたちにもメロメロ。コレ、女子の方々、是非見てください。そして我こそという人、着て下さい。すっげぇ、カッコイイから、マジで。イチオシはなんんといってもジャケット、なるべく飛んじゃってるモノ。

「コムコム」:レザーはカラフルでポップで良いのですが、値段が可愛くありません(笑)。他は結構定番的。エステル縮絨のライダースやジャケット、ドット柄のスカートやら、パッチワークのカットソー、裏にして着るとものごっつステキなリボン?レース?つきのジャケットブルゾンなど……ありがとうございます。相変わらず、普通に惹かれます。エステルのライダースは買っておこうかなぁ……Mサイズがあれば。あと、今期はジャージ作るんでしょうかね? 聞いておくのをすっかり忘却。作って欲しいなぁ、ずぅっと欲しいんだから。毎回、欲しい色に限ってサイズ無くて買えないのです。イチオシはパッチカットソー・裏にするとごっつ~ジャケ。

「トリコ」:まぁ、なんというかトリコです。じっくりは見ていませんが。特に目立つ感じではないものの、近くで見ると何気に手が込んでいたり、可愛かったりして。タオさんは安定していますね、ホント。こりゃ、オムにタオさんが絡んでくる日も近いかな……なんて。イチオシは……印象ないや。

「ジュンヤ」:うーん、コートなどにしてみれば前期のほうが素敵でした。色味も生地も。ただ、こちらもメンズ同様、シンプルにジャケットが良い出来。色さえ気に入れば、買いです。あとはスカートが良かったですね。すごくジュンヤ的な形もありますし、力強いスカートです。カットソー類はちょっと不発かな、と。これからに期待がかかります、ニットとかも含めて。イチオシは断然、スカート。

 というわけで、タオだけ見てません。タオはきっとスゴイ出来でしょうから、見たらベタ褒めです。いんやー、そろそろタオさんにも本格的にメンズを手がけてみて欲しいですね。なんだか、面白いモノを出してくれそうです、ジュンヤさんとは違う感じで。

 はい、長いですね。感想でお分かりかもしれませんが、結局オム好きです、レディス本ライン好きです、コムコム好きです。今日は一気に巡ったので、疲れつつも良い目の保養となりました。そういえば、某百貨店ではワイズがセールでスゴイ人だかりになっていました。普段の10倍は人いましたね(笑)。

 では閉めます。買ったモノは一つは素晴らしい出来、一つはなかなかの出来、一つはノリというか惰性に近いです(笑)。なんだかんだで控えめな立ち上がりとなりました。ま、DIGAWELさんとかでも欲しいものがあるので、そちらで買います。では。

 本日のカップ:アクエリアス・フリースタイル。初飲みでしたが意外な味。酸っぱいですよね、若干。でもこの炭酸いりで、スポーツ後に適しているとすればかなり良いですよね。炭酸好きとしては、ありがたいわけです。コカコーラもイロイロ考えているのですねぇ……。     circus

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2006年7月 6日 (木)

ボタンコレクション

Dsc01409 僕は多くの人や、様々な人に気に入られる人間ではないように思います。それは僕が先天的にどうしようもなかったり、あるいは後天的に自発的に愚かであったりするからかも知れません。表層のせいかもしれないし、内層の影響かもしれません。……でもとにかく、そういう広い博愛性を持った人間でも重要性を抱えている人間でもないように思います。それでもたまに、ごくわずかであれ、それなりに僕を気に入ってくれて、それなりに僕を認めてくれる人もいたりします。素晴らしく、嬉しいことです。……僕はそういう人を絶対に大切にしたい。相手がどうであれ。出来うるなら裏切りたくないし、もし必要としてくれるならば、何がなんでも期待に答えたいのです。……なんて真面目に思ったり。

 今日は東京ビッグサイトまで国際ブックフェアに行き、その後に東京ドームで野球観戦というハードスケジュール。はっきり言って、クタクタです。ま、野球はもうどうでもいいです。あまりにひどくて、途中で切り上げてきましたし。……巨人ファンかどうかなんて関係なく、どうにもふがいない試合だったので、見ていられませんでした。

 画像はブックフェアで手に入れた、偶然の出会いのステキな一冊。「ボタン博物館」という本。コレ、スゴク良い本なのですが、おそらく値段とマニアックさがネックで、在庫処分扱いでした。バーゲン。本来は6300円ほどするのですが、破格の2400円で購入。……その場では買ってしまっていいものか悩みましたが、家に帰ってじっくり堪能してみると、あまりのツボな出来に感激しました。お得な上、ありがたい出会い。

 中身はといいますと、一応古代に近い昔から、5世紀~17世紀、18世紀ごろ、19世紀ごろ、20世紀と区切りをつけて、とてもたくさんのボタンが羅列、紹介されています。そのボタンの種類や用途、装飾の意図するところなどの解説も交えながら。……圧巻です。

 中世を中心とした、まるでボタンとは思えないほどの見事な装飾、デザイン、カッコよさ、可愛さが詰まっています。やはり僕が好きなのは、18世紀や19世紀のモノ。感動すら憶えます。どれもこれも、感嘆です。宝石がついているモノ、彫刻が優れているモノ、色いれが絶妙なモノ、刺繍が繊細なモノ、形がオーセンティックなモノ、総てが魅力的です。……んぁー、説明なんて出来ない、見せたい(笑)。もうとにかくヨダレものなのです。

 もとより丁度、このところボタンの魅力に俄然やられていたので、この本はドンズバ。アンティークブームが漂う昨今ですが、そんなブームごときで紹介されているボタンなんて、まだまだって感じます。もっと、スゴイのがあります、この本に。くぅぅ、欲しいわ。

 何もアンティークだけでなくても、現代に近いボタンだって魅力はあります。かつてにはないポップさだったり、意外性に富んだデザインだったり。奥が深いですね、ボタンも。

 この本の監修をしたアイリスという会社では、実際にボタン博物館として展示をしています。そのうちに、行ってみたいですね。正直、相当のモノ好きでない限り楽しめないでしょうが(笑)。どうやら完全予約制の展示なようなので、気になる方は電話で確認したほうが良さそうです。ていうか、まだやってんのかな。ウェブはあるので大丈夫な気はしますが。この本には招待券が付いていました。……ありがたや。

 そのボタン博物館では、ごくたまにアンティークボタンを結構手ごろに売ったりしてくれるそうで、それもちょっと気になるところです。んー、これはやはり一度突撃してみるしかなさそうですね。なんか、マニアックですけれど好きな人いるんじゃないですかねぇ、僕みたいに。

 では。明日はギャルソンのセールが始まります。全然、本格的に参戦はしないのですけれど、唯一ひとつだけ欲しいパンツがあるので、それだけを目当てにちょっとだけ顔を出そうと思っています。来期はジュンヤ、オムと個人的に良い具合なので、取捨選択が難しいです。コムコムもあるし、他ブランドもある。毎度のことですが、幸せな悩みです。

 本日のカップ:KIRIN NUDA。当たりを引いたのか、炭酸がいつも異常に効いていました。もはや、舌や喉が若干痛いくらいに。やっぱ良作ですね、この飲み物は。     circus

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2006年7月 4日 (火)

ななめ上の定番

Dsc01401 深煎りのコーヒーは、豆の強度にもよりますがある程度、煎りの味や香りがするというか、香ばしくなります。豆の強度がたりないと、その香ばしさは幾分の焦げの香りに変わります。まぁ、多少の好みはあれど、それはそれで納得して悪くないのです。けれど、コーヒーに慣れ親しんでいない人は、その煎りの香りをえぐみや苦味と勘違いしてしまいます。よく味わうと、それが苦味などとはまた別の感覚であることに気付くのですけれど……はい。深入りは世間一般ではやはり、どちらかといって好まれづらいようです。ホントに素晴らしいグァテマラの深煎りは、最高なんですけれど。

 今日はセール収穫品ではなく、一休み。プチグラパブリッシングから出ている、「新しい教科書」シリーズの4番、定番です。つまりは、食べ物やら服やら、いろんなもののとにかく定番を載せます、ってこと。……あくまで教科書的に。

 ところがどっこい、紹介されている本文のモノは、案外ナナメ上です。そりゃ、501とかグローブトロッターとか、ハワイアナスとかエシレのバターとかは、はちきれんほどに定番ですが、プッチのワンピースや、エコベールの洗剤やジノリの業務用白磁器なんて、良いのは分かりますがど真ん中の定番ではないでしょう(笑)。……なんだかんだで、著者達の定番ってことみたいです、どうやら。

 そして本文の下に注釈があるのですが、そこに出てくるモノの方がむしろ定番という、かなりギャグな本です。ザムラーのボタンダウンシャツの注釈にブルックスブラザーズが書かれ、サッポロ一番の注釈にカップヌードル、シャープの掃除機の下にダイソン、ジノリの下にコペンハーゲン……それ、注釈が定番だろってのがところどころに(笑)。

 でもまぁ、ブラウンの目覚ましや、スワトウのハンカチ、バーバリーのトレンチ、ラコステのポロ、BICのボールペンなど、それなりにド定番で僕好きモノも載っていたりします。……ところで雰囲気としては、ソニアさんのマニュアルに近いですけれど、やはりアチラのほうがスゴイドンズバで欲しい、魅かれるモノが載ってるのは事実です。んー、仕方ないかな、狙っている層も違いそうだし。

 ところで、注目すべきはラスト。なんと、なんと、なんとー! 僕の大絶賛品、松徳硝子さんの「うすはり」が特集されているのです。うーんやるなぁ、と一人頷き。いや、マジで凄いんですからこのタンブラーは。ぜひとも、使ってみていただきたい。あー、もっと多くの人に勧めたいです、この良さ。

 えー、ちなみにこの本には最大の欠点があります。文字のピッチや、フォントがあまりにも教科書をモチーフに再現しすぎていて、読んでいるうちにどうしようもなく眠たくなります。ていうか、読めない。読んでも、頭に入りづらいです。いやー、そんなところまで教科書って感じですか、アッパレ、プチグラ。ちなみに1番の雑貨も買おうかと思案中。どうしようかな。

 では終了。明日はちょちょいと大学に行きつつ、ほんの少し買い物するかも。うむむ、懐と相談ですけれどね。立ち上がりも視野に入れつつ……ふはぁ。

 本日のカップ:ブラジルピーベリー。そしてこれからボレロ/マリアージュ・フレール/紅茶。飲みまくりです、液体。止められませんやね、でも。もらったブラジルピーベリーばかりついつい飲んでしまい、うちに地味に余っているグァテマラ達がどんどん死んできています、飲まなきゃ。でもこの調子だと近いうちに一気に豆がショートしそうなペース。買いに走らないと、そろそろ。     circus

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2006年6月29日 (木)

偶然のオドロキ

Dsc01377 今日はバカみたいに暑かったですね。とはいえ、真夏がコレぐらいだったら逆にありがたいわけですが、これから7月後半や8月はもっと来るのでしょうね……イヤだなぁ。ところでセールは控えめなんて言っていましたが、ちょっと都合あってとあるショップのセールは確実に行くことに。まぁ、このブログを見ていたら分かる気もしますが、いろんな意味で今回のセールは大変なんですよね……嬉しいやら、悲しいやら。

 雑誌を例のように買うわけです、今月も。いつものようにハイファッションですが、今月からそこに仲間が加わります。そうです、同じく文化出版局の「装苑」クンです。どれだけ文化出版局が好きなんだって話ですが、面白いモンは仕方が無い。装苑はこれまで立ち読みで巧くこなしてきたのですが、なんとなぁーく今月から買ってあげようってことで。……ホントになんとなぁーくだったんです、はい。

 ところがどっこい、その「なんとなぁーく」で偶然のオドロキが発生。なんと今月の装苑の後ろのほうのショップ紹介に、DIGAWELさんが載っています。いやー、驚いた。遅かれ早かれ、どこかしらが取り上げるだろうとは思っていたものの、装苑とは……しかも、たまたま僕が手元に置き出した号からなんて。不思議な縁です、どうにも。写真は雑誌だけあってキレイに撮られていて、たぶんお客さん増えるだろうなぁ……という感じです。えーと、僕が狙っているものは買わないでくださいね、せめてこのブログ見てくれている方は(笑)。どれを狙っているかなんて、言ってないけれど。

 さてそのDIGAWELさんの記事はともかく、やはり装苑はそれなりに面白いです。正直、立ち読み時代、加えて先月とかの方が面白いのは事実なんですけれど、まぁそりゃ毎回トップクオリティってわけにもねぇ……でも少なくとも他雑誌よりはイイ線いっている気がします。TOGAがたっぷりでしたし。

 ポイントとしては僕が目下注目中のsuzuki takayukiが結構スタイリングの中に組み込まれていたこと。うーん、やっぱり良さげなもんを作っていますね、この人は。ジャケットもスカートも僕の好み、ドンズバです。一応2ページをこのブランドに割いているところもあって、そちらも良いです。早く、本格的にメンズを始めて欲しいですね、マジで。……レディスの雰囲気をそのまま持ち込んで。期待しています、これからに。

 共に買ったハイファッションもなかなか。ま、コッチはいつも通りの安定感ですね。カルティエ美術展やアフリカリミックスを取り上げたりしているのも、好感。ただ、メンズのページはどこもいかんせん面白み、興奮に欠けましたね。メンズでは、唯一ワイズのページがマシかなという程度。あとはパリコレ部。

 ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されている、「アングロマニア展」にとてつもなく行きたいです。ヴィヴィアンからガリアーノ、マックィーン、バーバリー……英国の近代ファッションの歴史そのものって感じ。うわぁー、こういうのを日本でもやりなさいっての。ね、頼みますよ、森美術館さん(笑)。もしくは原美も可。

 ところで、最後に今月のハイファッションの僕の推す最大ポイントを。120ページ辺りで、アントワープの女性達がヨウジを着ているのですがね、9人ほど。その9番、9番です。この感じ、最高です。そしてこの9番さんの着ているジャケットそのものが、まず力がありまくりです。……これだから、ヨウジはたまらないんですよ。すげぇや、別にモデルさん的な体形、やり方じゃなくてもカッコよく見えるんです、ホントに良い例です。ま、デザイン系の学生さんなので、ソレはもとより有利ではありそうですけれど。それでもね、良い。

 さ、それではシメへ。もうすぐ大学もテスト前シーズンに突入ですが、早く終わらせちゃいたいです、そんなの。さっさと残りの単位―すっごい少ないですが―を取っちゃって、リズムを変えたいです。あー、IKEA行きたい。来月末か、8月の中盤くらいに行こうかな……うん。

 本日のカップ:プレーンヨーグルト。カップじゃありませんが、久々にどプレーンなヨーグルトを食べました。うーん、悪くない。途中からジャム入れですが、それもまた良し。ドーナッツが食べたくなってきてしまいました。それもこれも、ヨーグルトの責任です。罪な食べ物です。いや、120パーセント関係ないか(笑)。     circus

 

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2006年6月26日 (月)

ジャック・オーセンティック・ジェネラル

Uk3 あれやこれや、セールとかoffとか夏真っ盛りのくせに、春夏のセールの案内が飛び交いますけれど、今回は控えめ。というか、ここんとこセールは基本控えめ。だって、立ち上がりに力は注ぎたいですもんね? それ以前にセールとか掛からないモノこそ、欲しいもの溢れてますし。……とかなんとか語りながら、おそらく一つ二つくらいは買うんですけど(笑)。

 さてHUgEをご覧になった方はご存知でしょうが、なんとアレが日本であります。なんとドーバーストリートマーケットで行われた、「UK JACK,OK?」が。ま、コレット企画なんで、いずれ日本でも見れるだろうなぁとは思っていたのですが、伊勢丹の力はすごいですね。ザ・ステージとタグラインの2箇所で大々的に行うようです。……うーん、すこぶる楽しみです。もとよりブリティッシュなモンにはグイグイ惹かれるのに、さらに名を連ねるのがスゴイ面々ですからね。

 ちなみに一枚目の画像は、おそらく飾られるか売られるかするであろう、ロンドンバスの模型。おー、ブリティッシュレッド。たまりません。

Uk7 そしてこんなのもキチンと売られるかもしれないそうです。ギャルソン×フレペの国旗ポロ。コレ、正直欲しかったんですよねぇ、ドーバーのサイトで見ていて。ここまで一直線に英国ってのが、素晴らしいです。目立つことうけあいでしょうが、絶対に買って着てやろうと思います。

 んでも、いくらくらいなんでしょうね? 予想として2万ちょいってとこなんですが……ソレぐらいなら、許せます。3万に突入していたら、買いません。さすがにフレペにソレはだせませんから(笑)。

Uk14 そしてもうひとつステキなのが、マルジェラのコイツ。ま、定番のジャーマン的なトレーニングシューズっぽいのを基礎に、横に赤、白、黒の刺繍。ものごっつ、カワイイです。

 コレは欲しいですが、僕なんかが履いていいモンじゃない気がします。もっと、スラっとして、すっごくカッチリが似合う人が、茶目っ気で履いて欲しいです。だもんで、買うことはないでしょうが、コレが売られる日にはしっかり観察してやろうと思います。 

 この他にも興味そそられるモノがたくさん出るハズ。本来、2006SSのコムデギャルソン本ラインにあわせて考えられたイベントでしょうが、いつだって英国は魅力的なのです。たとえ、伊勢丹で見れるのが2006AWがど真ん中の9月後半だろうが、構いやしません。大きく言えば、2006AWの本ラインも英国的な部分もありますし。……初日、混むんだろうなぁ……はぁ。伊勢丹のイベントなどはありがたいですが、あの混みようだけは実際勘弁ですよね、頭が痛くなる。仕方ありませんけど。

 さてこの他にも、HUgEはなかなかのモノを載せています。ただ、大半が洋楽やアートといった文化的な特集で、モノありきではないですけれど……。その数少ないモノの中でも際立っていたのが、初めのほうの竹ヶ原さんの「オーセンティック」の方のブーツ。んー、とても出来が良いように見えます、写真の限り。好みもいいところって話です。しかし、「フット・ザ・コーチャー」ならまだしも、「オーセンティック」の側は、値段がちとアレなんで、買う気にはなりませんが。

 それと、リック・オウエンスの家具。ダークなコルビュジェって感じが全開ですけれど、嫌いじゃないです。くれるっていうなら、もらいます。買うかって言われれば、買いません。いや、買えません、きっと(笑)。そして今シーズンで終了となるジェネラルリサーチの記念T。ハニカムでも特集されてますが、アンダーカバーのがいい具合です。……ジェネラル、終わっちゃうんですよねぇ、切ない。これからは何かテーマを決めて、リサーチしたものを発表するってスタイルにするそうですが……まずは、マウンテンリサーチ。ま、それはそれでアリな気はします。

 とにかく、UKは楽しみです。これからきっと、いろんな雑誌に改めて特集されたりするでしょうね。あ、ところでHUgEに来期のプリュスが少し載ってましたが、値段は案外普通みたいですね。というか、今期のリップがライセンス代のせいでやたら高かったから、余計にそう感じてしまいます。ロンジャケ挑戦したいけれど、やっぱ背がないとかなり似合わない気がしてます。ま、実物見てってことで。

 さーて終了。ちょっとねぇ、欲しいものがドンドン出てきてしまって、熱も高まってきてしまって、大変です。ここ2,3ヶ月でどれを諦め、どれを手にしようか……嬉しい悩みです。二つほどは確定が出ているので、ソレだけでももの凄い心が躍ります。早く欲しいし、早く紹介したいですね。僕が急いでもどうにもならないコトですけど。

 本日のカップ:グァテマラ(フレンチ)/サンタカタリーナ農園/コーヒー。昨日は真剣抽出したものの、兄には遠く及ばず……。悔しいので、今日も特訓です。もっと深いコクを出さねば。ムズカシイ。     circus

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2006年6月17日 (土)

うだうだもやもや

Dsc01328 やっぱり僕は、アンビルのTシャツが最大限に苦手なようです。今日、久々に着てみてはっきりしました。もうなんというか、肌触りもさることながら、どうひっくり返っても首が好きになれません。なんで、アンビル使うところが未だに多いのか、謎です。コスト的に、安いからですかね??

 ここんとこ、大きいものどころかささいなモノすら買い物に行けていません。といっても、一週間も経ってませんが。どうやら一週間はキーみたいです。我慢の。そろそろ欲求が。

 と思いつつ、「モノのチェックは欠かせないですね」なんて呟きながらモノマガジンの最新をペラペラめくるわけです、いろいろ突っ込みつつ。今回の特集はジュエリー一点オーラ主義。てなわけで、たくさんのプラチナやらゴールドやらシルバーのジュエリーが載ってます。……ニーシングの扱いが小さすぎる! 一人憤慨しておりました。なんかねぇ、流行ブランドばっかり取り上げちゃって、残念です。

 んで、なんでそれなのに記事にしたかっていうと、その後の特集が大切です。グラス特集。愛しのバカラがデカデカと載っております。それがなんとまぁ、他のグラスとは群を抜いて美しい。似たような状況、環境で写真を撮っているはずなのに、差が歴然。……やっぱ欲しいです、バカラのタンブラー。でもね、たぶん割っちゃうんですよ、うちでは。そんな繊細なモノ。だもんで、踏み切れません(笑)。

 あと気になったのが、松徳硝子の「うすはりタンブラー」。なかなかに薄いみたいです。コレは、目下たまらなく欲しいものにランクインしました。職人的技術に裏打ちされた美しさに、善さ。そんなのが伝わってきます。近々、チェック予定です。薄いグラスを求めていたのです、丁度。飲み口の厚さによって、飲み物の印象、味というのはガラリと変わるのですが、僕は冷たい水やスッとする飲み物や、炭酸などは、なるべく薄いグラスで飲みたいのです、はい。もってこいです。……ちなみに、日本酒は薄い飲み口では辛く感じるそうです、逆に厚いとまろやかに感じるらしく。ま、日本酒は苦手なので、なんともですけれど。

 実は、今他にもイロイロ欲しいものが溢れていたりします。服とかではなく、完全に雑貨で。買いに行く暇さえ出来たなら……ぐぁぁ。モノマガジンを見たせいで、よりその感が強まります。IKEAだって結局まだいけていないし、どうにもならんですね、とまた一人勝手に憤慨です(笑)。

 画像は、「なんかオーラある雑貨ねぇかな」なんてゴソゴソしていたら、ふいに見つかった懐かしいような、謎のモノ。ストローじゃないですよ、エンピツです鉛筆。ぐにゃぐにゃ曲がるんですよ、自在に。そういえば、何年か前に面白そうで買った記憶が……。でもコレ、全然使えない。削ったものの、書こうとすると力が伝わらないし、他の何かに使えるかっていうと、そうでもない。いやー、まさしくムダ。何のためにそもそも開発されたのか、謎です。どなたか、知っていたらご教授ください。気になって、夜も眠れません。……嘘です、でも知りたいのは本当です、是非。

 ではこれにて。あ、ところで本日はユナイテッドアローズにて、G-SHOCKのAWG-500別注が発売でした。あれだけ酷評したので、僕は要りませんでしたが。早速ヤフオクとかには出ているようです。なんだかなぁ。

 本日のカップ:グァテマラ(フレンチ)/サンタカタリーナ農園/コーヒー。素晴らしいですが、コーヒーがちょっと苦手な方には厳しいかもしれない、なんてふと思いました。苦くはないんですけれど、そういう風に錯覚しそうな風味があるので。コーヒーって、美味しいんですけれどねぇ……飲まず嫌いはダメですよ。いや、先入観とか無く、本当にちゃんと飲んで嫌いってんなら、そりゃ仕方ないですけれど。     circus

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2006年6月12日 (月)

梅雨の下でのトキメキ

Dsc01287 前置きはサクッと。サッカー見ます、更新しつつ。今日は、かなり長いです。読んでくれる方、覚悟でお願いします。でもアーツの新店レポは、たぶん僕が最速だと思います、興味あれば是非文字だらけでも、読んでもらえれば。

 今日は予告どおりにお出かけ。デニムを買いに行き、ソニアさんのアーツ&サイエンスの新店「SHOES&THINGS」にも。モノ出しは明日以降にするとして、今日はやはりアウトラインのお話。……しかし、人間って我慢しようと思えば出来るモンですね。

 シューズ&シングス……やっぱり遠かったです(笑)。んでもって、更に予想通りにレディスのみの展開。一応、軽く雑貨はあるのですが、タピアのレザーワックスとかなので、既に目にしているものが多く。とはいえ、主役のクツは良いモノ達でした。

 基本的にはオリジナルのレザーブーツや、スリッポンなどのラインナップ。全部革で、鹿革つまりはディアスキンを用いており、柔らかく肌触りが良好です。カラーはベージュ、茶、黒。ブーツは編み上げも突っ込み式も両方あり、かかと低めのスリッポンに、あとはいわゆるノーマルなストラップシューズ的なモノなど全部で7型くらいかな、確か。……うーん、なかなかの出来でした。価格は大体4万から10万くらいまでだったようです。

 あとは少しだけインポートも置いていて、そちらも革。バッグにブーツがありました。コチラも相当ステキ。だって、そもそも革も加工も良すぎましたから。あとは、アーツオリジナルのシルバー―この店用に、ブーツのシルバートップとかもありました、靴べらモチーフなんかも……―とか、アーツの麻のバッグなど。

 店の雰囲気は幾分他のアーツより明るめで、植物がキレイに飾ってあったりします。ちなみに、店員さんは代官山から異動になった様子。ちょっと、残念かな……代官山から良い人が一人いなくなるという意味で。ま、新店なのでイケル人をもってきたかったのでしょう。

 さ、肝心のクツですが、なんと製作はナンバーナイン、フット・ザ・コーチャーで御馴染みの、竹ヶ原敏之介さんとのこと。どーりで、なんだかフォルムというか靴底の型とかが、見たことあるなぁと感じたはずです。厳密にはオリジナルの木型を作っているそうなので、まんまではないのですが、見れば確かにナインやコーチャーっぽいって分かるはずです、好きな人は。僕は結局、言われてなるほどって感じでしたが。……幾分細めのフォルムなのですが、すごく履きやすい仕上がりになっているそうです。買っている方も、そうおっしゃってました。でも、サイズが25くらいまでなので、当然僕は履けず……。ところでスリッポン、かなり最高の出来です。僕的には一番のおススメです、特に黒。

 メンズは今のところ予定がないそうなので、メンズを求めていくのはムダです、無駄足になります。しかし、レディスを見るのも大好きって人は、行ってみて正解かと。なぁーんか、やっぱり居心地良いんですよ(笑)。……早くメンズをやって欲しいですねぇ、本来はメンズをガンガン作れるわけですから、期待はしておきます。お願いします、ソニアさんに竹ヶ原さん。出来れば、無骨な編み上げブーツと、スリッポンで(笑)。

 んでまぁ、新店はそんな具合でした。その流れでモチロン、アーツ青山店へ。相変わらずレディス全開です。楽しいには違いないのですが、やはり僕は代官山のほうが合っています。石鹸やキーリングなど欲しくなりましたが、必死で我慢しました。

 今日は出来うる限り、我慢が目標だったので、その後も辛かったです。コルソに行ってバレンシアガの半袖ブラウスやら、Y-3に行ってジャージやら、ヨウジに行ってバッグやら……なまじ現金を持っていたために、我慢がマジで辛かったです。それもこれも、来月の立ち上げのため―一部はセールのため―には仕方がありません。

 最もヤバかったのはコムコム。やはり僕は、どうしようもなくコムコム好きなようです。期中のラストの入荷だった、ドット、チェック柄のペンキだったか顔料だったかのフランス製プリントブラウス……最高に素晴らしいです。今更長袖ブラウスなんてね……と無理やり言い聞かせました、自分に。サイズ展開がSSとSのみだったのですが、こんな時に限って、Sが着れちゃったりしたもんだから大変でした。今でも、欲しい気持ちが渦巻いています(笑)。久々の大ヒット。あとはTシャツも。コムコムはなんだかんだで、やらかしてくれます。あ、ちなみにメンズのコムシャツっぽいブラウスも出てました。生地はまるっきり、同じかと。

 その後も、諸所行きましたが、総ての店で我慢に成功。奇跡です、ホントに。だいぶ、唸っていたとは思いますが。ただし、今日はその我慢のために、回る店は少なめにしたのが良かったのかもしれません。明らかに散財しかねない雑貨屋や書店は外したので。……うん、頑張った、オイラ。

 さ、画像はGINZAにFUDGE。FUDGEは特集がワイズです。問答無用で買いました。カッコよすぎる、毎回。そしてマッキントッシュとのコートが欲しいです。きっとシンプルな型も出るはずなので、チェックせねば。GINZAはソニアさんのスタイリングに脱帽。ナインとかTOGAとかで、メンズ的なアンチ・フェミニンな服を女性が着るのですが……イイデス。僕って、実のところナンバーナインの服などを素晴らしいと感じたことがあまり無かったのですが―前述しましたが、ブーツはともかくとして―、モノはやりようなんだなぁと。とても良く見えました。流石です、ソニアさん。TOGAは、元々好感でしたけれど。

 どうやら「SHOES&THINGS」の関係もあるでしょうが、かなりのナイン押しでした。GINZAは他も結構面白い感じで……って毎回高評価ですね、結局。だから毎月買うわけですけれど。FUDGEもヨウジさんのインタビューがあったり、退屈しない紙面づくりが出来ていた気がします。この二つは、もう僕の中のレディス雑誌では核です。

 ……うわ、長ぇ……。自分でもチョット引いてます、ごめんなさい。でも、レポはしっかりしたいし、しょうがないですね。明日はモノを語れると思います。また、長くなっちゃうかもしれないですが(苦笑)。その時はヨロシクです。最後まで読んでくださった方、感激です、最高です。

 本日のカップ:コスタリカ/ララグーナ農園/コーヒー。連日のコーヒー漬けです。ま、それも悪くないですね。テニス―全仏終わりましたが―やらサッカーやらで、夜起きているには効果的ですか……。何よりも、美味しいし。     circus

 

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2006年6月11日 (日)

クツとモノ

Dsc01285 ギャルソンの、プレイシリーズに新しく緑色のハートが出るようですが―青山とかにはもう出てるんですかね?―、正直、はぁぁ……って感じです。ソレやっちゃあさ、というか。どうせ出すなら、コレットの時みたいに黒にしてください、アレなら間違いなく欲しいので。うーん、プレイには賛成派の僕ですが、今回ばかりは少々辟易ぎみです。Tシャツくらいなら買ってもいいかもしれませんが……ねぇ。実際見ないと批判はできませんけれど、あんまり可愛くないですし。

 さて今回は今更モノ。ソニア・パークさんのショッピングマニュアル。つっても、ホントに今更なので、別にこの本自体を紹介したいとか、語りたいとかそんなんじゃありません。……本題は違うのです。

 なんと、青山にアーツ&サイエンスの姉妹店とでもいいましょうか、「SHOES&THINGS」という店が開店。シューズ&シングス……要するにクツとモノですな。確かに、これまでアーツには洋服は結構あるものの、クツが無いよなぁと思っていました。もっと、置きたいだろうに、なんて。だから、この店舗には納得なのです。

 青山に開いたということで―昨日オープンだったみたいですが―、おそらくラインナップはレディス中心になっている気はします。ただ、クツだけでなく、その周辺の雑貨やらも絶対に置いているはずなので、まずは行って見てみないことには……はい。というわけで、明日、行くかもしれません。急遽です、急遽。

 立地は相変わらず、駅から遠いです。アーツ青山店よりは若干マシですが、それでも遠い。これで、メンズものというか、グッとくるものが無かったらどうしよう、なんて不安にもなります。……まぁ、アーツみたいな感じでしょうから、何かしら個人的に良いポイントを見い出すでしょうけれども。

 まだウェブ上では、どういうモノで構成かはわかりません。四の五の言わずに、見にこいやってことなのでしょう。カルペのブーツとか、あったりするんかな……今、もっとも欲しいクツです。もちろん、買えませんが。あとは、ニューバランスはありそうですねぇ、やっぱり。うわぁ、明日マジで行こうかな。アイコムとかも久々に行きたいし。

 んでも、実は明日はまず、デニムを買いに行くのです。千駄ヶ谷なので、近いっちゃあ近いんですけれどね(笑)。千駄ヶ谷で、何処のデニムを買うか分かった人がいたら、そんなあなたはきっとデニム好きです。そして更に、僕がどのデニムを買うかまで当てたら、そんなあなたはきっとデニムオタクです。……ヒントとしては、代官山でもいいんだけど、千駄ヶ谷でなければならない理由がある、ってことで。当てたかた、別に賞品はありませんが、最大限に讃えます。

 ではこれにて。サッカーをなんだかんだで見るのですけど、グループCってかわいそうじゃないですか? どこがって、コートジボワールとセルビアが。オランダとアルゼンチンと一緒なんて。コートもセルビアも、日本の代わりにグループにいたら、絶対にブラジルと共に決勝リーグ行きのはずです。逆に言うならば、日本は幸福です。正直、日本が決勝リーグに行くには今のグループ以外では不可能だと思うので。別に、クロアチアとオーストラリアをどうこう言うわけではありませんが、他のグループより絶対マシです。なんて、知ったかしてみたり。

 本日のカップ:天下一/うおがし銘茶/煎茶。チョコレートと合わせて。コレが、合うんですよね、マジで。疑った人、明日やってみましょう。ホントに、合うんだから。あ、お茶は幾分濃い目がいいかと。さーて、これからコーヒーも飲もう。サンタカタリーナ。

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2006年6月 9日 (金)

麦・世界・ドリップ

Dsc01272 ガタンゴトンと電車に揺られ、コーヒー豆を仕入れにぶらぶら。堀口珈琲まで行ってきました。豆を買ったり、飲んだり、家に帰ってきてイロイロ試したり……詳しくは本日のカップで。だもんで、今日は長文更新かもしれませんね。

 ではまずノーマルの更新モノ。アルネで御馴染み、人によってはananで御馴染み、さらにはかつての平凡パンチで御馴染み、大橋歩さんの『おいしいパンノート』。アルネ別冊なわけですが、コレがまた僕にドンピシャ。

 パンだけです。マジでパンばっかりの本です。しかも、どれも素晴らしいのばっかり。こういうのを待ってましたって感じです。知っている店も載っていたり、なかなかの出来。

 トムズサンドウィッチはともかく―おいしいのは暗黙の了解です―、すごく僕好みだったのが、パン・ド・コナのパン達。登場回数も多いのですが、すぅっごく美味しそうです、どれも。……欠点は近くに無いこと。通販もいけるみたいですが、試してみようか悩みどころ。本来は、店で買いたい気持ちが溢れていますから。

Dsc01274 このドイツパンとか、最高です。絶対に、美味い。麦の味がしっかり出ていそうです。うわー、食べたい。クリームチーズとか、ハチミツとかがベストマッチな気がします。もちろん、まんまでも。……麦っていいですよね。

 これ以外にも、そしてパン・ド・コナ以外にも、魅力的なパンやサンドウィッチなどがギッシリ。眺めの暇がもし取れるなら、一日一軒ずつ回ったりしてみたいところ。

 あと、パンの焼き方も載ってたりします。アルネとかにも載っていた方と同じ方が指導ですが……焼きたい。といっても、うちは今オーブンが使える状態にないので、到底無理なんですけども。そのせいで、イロイロとやりたいことが出来ないでいます。オーブンって、偉大なのです、僕にとって。早く、使える状態にしたい。予定は未定ですが……僕一人の問題でもないので。

 とにかく、パン好きな人は是非一読。そして日々是さんのところの、パンのほうのブログも面白いかもです。自分で焼くようになれば、もっともっと楽しいのでしょうねぇ……くぅ。

 ではコチラのネタはこれくらいで。本日のカップを強烈に行きます。えー、まず感想です。何のって、昨日言いましたスターバックスの新たなドリップ器具のです。……正直、ちょっとダメです。いえね、豆を蒸らすのには論理的に素晴らしいのですが、いかんせん欠点も多く。ペーパーが安定しなかったり、抽出口が小さすぎたり……なんというか、つまりはこれまでのノーマルのコーノ式で十分って話です。期待はずれでした、ガッカリ。

 とはいえ、今日は収穫。堀口さんところで久々に飲んできたのですが、確信しました。……「うちのコーヒー、マジでイイ線いってます」ってこと。店、開けますから、味だけならって具合です。堀口さんとこのも、もちろん美味しかったです。飲んだのは大好きなグァテマラ。酸味が強めに出ていて、ケーキとよく合いました。淹れているところを見させてもらいましたが、一杯出しで巧く淹れるなぁ、と感心。……コーヒーってのは、二杯とか三杯分くらいを淹れるほうが、淹れやすいし美味しくなりやすいのです、得てして。でも、店をやるには一杯出しで美味しく淹れられないといけません、それも修行ですよね。

 買った豆は2種。グァテマラにコスタリカ。味の感想は後ほど。淹れ方はもちコーノ。グァテマラはまたしてもタイミング悪く、ちょっと鮮度落ち目。コスタリカは明らかに炒り立てでした。あわあわ。

 グァテマラ/サンタカタリーナ農園。相変わらず、安定した味。やはり王様ですね、僕の中では。今日はグァテマラを通算三杯分飲みました……飲みすぎ(笑)。それでも飽きない、酸味。ただ、ことしはちょっとコクが薄いようです。去年とかに比べれば。それでも、すっごく良いんですがね。

 コスタリカ/ララグーナ農園。なんとララグーナ農園は50周年の記念豆。飲んでみて驚き。スゴイです、なかなかに。ふくよかで広がりのある酸味。伸びに少々かけますが、心地良い味と香りです。欲をいえば、もう少し炒って欲しいところですが、コレは買ってソンは無いです。次は、グァテマラを抑えてコチラを買うかもしれません。コスタリカはサンタアニタ農園も良さそうなので、当たりですね。それも楽しみ。

 って感想だったのですが、やはり産地で全く味が違う。そしてうちのコーヒー美味しい。自信過剰になるのは良くないですが、冷静に見てそれなりです、はい。もっといろんな人に教わったりして、もっとレベルアップしたいですね。ところで、心配な豆はケニア。ちょっと今年のクロップはヤバそうです。唯一、TATU農園に期待。

 うわ、やっぱ長くなっちゃった(笑)。     circus

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2006年6月 4日 (日)

ねこによる和み

Dsc01224 ブログの管理ページがすっごく重たくて、更新するのにもなぜか一苦労です。腹いせにアイスクリームを食べてやろうと思います。棒のタイプって、あんまり好きではないのですけれど、棒のヤツを食らってやろうと思います。ガリガリ。

 やってまいりました、最大級の和みと、溢れんばかりのバカバカしさと、ねこに対する愛情まっしぐらになってしまう、『きょうの猫村さん2』。しかも、初回限定の特別版で湯けむりバージョン。……猫村さん、表紙で体洗っちゃってます。ぬるま湯が好みだそうです、毛がかなり抜けるんだそうです―1巻参照―。そして、手ぬぐいと猫村石鹸がついてきます。なんとも、おバカな雰囲気です(笑)。

 でも、どうにもすきなんですよねー、このユルさ。絵自体もモチロンなんですが、細かい話や設定のポイントも、かなりユルくて。猫村さんの、そんな部分のトリコになっている方は、結構多いのではないでしょうか……。

 あ、そういえば相互リンクしている徒然書店さんでも紹介されていますね、というわけでトラックバック―普段は僕の知らない女の子向けな漫画の紹介が多いですが、コレは共通ですね―。猫村さんは幅広く、愛されているようです。

Dsc01226 手ぬぐいの柄です。んむぁー!って感じの表情の猫村さん。可愛すぎです、いとおしすぎです。こんなネコならすぐにでも欲しいです。ネコムライスも是非。

 実は、まだ中身は読めていないのです。というのも、開封すらしていないから。読むように通常バージョンを買おうかな、と思案しているほどです。バカですね、いずれ開けます。近いうちに。んむぁー。

 猫村さんをまだ読んだことない方、どうぞ立ち読みでもなんでも、お読みください。もう、ほんとにたまらないんで。猫村ワールドに入ってしまいます。コレ好きな人に、悪い人はいないです、きっと。

 ではこれくらいで。それにしてもホントにココログが重いです、画像なんてすんごい時間がかかる、勘弁ですよね……。そうそう、新しく「不定期観測。」さんと相互リンクいたしました。どうぞよろしくです。

 本日のカップ:グァテマラ/サンタカタリーナ農園/コーヒー。今日で、グァテマラがショート。東ティモールももう残り少ないので、やはり良いペース。100グラムくらいを2種類ずつ買って、10日くらいで飲み尽くす。これが今は最良のペースかもしれません。他も飲んだりするので。また次も、グァテマラは買います。

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2006年6月 1日 (木)

星連ストーリー

Dsc01217 きっと、僕のパターンを少しでもお分かりの方は、今日デニムを買いに行ったのか、祐天寺へトコトコ行ったのか、どちらか気付いてたりするかもしれませんが……ね。とにかく、今日は何気にいろんな収穫があり、大物は明日以降ポツポツと記事にしようと思います。

 今日は、どうしても書いておきたい、今更買った今月号のクウネルを。なんてったって、今回の号は……最高の出来です。もはや、僕のクウネル史上かなりの上位です―1位ではないかもしれませんが―。捨てページが、ほとんど見当たらない。どの特集も、小さな記事もすごく僕好みで面白いのです。

 軽くレビューすると、まずは果物の小夏の記事に始まります。そもそもコレが素晴らしい。というのも、僕は小夏が大好きなのです、たまらなく。あの甘皮ごと食べたときの、程よい酸味……うわぁ、食べたい。うちはクウネルの切り方とは違い、皮をナイフで剥いた後、細めの輪切りにして食べます。この食べ方、おススメです。

 そして懐かしい雰囲気のオーロラシューズ、猫村さんを描いているほしよりこさんの、イラスト入り傘特集と続きます。ポップな傘がたくさん載っていて、心躍りました。梅雨の唯一の楽しみと言えますしね。……んでもって続いていくのが、僕のこれまた好きな冷や汁の記事。あいやー、今日みたいな暑い日ほど食べたくなりますね、スルスルっと。

 んで、この号の最高ポイントが、猪熊弦一郎さんがアトリエに持っていた数々の雑貨の特集。これら、マジで素晴らしいです。どれもこれも、好き。中でも最もグッときたのが、画像のツボ。1938年にイタリア旅行に行った際の、駅弁の容器らしいです。すっごい、良すぎます、ホント。こんな可愛くて風合いのある―もちろん、現在まで時を経た風合いもあるのでしょうが―ツボに、マカロニが入っていた日には……卒倒モンです。イタリアもやるもんですねぇ。

 その後、サッカー・ドイツ、カップケーキ、恒例のコーナーに移っていきますが、その中でもよい記事が。お茶の記事です。これといって特殊なことはかかれていませんが、オモシロイです。お茶はやっぱ、欠かせません。んでまぁ、恒例のコーナーたちも、この号は良く出来ています。クオリティが高い。終わりのほうの、蒲郡の記事は個人的にポイントがあり、かなりの高得点ですし。

Dsc01222 ラストのほうに、そそられる内容も。いえね、ねじとか、釘とか、どうしても惹きつけられてしまうんですよね……むむむ。僕も、いろんな釘が欲しいな。下の段の右二つとか、すっごい好きです。

 んで、ラストには、これまたほしよりこさんによる、京都食事案内が。美味しそうです、なかなかに。この方って、猫村さんで知ったわけですけれど、案外僕好みかもしれません。……ま、猫村さんが好きな時点で、好みっちゃー好みなんでしょうけど(笑)。

 ということで、高速レビューでした。とにかく、読んでみて欲しいです、ポップな意味で良い雑誌に仕上がっているので。僕と好みが似ている方は、結構イケるハズです。

 良い雑誌と僕が思うにも、いろいろ種類はあります。こういう風にポップな好感触な記事が並んでいたり、重厚でかつ細かな記事が並んでいたり、構成がうなるほど巧かったり、写真やイラストの雰囲気が痺れるような感じだったり……雑誌って素晴らしいですよね(笑)。くだらないと思う人もいるでしょうが、僕はやっぱり止められません。

 本日これにて。いやー、すごくアップしたい、書きたいモノがあるのです。それはつまり、今日の収穫の大物達。記事にするのが、楽しみです。それにしても、雨じゃなくて、今日は晴れていて良かった

 本日のカップ:天下一/うおがし銘茶/煎茶。煎茶ブーム到来か、ついつい連続で飲んでしまいました。ま、常々オーソドックスに飲むもんなんで、ブームもへったくれも無いですが……単なるその日の気分ですよね(笑)。うん、二煎目もいこう。     circus

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2006年5月25日 (木)

王者サンタカタリーナ

Dsc01187 任天堂のwiiが、どうあろうと25000円以下で発売される予定だそうで、あまりの安さにビックリしました。まぁ、使う目的がPS3とは共通点はゲームという観点のみで、結局大幅に違うので比べても仕方無いかもしれませんが……それにしても安いですよね。さすが、任天堂。老舗でしかできません、こういうパフォーマンスは。

 さて本日は晴れた日の中、しっかりコーヒー豆を買いに行きました、自転車で。何気に遠いんですよねぇ……20分とかかな。それでも、太陽さんのおかげで気分は良かったです。

 んで、せっかくなんで「本日のカップ」の特別編として、今日は豆の感想を。画像は田口護さんの、『珈琲大全』。コレ、あとでちょっと書きますが、バイブルです。

 購入した豆は「グァテマラ/サンタカタリーナ農園」と「東ティモール/PWJ仕様」のふたつ。味の感想は後ほど。……買う際に、ブラジルのナチュラル―豆の精製の仕方の方法。一般的なのはウォッシュト。ナチュラルは実を天日で乾燥させ、果肉除去機にかける方法。ウォッシュトは水槽に実を入れて未熟豆等を選別し、果肉除去機にかけ発酵で果肉を除去する方法―がかつてないほどに良い出来だと堀口珈琲にあったので買おうと思っていたのですが、残念ながらちょうど売り切れ。僕の行く店ではまだ少しあるそうなので、今度狙います。あとこれからの期待はララグーナ農園のコスタリカ、楽しみですね。

 つーか、興味ないヒトが多いかな、コーヒーは(笑)。ま、マイペースに感想です。淹れ方はいつも通りに、ペーパーのコーノ式。ネルで淹れるのが最も旨いと確信はしていますが、ちょっと面倒だし、コーノ式で十分よく淹れられますから。

 グァテマラ/サンタカタリーナ農園:やっぱり、凄いです。揺るぎなく安定した味、ふくよかなコク、甘い果実を思わせる酸味、キレの良さを邪魔しないアフターテイストの香り……これほどのグァテマラはそうはありません。サンタカタリーナ農園には毎度驚かされます。……まぁ、グァテマラとしてはこれ以上にない高度の農園だし、とてもしっかりした管理体制が取られている―特に苗を育てるのは、異常に丁寧らしいです―ので、当然と言えば当然の、努力の賜物なのかも。僕はこのグァテマラに王者の名を授けたいですね、マジで。

 僕はグァテマラがストレートでは最も好きなのです。ブルボン種の中でも、すごく調和が取れている味なので。それにしても、このサンタカタリーナのグァテマラは是非、みなに飲んでいただきたい……僕は初めて飲んだとき、感動したもんです。唯一、望むことと言えば、もう少し深く炒って欲しいということ。ま、それは生豆の問題でなく、店側の問題ですけれど。せっかく、結構な深炒りまで耐えられるハードビーンなのですから、僕はフルシティくらいで飲みたいです……好きなので。あ、ちなみに普通に飲む範囲でいくと、ミディアム、ハイ、シティ、フルシティ、フレンチ、イタリアンと順に深炒りになります。大概はシティですかね……濃いのが好きだとフレンチ。

 東ティモール/PWJ仕様:東ティモールの支援活動の一環として造られている豆なので、正直期待はしていなかったのですが……案外悪く無かったです。ブルマンやハワイコナに近いと言われていましたが、確かに分かる気はします。もうほんの少しコクが深かったらブルマン、果実的な酸味があったらハワイコナといった雰囲気。総合的には、すっきりした味で、アフターテイストは流れるようにスッとしています。コレなら、普段コーヒーがちょっと苦手な人も飲めそうですね、日本人好み。個人的には、やはりもうちょっとコクが欲しいところ。あっさりと飲めるのは良いのですが、パンチに欠けます……うん。

 でも、思いのほか美味しかったので、ホントにビックリでしたね。気軽に飲みたい時のために、定期的に買ってあげるかもしれません。値段もブルマンやハワイコナよりは断然安いですし……まだまだな面はあれど。もう何年かすれば、もっと美味しくなるかもしれませんね、東ティモールは。今後に期待。

 いやー、どちらも良い豆でした。グァテマラに関しては、炒ってから少し日が経っている気もしますが、まだ許容範囲で素晴らしかったし。ただ、買う量は少なめにどちらも100グラムにしておきました。うちだと、約5~6杯分ずつ。グァテマラはもっと炒り立ての時だったら200欲しかったですけれど……また買いに行きます。東ティモールはちょっと味が不安だったので。

 長くなりますが、画像の本について少し。田口さんはカフェ・バッハのオーナーさんで、コーヒー好きなら知らない人はいないってくらい有名です。この本はすごく細かく、システマティックにわかりやすくコーヒーを書いてくれています。まだまだ、読み深めて理解しなければなりません。なかなか大変です。……僕が買う豆を基本卸している堀口珈琲の堀口さんも、同じくらい有名ですね。よく田口派、堀口派なんて言われたりしますが、それぞれ素晴らしいと思います。田口さんのシステム思考やハンドピックは圧巻ですし、堀口さんの生豆はピカイチだと思いますし―ずぅっと僕が言うように、アメリカのスターバックスを除いては―。とりあえずは、田口さんの『珈琲大全』をバイブルとして学んでます、そして堀口さんの豆を飲む(笑)。

 長い……これで一応シメます。コーヒーとなると、ホント長くなりますね。これでも、いろいろ省いているのですが。ともかく、今日はコーヒー飲みまくりです。場合によっては、もう一杯飲むかも……できれば避けたいけれど。では。あ、本日のカップは言わずもがなです。今度こそ、では。     circus

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2006年5月 1日 (月)

我慢か素直か

Dsc01063 あまりにも外が暑くてビックリでした。30度近きゃ当然ですわな、7月並。それでも湿度がまだそれほどなので、勿論夏に比べれば断然過ごしやすかったですけれど。忙しい一日でしたが、太陽が心地良くもありました。

 今日はハイファッション・エスクァイア・ファッジ増刊を読みふけりましたが、どれも面白い、良い出来でした。画像はそのハイファッションに、4月単位で買った雑誌。……ムックとかそういう類や既に山に入ってしまったのはは除いて。えー、どうなんでしょう、コレ(笑)。

 買いすぎというか、なんというか。ま、我慢することにも成功しているので、新創刊もありながら少なめに抑えられた方ですが……。えーと、ハイファッション、HUgE、men's FUDGE、FUDGE、GINZA、エスクァイア、ブルータス、何故かメンズノンノ、旅行人……あ、あとモノマガジン、……はぁ。メンズノンノとmen's FUDGE以外は、そうそう縁を切れそうにはありません。クウネルやアルネ、面白いときのリラックス、TITLEなどが4月は無かったのでまだマシか。んでも、まだまだ読みたい雑誌も実はあったり。

 流行通信に花椿、カメラ日和に―既に過去モノは揃えてしまってますが―興味本位のKIMONO姫、WWDだってホントは毎号読みたいし……コヨーテも毎号見たいし―これまでは興味深い号のみ―、広告批評やデザインの現場、ヴォーグも美術手帖も、コンフォルトだってレコーディングマガジンだって、ビジネス系や科学系なんかも当然のように……読みたいわけです。まだあるけれど、息切れ。でも、それって現実では金銭的にも時間的にもムリですし、無駄かもしれません。だから、抑えてるのです。買い出すと止まらないんで、特にファッション系は。

 僕は雑誌は結構何度も読みます。隅の文章とかまで。だから時間かかるんですよねぇ……いわゆる満足して読み終えるという段階まで。だから疲れる、けれど楽しい。うーん、もっと稼ぐようになったら恐ろしいほどの雑誌を定期購読しそうです。それでもムックや増刊に出会うために、書店に入り浸りみたいな。うわー楽しみ、バカだけど。

 では先述した3つの感想。

 『ハイファッション』:毎回素晴らしく面白いし、何かしら発見があるので脱帽です。まだ4回目ほどの読み返し中ですが、マックィーンはシビれます。つーか、ドレス的なのが好きなんですよね、僕。全くもって着れるはずがないのですが、見るだけでも最高なんですわ。美しくて、魅力的で。そう思いません? それに、レディスに一欠片も興味ない人っているのかも知れませんが、勿体無いですよね。……男でも着れる体形なら、喜んで着るのがステキだし、着れなくたってインスピレーションを感じるためにも、単純にキレイさの楽しみや喜びのためにも、見るべきと思います。……むぅ、熱くなってすんません。あ、ハイファッションは買いの雑誌ですよ、マジで。

 『エスクァイア』:号によって好みにムラがありますが、ここんとこ好みの特集が多いです。今回はデザイン。インテリアから家電、雑貨、たくさんモノが載ってます。選び方も、あまりにもベタに走りすぎだったりはせず、この手を見慣れていても楽しめます、ページ構成も悪くないですし。あと、アートの記事が良い。ギャラリーの特集、とりわけバックに焦点を置いていますが、すごく惹かれるし、巧い。……いずれはやっぱり、絵とか欲しいわけですよ、好きなんだもん。高いから、まだまだ高嶺の花ですが、そりゃ。いずれね(笑)。今は知識と、間接的な経験を溜め込んどきます。

 『FUDGE 増刊』:FUDGEによる丸ごとショップ特集雑誌。実は、こういう類のショップ紹介の羅列って苦手だったのですが、コレは良かったです。あ、もちろんレディスですがね、カフェも載ってます。何で苦手かというと、普通の雑誌のこの手の特集では、大して写真も良くないし、全然情報や文章が少ないから。……もっと書き込んで欲しいわけです、主観でもなんでも。今回のFUDGE増刊は満足。

 凄い量のショップを載せているものの、しっかり造り込めています。既に多くの超ひいきショップから、これからひいきにしようという計画中のショップ、行きたいけど未だ行けていないショップ、入ったことないけど雰囲気大好きなショップ……いろいろ載ってました。当然新たに良さげな店も目をつけたり。珍しく「参考に」なりました。……その分、好みでない店もそりゃ載ってますが、そこはご愛嬌。やっぱり青山・代官山辺りは好き。原宿はもういいです(笑)、昔行き過ぎて、逆に苦手になったかも。新たにショップを知りたい、違う路線も見てみたい、けれど探し回れる時間は少ない……そんな方は是非。

 うわー、雑誌で長々すいません。また、読みに戻ります。更新コレにて。ゴールデンウィーク中は、死んでます。ここからも。何処行っても、人だらけ。耐えられません、僕には。

 本日のカップ:コロンビア/オズワルド農園/コーヒー。コロンビアは特別好きではないのですが、オズワルド農園のは何故かいつでも美味しい。安定した味がありますね。香りはそこまで強くありませんが、口に溶け込む軽めのコクが良いです。ま、個人的感想。

 

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2006年4月24日 (月)

聖地アントワープ

Dsc01038 時間がありません。なんか最近ブログの時間が余りとれないのです。あくまで、自分の趣味によることなので、工夫すればなんのことないのでしょうが、一度熱中してしまうとダメな性格なので、かかりっきりになってしまいます。……うーん、急いで文章を書いてます、みたいな(笑)。

 本日は雑誌を調達。HUgEと、山特集のBRUTUS。BRUTUSはちょっと前の発売だったはずですが、今頃買いました。山はなかなかに見ときたいものなので、ある雑誌を先送りにして、とりあえず買っときました。

 面白かったのがHUgE。正直、もう春夏も終わりに近いので、即物的な写真やアイテム情報においてはそれほどでしたが、海外特集が好きです。特に、いまやファッションの聖地であろうかアントワープ。……もちろん、勝手に僕が決めているだけですがね。

 学校のレポも短いながら良かったのですが、やはりシビれるのがアン。……そうですね、アンドゥムルメステール。総てが完璧です、もろに僕好み。空間も、製品も、本人も、力強さと柔軟さ、そして確固たる自分なりの姿勢が見て取れます。それも、オーバーにではなくリアルに。大げさにではなく、しとやかに。

 他にもアントワープと部分の記事は、写真も文章も好きでした。ファッション雑誌には、ただただ洋服の写真だけを望むわけでなく、文化としてのファッションを僕は望みます。とても、難しいですが。洋服だけでその文化を表現している雑誌もあれば、このHUgEのように分かりやすく様々な視点やモノで表現する雑誌もある。今月号のHUgEはそういう意味では、良い出来だった気がします。モノ全開で面白いときもありますけれど。……やっぱり、メンズの雑誌では今のところはHUgEが強いですよね、ハイファッションは除くとして。

 これから買うものを厳選して考えているわけですが、即物的にはそれほどなアイテム特集とはいえ、雑誌のせいでまた計画が動きそうです。貧乏学生なため、7月におけるセールは絶好のチャンスなので、そこにも資本は残しておきたかったりもします。けれど、今このときに欲しいモノも多かったり……葛藤の日々。なんとまぁ、平和的で楽観的な葛藤(笑)。でも、楽しいんですよねーこれがまた。計画立てるのが好きなんですわ、なんでも。

 欲しくなったのは、クリヴァンアッシュのエスパドリーユ。民族履物です。んー僕的にはモロッコのバブーシュをイメージしているように感じたのですが……ま、とにかく可愛らしくていいです。そういえば、バブーシュ欲しいな、室内用として。次にミハラ×プーマのメッシュスニーカー。以前から良い感じだとは思っていたのですが、夏が近づくにつれ本格的に欲しくなってきました。ミハラのはしばらく不調だったように思うので、久々に欲しい感じ。あと、FBTのグラフィティはなかなかかも。ちょっと今更感もやはりありますが、買えるモンならいいかな、と。ま、並ぶとかうんぬんは面倒なので100パーセントしないから、アレですが。そしてラストにジュンヤの花柄ブラウス。結構好きです、あの花柄。でも、今は花柄よりもギンガムチェックが気分。悩みどころです。

 結局欲しいものが長くなりましたが、本日これにて。たまにこういう更新も悪くないですね。なんというか、欲望の一端を文章にすることにより、鬱憤がちょっとだけ晴らせるというか。山のBRUTUSもじっくり読まないと……。ちなみに先送りしたのはエスクワイヤーです。28日あたりに、ハイファッションと共に買ってあげます。それはそれで、どちらも楽しみだな。     circus

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2006年4月21日 (金)

影響・中世・ドーバー

Dsc01017 日経でブランドランキングが発表されましたが、なんだかなぁという感じ。ソニーとかが落ちるのは致し方ないことですが、トヨタよりジブリが上だったり―というか、そもそもいくらブランドとはいえ、他のも含めて比べる対象ではない気もしますが……まぁ、こういう経営とかビジネス上では、必要だし面白いですけれどね―、東急ハンズがトップテンに入っていたり、個人的にはどうかな、と。ま、全体を見るとそれなりに納得は出来るし、悪くないかな、なんて思いますが……。経営とかビジネスってかなり、好きです。がっつり見ます、ガイアの夜明け、みたいな。考えるのも大好き。

 では本日は、JEIさんの記事に影響を受けまして、とりあえず買っときました、読んでおきました。ということで、トラックバック。

 『ファッションデザイナーの仕事がわかる本』ということで、デザイナーを目指す人向けに一応作られているみたいですが、コレを読んでデザイナーになろうとか、なれるとか、そういう類のコトは一切ない気がします。単純にインタビュー本というか、ファッション本として捉えたほうがいいです、……たぶん。あくまで、僕の読んだ印象では。

 写真とかもかなり多くて、アトリエの様子とかもあったりなど、視覚的にはとりあえず面白いです。ただ、ギャルソンに関しては、やはり見たことあるような風景ばかりだし、インタビューはないので満足感は薄いかも。それでも、きちんと記事は書かれているので、つまらなくはないです。読んでおいて損はないかと。

 他のブランドの選択には、若干頭を傾げざるをえませんが、国内人でなおかつ、インタビューオーケーで、なおかつ記事ばえする人でなければならない訳なんで、仕方ないですね。「Mon tsuki」に関しては、それなりに好印象なので、むしろありがたかったですけれど。「RICO」とかは苦手ですね……いろんな意味で。

 「LOVELESS」や「UNITED ARROWS」に関しては、可もなく不可もなくという具合。ずば抜けて面白いわけでもありませんが、退屈ではありませんし。ただ、写真がイマイチかな、と。雰囲気があまり出ていないと思います、正直。

Dsc01021 そんな中、予想外に良かったのが「suzuki takayuki」。えー、盲点でした。全然期待していなかった部分が、かなり良かったのです。デザイナーの考え方云々はともかくとして、作品は好きです。

 この画像のドレスっていうか服とかね。結構良い感じ。服から、オーラが出てますよ、なかなかに。生地感とかボロボロな程度とか、とても好み。こんなのを着れる人がいたら、相当カッコいいですね。

 今までこのブランドは全く無知だったわけですが、生モノが見てみたいですね。写真だけなら、かなり高得点なんで。こんな具合なんで、ほとんどがハンドメイドって話なみたいですが……価格帯はいかがなんでしょうか。うーん、どことなく昔のギャルソンとか、タオとかマルジェラとかを彷彿とさせますが、悪くないですよね。

Dsc01022 あとはこの左の中世的なジャケットとか、右側のブラウスとか……いや、やっぱり良いですよ。実際に街で着て、不思議な目をされることはうけあいでしょうけれど、大好きだなぁ。こういう格好の人がいても、良いと思う。すっごい、カッコ良すぎる、個人的に。

 僕って、中世っぽい雰囲気がどうやら好きなようです。ドレスとかを見ても、クラシックな感じに惹かれることが多いですし。もちろん、現代的にシャープに洗練されていたり、過度にデコラティブだったりするのも、やりようによっては素晴らしいのですけれど、どうにも中世的な控えめな貴婦人スタイルというか、こう余裕の感じられる飾り気とかには、敵わないように思います……。好き嫌いの問題ではありますけれど。

 ところで、ギャルソンの特集の部分には当然ながらドーバーが載ってますが、行きたいですよねー、やっぱり。「行くだけで何かモノが買えちゃうじゃねえか」とか、「でも向こうではこっちでいうインポートものは安いんだもん」とか、様々妄想は張り巡らせますが、行ける日は遠いですきっと。その前に行きたい国もたくさんあるわけで。

 えー、結果としてこの本はなかなかかと。特定のブランド以外興味ないという人や、モノづくりとかはどうでもよくてただファッション好きなだけという人には、不向きでしょうが。でも、それって寂しいですよねぇ。創る楽しみとかってのに興味ないのは。うーん、人それぞれですから僕が批判する話じゃありませんが、なんかね。

 では本日はおわり。コロンビアを飲んでいますが―コーヒーですよ、うちはブレンドよりもストレートを飲む傾向があるので―とても美味しいです。また一歩、美味しく淹れられるようになりました。味や香りの違いも、以前よりもっと分かりますし、日々僕もそれなりに成長してますね。コーヒー、素晴らしいです。コーヒー嫌いにうちのコーヒーを飲ませたいですよ、マジで。きっと飲めるから。     circus

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2006年4月19日 (水)

懐かしの科学

859rousok1_2 実はショッキングな出来事が起こっていたのですが、本日とりあえず解決。ホッとしました。そのせいで疲れはたまっていますが、解決したから万事オーケーです。

 今日は、昨日から読んでいた本を。こういう類の本を紹介するのは珍しいです。滅多にない。けれど、なかなかに興味深く、面白さを供給してくれたので、取り上げてあげようかな、と。最近、モノばっかでしたし。たまにはお付き合いを。

 ファラデーの『ロウソクの科学』。えー、ロウソクと自然界と人間について、熱く語っておられます。その講演を忠実におこしたもの。なんで、内容は総て話し口調。読み慣れない人は、苦労するかもしれません。僕は結構好きな文体だったので、ガンガンいけましたが。

 もの凄い単純なことから、小難しいことまで、ロウソクを中心に科学の話が続きます。知っていることもかなり多かったですが、知らないことも同じくらいあったりして、考えさせられました。

 ロウソクを用いた実験や、そのほか有名な実験などなども話しに出ていて、そんなに固くならずとも読める気がします。いや、科学とか嫌いな人は無理ですけれどね、もちろん。

 興味深かったのは、ロウソクの気流などなどの話。何気なく知ってはいましたが、改めて説明を受けるとなるほどなぁ、と。ロウソクって真ん中は熱くないですもんね、マジで。間違っても、手を突っ込む気にはなりませんが。それにしたって、ロウソクでこんなに話できる人って、そうはいないですぜ、感心。

 初めはタイトルに魅かれて読みたいと思ったわけですが、正解でしたね。あんまり長くないので、時間的にはそれほど持ちませんでしたが、読み深めるともっと様々発見があるかも。つーか、このファラデーって人、凄い人ならしいですね、知りませんでした。そういう知識には、案外疎いので。

 コレ、なんか面白い本ないかなぁ……なんて探している方がいたらいいかもしれません。文体さえいければ、かなり面白いので。童心を思い出すというか、実験好きだった頃を思い出すというか。水素とか酸素とか窒素とか、あの素晴らしく青い銅の水溶液とか、電気分解なんて。

 ロウソクといえば、キャンドル欲しいなぁ。キャンドルを集めている人とかを、羨ましく思います。憧れます。だってキレイだし、カワイイし、美しいし。男ってのは、元来カワイイもんが好きだと、僕は思っているのです。それについては機会あらば語りますが。ま、僕が実際そうですし。

 ホントはこういった科学本や哲学本、小説でも、もっとちゃんと内容に感想を書きたいですが、それはどうもこのブログの趣旨にはそぐわないので、遠慮。他の本とかも、書きたいコトは一杯あるんですがね……そういうブログも作ろうかなぁ……いや、無理か、さすがに3つは。それは僕の頭の中に留めます。時たま、このブログで紹介はしますけれど。でもきっと、安部や春樹は語りつくせないです(笑)。

 では終了。そういえば、コヨーテのTを注文しました。いささか不安な点はあるのですが、ノリで。早く現物を見たいですね。エドツワキさん、いいですわ、ホント。届き次第、記事にしますが……なんだかんだでモノ買っちゃってるなぁ……反省。     circus

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2006年4月10日 (月)

マガジン・ファンタジー

Dsc00956 アディダスbyステラを再び、じっくり見てみたのですが、やはり素晴らしいと思います。あれほどに心が沸いて、ポップだけどモードで、しっかりとしているスポーツウェアは他にありません。ブルゾンも、パーカも、シューズも、小物も、完璧。でもやっぱり最も素晴らしいのが、スウェットパンツ。あんなの、惹かれないわけがありません。……つーか、僕が女子だったら買いあさっていますね、絶対。

 さて本日は雑誌。いろいろありましたが、いくつかについて感想。まずは画像のコチラ。何気なく書店を歩いていたら、飛び込んできた雑誌。「おとぎ話の雑貨たち」というモノなのですが、かなり良質です。白雪姫だとか、不思議な国のアリスだとかの、もう定番的なおとぎ話に焦点を当て、それにそぐった雰囲気の雑貨を集めています。……すっごい、ファンタジーです(笑)。

 はっきりいって、対象は女方のはずです。レースとか花柄とか、そういう類がかなり多いので。けれど、そんなの関係ありません。魅力的な雑貨がポンポン載っています。個人的に気になったのは、白雪姫のキッチンテーマの中の「チーズボード」。シンプルで、飾りっ気など全くないのですが、とても良さそう。そのうち、買います。そして小公女の教室テーマの中のトランプ。Donald Sultanのモノが最高です。箱といい、カードといい、僕の理想のトランプ像にかなり近いです。また、ドイツ製のウォッカ入りの角砂糖がすごく気になっています。使い方はともかく、面白そう。欲しいですね、素直に。

 もうね、雑貨好きな女子はまず見てください。絶対、欲しいものやビビっと来るモノがあるはず。そして男方、憧れの世界がありますよ。本来、おとぎ話って、男は結構好きな気がするんですよね、僕が小さい頃もそうでしたが。

 この本は、写真も悪くないし、何より編集が巧いので。こういうテーマで本を出そうとした、宝島社に感心します。……分かってらっしゃる、ナチュラルやデザイン雑貨の雑誌が飽和状態の中、雑貨好きが望むべくモノが何かを。オリジナリティとドキドキワクワクが欲しいわけです。ただ良さげなモノを載せるなら、多くの雑誌が出来てしまう時代なのですから。

 さてお次は待ってましたの「FUDGE」のメンズ版。とりあえず、買いました。ブランドピックアップがタイシノブクニとミハラという、「何でだよ!」と突っ込みたくなるチョイスですが、そこはさておき、ロンドン特集はなかなかでした。英国の伝統って、僕は大好きです。なんで、今回のような取り上げ方はツボでした。

 特に老舗ブランドファイル。まぁ、どこも老舗すぎて、別に発見とかは一切無いわけですが、「やっぱスメドレーは外せないよな」とか「ベルスタッフのワックス加工は巧いよね」とか「ハンターのラバーブーツは一足は欲しいわ」とか、色々思いふけられました。……ロンドンって感じよりもスコットランド的だからか、マッキントッシュはスルーされ、その流れで近しいグローブトロッターもスルーされているのには、はたはた疑問符ですが……―ハンターだって近い部類なのに―ま、いいです、今更これ以上に評価が高まることもありませんし。既に最上級ですから、僕の中でのマッキントッシュやトロッターは。

 全体の印象としては、まんま「FUDGE」です。ただし、色味やデザイン性の弱さから、レディス版ほどに美しいページには仕上がっていませんがね。でも、個人的には好印象です。たいして好きなブランドが取り上げられたり、新しい何かがあるわけでもないのに、途中で呆れることなく読めたので。これからに期待ですね、次は9月ですけれど。町田康をピックアップするなんて、ちょっと他の雑誌ではありそうにないですし。次はどんな人でくるやら。

 また、「HUgE」のレディス版も売っていましたが、こちらはスルー。はっきりいって、嫌な予感が的中しました。これでは、高い評価はつけてあげられないな……という感じ。ブランドとかは、もちろんしっかりした位置を持ってきていますが、ただそれだけ。新鮮さもドキドキ感も、洗練さも無い。ただただ「HUgE」と同じくして、アイテムをレディスにしただけ……そんなの要りません。すっごい辛口ですが、それが正直な気持ちです。あれくらいなら、レディスの雑誌は既に素晴らしいものが沢山あるのです、メンズと違って。

 そう考えると、やはりレディス雑誌は大変ですね、新しく参入というのは。メンズには、「FUDGE」のようにレディスそのまんまの雰囲気を持ち越しても、面白い具合にはなるのに……。新しいオリジナリティというのを、雑誌で打ち出すのは難しいのでしょうが、「HUgE」にはもっと頑張っていただきたかったですね、うん。9月はどうなるのでしょう。

 最後に、気になった雑誌がありました。祥伝社のKIMONO姫という雑誌。コレ、面白そうです。女性物だけの取り上げっぽいので、とりあえずは買いませんでしたが、いずれ集めるかも。表紙もなかなかですしね。

 さてこれにて。水曜日には本家の「FUDGE」やら毎月読んでいる「GINZA」やらが出ますんで、それをまた買うことになると……買いすぎですね、またしても。今週だけで5冊はガチなわけですから。他の雑誌で、面白い特集をされないコトを切に祈ります。いや、マジで。     circus

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2006年4月 5日 (水)

インスパイア

Dsc00930 なんだか上手く空気が吸えません。体調が悪いのかなんなのか……単なる寝不足ってのが、可能性大ですけれど。なんにせよ、そろそろ体調管理をしっかりしたいところです。完全に春ですし。

 今日はうちの素晴らしい本を。THE TRAVEL BOOK、つまりは直訳で旅行本。つっても完全にガイドブックなわけでなく、世界の総ての国を写真で切り取ったモノ。だから、世界を旅している本なので、トラベルブックなんですね。

 コレがなんとも面白い。旅行とか、海外とか、そういうのに興味ない人には単なる写真の羅列でしょうが……、興味ある者にとってはたまりません。

 すっごいマニアックな国まで、写真で載っています。もちろん美術写真でなく、いわゆる旅行写真的なものなので、名所がドカーンってもんじゃないですが。人と風景を中心に作られています。それがまた、素晴らしい。

Dsc00933 気に入っている国の写真をいくつか。まずはカナダ。このカナディアンアクセというか、装飾が凄いです。カッコよすぎる。こういうのを見ると、いろんな意欲がわいてきます。いい意味で。

 とても刺激になるのです。創作にも思考にも、刺激を与えます。民族的なモノにはインスパイアされることが多いですよね。なるほど、こういうのもアリか、なんて。この写真なんて、まさにその感じ。

Dsc00936 次はキューバ。とにかくこのじいさんがステキです。もう、キューバの老人のイメージそのまんま。葉巻で、星の帽子で、ヒゲ、そしてよれたシャツ。どれもがじいさんにピッタリ。あるべくして、あるというか。

 キューバは社会主義ですけれど、やはり魅かれるモノはありますね。別に主義がどうこうは置いといたとして。日本ではずば抜けてチェ・ゲバラが人気ですけれど―マスコット的に完成されてますからね―このじいさんな雰囲気が、僕のキューバ観です。生きている空気が伝わってきます。……いろいろ大変なんだろうけど。

 キューバは一度は行きたい国です。そして、シャツを買う。良いですね、想像しただけで、気分が高揚します。他にも行きたい国は山ほどなので、ホントにそんな日がくるのか怪しいですが(笑)。

Dsc00939 そしてラストにエチオピア。これも激しくインスパイアされます。生地の擦れた感じとか、自然に焼けたり砂にまみれたりした色合いとか、ファッションとは遠い観点にあるはずなのに、とてもファッショナブルな布の着方とか。デザイナーとかって、こういうのからヒントを得たりするのでしょうね。……そんな気がします。

 前のカナダもキューバも、このエチオピアも、明らかに現代先進社会でも通ずる何か、むしろ現代にこそ活きる何かが感じられますよね。ま、別にこれらが過去的とか遅れているってことではありませんが。

 ところで、日本のページもそりゃあるんですが、ちょいとショックです。映っているのは、キモノとコスプレ……そんなイメージですか、日本って。サムライよりは一歩進んだ感もありますが、なんか進む方向がイヤです(笑)。別に着物は素晴らしいし、コスプレを批判はしませんが、もっとあるんじゃないかと。日本だってのは、分かりやすいですけれど、確かに。

 この本、まだまだ良いページだらけです。開くたびに、その国に行きたくなる。編集がロンリープラネットなんで、そのせいもありますかね。旅行に行きたくなる写真ばっかりです。洋書なので、中は当然英語ですが、文章は少ししか書かれていませんし、書いてあっても簡単なものなので、あまり読みません……。もっぱら、写真集扱い。それが適切な気もします。

 それではこのくらいで。また部屋がカオスと化してきたので、明日片付けます。僕はとってもだらしない具合なので、すぐに部屋がカオスです。定期的に片付けないと、やってられません。まずは、雑誌の整理からですな、山になってる……。     circus

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2006年4月 2日 (日)

最大級の尊敬

Dsc00918 この更新が終わった後、もうひとつの方も更新しようと思います。時間は深夜かもしれませんが……。見計らってみていただけると嬉しいです。大したモンは書けませんが。

 本日は、ついに遂にの安部公房。ホントはもっとキリの良い記事の時に書こうと思っていましたが、文章に対する気持ちの昂ぶりや、時間が少しとれたので、書こうかなと。

 何度も言っているように、僕の中には三大日本作家が。村上春樹、宮部みゆき、そして安部公房。……中でも、安部公房は頂点です。文学、文章の世界において、誰よりも尊敬し、多くを吸収しました。

 何処が凄いのか、と問われれば、なんとも難しいです。文体や、テーマ、創作への姿勢、創作の進む道、挙げれば終わらないほどに、安部公房は僕に衝撃を与えました。

 初めて読んだのは、確か中学生の頃。安部公房だとか、文学だとかは全く知らず、何気なく読んだ「笑う月」。なんでそこからなのかはホトホト疑問ですが、それが初公房。とはいえ、何も知らない頃だから、完全に忘れ、実質的に安部公房と意識して読んだのは、高校一年の時に「砂の女」。なんというベタでしょうか、けれどそれっきり完全に僕は、安部公房の世界に入ってしまいました……。

 前衛作家と呼ばれ、いかにもアバンギャルドな作風と言われますが、僕はそうは思いません。むしろ、安部の書き方こそが、伝統をより意識し、言葉をより吟味し、文章をより構造化したものなのではないかと思います。もちろん、それは新しさを見出せるモノではありますが。つーか、本来は大江健三郎の前に、安部公房がノーベル賞を取るはずだったのです。悔しい。候補の直前で、亡くなってしまったので。当然、取るべきだったのですよ、功績を考えれば。

 無駄な形容の無いリアリティある表現、そして現実を恐ろしく捉えた非現実の世界観、何よりも専門家を超えるのではないかと思うほどの、詳細な知識。総てが、脱帽なのです。……圧倒的な力を感じます。村上春樹とは、全く違う次元においてのオーラ。全く違う次元での小説です。

 もちろん、どちらが良いとかそういうのはありません。比べるモノでは、ないのです。それぞれが、それぞれの最大限の文章を書いています。だから、感動するし、尊敬できる。ま、たぶんに好みによるところが大きいですが(笑)。

 安部公房は人によっては、全く受けつけないかもしれません。パッと見は固いし、複雑だし、読んだところで分からないことも多いし。けれど、はまったら完全に負けます。実際、僕も何度同じ作品を読んでいることか……それでも、まだまだ分からないことばかり。理解したそばから、疑問が沸き、新たな発見をする度に、そこに繋がる何かが見え隠れする。そんなことの繰り返しです。

 ちなみに個人的に最も好きな作品は「第四間氷期」。コレを昭和の中期に書いていたことが、逆に恐ろしいです。この作品はマジで、読んでみて欲しいですね。今のいろんなコトが、安部公房の影響を受けていることも感じると思いますし。そして「壁」。これは欠かせません。未だにつかめないところもありますが、これを読まずして安部は成り立ちません。んで「砂の女」、代表作です。単純に、息がつまりつつも面白いはず。次に最も挑戦的な作風と評価される「箱男」。絶対、最初の読みでは混乱します(笑)。何がなんだか、わからなくなるでしょう。それもまた、一興。そしてSFのかたまり、「人間そっくり」。読めば、凄さがわかります。この構成人数で、この話、ビックリします。

 短編もどれも素晴らしいものが。元々は短編を得意としていたので、当然ですが秀作ぞろいです。初期の「デンドロカカリヤ」や「盲腸」、「R62号の発明」や「鉛の卵」、「闖入者」に「棒になった男」……現代の若者が読んでも、視点や捉え方に斬新さを感じ、文章に対する真摯な姿勢を感じ取れるはずです。まだまだ、すごい量の短編がありますし―僕もまだ読めていないものが結構あります―。

 文庫とか、現行で普通に手に入るものは勿論全部読んでいるので、いい加減に全集が欲しいですね。エッセイや、評論、スピーチまであらゆる安部公房の文章がまとめてあるので……。ただ、高い(笑)。全部そろえると、新しいパソコン買えますわ。

 ちなみに、画像は「箱男」の初版本。ま、記念買いですよ。機会あらば、作品ごとに感想を書きたいのですけれどねー、先に書いたようないい加減なおススメでなく(笑)。それは春樹さんも同じですが、書きたいですね、そのうち。

 ところで、村上春樹さん、ノーベル文学賞をとりそうですね。海外での功績や実力からすれば、こちらも順当ですよね、安部がとるはずだったように。フランツ・カフカ賞の時点で、やばいんですけどね(笑)、実際。だって、憧れですよ、カフカなんて。安部公房にとっても尊敬すべき人だったし、村上春樹さんにとっても「海辺のカフカ」ってくらいですから―あれはカフカをカラスの意味で取ってますが……、ま、実際のカフカもそういう意味ですし―絶対に憧れていたはず。本望でしょうね、たとえノーベルを取れなくても。今年の年末が楽しみです。

 さてこれにて。明日は急遽、大学のガイダンスが入り、バイトをお休みすることになってしまいました。あまり、こういう直前休みってのをしないため、胸中複雑です。仕方無いことだとは思いつつも、やはり少し罪悪感。その分、いろいろ頑張ります。では。     circus

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2006年3月23日 (木)

好きな雰囲気

Dsc00855 昨日に引き続き、喉がボロボロでお話になりません。熱は全くでないので、どうも風邪ではない様子……花粉症ですかね、やっぱり。暖かいモノを飲むと、幾分喉が落ち着きます。ホットミルクが飲みたいですね。

 さて、ここんとこ雑誌をまたポンポコ買っているわけですが、今月はアルネの新刊があったり、隔月の雑誌があったり、予想外に面白そうなのがあったりと、いつになくかなりのペースで雑誌を買いあさっています。……立ち読みですませられるものはそうしているのですが、どうも買ってしまいます。

 そんな中、やたらと様々な雑誌で目に付いたのが、料理家のケンタロウさん。そう、小林カツ代さんの息子さんですね。小林さんは、非常に料理が上手いです、見ていると食べたくなるものばかり、披露してくれます。ソレに対し。

 正直、ケンタロウさんはまだまだかと。悪くはありません、美味しそうだし、何より簡単そうな料理を出してきてくれるので……でも、何かが足りない気がします。なんというか、独立したオーラが。最近、ようやくソレに気づいてきたのか、なかなか魅力的な料理を雑誌で披露するようになってきました。

 今月号のクウネルでの、素うどんというか、出汁うどん。はっきり言って、わざわざ料理家が紹介するような、変わったモノでもないし、手の込んだモノでもないし、豪華なモノでもない。……けれど、とても魅力的でした。これで良いと思います。どことなく、カツ代さんの面影が見えた気もしましたが、それがケンタロウさん独自の感性とあっていて、珍しく好感持ちました。他のシンプルな料理もどれも良かったです。

 そんなこんなで、クウネルはそれなりに面白かったです。特集は派手ではないですが、どれも読んでいて味がある記事で。アルネにもケンタロウさんが出ていましたが、こちらは今回はイマイチ。どうにも方向性が定まっていない記事が羅列されてしまっていて、落ち着きませんでした。

 ところで、画像の服はクウネルに載っていたもの。「キコ」というセレクトショップの代表・山本弘美さんの春の気分を撮ったものなのですが、コレがとても気に入りました。キレイなんだけど、それだけじゃなくてエグさもあり、サラッとしているんだけれど、しっかりポイントがあって……。んで、この写真をパッと見たとき、「どことなく、ギャルソンっぽいよなぁ……、ギャルソン好きなのかな。」なんて思ったのですが、なんと! 後々に山本さんの解説を読んでいたら、オドロキです。この方、元はギャルソンにいたそうです。どおりで、というかやっぱりというか。

 それにしても、やはり人にはその人なりに好きな「雰囲気」ってのがありますよね、服でもなんでも。僕はナチュラルに、かつひそやかに力強く、おおらかにって雰囲気。それにはビビっと来るモンです。

 僕は、好きな雰囲気を自分なりに持っていない人を、基本的に信用しません。好きなブランドや、好きな音楽などがないのも同じように。好きという感情はあって然るべきモノです。それを、「良ければなんでもいい」とか、「こだわったり、好き嫌いを言うのは良くない」なんて語る人は、……信用できません。なんで?と思ってしまいます。なぜなら、その人にとっては、モノも人も感情も、考えたり感じたりする対象じゃないってことになってしまう。それは寂しい、そして同時に悲しい、楽だけれど。考えたり、感じたりすることを放棄するのは簡単です、難しくない。けれど、それはフェアじゃない、そう思います。だから、僕は他人の好きという感情をとても尊敬しています。その対象が、たとえ自分の苦手なモノでも、そのモノはともかく人の感情の在り方を尊敬します。それゆえに、逆に好きという対象を、多くのモノやことに見出さない人が信用できないのです。

 うだうだと感情論を語ってしまいました。お許しください(笑)。こんな日もあります。ともあれ、今月号のクウネルは地味に面白いので、チラッと見て、雰囲気が気に入ったら買ってみてもいいと思います。立ち読みだけにせず。ま、なんだかんだで僕はほぼ毎回買っていますけれど。

 これからまた雑誌を買いに行きます。HUgE、発売ですよね。他にもそろそろ発売になる雑誌があるので、ポンポンとまた買ってしまうのでしょうねぇ……買いすぎです。好きだから、仕方ありませんんが……何度も読みますしね。

 んではこの辺で。ちょっとだけ熱くなってしまいましたが、気を悪くされた方がいらしたら、申し訳ないです。あくまで、僕自身の歪んだ考えなので、軽くスルーしてやってください。明日は、例の水着を見に行こうと思っております。ドット柄が、欲しいですね。     circus

 

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2006年3月 6日 (月)

リラックス

Dsc00779 諦めと希望。どちらを優先すればいいのかが、最近イマイチ分からなくなってきました。これまではなんだかんだで希望を優先しながら、生活していたような気がしますが……、諦めという見極めも重要じゃないかと感じます、なんだか。なんにせよ、後悔する資格のある人間には、なりたいですよね。……後悔をするには、それなりの過程、結果、精神、自分が必要です。それが無い後悔は、ただの愚痴。それは本当はしたくないですから。……とか思ってみたり。

 ところで、みなさんは雑誌を買って読んだ後、どうしているのでしょうか? きっぱりと捨ててしまう人もいるでしょうし、ずぅーっと取って置く人もいるかも知れません。……僕は出来る限り、取って置く派。とはいっても、部屋にも限界があるので、定期的に捨てます。一部を除いて。どうしても、捨てられない雑誌って、あるもんですよね。

 その最たる雑誌が、僕にとってはコレ。幾度と無く、捨てようか考えましたが、完成度、面白み、資料として、結局捨てられません。リラックスの吉田カバン特集号。1997年のモノですね。コレが、たまらなく良い雑誌。最近はこんな感じの特集雑誌が多いですが、それを考慮に入れても、かなり上出来なモノでしょう。

 中は吉田のカバンのラインナップがずらっと写真が並び、説明付き。ポーター、ラゲッジレーベル共にです。その他にも、吉田の社員のインタビューや、様々な会社解説など、読みごたえがあります。カバンも今となっては懐かしいものがたくさん載っていて―今でも売っているものも多いですが―満足なのです。

 そして良いのが、藤原ヒロシやジャン・トゥイトゥ、ゲン垂水といった人からのメッセージというか、インタビュー。コレが面白いのです。ヒロシさんはタンカーに白いフェルトペンで名前書いちゃうし、トゥイトゥはカッコよすぎるし、ゲンさんはマイペース過ぎでステキで(笑)。他にも有名人が何人か載っていて、どのインタビューもそれなりに面白い。

 また、この時期ではまだ珍しい方だった、ダブルネームものの特集も組まれています。アンダーカバーやクラブキング、グッドイナフにハリウッドランチマーケット……。昔からダブルネームをしていたところが勢ぞろい。点数は少ないですが、良いカバンばかりです。

 そんなこんなで素晴らしい雑誌なので、捨てられず……今でも時々見てしまうわけです。ちょっと、表紙は謎ですけどね(笑)

Dsc00780 同じ類で、こちらのビームス特集も捨てられず。これがまた良いんです。こちらももちろん、ビームスの成り立ちやら社員の話やらも載っているのですが、面白いのはそこでなく。

 当時のビームスのセレクト具合が良いのです。正直、「こんなのもやっていたのか」ってモノや、凄く日本に入れるのが早いものなど、楽しめるし勉強になるのです。ビームスってやっぱ、なめちゃいかんよな、と。

 今でこそ、ビームスはアローズやシップス、ジャーナル、エディフィスなどに追いつかれ、アローズには完全に支持率では追い抜かれてしまった感がありますが、なんのなんの。

 ビームスって本気は凄いんです、マジで。それに今の売れ方はおいといて、インターナショナルはしっかりしていますしね。プラスも悪くないですし。ただ、本元が少し弱い気がしますね……、昔より。

 昔はビームス原宿店なんかは、ものすごい人で溢れかえっていたもんです、常に。いつ行っても混んでるから、むしろ避けてました……、それぐらいすごかった。ワイルドシングスのクレイジーデナリジャケとか、今でもちょっと欲しいですね、当時は金無くて買えませんでしたけど……。懐かしい。

 話はそれましたけれど、この雑誌も結局良いんです。何より、コレは表紙が好き。すっごい前のビームスの袋が表紙。うーん、こっちに戻せばいいのに、今。一時オレンジの袋も流行りましたが、この紙のほうがよろしいかと。渋くて。

 んでは更新、これにて。明日は夜に更新が出来ないので、多分昼ごろに無理やり、更新すると思います。出来ればいいんだけど……ちょい不安です。明日はお世話になった方の、送別会。本来は飲みとか苦手なのですが、しっかり出席して新たな門出を応援したいと思います。では。     circus

 

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2006年3月 3日 (金)

感動のデザイン

Dsc00766 忙しすぎて目が回る……ってわけじゃ無いですが、ここんとこ疲れやすく、バテ気味。というか、ヘタしたら今年に入ってずーっとバテ気味。なんだかねぇ、大変です、色々と。

 今日は、おススメの本を。アルネの別冊で、柳宗理さんのキッチンモノの特集の本です。僕は、柳宗理がメチャクチャ好きです。初めてバタフライスツールを見たときは、体も心も震えましたし、カトラリーや食器を見れば憧れ、本人を写真で見れば、こんな風に生きてみるのもいいなぁ、と思ったりもします。

 この本はそんな柳さんデザインの鍋やボウル、食器にカトラリー、いわゆるキッチン周りのものがたくさんの写真を交えて、紹介してあります。実際に使っている写真が多いので、イメージが沸きやすく、かつ気軽に楽しんで見れます。何度も見て、何度も楽しい。

 更には、アルネ一号とはまた違う、インタビューの文が読めます。柳さんの自由っぷりが感じられますんで、是非一読。

 柳さんのデザインは本当に感動モノです。どこをとっても美しく、どう考えても使いやすい。これって素晴らしいことですよね。装飾美と機能美が一体化しているというか……。見た目重視のカトラリーや鍋、ボウルとかは世の中に溢れていますけれど、それらのある程度は、どう考えても実用性を無視している気がします。もちろん、実用を兼ねているモノもあるにはありますが。(現に、ヒビコレさんとこで紹介されるキッチンモノとかは、どれも見た目も良いし、使いやすそうですよね)。

 そんなこんなで僕は柳さんのモノが大好き。見ているだけで、そもそも幸せになれます。全く、幸せな人間ですね(笑)。いつかはキッチンモノの多くは、柳さんのデザインで揃えたいですし(特にカトラリー)、バタフライスツールは多分座らないけれど、絶対そのうち買います。できるだけ、近いうちに……。

 バタフライは別として、キッチンものや食器、ポットなどは、それほど価格も高いわけではないので、そこも素晴らしいところ。そうは言っても、全然買ってないのですけれど。今はまだ、本と実物で吟味ですね。カトラリーで言えば、黒柄でそろえるか、金属色でそろえるか……みたいな。それもまた楽しくて(笑)。

 ホントにしつこいですが、いずれはどれも使ってみたいモノばかり。キッチンものに興味ない方も、一度見てみることをおススメします。多分、変わります世界観が。僕はそもそも、雑貨が好きなので勿論でしたが……。

 この本のほかには、もっといろんな製品や作品が見れる、マガジンハウスから出ている「柳宗理」ってでかでかと書いてある、CASAの別冊ムックも良いです。ソレは、いろんな話が載っているので、かなり良いムックです。

 んでは終了。ところで、さっきウェブで発見しましたが、またもや無印が頑張っている様子。こりゃ、見に行かねば……どうやらちょいと高級路線みたいですが、結構好み。何か買ったら、紹介したいですね。なんか、カッティングの仕方とか、生地感とかが、あくまでウェブでは良さそうなんで。     circus

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2006年2月18日 (土)

モノマガとウシ君の関係性

Dsc00677 ツライ時ほど、急に人にはツライと言いづらいもので、後になればなるほど、そのツラさに気づいたりします。それは、いいことでも一緒。嬉しいときほど、嬉しいとは言いづらいもので、後に嬉しさに気づいたりします。そんなことが、最近多いです、なんとなく。

 モノマガジンの新刊が出ていて、迷わず買っておいたわけですが、うーん欲しいものはたくさん載っているけれど、正直どれも既に知っていて、もともと狙っていたものばかり。……新たな発見だとか感動がほぼ無いです。

 そんな中、今回の特集は「男の贈り物」だったのですが、その特集はまぁ良かったと思います。松浦弥太郎さんを取り上げたりするあたり、間違ってはいないなと。……ただし、若干ミーハーな雰囲気は否めませんけれど。

 松浦さんといえば、カウブックスのオーナーさん。カウブックスは中目黒のほうに、よく行きます。行くたびに何かしら、欲しい本が無造作にささっていたりするのですが、現実問題として、若干高めのプライス設定ですよね、古本としては。もちろん、中にはすごいレアだったり、状態が良かったりして高いってのもあるにはありますが……。

 全体を総じて見ると、やはり高め。まぁ別にいいんですけどね、ちょっとくらいは。古本も、出会いみたいなところもあるわけですし。売れてるんですかね、カウブックスは。どうでしょう? 僕が行くときは、見に来る人ばっかりで、あまり買う人とは出会わないのですが……。うーん。

 さて画像のウシ君はカウブックスのキャラクター。なんかね、とっても愛くるしいわけです。ちっこくて、でもずっしりした雰囲気だけはあって……。カウブックスにて、300円とかソレぐらいで確か売っていたと思いますが、是非、家での和みに一匹。うちも、そろそろもう一匹買って、つがいにしようかな。形は一緒だけど(笑)

 ところで、カウブックスの中では、コーヒーが飲めますけれど、その豆を提供しているのが、中川ワニコーヒー。なにやら、人気がありすぎて、普通には豆が手に入らないのです……でもそんなに美味しいのですかね。はっきりいって、うちはコーヒーに関してはものすごいうるさいので、中川ワニはちょっと疑っています。なんか、特集とかで見る限り、焙煎とか淹れ方とか、悪くは無いと思うのですけど……どうもね。豆をブレンドしてから焙煎してますし、ちょっと疑わしい。一度、中川さんに淹れてもらって、飲んでみたいものです、カウブックスの機械ではなく。

 話はモノマガジンに戻りまして、多分、一般受けする感じのセレクトになってきたと思います。載っているものが。サンタ・マリア・ノヴェッラの石鹸やティー、±0の上履きバッグに草月の黒松。ジョージ・ジェンセンのカトラリーにシュアーのイヤホン。そしてバカラのタンブラー(今、一番欲しいものです。バカラのシンプルなタンブラーグラス……)にスマイソンのノートなどなど……。欲しいし、良い物がセレクトできていますが、やはり面白みに欠けます。……もっとマニアックなモノを挙げてもらいたい!!

 一般受けがもちろん、売上には良いのでしょうけど……そんなのモノマガに望んでいませんし。唯一なかなか良い記事と思ったのは、パタゴニアの新しいカバンの記事。完全防水のいわば旅行用のカバンですが……欲しいです、でっかいの。その記事に書いてあった言葉が素晴らしい。「デザインは機能から生まれる」。しびれます、全くその通り。機能美はすばらしいデザインとなるのです。もちろん、機能をぶっぱなした、デザインも良いですけど。機能美は、いつの時代も受け入れられる善さがあると思います。

 最後に、何故かモノマガにヒステリックグラマーのTが載っていました。アンディー・ウォーホールのつながりって感じなのでしょうが。何気に一枚欲しいかも。価格もお手ごろですし。モノマガに載せるモノではない気もしますが。

 さて今日の更新はなんだか、支離滅裂。書きたいことは、もうちょっときちんと整理して考えていたのですけど……。というのも、余りにNHKのドラマ「氷壁」に食いつきすぎて、テンションを完全にそちらに持っていかれました……。いやー、面白いんですよ、マジで。そのせいで、ブログが全然手につかず。まぁ、そんな日だってありますやね。では。     circus

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2006年2月12日 (日)

マガジンマガジン

Dsc00654 人とつるんだり、たむろったり、徒党を組んで、仲良くなるのにも様々な種類があります。けれど僕は、例えば「誰かを蔑んだり、軽んじたり、あざ笑う」ようにして、仲良くなるよりも、「誰かを敬ったり、重んじたり、大切にする」ようにして仲良くなるほうが、健全だし、良質な関係が築けるような気がします。その対象は人に限らずなんであっても。何かを大切にして、つるむほうが……。そんなことをふと思いました。どうでしょう? ところで、ガキの使いがメチャクチャ面白かったです。やばすぎる。ダウンタウンは、やはり天才です。

 伊勢丹からは、いろんなモノが送られてきます。イベントの案内だの、なんだの。今日家に帰ってみると、なにやらちょっと大き目の雑誌っぽいのがポストに……。なんだろうと開けると、中にはなにやら薄めな雑誌が。伊勢丹からでした。いやー、ときたまこんなんやりますけれど、こんなに立派なのは久々な気がします。

 ヴォーグが編集をやっているっぽいですが、なんとも良かった。タダで送られてきた冊子とは思えないほど、まともな仕上がり。載っているモノはもちろん、伊勢丹で取り扱いがあるモノばかりですけれど、それでも十分。結構幅広くブランドをクローズアップできているし、写真のコーディネートも、なかなかに楽しめました。

 中でも面白かったのが、今度伊勢丹内にできる、「リスタイルスポーツ」と「タグライン」の特集。いや、だって「リスタイル」ではステラマッカートニーやギャルソン、アレキサンダーにナイキ、そして96hoursと申し分ないチョイスですからねぇ……それぞれ一品ずつしか載ってないですけれど、それでもヘタな雑誌より面白い。「タグライン」のほうでは、コレットとのコラボものや、ヨシダとのバッグ、そしてヴィジョネアなど、これまた良いです。うーん、マジで、少なくともメンズノンノより面白いかも。

 そのあと様々なコーディネート写真が続き、後のほうにはステラのインタビューまで載っていました。いんやー、そりゃ雑誌じゃないのでいわゆる有名人のコラムや、雑談、そういうのは無いですけれど、それでもこれだけ良い感じに作れるんですね……面倒くさい広告のページもないし。つーか伊勢丹企画で、ヴォーグに頼んで毎月作ればいいのに。んで、送ってください、もちろんタダで(笑)。そしたら面白いのになぁ……たまにじゃなくて、毎月力が入っているモノがきたら。もっと、薄くてもいいので。

 伊勢丹は便利なのでついつい使ってしまうわけですが、リスタイルも楽しみですねぇ……これだけテーマを絞ってモノを集めてくれるところは無いですから、しかも僕の好きなとこばっかり。タグラインにしても、同じ。やっぱ大企業ならではの力なんでしょうか、それとも伊勢丹がすごいだけなのか。百貨店嫌いなのに、嫌えてませんね、伊勢丹だけは。

 さーてここ何日か、まともなモノを買っていません。雑誌やかるーいモノしか。そろそろ何か、動きたいところ。つっても金欠だし、欲しいCD貯まってるし、変わらず体調悪いし、それどころじゃないんですけど。そういえば、メンズノンノに結構アンが載ってましたが、やはり良いですね。そしてメンズクラブのギャルソンオム特集も見ましたが、欲しいのがひとつありました。入荷次第、突撃ですね、こりゃ。     circus

 

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2006年2月10日 (金)

キャットウィング

Dsc00651 悪いこと、嫌なことが続きに続いて、もうさんさんたる一日でした。よって、今のテンションはガンガンに低いです。そんな時は、自然と和みを求めてしまうものですね……。

 ということで、今日は「空飛び猫」を。村上春樹さんが好きだったら、みんな読んでるとは思いますけれど。絵本ですね、羽が生えていて飛べる猫達のお話。……もんのすごい和めます。正直、まずお話自体が良いです。当然のことながら。

 更に、そこに加わるのが、村上さんの訳。これでもかというほど、村上さんの匂いが感じられます。けれどそれは、絵本を邪魔しておらず、むしろ絵の雰囲気を増幅させているような……そんな気持ちのよい訳をされています。文章の作り方とか、単語の選び方とか、話のつなげ方とか、もろに村上さんですが。

 これといって、猫が好きなわけでもないのに、コレといい猫村さんといい、ネコものの漫画や絵本、加えて小説などにはなぜかグイグイ引き寄せられます。……生の猫はどちらかというと、好きではない方なのにも関わらず。なぁーんか、心が和んでしまうんですよねぇ……これって、ネコ好きってことなのでしょうか、実は。

 「空飛び猫」は本当に良い絵本です。子どもにとっても、大人にとっても。いろんなことを考えさせられます、それと同時に、無条件に楽しめます。話の内容はネタバレなんで、しませんが、要するに飛べるんですよね、猫が。それに始まって、それに尽きます。

 続編も幾つかありますが、実はこんなに好きなのにまだ読んでいません。なんか、ちゃんと読みたいというか。自分にもすごく余裕があるときに、ゆっくり読んであげたい気がして……。そんな絵本です。村上春樹さんが好きであろうが、苦手であろうが、読んでみて欲しいですね。単純に、素晴らしいですから。

 なんで、今日コレを紹介したかというと、テレビでスチュアートリトルがやってまして(笑)。今日のグダグダなテンションを、かなりホグしてくれました。それでふと読みたくなったのが、コレだったんです。やっぱり、好きです、「空飛び猫」。是非、一見。

 さてやっぱそれでも、テンションは相変わらずそれなりに低いので、この辺で。うーん、なんだかなぁ……上手くいきません、いろいろ。こんな時は服のことを考えるのも良いですね。さ、メンズノンノ買いに行きますか。最近、出来が悪すぎるけれど……。     circus

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2006年1月26日 (木)

ポップミステリー

Dsc00531 なんだか、昨日書いた<プラリュ>のピラミッドの記事が、検索に引っかかるように反映されていないようで……。記事にはなってるので、いつも来てくれてる方は見てくれたと思いますが。引っかからないのももったいないので、今日の前置きで、ちょっと単語の補填を。是非、雑貨とかチョコ好きはプラリュのピラミッド、一度は見てみてくださいね。詳しくはは昨日の記事で。ホント、いいモノなんで。

 さて、本日は時間に少々余裕があったので、大好きな本をもう一度読んでいました。それが、画像のピンクの方。宮部みゆきさんの『ステップファザー・ステップ』です。ずうっと前の、「読み方を変える」という村上春樹さん絶賛の時も書きましたが、僕には三大作家がいます。「村上春樹」、「宮部みゆき」、「安部公房」です。

 宮部さんの書くミステリーは、すっごいポップなように思います。そしてかつ、人間的。宮部さん自身は、思いっきりゲームオタクな感じでデジタルですが。……まぁ、それはいいとして、どこかしら心温まる感じが好きなのです。ハートウォーミング。

 『ステップファザー・ステップ』は傑作で名作です。これほどまでに、ミステリーでありつつ感情が溢れ、ネタが分かっても幾度も読みたくなる、そんなのはありません。ミステリーたるもの、トリックやタネが大事……。けれど、はっきり言ってしまえば、この小説にはそんなもの関係ありません。とにかく世界観を楽しめる。言葉を楽しめる。……読後感はえも言われぬ心地良さです。

 簡単にレヴューをネタバレない程度にすると、ドロボーさんと双子の日々の生活ノミステリー。でも、どれも軽いわけでなく、しっかり事件してます。事件が起こる中での、ドロボーさんと双子の心の交わり、様々な葛藤、そして希望。コレ、是非ドラマ化していただきたい。そうとうな演技力が要求されますけれど。……どういう意味かは読んでのお楽しみで。

 これまでお堅いミステリーばかり読んでた方や、ミステリーを敬遠していた方に読んでいただきたい。こういうミステリーもありなんだよと。……いわば、こんな俳句もありなんだよと示した、俵万智の『サラダ記念日』のような感じで。もともと、宮部さんはデビュー作の『我らが隣人の犯罪』からして、こういうポップミステリーが巧い傾向がありますが、この手を書かせたら右に出る人はいない気がします。あくまで、主観。

 もう一冊が、ノーマルなミステリーで好きな『龍は眠る』。ノーマルっつっても若干SFチックですけど。僕は宮部さんの時代物は一切読まないことに決めているので、いわば現代モノでダントツに好きです。……もはや、人間ドラマですから、コレ。生きるって大変なんです、どんな人であろうと、どんなことがあろうと。そんな感じです。この本は終わりの文章がたまらなく好き。是非、一読を。

 『火車』とか『レベル7』とか『理由』とか、いろいろありますが『龍は眠る』には及びません。SFチックだから、絶対フィクションってわかるのに、他のどれより(ステップは除いて)リアリスティックで、臨場感があります。……次点は『魔術はささやく』です。コチラも終わりのほうが最高。もう、息が止まります、思考が駆け巡ります。それはミステリー的にでなく、倫理的で感情的に。おススメです。

 他にも、宮部さんは面白い小説ばっかり書いていますが、前述したとおり時代物は僕の肌には合いません。どーも苦手、話自体は面白いのですが、いかんせん読む気が起きません。時代ものなら、他を読みたいっていうか……。でも、とにかく宮部さんは素晴らしいです。『大極宮』でもわかるように、普段はフツーにゲームオタクな良い人だし。

 さて、どうしても本となると長くなりますが、まだまだ本当は書き足りません。それは、前の村上さんの時もそうでしたが。書き出すと、もっと書きたい、もっと書くべきことがあるのです。……一万字は軽く、もっと。ちなみに「安部公房」になると更に大変です。僕のいわば核ですから。それはいずれ……。

 更新はココまで。是非読んでみてくださいね、特にステップ。明日は、時間次第では代官山へブラブラっと行く予定です。A&Sやクロゼットに用があるんで。おいしいサンドイッチ、出来れば食べる時間があればいいんですけど……。     circus

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2006年1月 8日 (日)

ヴィジョナリーズ・スペシャリティーズ

Dsc00339 おやつに「萩の月」を食したのですが、もうヤバイですよ、帝王です、帝王。いや、お菓子界の覇者ですよ、ウマすぎ。僕はお菓子は結構好きなほうなので、おいしいものはいろいろ食べていますが、……何度食べても「萩の月」は秀逸。もはや仙台銘菓ではなく、日本銘菓でいいと思います。海外進出。だって、お茶のみでなく、紅茶、コーヒーにも合いますから、きっとアルコールにも。

 そういえば、一昨日の記事で今日からギャルソン・ワイズらのセールスタートなんて書きましたが、ワイズは今回日付違うんでしたよね……13とかだったか。ここんとこずっとギャルソンとワイズはセール・立ち上げ日程が一緒だったので、ついそのノリで書いてしまいました……、反省。間違えるなんて、お恥ずかしいことです。まぁ、今回は全く行くつもりは無かったので、関係は無いのですが。

 では今回はこちらを。遅ればせながら、ようやく買いました、『ビジョナリーズ』。ビジョネアじゃないですよ、……あれはあれで欲しい号がいくつかありますけど。それは置いといて、このビジョナリーズ、買いです。そうそうたるメンツのデザイナー達の軽い歴史とインタビューがまとめられているのですが、写真も交えてあって素晴らしい。マルタンマルジェラを除いて、みんなデザイナーの顔写真がちゃんと使われています。あんまりアップが撮られない川久保さんやジュンヤも。

 さて、そうそうたるメンツというのが、ほんと物凄いです。掲載順に、個人的な有名どころを挙げていくと、「アレキサンダー・マックィーン」、「ソニア・リキエル」、「マルタン・マルジェラ」、「三宅一生」、「フセイン・チャラヤン」、「ドルチェ&ガッバーナ」、「ヘルムート・ラング」、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」、「山本耀司」、「トム・フォード」、「川久保玲」、「ポールスミス」、「ジョン・ガリアーノ」、「渡辺淳也」、「ジャン・ポール・ゴルチェ」。もう、わけ分かりません、豪華すぎる。そりゃあ欲を言えば、エディ・スリマン、リックオウエンス、マーク・ジェイコブスとか、日本人なら高橋盾くらいは入れてくれても良かったのに……とも思いましたが、これのインタビューの行われた時には、どう考えてもまず無いですからね。

 内容はといえば、やはり人によってムラはあるものの(インタビューが多かったり、筆者の主観が多かったり)、大まかに言えば、どれも深からず、浅からずと言った印象です。でもでも、十分に面白い。興味引かれる部分は大いにありました。必読です、コレは。安いですしね、税込み2500円なり。

 さて印象に強く残ったのは、マックィーンとマルジェラ、ヴィヴィアン、耀司、川久保、ジュンヤです。言葉にものすごい説得力と強さが感じられました。けれど、それは無理やりなものでなく、極限的に合理的でかつ、人間的なもの。とても良い出来でした。

 ネタバレも含みますが、マルジェラが個人でなくメゾン、団体として回答したのは、まさに正しい行為だと思うし、ヴィヴィアンの話し方には才能があふれ出ていました。ヴィヴィアンは才能が溢れすぎていて、その溢れた形が服なのだと思いました、恐らく服以外に興味を持っていたとしても、どの分野であろうと革新的な、素晴らしいモノを作り上げていたのではないか……と。そして耀司は女性というものをとても愛していて、かつ女性というものにひどく優しいのだ、と感じたのです。ジュンヤはとても現代人です、やはり。それはいい意味でも、悪い意味でも。僕は彼の作る服は相当好きですが(特に女性モノ)、「彼があらゆる意味でトップに立てるか」と問われれば、僕の答えは限りなく……NOに近いです。ジュンヤには間違いなく服を作る、クリエイティブな才能があると思います、けれど、まだ何かが足りない気がしてなりません。……この本を通して、多くのトップに堂環境で触れることにより、そのことが伺えました。まぁ、まだ若いので、これからでしょうけど。そして川久保さんからはひとつ引用を。

 最近のファッションはマンネリ化が進んでいます。何人かのデザイナーは、60、70年代のレトロに焦点を合わせ、他の人たちは、いわゆるシンプルで着やすい、現実的な服にばかり固執しています。私はこれらのどのカテゴリーにも属さない、全く新しいことがやりたかったのです。そういうメッセージを伝える服をデザインしようと考えたとき、体が服に、服が体になるという考えが浮かびました。

 この言葉はすごいです。恐らく、トップデザイナーといわれる人たちは、多かれ少なかれ、みなコレを考えている気がします、気づいてるかは別として。「別に、レトロが悪いのでは無い。別に、シンプルが悪いのでは無い。ただ自分が、そうじゃなくあってみたいだけだ。そうじゃなく生きてみたいだけだ。」、僕にはそんな風に聞こえました。確かにギャルソンの服はギャルソンっぽさを感じることはあっても、なにか具体的な年代がうかんだり、何もないということは……ほとんどありません。あくまで主観ですが。なんとか風とか、昔っぽいとは思っても、具体的にはギャルソンとしか言いようがないというか……。それはギャルソンだけでなく、耀司やマルジェラ、ヴィヴィアンなどにも感じられることですが。

 マックィーンは単純に面白いです。この本の導入としては最適。硬くならずに読めるし、出来もいいです。

 写真が結構載っていますが、個人的に好きなショットは、マックィーンの横たわっている女性の写真と、表紙にもなっているヴィヴィアンのところの横たわっている女性のカット、そしてジュンヤの椅子?に座って遠くを見ている女性のカット。どれも服がまず素晴らしく、そして写真の構成も、色も、雰囲気もたまりません。買う予定の無い方も、是非この3枚だけは見てみていただきたいほど……。

 さて、長くなりましたが、それだけいい本ってことです。何度もいいますが、安いから、必読です。この値段でこのメンツのインタビューや写真はなかなか無いです、他には。

 あ、最後に、「服は芸術ではない」とみなが書いていました。もちろん例外はあるけれど、と。僕もそう思います、服は服です、モノです。芸術的な面はあっても、芸術そのものではないと思います。そういうことで、お開きに。     circus

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2006年1月 2日 (月)

アコガレ

Dsc00277 お正月早々、ユニクロに行くヤボ用があったのですが、すごいですね人が……。もううじゃうじゃいて、レジも6つくらい開いてるのに行列が出来ていました。世間はセールの騒ぎなようで、知り合いの話によると、伊勢丹の地下の並びは駅の都営の改札近くまで伸びていたそうです。きっとメンズ館もすごかったんでしょうね……、周りを巻いて、違う建物まで伸びたんじゃないでしょうか……(昨年はそうだった記憶が)。

 今年もセールはいろいろDMが来ていますが、どこも買いに行かない予定です。各ギャルソンもヨウジも、ハリランもその他もろもろも。……なぜかというと、来期欲しいものがたっぷりあるせいです。なんせ、来期はスニーカーだけでも当たり期なのですから。ギャルソンプリュスではベロスリッポンに無地とんがり、ジュンヤでは紐なし裏返しジャックパーセルに、路面でGスニーカー、そのうえスピングルムーブベロも出るらしいですし……他にも実は欲しい靴(スニーカーばっかりじゃアレなんで)があるので、靴だけで馬鹿みたいに金が飛んでしまいます。ちょっと絞っていかないと……。

 プリュスのベロ物はちょこちょこ買いたいので、それもいつもよりかかりますし……。ライセンス代か知らないけれど、若干価格が上がってる気がします。絶対欲しいのはワンポイントベロ・ピンクシャツに古着加工スウェット。これはもう、ガチですよ(あくまで買えたら)。ついでに赤青ベロジャケが買えたらいいです。うーん、他のとこでも結局買うわけなので、メガネだのバッグだの言っているから、セールなんて見てられません……。見に行ったら、絶対2~3着何かしら買っちゃうので……。じっとしてます。

 さてセールは置いておいて、今回は「クウネル」を。画像のが最新の「クウネル」なのですが、これ、久々にいいです。隔月なのですぐ新しいのが出ちゃいますけど。クウネルは創刊したときから一応全部見ていて、中の記事とか写真が良いときは買っています。ここのところは、あんまりいいのがないなぁと思っていたら……最新号がグッジョブ! まず、表紙からして良い。絵の雰囲気がツボです。つい手がのびる。

 けれど、表だけではありません。中身も久々に良質です。パリの特集なのですが、街の写真もお店の人とかの写真も、すごくほのぼの出来ます。無理をしてない写真というか、自然。それは恐らく、撮られているものとか、人とかが無理をしていないからだと思うのですが、……気持ちいいです。クウネルは毎回そういうことを心がけて撮っているように思いますが、今回のはそれが大成功しているように感じます。それでは一枚だけ、写真の写真なので上手く撮れてませんが……。蚤の市のワンカット。行きたくなります、非常に。そしてこの人のはいている靴が、なんかやたらかっこ良い。

Dsc00286 写真だけでなく、パリ特集では他も面白いです。パリにおけるマナーを、たぶん表紙を書いた人と、同じ人が描いた絵付きで説明していたり、パリの小さなスポットをほのぼのと解説しています。

 いやー憧れますね、パリ。というか海外。すっごく行きたいです。このクウネルを見ると、やっぱりパリに行きたくはなりますが、行きたいところは盛りだくさん。タイにインド、ネパールにバングラデシュ。ロンドンにスペイン、シアトルに北海道、京都……国内じゃないか! まぁ行きたいです。そしてなにより行きたいのは、我が憧れの国、ドイツ。もう、ちっさい頃から、ドイツ大好き。人も服装も名前もプロダクトも。なんか無骨な感じなんだけど、実はすごく洗練されている感じとか、大雑把なようですっごくセンシティブな感じとかが……他の国には無いですよね。いっそ住みたい。

 ま、関係ないことはいいとして、もちろんパリは憧れです。街並みもそうですが、死ぬまでに絶対にパリコレを見に行きたいのです。あの華やかなショウを一度は拝見したい。

 あら、またクウネルからそれましたが、今回のクウネルはパリ特集以外も面白いです。心温まる、身も温まるような記事ばっかり。その中でも素晴らしかったのは、毎回買わないときでもここのチェックだけは欠かさない、「エブリデイ・マイ弁当」のコーナー。これに今回載っている、戸梶祐子さん(いや、一般人ですけど)のまあるいいお弁当が最高。……はっきり言って、完璧です、個人的に。これといって珍しいものが入ってる訳でもないのに、すごく食べたくなります。この人、絶対お弁当作りの才能があります。僕がお弁当を作るならば、こんな感じが目標です、まさしく。

 クウネルは本当に良い雑誌と思いますね、毎回は買いませんけど。僕が「青空洋品店」を知ったのも、クウネルです。「青空洋品店」については、いつか次にまた行ったときに、ブログでお話しますが、稀に見る狭いのに魅かれるお店です。そこに行ったおかげで、ふんわりした良いこともあったりしました。それもこれも、クウネルのおかげってことですよね……、言うなれば。

 ところで、クウネルが創刊して、ナチュラルなスローライフが定着してきたものの、今はちょっとパクリ雑誌が増えすぎな気がします……。それでも面白いものが出来ていればいいのですけど、なんか「ゆるければいいんでしょ」みたいなものが多くて困ったものです。更には、この前目撃した、創刊したばかりのナントカって雑誌なんて(タイトル忘れちゃいました…)、表紙の文字とか構成とかが、まるっきりクウネル。なんだかなぁ……って感じです、それでいいんですか、と。そんな雑誌作って、楽しいですか?と聞きたいくらい。

 結局、いつものように激長になりましたが、要するにスローライフ系雑誌では「クウネル」は秀逸ってことです。あっ、前に書いた「アルネ」ももちろんそういう系統ですが、別次元で良いですから。両方、おススメ。だまされたと思って、一度見てみてくだされ。

 それではこの辺で。そういえば、検索でたどり着く人がほとんどですが、ようやくヒット数?が増えてきました。微量ですけど、嬉しい限りですー。この調子で、がんばっていこうと思います。ネタの少ないこの時期ですが(セール行かない宣言したので)、定番含めなるべく良い物、事を書いていきたいと思っております。     circus

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2005年12月31日 (土)

思い返し

Dsc00242 一年最後の日ということで、軽くこの一年を振り返ろうと思ったりします。けれど、普通に振り返ってもアレなので、今年買って良かった物、買って微妙だった物を挙げて、振り返ろうかなと。

 まずは買ってよかったモノを。一つ目は画像のこれ。色が上手く出てませんが、綺麗なオレンジです。コムデギャルソンシャツのダブルジップジャージ。これはすごい着ましたねー。兄に墨汁を付けられるというハプニングを乗り越え、必死にがんばってくれました、ありがたや。……コレ、なんともデザインが秀逸。シンプルだけど、その中でサイドのメッシュが気持ちいい。そして、ジャージ織りのくせに、素材はほぼコットン。ポリじゃありません。だから、微妙にごわごわ、でもそれもまた良し。値段はまぁ、ジャージの割に高かった気もしますが、春秋と十分な活躍をしてくれたので、本当に買ってよかった。ジャージといえば、秋に素材感がアップデートされたコムコムのジャージを欲しかったのですが、欲しい色のサイズがLまでで断念。Lでも入るのですが、丈にもう少しゆとりが欲しかったので……来期も多分ジャージは出るでしょうから、そっちで狙います。

Dsc00249 続いては、もはやミュージックプレイヤーのど定番ipod。ずーっと欲しかったのを、ついに今年決断して買いました。というのも、nanoが出たから。これまでのipodもダメではないのですが、いまいち欠点ばかり見えてしまって、買うにはいたりませんでした。大きさだとか、容量とか、色とか。その総てをnanoは解決してくれました、感謝。ちなみに、僕のは黒の4Gですね。

 僕はちょっとだけ音質を上げて、ぶち込んでいるのですが、それで650曲くらい入ります。まぁ、日常では十分ですか。けれど、わがまま言うと、音はやっぱり良くは無いです。何が悪いかといえば、何より意図的なノイズ音の表現が悪すぎる。レスポールのジャリっとした部分とか、テレキャスのカッキンカッキンの音とか、ドラムの割れまくった音とかが物足りません……。ストラトとか他楽器の伸びやかな音は割合表現できていると思うのですが。ほんとに我が侭ですね、外でコレだけの量を聞けるなら、文句は言うべきじゃないかもしれません、反省。

 あと他に今年買って良かった物は、ワイズのコートとか、ギャルソンオムのジップ縮絨やチェックネル、プリュスのボンディングスニーカー、コムシャツのカラフルロンTなどが服ではありますか。もっともっと、馬鹿みたいにたくさん買ってるわけだけど、愛着強いのはこの辺かと(やっぱり秋冬のほうが思い返しやすいな)……。オムのジャージ縮も秀逸ですしね。 あとは今年の初めに買った、白山のクリアセル。結局ずーっとかけていた気がします。適度に変な感じで大好き。 あとはコルソの吉田製バッグは良かった。……小物でいくと、まずはプレミニⅡ。今までで最高の携帯です。あとはクラフトのボーンチャイナカップ、……それと根津に行ったときに、蛇道にお住まいの見知らぬおじいちゃんからもらった、竹とんぼですね。根津には目的あって行ったのですが、それはまた次に行ったときにブログで。

Dsc00255 さてさて、それでは次は買って微妙だった物ですね……。まずはダントツにこれです。ギャルソンオムの秋冬、サイド切り返しの鮮やかなブルーシャツ。正直、見た目は大好きだし、着心地もタイトで悪くないので、ものすごいお気に入りなのは確かなのですが、何故か2回しか着ていません、買ってから。バカです、マジで。なんか着るものを選ぶときになると、好きなのにはずしちゃうんですよね……なんででしょう? うーん、買わなくても良かったかも。でも春に着るかもしれませんしね……ていうか無理やり着よう。

 でも実は、僕はこんなのが多いです。買ったものの、好きなのにあんまり着ないってのが。じゃあ買うなよって話なのですが、無理な話ですよねぇ……好きなんですから、一応。まぁ、浪費家にありがちですね、この悩みは。

Dsc00258 そしてコレ。買って無駄ではありませんでしたが、今思うと、コレの前にシュアーのインナーイヤホンにしとけばよかったな……、と。バング&オルフセンのヘッドフォンです。音は申し分ありません。特にバイオリン等のクラシック弦楽器の伸び具合は、最高です。その分エレキの強さはもう少し欲しいですが。また、オープンなのに音漏れしないのは素晴らしい。クランプ圧が強いからでしょうね。

 見た目は最高。これ以上にスタイリッシュで完成しているヘッドフォンは他にありません。だから買って後悔ってことは無いのです。でも実用性にかける……だって、髪にワックスつける時はヘッドフォンしないですから。もっぱらイヤホン。そんなこんなで、結局コレは家で活躍とあいなっています。でも家には家用のまた音がすごい素直に出る、ソニーの密閉ヘッドフォンがあるだけに……微妙です。そして今となっては、ボーズのクワイエットコンフォートのほうがやっぱり欲しいです……。コレ買うときにも迷いましたが、あの消音感は他に類を見ませんから。電車の中で眠るためにも便利ですし。

 さて他に微妙なのは……あ、ブラジルカラーのフットスケープ。買ってしまったから履いてはいますが、もうちょっと待って、単色グリーンでなくレザーにしとけばよかったと後悔。または、むしろアトモス別注のレインボーエアマックス95にしとけば……まぁこちらは兄が買ってしまったので、被るのも嫌だったのですが。服では、コムシャツのナイロンブルゾン……大好きだけど、エンジ色のナイロンジャケットのほうが使えたかも、って思ったり。そして、ヤンコムのポロ。めちゃくちゃ着たけど、黒のほうが良かったかも。

 小物でも失敗はありますやね。森美術館で買ったバンブーグラス。結局使い道は小物入れになってしまいました……カウブックスの牛さんがごろっと入っています。いや、牛さんは大事にしてますよ、かわいいから。あとは雑誌の買いすぎ。昔から月に5~6冊は買ってるのですが、今年は多いときで10冊は買いました。雑貨物から生活物、メンズ物にレディス物、かまわず惹かれたら即買いしてました……。いやー、たまる溜まる、雑誌の山が。来年はもっと立ち読みを駆使して、買うのはいつもの定番だけにします。つもり。

 うーむ、ざっと買い物お振り返りましたが、悪くないですね全体的に。失敗といってもかわいいもんだし。来年は今年よりももっと買って、もっと満足したいと思っております。とりあえず手をだしたいのは、「アンドゥムルメステール」、「アランミクリ」、「ソニアパークさんご推薦物」ってところで。

 来年は良い年になる予感がするので、今日は今年にしっかりサヨナラを告げたいと考えています、きれいさっぱり。まずは手始めに紅白を非難しまくります、見ますけど。ちょっと言わせていただくと、みのもんたって時点で過去最低。次に、出る歌手の選別が悪すぎ、ユーミンや山崎、ドリカムなどは注目ですけど。そして予想通りのスマップ大トリ、途中で「世界に一つだけの花」も歌手全員で歌うそうなので、スマップの番組かよ、と。タイトルをいっそ、「スマップスマップ特別編」にしろよってさえ思います。……と文句いいつつもしっかり見ます、伝統ですから、捨てるわけにはいきません。日本の心です、この番組はまだぎりぎり。少なくともやらせの格闘技よりは。

 それでは、流石に夜は恐らく更新しないので、今年最後の更新、終りです。まだまだ未熟なブログですが、見てくださっている方(これからもよろしくお願いします)、そして検索で偶然たどり着いてくれてる方(最近急増してきたので、嬉しい限りです)、どうぞ良いお年をってことで。あと、8時間半。     circus

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2005年12月28日 (水)

限定なんて言わずに

Photo 北海道出身だったり、よく北海道に旅行に行くという人は知っているかもしれません。みやげ物のスナック菓子なのに、脅威のおいしさを誇る、「じゃがポックル」です。これ、ほんとに絶妙でウマイのですよ。

 要するにポテトな訳ですが、なんだろう、「マックのポテトといわゆるポテチを合わせて、ちょっと紳士的にした」、そんな感じです。わかりづらいか。結局、フライドポテトです。でも、ハマる。普通のポテチは塩っ辛いだけで嫌とか、マックのポテトは油が染み込みすぎてて嫌とか言う人には、直球ど真ん中です。いつでも美味しく食べられるフライドポテトなのです。

 何がそれほどすごいのか、はっきりしたことはアレですが、僕の中では3つのポイントが。まず、塩加減。これが絶妙なんです。一本食べるとそれはそれで満足できる塩の付き具合で、かつ、何本も連続で食べると、またそれはそれであっさりと口が痛くならず食べてしまえる。ああけど、食べすぎは塩分の取りすぎにつながるので、注意ですが……。そして次が食感。さっくさくなんです、さっくさく。ザクッでも、バリッでもなく、サクッです。これは最高。ラストのポイントがジャガイモの匂い。普通のポテチとかはなんだかんだで、本物のポテトの匂いはしないのですが、ポックルはする、ジャガイモの匂いが。それは無類のジャガイモ好きの僕には、たまりません。

 さてそんな「じゃがポックル」ですが、北海道限定なのです。しかも個数もすごい少ない。無くなり次第終了。こんな美味しい物、なんで全国販売してくれないのか……。コストの問題とかはそりゃああるでしょうけど。作って欲しいなぁ……。うちでは知り合いが北海道土産として買ってきてくれるのですが、ありがたいのです、マジで。全国販売あればなぁ……頼みますよ、カルビーさん!! さて今、そうなの?と思われた人もいるかもしれませんが、そうなのです、コレを作っているのはカルビーなのです。つまり、ポテチと一緒のところ。けれど、明らかに味は違う。カルビーの底力って感じですね、ポックル。コンソメダブルパンチとかいらないから、これ作れよって言いたい。

 10パックで1000円ちょいだったか、値段はうろ覚えですが、それなりの値段がしますよね。ポテチより全然高い。けど、全然ウマイ。北海道に行く予定がある人は、絶対買って帰ってきて食べたほうが良いです。友達が行くって時は買ってきてもらったほうがいいです、空港とかに売ってるらしいので。おススメジャンクフード。

 さて話はうって変わって、今日、大江健三郎さんに会いました。まぁ、バイト先に来たってだけですが、ノーベル賞の人が目の前にいるってのは、不思議な感じがしました。遠いような、近いような。だって、すんごいただの品のいいおじいちゃんですもん、あの方。実際気づいてない人もいたくらいで。まん丸メガネはよく似合っていましたが。

 見たみなさんは、なんかとっても喜んでいたのですが、僕はそんなに。そりゃあ、「うわっ、健ちゃんだ」とは思い、接客はしたかったですけど。正直、ほかの作家のほうがいいです。村上春樹とか、土屋賢二とか、今は亡き、ノーベル賞を本当は大江の健ちゃんの前に取れるはずだった、安部公房とかの方が。そんなこと言っても始まりませんけど。いや、けど大江さんも人は良さそうでしたよ、だからどうしたって話ですが。

 うーむ、明日は忘年会なるものがあります。ま、それなりに楽しめればいいです。過度な期待は一切しません。とりあえず、シメはカルアミルクで。これはガチ。     circus

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2005年12月25日 (日)

うちにも……。

4838715951 ため息がでるほど、和むことが出来る漫画です。漫画って言っても、ゆるいです、マジでゆるいです。「きょうの猫村さん」。書いてるのは鉛筆一本でだけだし、もともとはネット上で一日ひとコマの連載で進んでいたもんだし、なにより表紙からしてギャグだし。もうとりこです、たまりません。

 猫村ネコというネコが、家政婦としておつとめをする日々を綴った漫画なのですが、もう総てがツボ。まず猫村さんはすげー仕事が出来るし、けど猫だからごろんと寝転んじゃう。てきぱきと動けるのに、鼻歌は意味不明。「はあぁ~。シャボンが目にしみいる~」、うわーメロディー知りたい。すごく人情家なネコな上に、お料理上手。これに出てくる「ネコムライス」は絶対食べたい、絶対おいしいハズ。

 そんな猫村さんの日々は本当に大変で、謎の多い、漫画の癖にあまりにリアリスティックな家庭におつとめ。そんな中でも奮闘し、家族を良い方向に持っていっている猫村さんに感動です、面白すぎて。犬のことをわんこと呼ぶところなど、最高の面白さです。

 絵がゆるいのもぴったり合っていて、いつでも眺めたくなるのです。眺めているうちに気持ちもかなり、リラックス、つーかゆっるゆる。気持ち良いのです。買ったのは10月くらいだったかと思いますが、もはや今年ベストワンの称号をあげれるほどです。

Dsc00208  いやいや、最も素晴らしいのがコレ!! たてむすびですよ! たて結び。すっごいやる気満々できゅっとエプロン締めると……必ずたてむすび。爆笑です。こんなの反則です。この後姿にたてむすび、グッときます。

 うーん、猫村さん、うちに来て欲しい。切実に。来てくれたら毎日楽しすぎて、笑い死ぬかもしれません。いえ、確実に笑い死にます。

 まだ見たことの無い方、絶対見てみた方がいいです。はまったら、もうけです。極限の和みが待っています。

 さて、更新はここまでとして、新たにブログのリンクを増やしました。あちらからもリンクしていただいている「徒然書店」さん。恐ろしいほどの量と速さでモノを買ってらっしゃる「稲妻ブログ」さん。そしていつもチェックしている「UNUBORE」さん。どこのブログも面白く、良いブログだと思います。参考にさせていただいております……。んで、リンクはもちろん勝手にやっちゃったので(事後報告で許可は取りたいと思っていますが……)、ご了承を。まぁ、褒めてるわけだから問題ないですよね、……ポジティブ。

 きょうは仕事先にチーズケーキを持っていきました。一部除いておおむね喜んで頂けたので、こちらも嬉しかったです。ヨハンは、やっぱいいですね。クリスマスも、イベントとしてはいいですね。     circus

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2005年12月23日 (金)

ストーンズ・コンバース・スピード

00010f  服ネタ続きになってしまってアレですが、今月号のHUgEが面白かったので、服ネタとあいなりました。今更って感じですが、画像は06S/Sのコムデギャルソンオムプリュスのコレクションです。ローリングストーンズのリップ全開な訳ですが、買います、多分。狙いはこちらの黒に赤青ベロのジャケット。これは着れないなんて声も聞こえてますが、……僕にとってはどツボです。他にはジャケットとしては、紫に染めてある化繊のジャケも良いですね。

 ところでHUgEにも写真が載ってましたが、ベロのスリッポン。これは買いです、もしかしたら無地のバージョンも含めて大人買いかも(ベロ白は絶対買います)。スニーカーだらけになっちゃいますね……。あと狙いは、ベロのいろんな生地のパッチワークパンツ、ベロワンポイントのピンクストライプシャツ、Tシャツが良ければ……って感じですか。あー、楽しみですねぇ来期。今季の出来がうだつのあがらないモノだっただけに、期待が大きいです。あ、勿論エバグリのドッキングもチェックはしますけれど。

 楽しみと言えば、来期のオムも楽しみです。毎回、結局一番多く買うのはオムなだけに、良いと助かるのですが……。スタンドカラーのブルゾンとか出てくれれば……無いか。オムの何が好きかって、あの気取らないで面白い服が着れるってとこですよね。プリュスだと、どうしてもちょっとだけ力が入ってしまうと言うか……なんかリラックスしづらい感じで。それはヨウジも一緒。だから普段着として多く着るのは、自然とオム中心になってしまいます。

 さてヒュージの話題に戻って、またスニーカーが良い。ジュンヤのジャックパーセル。裏返して縫って染めてるだけなんですが、やたらサックスブルーに魅かれます。無性に欲しい、けど馬鹿みたいに高い。ジャックパーセルに3万越えは無いでしょうよ、普通。しかももうすぐ4万ですからねぇ……買ったらバチがあたりそう。……なんて言いつつ、有馬記念次第では買うかもしれません。

 それと、ギャルソンシャツも特集されてました。意外と地味なものばかりでのスタイリングで、まるで今季のプリュスかと思いました。白シャツとかはやっぱり値段相応な気はしないので、買わないと思いますが。買うのはフレペポロくらいでしょうかね、ジップタイプの。フレペはもともと好きだし、こういうアレンジは好きです。まぁ、もういいよって食傷気味な感もありますけれど。ただ、僕は夏はポロシャツ着まくりなので、毎年3~4枚は買います。だからそのうちの2枚くらいはコムシャツでもいいかな、と。

Dsc00176 そして、もう一つ目玉の記事が「スピード・コムデギャルソン」ですね。もうとっくに情報はありましたけど(ウェブ上でも)、これは嬉しいです。中には、「何でもコラボしやがって、この商業主義が」なんて反対する人もいるでしょうが、……僕は大歓迎。だって泳ぐのも楽しいほうがいいでしょ、良い水着で、好きなゴーグルで。市松模様やドット、そしてレタリング柄と出るようですが、ドットとレタリングで悩みますねぇ……、まぁレタリングを買いますけど、たぶん。そしてゴーグルは絶対買います。ゴーグルって今までどうでも良い扱いだったんですが、こういうなんか決め手があると買うのに決めやすくて良いですよね。さてさて、立ち上げから出てくるのかはちょっと疑問ですが(やっぱ時期ものですからね)、出たら真っ先に青山へ買いに走りますわ、とりあえず。これからのためにゴーグルも水着も買いだめするかも。だって、一回で終わるかもしれませんしね……ギャルソンの場合。

 と言うわけで、他にもジュンヤのジャケが載ってたりとまさにギャルソン尽くしだったわけですが、今月のヒュージは結構いいものばかり載っていたと思います。ランチのジーンズとか、クリスヴァンアッシュのインタビュー、アンドゥムルメステールのペイントシューズ(もうちょい安ければ、即買いなんですけどねぇ……)とか、ほかもろもろ。普段ファッション雑誌なんて買わねぇ、という方にも面白いかと。たまには買ってみてもいいでしょ。ハイファッションとかも面白いですけど、あれはオタク向けですから。買ってますけど。

 ということで、なんか服の話題、もといギャルソンの話題ばかりになりましたが、やっぱり僕は好きです、ギャルソン。ワクワクしてしまいますものね、とても。さてさて、本来書くつもりだったネタを押してまで書いた服ネタ。この辺にしておきましょう。他の方は、来期はどこに期待ですか?     circus

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2005年12月22日 (木)

ナチュラル

Dsc00141 今日は、髪を切りに池袋へ行ってきました。池袋という街はあまり好かないのですが、池袋にあるところどころはお気に入りだったりします。その代表が、このジュンク堂書店さんです。他にもイルムスとかアディダスショップとか、良いところ自体はあるんですが、どうもねぇ……なんか池袋はしっくりきません。

 さて、それで何故ジュンク堂さんがお気に入りかと言いますと、理由は幾つかありまして。まず、でかい。でかすぎです、ありがとうございます。ホントもう、ここにくると退屈しません。あらゆるジャンルが網羅されているし、在庫もしっかりあるので、いつ行っても読みたい本がある、欲しい本がある。ただ図体だけでかいって訳ではないんですよね。そこがまず何よりも素晴らしい。

 次に、やっぱり椅子があること。僕は絶対に座って読んだりはしないのですけど、座って読んでいる人がいるおかげで、立ち読みの罪悪感がゼロに等しくなります。だから、欲しい本を選別しやすい、じっくり選べる。これも大きな利点ですね。欲しい本をかたっぱしから買えるもんではないですからね。

 そして会計制度。まとめて一階で出来るのは良い。もちろん、払うときにもいっぺんに払えて嬉しいのですが、それよりも、本を選んでいるときに「カバーは?」とか「袋は?」とか雑音が入らなくて済むのが良いのです。レジのピピっていう音も、耳障りですからね、何気に。静かに本を買いたいですよ、うん。

 あとは雰囲気。図書館みたいな感じが最高です。某○○○屋書店は小学校の図書室みたいで嫌だし、神田の○省○さんは圧迫感があるし……。だから、ジュンク堂さんくらいがちょうどいいのです。手が伸ばしやすい。あ、それとバックナンバーが豊富ってのもありました。モノマガジンとか旅行人とかあるのはとてもプラスです(特に旅行人なんて珍しいですから……、昔からあれは面白い。昔は近くに出版社がありました)。

 なんかジュンク堂さんの回し者みたいなべた褒めになりましたけど、それ位好きです。これからもお世話になりますよ、きっと。でも他にも好きな本屋さんはあります。古本とかも。それはまた今度。

Dsc00158 そんなジュンク堂さんで本日買った本は、こちら。今でこそたくさんの書店で大きく扱ってくれていますが……昔は隅っこでしたよね。アルネという雑誌です。すごく良質なライフ雑誌です。ページ数でいえば大したことないのですが、充実しています。雑誌の持つ雰囲気にぴったり合った記事の連続で、ツボな人ははまります。

 僕がこれを買い出したきっかけは、コムデギャルソンがよく特集されるというのもありますが、何より僕のライフスタイルにぴったりだったからです。ここで紹介される食べ物とかも前から好きだったり、お店にしてもそう。もうど真ん中なんですよね……大橋さんが。

 大橋歩さんが仕切って作っているのですが、いいですよね、楽しそうで。僕もいつか大橋さんみたいに、「大変なことはあっても、自由に暮らしていけたらな」なんて思っています。

 今回の特集はよしもとばなな。ごめんなさい、苦手です。でも内容はまさにギャルソン一辺倒で良かった。別に、なんら目新しいことが書かれていたわけでは無いけれど、それでも何故か面白い。それだけギャルソンも大橋さんの文章も好きなんでしょうねぇ……。

Dsc00153_1 なんだかんだで、全部買ってますわ、アルネ。大きさに対しては高いんですけど、それでも買っちゃう。ちなみに500円とかです、一冊。いやーどの号も好きですね。別冊も買ったりしてしまっているのですが、それも勿論良い。

 今、ふと手にして思ったのですが、紙の質感も悪くないですよね。正直、安い紙な気もしないでもないでが、中のナチュラル感ととても合っていて、それも魅力なんだなと感じました。

 まだ見たことが無い人はぜひチェックしてみて欲しいです、アルネ。おススメは第一号とか、表紙がアイスクリームのものとかコーヒーのものとか。個人的には柳宗理さんのが好きですが。

 今日は一回だけの更新とあいなりましたが、そのかわり写真も文字も多目ってことで。それにしてもブログを見てもらうにはどうしたらいいんでしょうねぇ……コメントもらうのとかも。疑問ばっかりです。とりあえずは続けていくしかないけれど……。これにて。     circus

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2005年12月20日 (火)

読み方を変える

Dsc00127 村上春樹さんは、僕にとって文章の師みたいな感じです。言い回しや、構成の仕方は参考にしまくりです。もちろん面識など皆無ですけど。要は大好きということですね。とりあえず手に届くところにあったのを並べて撮りましたが、当たり前のようにまだまだあります。文庫で買うのがほとんどなのですが、それには理由があります。まずは金銭面のこと。やはり高校生とかのころに、ハードカバーを買っていく余裕はなく、文庫ですませてました。それともう一つの理由が、「いつでも読めなければならない本たち」だからです。それには文庫が良い、軽いし、かさばらないし。

 ところで画家のときと同じように、作家にも三大作家がいます、勝手に。こちらの「村上春樹」、ミステリーの鬼「宮部みゆき」、そして最大限に尊敬している「安部公房」です。どの方も繰り返しよく読むし、影響は大きいのですが、最も読み影響を受けるのは、村上さんです。文体のなめらかさとシャープさ、喩えの妙に心地良さ、登場人物の愛くるしさに憧れ、全てが気持ちいいのです。初期と現在では、文体の面でも、思想の面でも、やはりそれなりに変わってはいますが、本質と言うか、奥にある何かオーラのようなものは、全く変わっていないように感じます。みずみずしさも。

 村上さんの小説を読むと暖かくなります。そして青春を羨ましく思います。また多くの世界と人物に憧れます。そういうのがやめられません。寝る前に「1973年のピンボールを読んだり」、ふと朝方に「カンガルー日和」を読んだり、電車の中で「ダンス・ダンス・ダンス」にふけったり、もはや生活の一部に春樹さんの文学はあります。いつも読める、いつでも読みたい、そんな感じ。

 特に好きな作品は、長編では「ねじまき鳥クロニクル」、「ダンス・ダンス・ダンス」、「海辺のカフカ」、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」、「羊をめぐる冒険」などです。僕は変わり者なのか「ノルウェイの森」は全く好みません。どうしても、読み返す気がおきませんね……。短編集では「カンガルー日和」に「神の子どもたちはみな踊る」がツボです。とくに蜂蜜パイは永遠の名作です。読んだこと無い人は絶対読んだほうがいいです。素晴らしき話。春樹堂さんでも人気ありますね、ここはお世話になってます、良いサイト。

 ところで、また多くの作品を読み返そうとしてるのですが、ちょっと今までとは読み方を変えようと思っています。特に素晴らしいと思える表現のところに、チェックを入れていくことにしました。チェックだらけになる作品も有りそうですが……。こうすることにより、自分の中により多くの色を吸収したいと思っているわけです、はい。これまでは流れるままに読んでいましたから。進歩……ですか、少なくとも僕にとっては。

 さて、何から読み返そうかな……、やっぱり「風の歌を聴け」からかなぁ、いやでもダンスが読みたい。ピナ・コラーダを飲むユキが読みたい。その後はねじをまくとして……。     circus

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